東北地方を中心にパチンコホール事業を展開するニラクが、新潟市南区の特別養護老人ホーム「しなの園」にパチンコ1台、パチスロ1台を寄贈し、体験会が開かれました。
「デイサービスのアクティビティに使いたい」というしなの園のニーズに応え、今回の寄贈の実現に至りました。老人保健施設へのパチンコ台の寄贈は、新潟県初の試みです。
なぜデイサービスのアクティビティにパチンコなのでしょうか。
これには、娯楽をつくることで利用者のコミュニケーションを円滑にするという狙いがあるのです。
それについて「しなの園」の柏崎理事長は、「利用者にパチンコで豊かな表情になってもらいたい」と述べました。
介護職員は日々が単調にならないように工夫を凝らして、日々のアクティビティを考えます。しかし毎日アクティビティを考えるとなると苦労する人も多いかもしれません。
そこで、単調な日々を送るより刺激があった方が利用者の表情も豊かになるでしょう。
また、パチンコ台を置いておけば、職員の手が空かないときでも、利用者自身で娯楽活動を楽しめます。
利用者にパチンコやパチスロで遊んでもらい、利用者同士のコミュニケーションのきっかけになったら素敵ですね。
パチンコは指の運動にもなります。パチンコはレバーを握ったり、ひねったりして玉を弾きますよね。
この「ものを握る」「ものをひねる」という動作は、理学療法士によるリハビリにもよく用いられている運動なのです。
高齢になるにしたがって筋力は衰えていきます。特にものをひねる運動は難しくなることが多く、ドアノブを開けたりペットボトルのふたを開けたりといった動作ができなくなることが増えます。
パチンコ導入は、コミュニケーションを円滑にさせ、筋力低下を抑えることにも繋がっているのですね。
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