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老人ホームのイベント

老人ホームでできるお花見アイデア集│室内・外出それぞれで楽しむ方法

老人ホームのイベントで季節に関係する内容のものをおこないたいと考える人もいるでしょう。なかでもお花見は春を代表するイベントなので、老人ホームのイベントに最適です。 しかし、お花見をする際には外出先の下見をする必要があったり、入居者の体調や身体状況に考慮したりと注意点が多くあります。 この記事では、外出せずに室内で楽しむ、お花見レクのアイデアや、外出先でお花見を楽しむ方法を紹介します。また、お花見をする際の注意点やメリットも解説しますので参考にしてください。 この記事を読めばこれがわかる! 老人ホームでできるお花見イベント・レクリエーションがわかる! お花見をおこなう際の注意点がわかる! お花見のメリットがわかる! 「外出しない」お花見レクのアイデア5選 老人ホームでもお花見ができます。 お花見は代表的な季節のイベントであるため、参加したいと思う入居者も多いです。しかし、外に出て桜を見に行くお花見では、寝たきりなどで外出が難しい入居者は参加できない可能性もあります。 外出をするのに問題のない入居者であれば心配はありませんが、要介護度の高い入居者にはその入居者に合った内容のイベントにする必要があります。すべての入居者が楽しめるように工夫して計画を立てましょう。 さまざまな理由で外出が難しいと判断した場合には、室内でお花見を意識したレクリエーションをおこないましょう。外出しないでできるお花見レクの内容は主に以下です。 料理・お菓子つくり 桜にちなんだ工作 俳句・川柳大会 カラオケ大会 クイズ大会 それぞれ詳しく見てみましょう。 料理・お菓子つくり お花見にちなんだ簡単な料理を入居者と作ってみましょう。 季節の食事は、思い出を引き出したり春の味わいを楽しんだりと脳に良い刺激を与えられます。また、料理やお菓子つくりは手先を動かすので脳トレや認知症予防にもつながります。 お花見レクにおすすめの料理・お菓子は以下です。 ちらし寿司 三色団子 桜餅 練りきり お花見弁当 おにぎり 料理・お菓子つくりをする際には、お団子を丸めて串にさすだけ、材料をお弁当箱につめるだけ、など誰でも簡単に参加できるように下準備をしておくのがおすすめです。 桜にちなんだ工作 お花見を意識して桜にちなんだ工作をしましょう。工作は手先を使ったり、彩りを考えたりするので脳の活性化が期待できます。 桜にちなんだ工作は例えば以下です。 桜の吊るし飾り 貼り絵で壁に桜の木を作る 水彩画で桜の絵を描く 折り紙 工作する物は廊下や食堂などの共有部に飾る壁面用や個人の部屋に飾れる小物がおすすめです。 俳句・川柳大会 俳句・川柳大会は高齢者に人気のレクリエーションです。お花見や桜、春などテーマを決めた俳句・川柳大会をしてみましょう。 5・7・5の音に合わせて言葉を考える俳句や川柳は脳の活性化にも最適です。また、俳句・川柳を作りながら情景を思い描くことも脳に良い刺激を与えます。 俳句・川柳を出し合ったら、最後に参加者の投票で最優秀を決めても盛り上がるでしょう。 カラオケ大会 カラオケも盛り上がるレクリエーションのひとつ。大きな声で歌うカラオケは気分もリフレッシュできるのでおすすめです。また、歌うことで喉の筋肉が鍛えられ、誤嚥防止にもつながります。 お花見、春、桜などをテーマにしたおすすめの曲は以下です。 さくらさくら 茶摘み 春の小川    春が来た リンゴの唄 せんせい 野に咲く花のように クイズ大会 花見や桜、春などにちなんだクイズを集めたクイズ大会をしてみましょう。個人戦や団体戦にして、得点を競ってみるとより盛り上がるかもしれません。 おすすめの花見や桜、春などにちなんだクイズは以下です。 桜のはなびらは何枚でしょう?(答え:5枚) 桜の花がデザインされている硬貨は何円の硬貨?(答え:100円玉) 立春から春分に吹く強い風は何という?(答え:春一番) 筍のアクを取り除くために使えるものは何?(答え:米のとぎ汁) 三色団子のピンク色は太陽・桜、白色は白酒・雪、では緑はなにをあらわしている?(答え:よもぎ) 桜は何科の植物?(答え:バラ科) 桜の花言葉は何?(答え:精神の美、優雅な女性、私を忘れないで) クイズ大会で出題するクイズは、◯×や三択など、入居者に合わせて難易度を下げることもできます。 「外出」するお花見アイデア4選 外出に心配のない入居者は外出してお花見をしましょう。 お花見で外出した際、外出先でできるおすすめのレクリエーションは以下です。 散歩 フォトコンテスト 写生大会 桜の花びらキャッチ それぞれ詳しく見てみましょう。 散歩 お花見として散歩をしましょう。「お花見をしに行く」と言っても、必ずしも遠出をする必要はありません。施設の近くで短時間であれば、入居者にも大きな負担をかけずに楽しめます。 自力で移動が必要な散歩は長時間できないため、施設の近隣に桜が咲いている場合におすすめです。 フォトコンテスト お花見に行った先で写真撮影をして、フォトコンテストを開いてみましょう。シャッターを切るだけで記録できる写真はどの高齢者も気軽に楽しめます。 カメラは本格的なものではなく、使い捨てのインスタントカメラやスマートフォンのカメラなど簡易的なもので良いです。 また、撮った写真は現像して施設に飾っても良いですし、スライドショーにして後日みんなで楽しむこともできます。 写生大会 お花見に行った先で風景を見ながら写生大会をおこなうのもおすすめです。 絵の具など本格的な道具でなくても、クレヨンや色鉛筆など握りやすく描きやすいものを利用するのが良いです。絵を描く作業は集中力や手先の機能向上につながります。 桜の花びらキャッチ 桜の木の下で桜の花びらキャッチをしてみましょう。桜の花びらキャッチとは、紙コップを利用して落ちてくる桜の花びらをキャッチするゲームです。 高齢者がおこなう場合は転んでしまう可能性もあるので、座ったままおこないましょう。また、風が強い日などは難しい可能性もあるので、臨機応変にゲームの内容を変えるのが良いです。 桜の花びらキャッチで取れた花びらを後日押し花にするのもおすすめです。 お花見は家族と一緒に楽しめる 施設のイベントでお花見を計画した際には、入居者の家族にも声をかけてみるのもおすすめです。入居者の家族にお花見をすることをお知らせし、具体的な予定が立ったら案内状を送るなど連絡をしてみましょう。 お花見での様子を写真撮影し、後日現像して配ると入居者、家族ともに喜ばれます。 外出でお花見をする際の準備と注意点 外出してお花見をする場合、何日も前から下見などの準備が必要です。 外出でのお花見をする際の準備は主に以下です。 入居者の体調の確認 トイレの確認 駐車場の確認 天候の確認と中止の場合の案 持ち物 それぞれ注意点とともに見てみましょう。 入居者の体調の確認 外出してお花見をする際には入居者の体調を確認することが大切です。 入居者によっては、今回のお花見イベントが久しぶりの外出の場合もあります。また、4月はまだ肌寒い気温だったり、逆に思ったより暑くなったり、風が強かったりと気候の変化が激しい時期です。 入居者のささいな体調の変化も見逃さず細心の注意を心がけましょう。医師や看護師がいる施設の場合はしっかりと連携を取りましょう。 トイレの確認 外出してお花見をする際は、外出先のトイレの場所、トイレの中の様子などを事前に下見して確認しましょう。 外出する前にトイレを済ませるのも大切ですが、それでも会場に着いてからトイレに行きたくなる人は必ずいます。 お花見会場のトイレの下見をした際には以下の項目を確認しましょう。 スタッフが一緒に入れる広さか 車椅子が入れる、または、置いておけるスペースがあるか 手すりがあるか また、公衆トイレはほかの人も利用するので、男性用トイレに女性スタッフが入って介助するなどはできません。お花見に一緒に行く入居者とスタッフの男女のバランスも気をつけましょう。 駐車場の確認 車の移動が必要な場所へお花見をしに行く際には、外出先の駐車場の場所も確認しましょう。 駐車場を確認する際には主に、以下の点に注意しましょう。 駐車場と桜を見る予定の場所がどれくらい離れているか 桜を見る場所までの道は車椅子でも通れるか(幅、道の舗装など) 車を停める場所には車椅子を広げるスペースがあるか また、車の乗り降り、運転にも注意しましょう。車での移動は入居者にとって負担になる場合があります。例えば、普段あまり車に乗らない入居者にとっては、車に酔いやすかったり、振動が不快だったりする可能性も。車に乗っている間もしっかりと入居者の様子を把握しましょう。 天候の確認と中止の場合の案 外出するお花見イベントを計画した際には天気の確認をし、中止の場合の案も考えておきましょう。 お花見の予定の日に悪天候であれば行けませんし、桜の開花の時期はそれほど長くないため、一度タイミングを逃してしまうと次の計画を立てている間に花が散ってしまうこともあります。 そのため、外出するお花見の予定日をあらかじめ何日か、多めに設定しておくのがおすすめです。 また、室内でもできるお花見にちなんだレクリエーションを考えておき、中止の際には施設内でお花見レクを楽しみましょう。ゲームやカラオケをするのも良いですし、お花見用のお弁当やお菓子を用意して少しでもお花見の気分を味わえるような工夫をするのも良いです。 持ち物 お花見に持って行くのにおすすめの持ち物は例えば以下です。 施設と繋がる携帯電話 タオル 毛布・ひざ掛け 折りたたみの椅子 飲み物とコップ ビニール袋・ごみ袋 レクリエーションに必要な道具 老人ホームでお花見を開催するメリット 老人ホームのイベントでお花見を開催するメリットは主に以下です。 季節を感じられる 五感を刺激できる 身体や頭を動かす機会になる 外出をする機会になる コミュニケーションを取る機会になる それぞれ詳しく見てみましょう。 季節を感じられる 春は気候も暖かくなってきて、自然とワクワクする季節。お花見は春を感じるのにとても良いイベントです。 春は入居者にとって印象深い出来事がある場合が多いです。例えば、重度の認知症の人が認知症の症状により普段は季節も答えられなくても、桜を目の前にすると「春」としっかり答えられるといった場合もあります。 季節の変わり目を感じるイベントは入居者の気分をリフレッシュさせてくれるでしょう。 五感を刺激できる お花見は肌で季節を感じられるので入居者の五感を刺激できます。 満開の桜を眺めたり、春の暖かい風を感じたり、美味しいお花見料理・お菓子を食べるなどの刺激は入居者にとって良い刺激です。普段あまり反応のない入居者も、お花見による五感の刺激で穏やかな表情や笑顔を見せる場合もあります。 身体や頭を動かす機会になる お花見のイベントやレクリエーションは入居者にとって身体や頭を動かす良い機会です。 例えば、料理・お菓子つくりでは手先を動かしますし、クイズでは脳と頭を使うので、楽しみながら入居者の達成感や集中力の向上ができます。 お花見を通してみんなで楽しみながら、健康を維持しましょう。 外出をする機会になる 外でお花見をするイベントは入居者が外出する良い機会になります。 入居者は施設内でのレクリエーションやリハビリの機会はあっても、外に出る機会はそれほど多くありません。しかし、お花見のイベントでは入居者を外に連れていけます。 外出するイベントは、施設内で長い時間を過ごす入居者にとって良い気分転換になります。 コミュニケーションを取る機会になる お花見は、入居者同士やスタッフと普段とは違ったコミュニケーションを取る良い機会になります。 入居者の中には、施設内ではあまり話をしない人や集団にはあまりなじまない人もいます。しかし、桜を見る機会があると自然と「どこの桜がきれいか」などの話で盛り上がったり、得意の歌を披露したりという場合もあります。 また、入居者の家族などに参加してもらうとコミュニケーションの輪はより大きくなり、とても楽しく、にぎやかなイベントとなります。 よくある質問 老人ホームで開催するお花見はどんな内容がありますか? 老人ホームでおこなうお花見には、室内でできるお花見レクと外出するお花見があります。お花見の外出先でできるおすすめのレクリエーションは「散歩」「フォトコンテスト」「写生大会」「桜の花びらキャッチ」があります。 室内でもおこなえるお花見レクリエーションはありますか? 外出しないで室内でできるお花見レクには「料理・お菓子つくり」「桜にちなんだ工作」「俳句・川柳大会」「カラオケ大会」「クイズ大会」があります。 老人ホームでお花見をおこなうと入居者にとって良いことがありますか? 老人ホームのイベントでお花見を開催するメリットは「季節を感じられる」「五感を刺激できる」「身体や頭を動かす機会になる」「外出をする機会になる」「コミュニケーションを取る機会になる」という5点があります。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームで開催するお花見はどんな内容がありますか?", "acceptedAnswer": { ...

