菓子パンやポテトチップス、清涼飲料などの食品はとてもおいしい一方で、生活習慣病の原因となったりと健康には悪影響があることはよく知られています。
加えて、認知症のリスクも上げることを米国神経学会が発表。それによると、菓子パンや清涼飲料などの超加工食品の摂取量が10%増加するごとに、認知症リスクが25%高まることがわかったそうです。
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米国神経学会は、超加工食品と認知症リスクに関する研究結果を発表しました。
超加工食品とは、例えばポテトチップスなどのスナック菓子、カップ麺、アイスクリームなどの食品のこと。多くは高カロリーで脂肪と塩分が多いうえに、タンパク質や食物繊維が少ないため、食べ過ぎると高血圧や肥満、糖尿病などのリスクが上昇することが知られています。
研究グループは、イギリスに住む約7万2000人もの健康データを分析。研究開始時には認知症を発症していませんでしたが、平均10年間の追跡期間で518人が認知症と診断されました。
このデータを分析した結果、超加工食品を最も多く食べていたグループは、最も少ないグループよりも認知症の発症率が25%も高いことが判明。ちなみに、アルツハイマー型認知症では14%、血管性認知症では28%も発症率が高かったそうです。
さらに、超加工食品の毎日の摂取量が10%増えるごとに認知症リスクが25%も上昇することも明らかになりました。
加えて、この超加工食品の10%を、未加工や最小限の加工をしている野菜や果物、肉などに置き換えた場合、認知症のリスクが19%低下することもわかりました。
今回の研究で、ポテトチップスや菓子パンといった超加工食品が身体だけでなく脳の健康にも悪いことがわかりました。しかし、だからといっておいしいスナック菓子や菓子パンを食べない、というのは酷ですよね。
ただ、研究グループによると、超加工食品の10%を健康的な食品に置き換えるには、「健康的な食品を50g増加」して「超加工食品を50g減少」させると良いそうです。
「50g置き換えるだけ」と言われると、少しハードルが下がるような気がしますよね。こうしたちょっとした食生活の改善が、健康な脳の維持につながるのかもしれません。
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