日本の夏の暑さは年々厳しさを増しており、気象庁の調べによると、2023年と2024年は並んで観測史上最も暑い夏となったことが判明しました。
この夏も猛暑が予想されており、気を付けなければならないのは熱中症。特に熱中症になりやすいとされる高齢者をはじめ、対策は万全にしていきたいところです。
年々夏の暑さが厳しくなるにつれ、熱中症も非常に多く発生しています。総務省消防庁の発表によると、2024年5~9月の間に熱中症で病院に搬送された人は9万7578人にも上り、過去最多を更新したことが明らかになりました。
また、厚生労働省が熱中症による死亡者数をまとめたところ、ほぼ毎年1000人以上の人が熱中症で亡くなっていることが判明。なお、2018~2023年まで、毎年熱中症で死亡した人の8割以上が65歳以上の高齢者でした。
熱中症を防ぐには、何と言っても十分な水分補給が大切。具体的にどんな飲料が好ましいのでしょうか?
在宅介護エキスパート協会代表の渋澤和世氏によると、亜鉛やリンなどのミネラルが豊富でカフェインが含まれていない「麦茶」、胃腸への負担がない「白湯」がおすすめだといいます。
一方、ウーロン茶などには利尿作用のあるカフェインが含まれているため、夏の常飲には注意が必要とのこと。また、夏の水分補給のイメージが強いスポーツドリンクは糖分が多く、高血圧などの原因にもなるため、高齢者の飲み過ぎは控えたほうが良いといいます。
環境省は、屋外での行動を予定している場合、その日の暑さ指数を天気予報などで確認し、暑い時間帯を避けたりなるべく日陰に入るようにしたりといった熱中症対策をするように呼びかけています。
外出先には、公民館や図書館などの暑さをしのぐための施設(クーリングシェルター)がある場合も。ぜひ有効に活用してみてくださいね。
参考
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