2024/03/01

老人ホームでのカラオケ人気曲│レクリエーションの目的・効果も解説

老人ホームで定期的におこなわれるレクリエーション。その候補に「カラオケ」もよく挙がります。 声を思いきり出すカラオケは、入居者にとってストレス発散や認知症予防など、さまざまなメリットがあります。入居者の思い出の曲や歌いやすい曲を選んで、みんなで楽しみましょう。 この記事では、老人ホームでのレクリエーションでおこなうカラオケの人気曲を紹介します。選曲のポイント、カラオケの効果や注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。 老人ホームでのカラオケの曲選びのポイント 老人ホームでおこなわれるレクリエーションのカラオケでは、選曲のポイントに以下が挙げられます。 思い出の曲 歌いやすい曲 季節に合う曲 それぞれのポイントを見てみましょう。 思い出の曲 老人ホームのカラオケでおすすめの選曲に「思い出の曲」が挙げられます。曲選びに悩んだら、まずは入居者が「懐かしい」と感じる曲を選んでみましょう。 知らない曲をかけても、入居者に「歌いたい」気持ちは起こりません。みんなで楽しめる雰囲気を作るためには、入居者が知っている曲をかけることが重要です。 例えば、「ふるさと」や「赤とんぼ」などの童謡。小さい頃に誰もが歌った思い出があり、当時の思い出や情景、家族との触れ合いなどを懐かしむことができます。 また、入居者の多くが若い頃に流行した、昭和の人気ヒット歌謡曲も老人ホームのカラオケでは喜ばれます。特に、東京オリンピック、大阪万博などで日本中が盛り上がった時代の曲は、懐かしみながらみんなで一緒に口ずさめるでしょう。 歌いやすい曲 老人ホームのカラオケで、入居者に喜ばれる曲に「歌いやすい曲」も挙げられます。歌いやすい曲は、昔よく耳にした昭和の定番歌謡曲や演歌がメインとなるでしょう。 歌いやすい曲には懐かしい曲ばかりではなく、流行している曲もあります。テレビやラジオなどでよく流れる曲やドラマの主題歌は、耳にすることも多く、入居者に喜ばれることもあります。懐かしい曲から流行している曲まで、バランス良く取り入れるのがおすすめです。 また、昔の曲は「当時のつらい思い出がよみがえるから」と嫌がる方もいます。そういった場合には最近の曲を選ぶことで皆が楽しめるようになります。 季節に合う曲 老人ホームのカラオケの選曲では「季節に合う歌」もおすすめです。四季折々の風物詩を歌詞に取り入れたものは、その季節ごとの思い出や情景を思い浮かべることができます。 季節ごとの思い出や情景を思い浮かべて想像力を働かせることは、気分の安定やリラックス効果があり、入居者にとって心と脳に良い影響を与えてくれます。 老人ホームでのカラオケの人気曲 曲選びのポイントを踏まえて、老人ホームのカラオケの人気曲を紹介します。こちらで紹介する曲は、主に歌謡曲や童謡です。 下記のジャンルに分けて紹介します。 明るい曲 心に染みる曲 デュエット曲 童謡 季節に合う曲 それぞれ見てみましょう 明るい曲 東京ブギウギ(笠置シヅ子) 憧れのハワイ航路(岡晴夫) 三百六十五歩のマーチ(水前寺清子) 青い山脈(藤山一郎) 上を向いて歩こう(坂本九) こんにちは赤ちゃん(梓みちよ) 世界の国からこんにちは(三波春夫) 心に染みる曲 川の流れのように(美空ひばり) 愛燦燦(美空ひばり) 東京だヨおっ母さん(島倉千代子) リンゴの唄(並木路子) 見上げてごらん夜の星を(坂本九) せんせい(森昌子) 瀬戸の花嫁(小柳ルミ子) 津軽海峡・冬景色(石川さゆり) デュエット曲 3年目の浮気(ヒロシ&キーボー) 恋のバカンス(ザ・ピーナッツ) お座敷小唄(和田弘とマイナスターズ&松尾和子) 男と女のラブゲーム(日野美歌&葵司朗) 二人は若い(ディックミネ&星玲子) 別れても好きな人(ロス・インディオス&シルヴィア) 銀座の恋の物語(石原裕次郎&松村旬子) いつでも夢を(橋幸夫&吉永小百合) 童謡 七つの子 ふるさと どんぐりころころ  仰げば尊し 線路は続くよどこまでも 季節に合う曲 春  さくらさくら 茶摘み 春の小川    どこかで春が   荒城の月   夏 海 われは海の子 こいのぼり  かもめの水兵さん 七夕さま 秋 赤とんぼ とんぼのめがね 虫の声 ちいさい秋みつけた  夕焼け小焼け 冬 冬の夜  冬景色 家路 たき火   レクリエーションでカラオケを歌うメリット 老人ホームのレクリエーションでカラオケをおこなうことによって、入居者にメリットがあります。 主には以下の3点です。 ストレス発散になる 認知症の予防になる 自然に体を動かせる それぞれ詳しく見てみましょう。 ストレス発散になる カラオケを歌うことは、ストレス発散の効果があります。 感情表現が苦手な人も、歌うと笑顔になることがあります。歌うことによって気持ちがリラックスするからです。沈んでいるときやイライラしているときも、ネガティブな感情を癒す効果が期待できます。 カラオケを歌うと日常のストレスもスッキリと解消し、気持ちが穏やかになるでしょう。 認知症の予防になる カラオケを歌うことは、認知症の予防にもつながります。 認知症の方でも懐かしい曲やリズミカルな曲を聞くと、思わず歌ったり手拍子をしたり、体を揺らしたりすることがあります。 また、下記のような行動は脳に良い刺激を与えます。 歌詞を読んで声に出す 耳で聞いた歌を声に出す 自分の歌の音程に注意する リズムを意識する カラオケでは脳のさまざまな部位が活性化し、脳に良い刺激を与えられます。脳が活発に働くことによって、認知症の予防効果が期待できるでしょう。 自然に体を動かせる カラオケを歌うことによって、意識せずに自然に体を動かすことができます。 大きな声で歌うと心肺をしっかり使うこととなり、大きな呼吸につながります。つまり歌うことは、年齢を重ねると落ちていく心肺機能を維持することに役立つのです。 また、身振り手振りで歌うことにより、さまざまな身体機能が活性化することが期待できます。 レクリエーションでカラオケをおこなう際の注意点 老人ホームのレクリエーションでカラオケをおこなう際には、以下の項目を意識しましょう。 参加したくなる雰囲気作りをする 多くの人が楽しめる選曲をする 感染症対策を万全にする それぞれ詳しく解説します。 参加したくなる雰囲気作りをする 老人ホームのカラオケでは、入居者が積極的に参加したくなるような雰囲気作りが大切です。 例えば、入居者に歌いたい曲や聞きたい曲のリクエストをもらったり、会場の飾り付けなど本番の準備のお手伝いをお願いするのがおすすめ。実際に企画に参加してもらうことによって、雰囲気が盛り上がりやすくなります。 レクリエーションの目的は、入居者の健康維持や身体機能の強化、心身のバランスを保つことにあります。そのため、強制的に参加させるようなことは避けましょう。 多くの人が楽しめる選曲をする 老人ホームのレクリエーションにはさまざまな年代の方が参加します。入居者の中で親子ほどの年齢の差があることも珍しくありません。 そのため、特定の世代だけが知っているような選曲をすると、一部の入居者はカラオケを楽しめなくなります。入居者が参加できない・楽しめないと感じると孤立したり不安を与えてしまいます。できる限り偏りなく、すべての入居者の世代を考慮して選曲しましょう。 感染症対策を万全にする 多くの入居者が参加するレクリエーションでは感染症対策にも注意が必要です。特に新型コロナウイルスやインフルエンザなどは、抵抗力の低い高齢者には危険な感染症のため、細心の注意を払いましょう。 主に、以下の点に注意しましょう。 体調が悪い人は無理に参加しない 手洗いと手指のアルコール消毒をおこなう 飛沫がほかの人に飛ばないように、1メートル以上の距離を取り、横並びに座る 歌っている人から2メートル以上離れる マスクをつけたままで歌唱・会話をおこなう 使用するマイクやリモコンなどの機器はその都度、消毒する 換気をコンスタントにおこなう 入居者にアルコール消毒してもらうのはもちろん、使用する椅子やテーブル、マイクやリモコンなども消毒しましょう。特にマイクは使用するごとに消毒すると良いでしょう。 また、大きな口を開けて歌うので、飛沫が飛ばないように十分な距離を取る、横並びに座るなど入居者同士の間隔にも注意が必要です。 さらに定期的な換気で空気を入れ替え、マスクを着用しましょう。 よくある質問 老人ホームでのレクリエーションでおこなうカラオケで歌う曲を選ぶポイントはありますか? 老人ホームでおこなうカラオケの選曲のポイントは主に3点あります。まずは「思い出の曲」。入居者の皆が知っている曲なら皆で楽しめます。ふたつ目は「歌いやすい曲」。懐かしい曲から流行している曲までバランス良く取り入れるのがおすすめです。みっつ目は「季節に合う曲」。季節ごとの思い出や情景を思い浮かべる曲は、気分の安定やリラックス効果があり、入居者にとって心と脳に良い影響を与えてくれます。 老人ホームでカラオケをおこなうと入居者に良い効果がありますか? カラオケをおこなうことによって、「ストレス発散になる」「認知症の予防になる」「自然に体を動かすことができる」など、入居者にとってメリットがあります。歌は日常のストレスもスッキリと解消してくれます。また、脳に良い刺激を与えるので、認知症の予防効果も期待できるでしょう。カラオケで大きな声で歌うことは心肺をしっかり使うことにもつながります。 老人ホームでカラオケをおこなう際の注意点はありますか? 老人ホームのレクリエーションでカラオケをおこなう際には、「参加したくなる雰囲気作りをする」「多くの人が楽しめる選曲をする」「感染症対策を万全にする」という点を意識しましょう。老人ホームのカラオケでは、入居者が積極的に参加したくなるような企画を提案することが大切です。老人ホームのレクリエーションには様々な年代の方が参加するので、すべての入居者の世代を考慮した選曲にしましょう。また、カラオケで使うマイクやリモコンなどを消毒したり、定期的な換気で空気の入れ替えをおこない、感染症対策にもしましょう。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームでのレクリエーションでおこなうカラオケで歌う曲を選ぶポイントはありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2023/09/15

