介護現場で働くスタッフをまとめ、スムーズに仕事ができるように仕事のサポートやシフトの調整を担う介護リーダー。一般的には「介護主任」と呼ばれる役職で、人材育成や管理者とのパイプ役などを任されることが多いポジションです。
そんな介護現場におけるリーダー職への昇進について、株式会社Blanketが全国の介護・福祉現場で働く20代以上の219名にアンケート調査を実施しました。
介護に関わる若者のコミュニティ「KAIGO LEADERS」を運営する株式会社Blanketは、全国の介護・福祉現場で働く20代以上219名を対象に「介護リーダーへの昇進」についてアンケート調査を実施しました。
調査では主に、以下のことがわかりました。
今回の調査結果では介護リーダー昇進に関して、一般スタッフのうち「リーダー職に就きたい人」は32%に留まったのに対し、リーダー職のうち「リーダー職に就いて良かった」と回答した人が83%と非常に高い結果となりました。
その回答を見ると、「色んな方面から考えることができ、視野が広がった」や、「給与が上がった。変則勤務ではなくなった」との声があがっています。
さらに、リーダーになりたいとは思わない人たちの回答では、「リーダーは大変そうで割に合わない」と捉えている人が多く、一方でリーダーになって良かったと感じている人の声はあまり知られていない現状があることがわかります。
さらに「リーダーに就かなければ良かった」と回答した人が17%であり、その理由は業務量の多さ、人間関係の悩み、自信のなさや孤独など様々な課題を抱えていることがわかりました。
大変そうなイメージばかりが先行している介護リーダー。しかし、実際に介護リーダーを経験した83%の人は「リーダー職に就いてよかった」と回答しています。
介護リーダーになると何が良いのかをリーダー層が実感を持って新人に伝えていくことが必要なのかもしれません。
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