認知症は、2025年には65歳以上の高齢者のうち、約5人に1人が認知症になるといわれています。そこで、厚生労働省は地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。
このシステムの目的は、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援をすること。高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるように地域で支援していこう、というものです。
今回は、そうした地域のさまざまな取り組みとして富山県滑川市を紹介します。 滑川市の地域包括支援センターでは、高齢者がいつまでも自分らしく住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、認知症や介護についての休日相談窓口の設置など、さまざまな事業を実施しています。
それでは、取り組みを見ていきましょう。
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認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、自分のできる範囲で認知症の人やその家族をあたたかく見守り応援する人のこと。特別なことをするわけでなくても認知症のことを知り地域の中でさりげなく見守り、気にかけてくれるだけで認知症の人やその家族の大きなサポートになります。
認知症サポーターになるには、約90分の養成講座を受講する必要があり、受講された方には「認知症の人を支援します」という目印のカードが発行されます。
2016年10月から、滑川市は地域包括支援センターに「認知症初期集中支援チーム」を設置し、認知症の方や認知症の疑いのある方、そのご家族に対し早期対応の支援を開始しています。
対象となるのは滑川市内に居住する40歳以上の方で、在宅で生活しており、かつ認知症が疑われる方または認知症の方で、次のいずれかに該当する方です。
- 医療サービス、介護サービスを受けていない方、または中断している方
- 医療サービス、介護サービスを受けているが認知症の行動・心理症状が顕著なため、対応に苦慮している方
出典:「認知症高齢者等にやさしい地域づくり支援」(富山県滑川市)
滑川市のような取り組みが、お住まいの自治体でもさまざまな取り組みがおこなわれているかも。自治体のホームページで調べてみるとおもしろいのではないでしょうか。
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