老人ホームでおこなう秋のレクリエーションを紹介

【11月】老人ホームでの秋のレクリエーション7選

11月は、ほかの月と比べ大きなイベントがなく、老人ホームのスタッフの方も「どんなレクリエーションをしたら良いかな?」などと悩んでいることでしょう。 そんなスタッフの方向けに、この記事では、11月に老人ホームでおこなう秋のレクリエーションを7つ紹介します。 入居者の方に、秋を感じてもらいたいと考えているスタッフの方は、是非、参考にしてみてください。 入居者が秋を感じられるレクリエーション7選 施設での生活は室温や湿度が管理され、快適に過ごしやすい反面、季節感を感じる機会が少なくなってしまうものです。以下では、入居者が秋を感じられるレクリエーションを7つ紹介しています。 スポーツの秋には「秋の曲に合わせてダンス」 ダンスは、身体を動かすことで、脳への刺激や運動不足の解消につながり効果的です。「ちいさい秋みつけた」「赤とんぼ」などの童謡に簡単な振り付けを加え踊ることで、入居者の方も秋を感じられることでしょう。 芸術の秋には「どんぐりや落ち葉で工作」 どんぐりや落ち葉を使って工作をするのも秋のレクリエーションにおすすめです。どんぐりでコマを作成したり、落ち葉を大きな模造紙に貼り付けて巨大なアートを創作したりするのも良いでしょう。 食欲の秋には「さつまいもを使ってスイートポテト作り」 秋の旬とも言えるさつまいもを使って、入居者の方と一緒にスイートポテト作りをするのはいかがでしょうか。入居者の方には、材料を混ぜるなどの簡単な作業を担ってもらうと良いでしょう。 文化の日には「書道」 文化の日には、書道をおこない完成した作品を展示して文化祭を開催するのも一案です。書道は、高齢者の方にとって馴染みのある文化です。そのため、レクリエーションとして喜ばれるのはもちろんのこと、集中力の向上やリハビリ効果も期待できます。 勤労感謝の日には「職業にまつわるクイズ大会」 勤労感謝の日には、職業にまつわるクイズ大会をおこなうのも良いでしょう。誰もが知っている簡単なクイズはもちろんのこと、少し難しい問題を出題するのも面白いかもしれません。 また、クイズは答えを導き出そうと脳が刺激を受けるため、脳トレに効果的です。 脳トレには「将棋」 11月17日が「将棋の日」であることにちなんで、将棋大会を開催すると良いでしょう。将棋はとにかく集中力が必要な競技です。集中することで脳に良い刺激を与えるのはもちろんのこと、他者との対戦でコミュニケーションの活性化にもつながります。 また、将棋が詳しくない人向けに解説者を設けるのも一案です。 見て楽しんでもらうには「紅葉狩り」 11月は紅葉の見頃を迎える場所が多いため、近くに紅葉のスポットがある場合は、紅葉狩りを楽しむのも秋を感じられる手段のひとつです。 また外出が難しい入居者の方のために、パソコンやタブレットなどで紅葉が有名な観光地を調べ、プロジェクターに映して楽しむことも良いでしょう。 地域住民との交流も喜ばれる 地域の子どもたちやボランティアの方を招待して合唱などの披露をおこなっている施設も多いです。特に元気な子どもたちとの交流は、入居者の方の笑顔が増えたり活動量が増加したりと、良い刺激となるでしょう。 ただし、団体を招待する際は「手洗い・うがい」「アルコール消毒」「換気の徹底」など念入りにおこない、感染症対策を怠らないようにしましょう。 レクリエーションをおこなうときの3つのポイント レクリエーションをおこなう際には、入居者の方の状態を考慮することが大切です。以下では、レクリエーションをおこなうときの3つのポイントをまとめました。 入居者全員が参加できるように配慮する 入居者の方の身体状況に合わせてさまざまな工夫をしましょう。耳が悪くなっている方には大きな声ではっきりと話すことを心がけたり、目が見えづらい方には文字を大きく書き遠くからでも見やすくすることが大切です。 また、レクリエーションに参加できていない入居者の方には「一緒にやってみませんか?」などと声かけも必要ですが、参加するもしないも本人の意思を尊重しましょう。 入居者の体調の変化に気をつける 入居者の方の体調の変化には常に気を配っておかなければいけません。空調調節や換気、こまめな水分補給などを忘れずにおこなうことで、入居者の方の異常を見逃さないようにしましょう。 入居者が楽しめる企画をおこなう レクリエーションは、入居者の方のためで、参加者全員が等しく楽しめる企画ではないといけません。「退屈だった」「内容がよくわからなかった」という気持ちにさせないように、一人ひとりの身体状況に合わせた企画をおこなうことが大切です。 11月のレクリエーションに関するよくある質問 レクリエーションをする目的は何ですか? レクリエーションは生活にメリハリをつけ、認知機能や身体機能を活性化する効果があります。また、ほかの入居者とレクリエーションを通して交流を深めることで、寂しさや孤独感を軽減させ生活の質を向上させます。 11月におこなわれるレクリエーションはどんなものがありますか? 「紅葉狩り」や「秋の食材を使ったおやつ作り」など施設によって内容はさまざまです。入居者の方が季節感を感じられるレクリエーションをおこなうことが大切です。 レクリエーションをおこなう際に気をつけることはありますか? 「入居者全員が参加できるように配慮する」「入居者の体調の変化に気をつける」「入居者が楽しめる企画をおこなう」といったことに気をつけながらレクリエーションをおこないましょう。3つのポイントを押さえることで、入居者の方も楽しい1日を過ごせることでしょう。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "レクリエーションをする目的は何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2022/09/22

