健康的に長く生きていくためには、栄養豊富な食材をバランスよく摂取することが有効です。
一方、カップ麺や菓子パンなど「超加工食品」と呼ばれる食品群は、食べ過ぎると心血管疾患をはじめとするさまざまな健康リスクを引き起こす可能性も指摘されています。
では、どのような食品を積極的に摂取すると良いのでしょうか?またどのような食品を摂取し過ぎると健康を害するリスクが高まるのでしょうか?本記事では、健康と食の関連性を追っていくことにします。
食品を加工の度合いで4グループに分別した「NOVA分類」において、最も多くの工業過程を経てつくられた食品のことを「超加工食品」といい、菓子パンやカップ麺、ポテトチップスなどが当てはまります。これらの超加工食品には食品添加物が多く含まれ、さまざまな研究にて食べ過ぎが健康へのリスクになることが示唆されています。
2019年、オンライン医学雑誌『JAMA Internal Medicine』にて発表された研究もそのひとつ。この研究では、超加工食品を食べ過ぎると、全死亡リスクが上昇する可能性が示されました。
フランスの研究グループは45歳以上の成人4万4551人を対象に、中央値7.1年の追跡調査を実施。その結果を解析すると、超加工食品の摂取割合が10%増加すると全死亡リスクが14%上昇することが明らかになりました。
もちろん、完全に超加工食品の摂取を断つ必要はありませんが、超加工食品にはさまざまな食品添加物が用いられているのもまた事実。超加工食品に頼りすぎず、適量を心がけていきたいものです。
では、どの食べ物が健康長寿に役立つのでしょうか?
たとえば、緑黄色野菜のブロッコリーが挙げられます。ブロッコリーには、強力な抗酸化作用を持つビタミンC、代謝を促すビタミンB1・B6が豊富に含まれており、生活習慣病のリスク低下につながるとされています。
また、ブロッコリーやキャベツ、大根などのアブラナ科の野菜にはイソチオシアネートと呼ばれる辛み成分が含まれており、これには抗菌作用やがんの抑制効果、抗酸化作用といったはたらきがあるといいます。
ほかにも、動脈硬化の抑制効果があるとされるカテキンを豊富に含む緑茶、食物繊維が豊富なきのこ類なども健康に役立つ食べ物・飲み物といえるでしょう。
もちろん、健康的な食材とは言っても食べ過ぎには注意。やはり、偏食せずになんでもバランス良く食べることが大切ですね。
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