やれ「小さいうちから金融に関する知識を身につけるべきだ」「性教育をもっと身近に」といった声が聞こえるようになった昨今ですが、そんな声が認知症の界隈にまで届くようになったのでしょうか。小学生向けのWebサイト「認知症こどもサイト」がオープンしました。
サイトを開設したのは「認知症の人と家族の会」(本部・京都市上京区)。小学生をはじめとした子どもたちに、「街で認知症の人に会ったらどうすれば良いかを考えてもらいたい」という思いからサイトの開設に至ったそうです。
「認知症こどもサイト」には現在、2つのアニメーションが掲載されています。ストーリー①が「おばあちゃんが最近ヘンなんです」というもので、おじいちゃんが亡くなって一人暮らしをしているおばあちゃんの家の中が散らかっていたり、夏なのに分厚いカーディガンを着ていたりするのを見てヘンに思ったタロウくんの話。
ストーリーの進行途中でクイズが出題されます。これが、小学生たちにとって「自分ならどうするか?」を考えるきっかけになるように制作したのだとか。
クイズに回答した後は解説役の博士が登場して、それぞれの状況について解説してくれると同時に、それが認知症の症状によるものだと教えてくれるようになっています。
昔と違い、核家族化が進む昨今。地域内での交流も少なくなってきたと言われており、地域の高齢者から学んだり、ましてや認知症の高齢者と触れ合ったりする機会もない、という家庭も多いことでしょう。
そんな現代だからこそ生まれたとも言える「認知症こどもサイト」。お子さんがいるご家庭で、親子で楽しみながら学ぶのも良いのではないでしょうか。
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