おすすめのレクリエーションや仮装、喜ばれる料理を紹介

老人ホームでのハロウィン|おすすめのレクリエーションや喜ばれる料理を紹介

老人ホームでのハロウィンで「どんなレクリエーションをすれば良いかな?」「仮装はした方が良いかな?」「かぼちゃ料理のほかにおすすめの料理はない?」などと迷っている老人ホームスタッフの方も多いのではないでしょうか。 そんなスタッフの方向けに、この記事では、老人ホームでのハロウィンでおすすめのレクリエーションや仮装、喜ばれる料理をご紹介します。 ハロウィンの日に入居者の方に楽しい時間を過ごしてほしいと考えている老人ホームスタッフの方は、是非、参考にしてみてください。 老人ホームでのハロウィンでおすすめのレクリエーション ハロウィンでは、かぼちゃやお化けなどを連想させるレクリエーションがおこなわれるのが一般的です。以下では、ハロウィンにおすすめのレクリエーションをまとめました。 折り紙でかぼちゃやお化けづくり ハロウィンにちなんで、折り紙でかぼちゃやお化けづくりをすると季節感が出て良いです。完成した作品をホーム内の天井や壁面に飾ると、楽しい雰囲気を演出できるでしょう。 また一方で、入居者の方にとっては、自身の作品が飾られていることに嬉しく感じるという効果も期待できます。 ハロウィンクイズ 「ハロウィンは何月何日でしょうか?」といった簡単なクイズはもちろんのこと、「何故ハロウィンで仮装をするのでしょうか?」といった難しい問題を出題してみるのも面白いかもしれません。 ただ、今の高齢者世代でハロウィンイベントに馴染みのある方は少ないです。そのため、概要を説明した上でクイズを開始すると良いでしょう。 ボウリング ボウリングはルールも簡単で、レクリエーションの中でも非常に人気があります。ハロウィンでは、ピンに飾り付けをしたりボールをジャック・オー・ランタンにしたりすることで、たちまち雰囲気が出ます。 また、足を使ったキックボウリングにすれば座ったままでもできるので、入居者の方も安全に楽しむことができます。 ジャック・オー・ランタンで福笑い ハロウィンには、ジャック・オー・ランタンの顔をつくる福笑いをするのも良いでしょう。パーツが目・鼻・口と非常に簡単なので、入居者の方に楽しんでもらえます。 またチーム戦にして、どのチームが上手く顔をつくれているかを競うと面白いですね。 ジャック・オー・ランタンとは? ジャック・オー・ランタンは、アイルランドやスコットランドに伝わる鬼火のような存在です。現代ではハロウィンの日に、悪霊を追い払うための魔除けの火として広まっています。 また、アイルランドの民話「さまようジャック」の話と結びついて、ジャック・オー・ランタンと呼ばれるようになったとされています。 .point { position: relative; border: 3px solid #f08d18; margin-top: 40px !important; } .point::before { background: #f08d18; content: "POINT"; color: ...

2022/05/11

老人ホームでの敬老の日|盛り上がるレクリエーションと注意点

老人ホームでの敬老の日で「どんなレクリエーションをしたら良いかな?」「レクリエーションのとき何を注意すれば良いんだろう?」などと考えている老人ホームスタッフの方も多いのではないでしょうか。 そんなスタッフの方向けに、この記事では、敬老の日に入居者が「参加できる」、「見て楽しむ」レクリエーションと注意点をご紹介します。 敬老の日に、入居者の方に楽しい1日を過ごしてほしいと考えている老人ホームスタッフの方は、是非、参考にしてみてください。 敬老の日に入居者が参加できるレクリエーション 入居者の方に参加してもらうレクリエーションは、全員が楽しめるようなものを取り入れましょう。以下では、入居者の方が敬老の日に参加できるレクリエーションをまとめました。 ダンス ダンスは、身体を動かすことで、脳への刺激や運動不足の解消にもつながり効果的です。そのため取り入れている老人ホームも多いです。「炭坑節」や「きよしのズンドコ節」など、入居者が知っている曲に合わせて振り付けをつけると良いでしょう。 歌を唄う 参加者全員で、昔流行した歌や童謡を唄うこともおすすめです。知っている歌であれば楽しんでもらいやすいですし、声を出して唄うことで呼吸機能の維持や改善、リラックス効果も期待できます。 クイズ大会 スタッフがクイズを出して盛り上がることも多いです。誰もが知っている簡単なクイズはもちろんのこと、少し難しい問題を出題するのも面白いかもしれませんね。 また、「47都道府県故郷クイズ」などはいかがでしょうか。その土地の名産・景勝地など、ひとつの都道府県内での地元にまつわるクイズも良いかもしれません。 ビンゴ大会 ビンゴはルールも簡単で、座ったまま参加できるレクリエーションの中でも非常に人気があります。敬老の日では、普段は出ない景品などを用意するのも良いです。何が当たるかわからないドキドキ感は、ビンゴ大会をさらに盛り上げることでしょう。 敬老の日に入居者が見て楽しむレクリエーション 身体を動かしたりみんなで盛り上がってゲームをするのは少し苦手…という入居者の方には、観客になってもらい、老人ホームのスタッフやボランティアの方が得意なものを披露するのもおすすめです。以下では、入居者の方が見て楽しめるレクリエーションをまとめました。 お芝居 知っているストーリーでも身近なスタッフが役を演じることで新鮮さが生まれ、入居者の方も楽しんでくれるでしょう。 また、お芝居を選ぶときは、「桃太郎」などの誰もが知っている昔話はもちろんのこと、入居者の方に馴染みのある「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」といった時代劇もおすすめです。 マジックショー マジックショーも盛り上がるレクリエーションのひとつです。市販のマジック道具を使用することでプロのようなマジックが簡単にできます。「なんで?」という驚きは脳の活性化にもつながり、良い刺激を与えます。 また、衣装をマジシャン風にしてみるなど演出を工夫するのも良いかもしれません。 二人羽織 日本の伝統芸能である二人羽織も入居者の方に喜んでもらえるレクリエーションです。失敗している様子をオーバーにリアクションすることで、入居者の方の中で笑いが起き、場も盛り上がりやすいです。 また、笑うことは身体機能の維持・改善につながるとされているので、入居者の方が笑顔になるレクリエーションは積極的におこなっていきたいですね。 地域住民による合唱 敬老の日では、地域の子どもたちやボランティアの方を招待して合唱などの披露をおこなっている施設も多いです。特に元気な子どもたちとの交流は、入居者の方の笑顔が増えたり活動量が増加したりと、良い刺激となるでしょう。 家族サプライズや手紙なども喜ばれる 事前に家族の方に協力してもらい、メッセージ入りのビデオレターや老人ホームでも使えるタオルやコップなどのプレゼントを持って登場する、サプライズ的なレクリエーションも大変喜ばれます。 また、家族だけでなくスタッフから感謝の気持ちを込めた手紙を渡すのも、敬老の日にはぴったりです。入居者の方の若々しさを称えたり、家事のお手伝いなど日頃の感謝について一文入れたりすることで、今後の活力にもなるでしょう。 敬老の日は、国民の祝日に関する法律によると「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としているようです。 敬老の日にレクリエーションをおこなうときの3つのポイント レクリエーションをおこなう際には、入居者の方の状態を考慮することが大切です。以下では、敬老の日にレクリエーションをおこなうときのポイントをまとめました。 入居者全員が参加できるように配慮する 入居者の方の身体状況に合わせてさまざまな工夫をしましょう。耳が悪くなっている方には大きな声ではっきりと話すことを心がけたり、目が見えづらい方には文字を大きく書き遠くからでも見やすくすることも大切です。 また、レクリエーションに参加できていない入居者の方には「一緒にやってみませんか?」などと声かけをし、全員が参加できるように雰囲気づくりをするのも重要です。 入居者の体調の変化に気をつける 入居者の方の体調の変化には常に気を配っておかなければいけません。空調調節や換気、こまめな水分補給などを忘れずにおこなうことで、入居者の方の異常を見逃さないようにしましょう。 入居者が楽しめる企画をおこなう 敬老の日のレクリエーションは、入居者の方のためで、参加者全員が等しく楽しめる企画ではないといけません。「退屈だった」「内容がよくわからなかった」という気持ちにさせないように、一人ひとりの身体状況に合わせた企画をおこなうことが大切です。 老人ホームでの敬老の日に関するよくある質問 敬老の日にはどんなレクリエーションをしたら良いですか? 入居者の方に参加してもらうレクリエーションは、「ダンス」「合唱」「クイズ大会」「ビンゴ大会」などが挙げられます。また、身体を動かすのが苦手という入居者の方には観客になってもらい、「お芝居」「マジックショー」「二人羽織」などを楽しんでもらうのも良いでしょう。 レクリエーションをおこなうときにどんなことに注意したら良いですか? 入居者全員が参加できるように、大きな声ではっきりと話すことを心がけたり文字を大きく書き遠くからでも見やすくしたりすることが重要です。また、空調調整や換気、こまめな水分補給も大切です。 敬老の日にはスタッフから何をあげた方が良いですか? スタッフからは感謝の気持ちを込めた手紙を渡すのも良いでしょう。手紙には、入居者の方の若々しさを称えたり、家事のお手伝いなど日頃の感謝について一文入れたりすると良いでしょう。

