「余計な不安を捨てることが50代以降も毎日を生き生きと過ごすことにつながる」
そう述べるのは、ファイナンシャルプランナーの井戸美枝氏。今回は井戸氏の著書『ゼロ活〜お金を使い切り、豊かに生きる!~』にて語られた、50代以降も充実した人生を送るための秘訣について考えていきます。
井戸氏は「50~60代くらいになったら、過度に自分の健康状態を心配しすぎるのは逆効果ではないか」と言います。
「私は50歳を過ぎた頃から歯科検診や眼科検査、血管の状態を調べる検査などの最低限の検査は受けているが、健康診断や人間ドッグなどの大がかりな検査を受けるのは控えるようにしている。ある程度の年齢に達すると、健康診断で新たな病気が見つかったとしてもその情報が必ずしもプラスになるとは限らないからだ」
「検査で異常が見つかれば服薬などの治療が始まるが、それが人生を豊かにするとは限らない。むしろ治療で生活に制限がかかることで、新たなストレスを抱えてしまうことだってあるだろう。それよりは、生活習慣を見直して病気の予防に努めながら元気でいられる時間を最大限に楽しむ方がいいのではないか」
「病は気から」ということわざもあるように、元気で前向きな気持ちが病気のなりにくさにつながることもあります。井戸氏は「病気におびえて検査を繰り返すよりも、元気でいられる時間を最大限に楽しむ」という生き方もひとつの選択肢として提示しているのです。
井戸氏の「検査を繰り返すよりも今を大いに楽しむ」という意見に対し、「自覚症状なく進行する病気の早期発見のためにも人間ドッグや健康診断などの検査を定期的に受けることが大切だ」という意見の人もいるでしょう。
特に、50代以降になると患者数が急増するがんなどは、ある程度進行するまでは自覚症状がないことも少なくありません。自覚症状が出てから受診してもすでに手遅れというケースも。実際に、定期的な健康診断のおかげで初期段階で病気が見つかり、大事に至らずに済んだという声も数多くあります。
どちらの考え方が正しいというわけではなく、自分自身が最も心地良いと感じる健康との向き合い方を選択することが、より良い人生につながるのかもしれませんね。
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