2022/05/09

老人ホームでのお月見で盛り上がるレクリエーションを紹介

老人ホームでのお月見|おすすめのレクリエーションと料理を紹介

老人ホームでのお月見で「何か良いレクリエーションはないかな?」「団子のほかにおすすめの料理はない?」などと迷っている老人ホームスタッフの方も多いのではないでしょうか。そんなスタッフの方向けに、この記事では、老人ホームでのお月見でおすすめのレクリエーションと料理をご紹介します。 お月見の日に、入居者の方に楽しい1日を過ごしてほしいと考えている老人ホームスタッフの方は、是非、参考にしてみてください。 お月見でおすすめの老人ホームでのレクリエーション 各老人ホームでは、お月見に合わせて団子やうさぎ、月などを連想させるレクリエーションがおこなわれるのが一般的です。以下では、入居者の方がお月見で楽しめるおすすめのレクリエーションをまとめました。 折り紙でうさぎや月づくりお月見に関する歌を唄うクイズ大会地域住民との交流 これらのレクリエーションがおすすめな理由について、詳しく説明していきます。 折り紙でうさぎや月づくり お月見では団子やうさぎ、月などを折り紙でつくるといったレクリエーションをおこなうのも良いでしょう。出来上がった作品は、老人ホーム内の壁面などに飾ることで雰囲気も出ますし、入居者の方も自身の作品が飾られることで嬉しくもなり、また季節感も感じられます。 クイズ大会 スタッフがお月見にちなんだクイズを出して盛り上がることも多いです。誰もが知っている簡単なクイズから難しい問題まで出題するのはもちろんのこと、問題の答えにちょっとした雑学を紹介するのも、意外な発見があって面白いかもしれませんね。 また9月であれば、「萩の花」など季節ごとの植物の話題も喜ばれるのではないでしょうか。 お月見に関する歌を唄う お月見にちなんだ歌を唄うのも季節感が出て良いでしょう。「荒城の月」「朧月夜」「炭坑節」などが唄われることが多く、ゆっくりとした曲調で入居者の方も歌いやすいのが特徴です。 また声を出して唄うことで、呼吸機能の維持や改善にも効果的です。 地域住民との交流 お月見では、地域の子どもたちやボランティアの方を招待して合唱やダンスなどの交流イベントをおこなっている施設も多いです。普段は接する機会のない方との交流は生活環境に良い刺激を与え、気分転換も図れます。 お月見におすすめの料理 お月見の日に「どんな料理を提供したら良いのかな?」と迷われている老人ホームスタッフの方向けに、以下では、入居者の方が喜んでくれるおすすめのお月見料理をまとめました。 月見団子栗ご飯・さつまいもご飯けんちん汁 これらの料理がおすすめな理由について、詳しく説明していきます。 月見団子 お月見と言えば、月をイメージしてつくる月見団子は欠かせません。つくる際は、入居者の方と一緒におこなうのもおすすめです。手を使って団子をつくることで脳にも良い刺激になるだけでなく、みんなでつくったということが達成感につながり、普段よりも美味しいと感じるでしょう。 ただし、嚥下状態に十分注意しながら楽しみましょう。 栗ご飯・さつまいもご飯 収穫祭の意味があるお月見にちなんで、栗ご飯やさつまいもご飯などを行事食として提供している老人ホームも多いです。具材の皮むきなどを、役割として入居者の方に担ってもらうのも良いですね。 けんちん汁 里芋やにんじん、大根などの野菜が入ったけんちん汁も、お月見の料理として老人ホームで振る舞われることが多いです。また、お月見は涼しい時期におこなわれるので、たくさんの野菜が入ったけんちん汁は、身体を温める意味でもおすすめです。 お月見の料理を楽しんでもらうためのポイント お月見の料理を入居者の方に楽しんでもらうためには、さまざまな工夫が必要です。以下では、ポイントをまとめました。 彩りを良くする飲み込みやすく工夫する塩分やカロリーに気をつける喉に詰まりにくい代替餅を使用する 何故これらがポイントなのか、詳しく説明していきます。 彩りを良くする 赤・黄・緑の食材を使って料理を華やかにしましょう。彩りを良くすることで食欲も湧き、食事に対して「美味しい」「楽しい」といった感情が自然と出ます。 飲み込みやすく工夫する 入居者の方の中には、食べ物を嚙む力や飲み込む能力が弱くなってきている人もいるでしょう。そのため、「食材を小さくカットする」「とろみをつける」「しっかり炊き込む」という工夫は、窒息事故防止や誤嚥性肺炎の予防にも必要な過程です。 塩分やカロリーに気をつける 糖尿病や高血圧などの持病がある入居者の方では、塩分やカロリーなどの食事制限に気をつけましょう。多めになりがちな塩分は、出汁をしっかりとることで、多少塩分が少なくても出汁の旨味で十分美味しくすることができます。 またカロリー制限については、炭水化物や糖質を減らし野菜中心の料理を提供したり、量を調節するなどしてカロリーをコントロールしましょう。 喉に詰まりにくい代替餅を使用する お月見の定番と言えば月見団子ですが、入居者の方のお餅による事故を防ぐため、代替として白玉を使用している老人ホームも多いです。白玉であればお餅よりも粘り気が少なく歯切れも良いため、嚥下機能が低下している入居者の方も安全に食べられます。 何故、窒息や誤嚥が起こる? 人間の機能には、食べ物を口に入れた後に喉を通り胃に到達するまでの過程となる嚥下機能があります。しかし、高齢になったことにより嚥下機能が低下し、窒息や誤嚥が起きます。お餅はもちろんのこと、硬いものや乾燥した食材などは特に飲み込みにくいので、食材を小さくカットしたり、必要に応じてとろみを付けるなど工夫が必要です。 .point { position: relative; border: 3px solid #f08d18; margin-top: 40px !important; } .point::before { background: #f08d18; content: "POINT"; color: ...

2022/05/06

老人ホームでの七夕|盛り上がるレクリエーションやおすすめ料理を紹介

七夕で「どんなレクリエーションをしよう?」「どんな料理を出そうかな?」と迷っている老人ホームスタッフの方も多いのではないでしょうか。そんなスタッフの方向けに、この記事では、老人ホームでの七夕で盛り上がるレクリエーションや七夕を楽しむための料理をご紹介しています。 七夕で、入居者の方がレクリエーションや料理を通して、少しでも季節感を味わってほしいと考えている老人ホームスタッフの方は、是非、参考にしてみてください。 七夕に盛り上がる老人ホームでのレクリエーション 七夕に欠かせないレクリエーションと言えば、短冊をつくり笹の葉に飾り付けをするのが一般的ですが、それ以外で七夕にちなんだレクリエーションは多々あります。以下では、七夕を盛り上げるレクリエーションの内容をまとめました。 短冊づくりと飾り付けハンドベル演奏七夕に関するクイズ地域住民との交流 これらのレクリエーションが盛り上がる理由について、詳しく解説していきます。 短冊づくりと飾り付け 七夕と言えば短冊づくりと笹の葉への飾り付けは外せないですよね。入居者同士で盛り上がりながら願いごとを書くのも良いですし、七夕にちなんで彦星と織姫を折り紙でつくって飾り付けするのも良いですね。 ハンドベル演奏 ハンドベルで七夕の曲を演奏するのも季節感が出て良いでしょう。「楽しい」はもちろんのこと、ハンドベルのレクリエーションは手のリハビリにも効果的である他に、大勢で演奏することで一体感も演出できます。 七夕に関するクイズ 「七夕がおこなわれるのはいつでしょうか?」といった簡単な問題はもちろん、「短冊は何色あるでしょうか?」などの難しい問題を出題しても、意外と盛り上がるものです。また逆に、入居者の方に問題を考えてもらい、スタッフへ出題するのも面白いかもしれませんね。 また、地域ごとの違いなどを調べる時間を設けても良いかもしれませんね。 地域住民との交流 七夕では、地域の子どもたちやボランティアの方を招待して合唱やダンスなどの交流イベントをおこなっている施設も多いです。普段は接する機会のない方との交流は生活環境に良い刺激を与え、気分転換も図れます。 七夕におすすめの料理 七夕で「何を料理として提供したら良いのかな?」と迷われている施設スタッフの方向けに、以下では、入居者の方が喜んでくれるおすすめの七夕料理をまとめました。 そうめんちらし寿司オクラ料理 どうしてこれらがおすすめなのか、詳しく説明していきます。 そうめん そうめんは夏を感じられる食事のひとつです。熱中症対策として効果的で、清涼感や季節感も味わうことができ、暑い夏におこなわれる七夕には最適な食事です。また7月7日は、七夕以外にもそうめんの日としても有名で、7月の行事食の定番です。 入居者の方に提供する際は、七夕にちなんでそうめんに入れる具材を星型に加工したり、老人ホームによっては流しそうめんを開催するところもあります。 ちらし寿司 七夕には、天の川をイメージしてたくさんの具材を並べるちらし寿司をつくるのも良いでしょう。星型に具材を加工してもらったりうちわで扇いだりと、役割として入居者の方に担ってもらうのも良いですね。 オクラ料理 切り口が星型に見えることから、七夕にはオクラを使った料理を提供している施設もあります。そうめんの具材として入れるのも良いですし、味噌汁や冷奴、シンプルにサラダとして提供するのも良いでしょう。栄養価も高いので、入居者の方の栄養バランスの面でもおすすめです。 七夕の料理をつくるときのポイント 七夕の料理を入居者の方に楽しく食べてもらうには、どのようなところに気をつけなければいけないのでしょうか。以下では、七夕の料理をつくるときのポイントをまとめました。 彩りを良くする飲み込みやすく工夫する塩分やカロリーに気をつける 何故これらがポイントなのか、詳しく説明していきます。 彩りを良くする 赤・黄・緑の食材を使って料理を華やかにしましょう。彩りを良くすることで食欲も湧き、食事に対して「美味しい」「楽しい」といった感情が自然と出ます。 飲み込みやすく工夫する 入居者の方の中には、食べ物を嚙む力や飲み込む能力が弱くなってきている人もいるでしょう。そのため、「食材を小さくカットする」「とろみを付ける」「しっかり炊き込む」という工夫は、窒息事故防止や誤嚥性肺炎の予防にも必要な過程です。 塩分やカロリーに気をつける 糖尿病や高血圧などの持病がある入居者の方では、塩分やカロリーなどの食事制限に気をつけましょう。多めになりがちな塩分は、出汁をしっかりとることで、多少塩分が少なくても出汁の旨味で十分美味しくすることができます。 またカロリー制限については、炭水化物や糖質を減らし野菜中心の料理を提供したり、量を調節するなどしてカロリーをコントロールしましょう。 老人ホームでの七夕に関するよくある質問 老人ホームでの七夕ではどんなレクリエーションをおこなっていますか? 主に「短冊づくりと飾り付け」「合唱や演奏」「クイズ」「地域住民との交流」などが挙げられます。特に短冊づくりと飾り付けは、七夕ならではのレクリエーションなので、入居者の方も盛り上がることでしょう。 老人ホームでの七夕ではどんな料理を提供すれば良いですか? 七夕におすすめの料理は、そうめんやちらし寿司、オクラ料理などが挙げられます。特にそうめんは、熱中症対策として効果的で、清涼感や季節感も味わうことができ、暑い夏におこなわれる七夕には最適な食事です。 入居者の方に楽しく料理を食べてもらうにはどうしたら良いですか? 主に「彩りを良くする」「飲み込みやすく工夫する」「塩分やカロリーに気をつける」などが挙げられます。特に、飲み込みやすく工夫することに関しては、窒息や誤嚥予防にもつながるので重要です。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームでの七夕ではどんなレクリエーションをおこなっていますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2022/05/02

老人ホームで父の日に何をプレゼントする?盛り上がるレクリエーションも紹介

老人ホームに入居中の父親に感謝の気持ちを伝えるため、父の日にプレゼントを贈りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、老人ホームに入居中の父親におすすめのプレゼント、そしておすすめできないプレゼントをご紹介します。 また一方で、父の日に「どんなレクリエーションをしよう?」と迷っている施設スタッフの方もいらっしゃるでしょう。そんな迷えるスタッフの方のために、おすすめのレクリエーションもご紹介しています。 父の日に、父親に喜んでもらえるプレゼントを渡したい方、施設で入居者に楽しい1日を過ごしてほしいと考えている施設スタッフの方は、是非、参考にしてみてください。 父の日におすすめのプレゼント 母の日と言えばカーネーションを贈るのが一般的ですが、では父の日と言えば?ネクタイやハンカチ、お酒も良いかな…という人も多いのではないでしょうか。 しかし、それらは本当に、本人である父親に喜んでもらえるものでしょうか?施設にとって迷惑にはならないでしょうか? そこでおすすめなのが、以下のようなプレゼントです。 趣味や興味のある本トランプや花札などのカードゲーム帽子手紙 どうしてこれらがおすすめなのか、詳しく解説していきます。 趣味や興味のある本 父親の趣味や興味を持っているものに対して本を贈ることも喜ばれます。ただし老人ホームへ入居してから会っておらず、今、何に興味を持っているかわからない方もいらっしゃるでしょう。そのようなときは、老人ホームのスタッフに本人の現在の趣味や興味を持っているものを連絡して教えてもらうと良いでしょう。 趣味の話をきっかけに他の入居者やスタッフとの間にも会話が生まれ、コミュニケーションの促進にもつながります。 トランプや花札などのカードゲーム カードゲームは脳のトレーニングにもなり、プレゼントとしても喜ばれます。特に花札は、男性の人であれば一度は遊んだことのある馴染みのゲームで、男性入居者の間で盛り上がること間違いなしです。 帽子 6~9月にかけての暑い季節、散歩へ行く際などに熱中症予防のための帽子をプレゼントすると喜ばれるでしょう。ただし、色や柄などは好みがわかれるので、一緒に選びに行くのも良いでしょう。 手紙 日頃の感謝を込めた手紙を老人ホームへ送るというのもひとつの手段です。その際に、一緒に家族の写真なども送ると喜ばれるでしょう。 また、今であれば動画を送ったりオンラインで施設とつないだりすることもできます。気持ちを伝える良い1日にしたいですね。 父の日におすすめできないプレゼント 定番と言えるプレゼントでも、実は老人ホームでトラブルになることがあります。以下では、父の日におすすめできないプレゼントをまとめました。 花束や観葉植物お酒食べ物 どうしてこれらがおすすめできないのか、詳しく解説していきます。 花束や観葉植物 花束や観葉植物は、プレゼントとしてもらった後の世話が大変なので、おすすめできません。どうしても花をプレゼントしたいときは、プリザーブドフラワーやハーバリウムなどが良いでしょう。 お酒 飲酒が認められていない施設や、医師によりアルコールを禁じられている入居者とのトラブルの元にもなるので、父の日のプレゼントとしてお酒は控えましょう。 食べ物 老人ホームで栄養管理をしている場合、食べ物を送られると管理しづらくなってしまいます。また、食べ物の内容によっては体調を崩す原因や誤嚥などの事故にもつながりかねないので、食べ物を贈る際は注意が必要です。 介護施設に入居している父親にプレゼントを贈るときの注意点 老人ホームに入居している父親へプレゼントを贈るときは、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。気をつけたいのは主に以下のような点です。 共同生活にふさわしい物を選ぶ介護を妨げない物を選ぶ健康を害さない物を選ぶスタッフやほかの入居者に褒められる物を選ぶ どうしてこれらに注意しなくてはならないのか、詳しく解説していきます。 共同生活にふさわしい物を選ぶ 老人ホームでの生活は共同生活です。香りが強いものや大きな音が出るものなどはほかの入居者の迷惑になる可能性もあります。花束や鉢植えも、贈られた人自身で世話ができなければスタッフの負担になってしまいます。 また、高価なものやほかの入居者がうらやむものは盗難などのトラブルの元になりかねないので、なるべく避けた方が無難でしょう。 介護を妨げない物を選ぶ 老人ホームで介護を受けている場合は着脱しやすくシンプルな服装でいることが大切です。 老人ホームでも素敵なものを身につけて欲しいという気持ちから、大きな飾りがついていたり、伸縮性のない衣類を選ぶと、介護の妨げになってしまいます。衣類をプレゼントするときは、ちょうどいいサイズ、伸縮性のある素材、ボタンホールがないものを選びましょう。 健康を害さない物を選ぶ 高齢になると高血圧や高血糖といった持病を抱えて、食事制限をされていることもあります。グレープフルーツや納豆は血圧の薬に影響しますし、血糖値が高い人に甘いものを贈るのはもってのほかです。 高齢者の人への贈り物は健康を害さないものを選ぶのが鉄則です。たとえば最近人気のペットロボットなどはいかがでしょうか。かわいらしいペットロボットなどは癒やしになるだけでなく、会話することで脳トレにもなるので人気です。 スタッフやほかの入居者に褒められる物を選ぶ 素敵なプレゼントが贈られることで、ほかの入居者の人や介護スタッフから「素敵ですね」「趣味がいいですね」などと声をかけられたり褒められたりすると嬉しくなります。 介護の妨げになったり、健康に影響がないものであれば、父の日のプレゼントはぜひ工夫を凝らして、老人ホームで話題になるようなものを選びましょう。 老人ホームへのプレゼントの送付や梱包には注意しよう 離れて住んでいる場合など、どうしても直接渡せず宅配などを利用される場合も多いでしょう。確実に入居している人に届けてもらうために施設名をしっかりと記入し、大きい施設の場合は階数や部屋の名前も記入しておくと間違いを減らせます。壊れやすいものを自身で配送する場合は、緩衝剤をいれるなどしっかりと梱包するのを忘れないようにしましょう。 .point { position: relative; border: 3px solid #f08d18; margin-top: 40px !important; } .point::before { background: #f08d18; content: "POINT"; color: ...

2022/04/27

老人ホームで母の日に何をプレゼントする?|レクリエーションも解説

毎年5月の第二日曜日は母の日です。老人ホームに入居している母親に、ありがとうの気持ちを伝えたい場合に、プレゼントはできるのでしょうか。また、老人ホームで母の日を盛り上げるためにどのようなイベントがおこなわれているのかなどを紹介します。 【ご家族の方】老人ホームにいる母にプレゼントを渡したい せっかくだから母の日には母親に喜んでもらえるものを贈りたい! 老人ホームにいる母親へのプレゼントはどのようなものを贈ったらいいでしょうか。母の日の贈り物で花束や食品は定番ですが、実は老人ホームではトラブルの元になることも。手紙や写真、メッセージカードなど心のこもったものが喜ばれます。 介護施設に入居している母親にプレゼントを贈るときの注意点 老人ホームに入居している方へプレゼントを贈るときはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。気をつけたいポイントは主に以下のような点です。 共同生活にふさわしい物を選ぶ 介護を妨げない物を選ぶ 健康を害さない物を選ぶ スタッフやほかの入居者に褒められる物を選ぶ 共同生活にふさわしい物を選ぶ 老人ホームでの生活は共同生活になります。香りが強いものや大きな音が出るものなどは他の方の迷惑になることも。花束や鉢植えも、贈られた方自身でお世話ができなければ職員の負担になってしまいます。 プリザーブドフラワーやハーバリウムなど、手間をかけずに華やかさを楽しめるものがおすすめです。また、高価なものや他の方がうらやむものは、盗難などのトラブルの元になりかねません。なるべく避けておいた方が無難でしょう。 介護を妨げない物を選ぶ 老人ホームで介護を受けている場合は着脱しやすくシンプルな服装でいることが大切です。 老人ホームでも素敵なものを身につけて欲しいという気持ちから、大きな飾りがついていたり、伸縮性のない衣類を選ぶと、介護の妨げになってしまいます。衣類をプレゼントするときは、ちょうどいいサイズ、伸縮性のある素材、ボタンホールがないものを選ぶようにしましょう。 健康を害さない物を選ぶ 高齢になると高血圧や高血糖といった持病を抱えて、食事制限をされていることもあります。グレープフルーツや納豆は血圧の薬に影響しますし、血糖値が高い方に甘いものを贈るのはもってのほかです。 高齢者の方への贈り物は健康を害さないものを選ぶのが鉄則です。たとえば最近人気のペットロボットなどはいかがでしょうか。かわいらしいペットロボットなどは癒やしになるだけでなく、会話することで脳トレにもなるので人気です。迷ったら施設に相談してみましょう。 スタッフやほかの入居者に褒められる物を選ぶ 素敵なプレゼントが贈られることで、ほかの入居者の方や介護スタッフの方から「素敵ですね」「趣味がいいですね」などと声をかけられたり褒められたりすると嬉しくなります。 介護の妨げになったり、健康に影響がないものであれば、母の日のプレゼントはぜひ工夫を凝らして、老人ホームで話題になるようなものを選びましょう。 老人ホームへのプレゼントの送付や梱包には注意しよう 離れて住んでいる場合など、どうしても直接渡せず宅配などを利用される場合も多いでしょう。確実に入居されている方に届けてもらうために施設名をしっかりと記入し、大きい施設の場合は階数や部屋の名前も記入するようにすると間違いが起こる機会を減らせます。壊れやすいものをご自身で配送する場合は、緩衝剤をいれるなどしっかりと梱包するのをお忘れなく。 介護スタッフが困った母の日のプレゼント 実際に母の日に老人ホームに届くプレゼントの中には困ってしまうものもあります。そのひとつがスイーツのプレゼントです。 特に普段甘いものを制限されている方に「母の日くらい特別に甘いものを」という気持ちで送るのでしょうが、健康面を考えれば良いことではありません。施設のスタッフもプレゼントなので食べさせてあげた方が良いのか、やめた方が良いのか判断に迷ってしまいます。 また、認知症の方がいる場合は、わからずに口に入れてしまう危険もあります。贈られた鉢植えの花に入っていた固形の栄養剤を食べてしまったというトラブルもあるそうです。不安に思ったら施設の方に相談してから贈るようにしましょう。 【施設スタッフの方】母の日を盛り上げるイベントやレクリエーション 老人ホームでも母の日にあわせて、さまざまなイベントやレクリエーションを開催します。母の日を盛り上げるイベントの内容や工夫について紹介します。 家族を招いて食事会もできる 母の日には家族を招いて食事会を行う老人ホームもあります。普段はなかなか食事を一緒にする機会がない母親とゆっくり食事を楽しめます。 メニューはお寿司や天ぷら、蕎麦といったいつもの食事よりも豪華なものに。老人ホームでの食事ですから、食べやすいかたさや大きさ、状態も管理されているので安心です。さらにケーキやプリン、和菓子などのスイーツも用意されたり、母の日らしいスイーツブッフェなどを催す老人ホームもあるそうです。 対応は施設によって異なりますので、気になる方は施設に確認してみましょう。 母の日は飾り付けも重要 母の日の明るく華やかな気分を盛りあげるために飾り付けも欠かせません。 赤や白、ピンクといったカーネーションを思わせる色合いの画用紙を、ハートの形に切り取ります。「お母さんありがとう」や「母の日」といったメッセージを書いて、ハートを紐で横に繋げればハートのかわいいガーランドの完成!吊したり窓側に飾って楽しめます。 赤やピンクのお花紙でカーネーションの花を、緑の折り紙や画用紙で茎と葉を作り、かわいい包装紙などで壁にブーケを作るのもおすすめです。 母の日におこなわれるレクリエーション 母の日はいつもと違う特別なレクリエーションも開催されます。母の日にぴったりなレクリエーションとその内容について説明します。 カーネーション作り 母の日と言えばカーネーションは欠かせません。 手の形に切った画用紙とお花紙で作ったカーネーションで1輪のカーネーションを持っているように見える手形アートカード。逆さにした紙コップに切り込みを入れ写真や画用紙や折り紙で作ったカーネーションを飾れるお花の写真立てなど。手作りでカーネーションを作って盛り上げましょう。 美容レクリエーション 外出の機会が減ってお化粧などをすることも少なくなったという方に喜ばれるのが、メイクやネイルをしてもらえる女性ならではのレクリエーションです。老人ホームによっては、美容学校やボランティアの方の協力で行う場合もありますが、女性介護スタッフで行うこともあります。きれいになった爪やメイクされたお顔を鏡で見て喜ばれる方も多く、人気の母の日のレクリエーションです。 子供達との交流レクリエーション 近隣の幼稚園や保育園の子供達との交流レクリエーションが行われる施設も少なくありません。認知症や寝たきりの方も、子供達との交流を通してご自身の育児の体験などを思い出し、幸せで特別な時間が心によみがえります。母の日にちなんだ歌を子供達と一緒に歌うなどして楽しい時間を過ごすことができるでしょう。 サプライズレクリエーション 事前に家族の方に協力してもらい、メッセージ入りのビデオレターでサプライズレクリエーションはいかがでしょうか。母の日当日に大きなスクリーンで流せば、会えなくても盛り上がります。最近では動画も送りやすくなっているので、家族の協力も得られやすく入居者の方にも喜ばれます。 感謝の気持ちを伝える良い機会 母親に感謝の気持ちを伝えたくてもなかなか照れくさいものですが、母の日なら老人ホームに入居している母親に気持ちを伝える良い機会です。 母親に会いに行ったり、ビデオメッセージを送ったり、喜ばれる贈り物を贈ったりとさまざまな方法で感謝を伝えてみましょう。施設のスタッフの方も家族の方と協力して、ぜひ素敵な母の日にしてください。 老人ホームでの母の日に関するよくある質問 母の日のプレゼントに何を贈ったら良いですか? スタッフやほかの入居者に褒められる物をプレゼントしてみましょう。素敵なプレゼントが贈られることで、周りから「素敵ですね」「趣味がいいですね」などと声をかけられたりすると入居者自身も嬉しくなることでしょう。 母の日に贈ってはいけないものは何ですか? 「介護を妨げる物」「健康を害す物」「共同生活に相応しくない物」が挙げられます。 特に食べ物については、持病により食事制限があったり、食べる物によっては薬が上手く作用しなくなってしまう場合もあります。食べ物を贈る際は、事前に施設へ相談しましょう。 老人ホームでの母の日はどんなことをしていますか? 「カーネーション作り」「美容レクリエーション」などが主に挙げられます。 施設によっては地域の園児を招待して交流をしたりとさまざまで、男性の入居者にも楽しんでもらえるように配慮されています。また、家族が日頃の感謝を込めサプライズでビデオレターなどを送るといったこともできます。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "母の日のプレゼントに何を贈ったら良いですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2022/01/07

【季節のお楽しみ】老人ホームの行事食|メニューを一挙公開

老人ホームでは季節にちなんだ食事や行事食が提供されています。中には家庭では味わえないメニューもありますが、どのような目的で提供されているのかも含めて解説します。 老人ホームで提供される行事食とは? 老人ホームでは食事がマンネリ化しないように、生活の一部として楽しんでもらえるような献立作りや取り組みがおこなわれています。 例えば、複数あるメニューの中から好きなものを選んで食べられるブッフェ方式は、自分で選べるということだけでなく目でも楽しめることから入居者に人気です。 目の前で魚をさばき新鮮な魚を提供してもらえたり、懐石料理やコース料理のような料理を楽しめる場を設ける老人ホームもあります。 また、日本古来から大切にされてきたお正月や節分、七夕と言った行事にちなんだ料理は、多くの老人ホームで提供されています。 行事食の目的 老人ホームで提供される行事食には、以下のような目的があります。 食欲を増進させる季節感を味わえる生活の質を向上させる 食欲を増進させる 老人ホームの中では活動量がある程度決まっており、いつも決まった時間に同じメンバーと食事をすることになります。 変化が少ない老人ホームでの行事食は、普段と違ったものを食べることで箸が進み、食欲を増進させる効果があります。行事食となるとイベントがおこなわれることもあり、生活にも変化が生まれることで食欲が増進することもあります。 季節感を味わえる ずっと屋内で過ごしていると、四季を感じたり季節感のない生活となってしまいがちです。 老人ホームでの生活は室温や湿度が管理され、快適に過ごしやすい半面、季節感を感じる機会が少なくなってしまうもの。老人ホームでの行事食は、日頃忘れがちな季節感を感じられ目でも楽しめるよう工夫がこらされています。 生活の質を向上させる 老人ホームでの食事は、食べやすさや栄養バランスなどを考慮した献立となっています。そのため食材の大きさや種類などが単調になりやすい面もあります。 老人ホームでの行事食は、普段と違うメニューとなるため普段の食事との違いを楽しんでもらえるよう作られています。行事食には特別感があるので、いつもより楽しく食事ができるという方も多いです。 提供される季節のお食事の例 実際に老人ホームでは行事食や季節に合わせた食事が提供されています。以下では、月ごとのメニュー例をご紹介します。 ~おせち・お雑煮~ 1月の行事と言えばやはり「お正月」。1月の行事食にはおせち料理やお雑煮は欠かせません。また、1月7日には胃や体をいたわり、一年の無病息災を願って食べる七草がゆもあります。 おせちやお雑煮は地方によってお餅の形も違います。おすましだったり白味噌だったりと地域によって違いがあります。七草がゆは柔らかさがトッピング、味つけを変えられ、目でも味の変化も楽しめます。 ~バレンタインデー~ 2月の行事は2月3日の節分や、2月14日のバレンタインデーがあります。 見た目もきれいな恵方巻ですが、海苔が噛み切りにくいこともあり老人ホームで提供されるときは海苔を使わないことも多いようです。バレンタインと言えばチョコレートですが、チョコ味のプリンなどにしたりハート型にメニューを盛りつけたりとアレンジできます。 ~ひなまつり~ 3月の行事には3月3日のひなまつりとお彼岸があります。ひなまつりには、華やかさもあって食べやすいちらし寿司や菜の花を使ったメニュー、菱餅に似せた盛りつけなどさまざまなアレンジが楽しめます。 お彼岸のぼた餅は喉に詰まらせてしまう危険があるので、その心配の少ない寒天のデザートなどに代用されることもあるようです。 ~お花見~ 4月は桜の季節ということもあり桜寿司やたけのこご飯などお花見弁当のようなメニューが提供されることが多いようです。山菜や春野菜を使ったメニューや、桜餅といった春や桜のメニューで季節感を感じられます。 ~端午の節句~ 5月の行事と言えば端午の節句。柏餅やちまきをメニューに取り入れている老人ホームも多いようです。また、ちらし寿司をこいのぼりの形に盛りつけたり、こいのぼりの形をしたケーキなどを提供するところもあるようです。 ~和菓子~ 6月は旧暦で「水無月」と呼ばれることから、ういろう生地に小豆を乗せた水無月という和菓子を食べることが多いです。 じめじめとした梅雨の季節に当たることから豆や夏野菜を使った料理や、さっぱりとした梅を使った料理やデザートなどでを出して季節を感じられるようにしています。 ~七夕・土用の丑の日~ 7月の行事は、7日の七夕や土用の丑の日があります。七夕にはちらし寿司やそうめんなど、食べやすくさっぱりとしたメニューが好まれます。土用の丑の日のうなぎも、細かく刻んで混ぜご飯のようにするなど工夫をしながら提供されています。 ~精進料理~ 8月にはお盆ということで精進料理や、夏祭りの屋台を思わせるメニューが人気です。食欲が落ちやすい季節でもあるので、味つけを濃いめにしたり食事が楽しくなるよう見た目を工夫したりして、少しでも入居されている方に食べてもらえうように努めています。 ~重陽の節句~ 9月には五節句のひとつである重陽の節句があり、邪気を払い長寿を願うと言われている菊の花を食べる習慣があります。菊花をあしらった料理を食べたり、栗ごはんも人気です。また、十五夜の月見団子なども噛み切りやすいお団子で楽しみます。 ~ハロウィン~ 10月の行事ではハロウィンが人気です。かぼちゃを使った料理は老人ホームの入居者の方にも親しみやすいので、パンプキンスープやかぼちゃ団子など料理にもデザートでも大活躍です。 ~紅葉狩り~ 11月は食欲の秋ということもあり旬の食材が豊富でおいしい季節です。紅葉狩りを思わせる行楽弁当や炊き込みご飯、旬のきのこを使った料理が多いです。 ~クリスマス・大晦日~ 12月の行事といえばクリスマスと大晦日です。年間を通してデザートは提供されていますが、いちごの乗ったショートーケーキは入居者の方にも人気です。 大晦日には年越し蕎麦は外せません。鴨肉や鶏肉、大根おろしなどを乗せて栄養バランスにも考慮されています。 そのほかの行事食 毎月の行事食だけでなく、老人ホームではさまざまなイベントがあり行事食が提供されています。 また、大事なのは食事を通して季節感を味わってもらうことです。食堂のレイアウト・BGM・食器など楽しく食事をするための「環境づくり」も大切です。 誕生日会 毎月お誕生会が開かれる老人ホームも多く、その際には食事にケーキが付いていたり、お誕生会を盛りあげるごちそう感のある華やかなメニューが提供される場合が多いようです。 パンやデザートなどのバイキング まるでホテルやカフェのような気分で楽しめる、パンやデザートなどのバイキングは老人ホームでも人気のメニューです。ゼリーや果物、低糖質のデザートもあると甘いものが得意ではない方や健康が気になる方にも喜ばれます。 行事食の料金は施設によってさまざま 基本的に老人ホームでの食事代は月々の利用料金に含まれていることが多く、行事食が提供されても特別な料金が必要になることはほとんどありません。ですが、施設によって食堂スタイルやレストランスタイルなどがあり、施設の種類によって値段が変動する場合もあります。 また、入居者の状態によりソフト食やきざみ食、ミキサー食などになったり、食事の種類や選んだメニューによって食事代が変わることもあります。 行事食の料金は施設によっても異なりますので、行事食の内容や料金については施設に確認しましょう。 行事食は毎日の生活に活力を与えてくれる 毎日食べる食事はもちろん、目でも舌でも楽しめる行事食は老人ホームでの生活に活力を与えてくれます。特に、食べることが大好きだった方には、行事食を含めた食事のメニューや味つけなど好みに合わないと、老人ホームでの生活自体に拒否反応を起こしてしまうことも考えられます。 老人ホームを見学する際には試食ができる場合もあるので、入居する方の好みに合わせて老人ホームを選ぶのもひとつの方法でしょう。 老人ホームの行事食に関するよくある質問 老人ホームではどんな行事食が出ますか? 老人ホームでは食事がマンネリ化しないように毎月、行事食を提供していることが多いです。例えば、1月には「おせち料理」、3月にはひな祭りで「ちらし寿司」、5月には端午の節句で「柏餅やちまき」、12月にはクリスマスで「ケーキ」が出たりと施設によってさまざまです。 行事食にお金はかかりますか? 基本的に行事食の料金は月々の食費に含まれていることが多いです。ただし施設によって、レストランスタイルやバイキングスタイルなど形態はさまざまで、それにより金額の変動がある場合があります。 老人ホームで行事食を提供する目的は何ですか? 「食欲の増進」「季節感を感じる」「生活の質を向上させる」といったことを目的としています。 変化が少ない老人ホームで、行事食を食べることにより四季を感じ取ったり、普段とは違うものを食べることで箸も進みます。また、いつもと違うものを食べることで普段より楽しく食事ができるという声も多いです。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームではどんな行事食が出ますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2021/12/29

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