和菓子の製造と販売をしている、にしき堂は、糖類や糖質を控えたもみじ饅頭(まんじゅう)、「もみじ饅頭Light(ライト)」を開発。また開発にあたって、広島大学病院と連携し、糖尿病・生活習慣病を研究している米田真康教授から学術指導を受けています。
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もみじ饅頭Lightは、広島大学病院の米田教授から「糖尿病などで糖質制限をしている人でも気軽に食べられるお菓子を作ってほしい」と依頼を受けて開発がスタートしたそうです。
今回の開発では、原材料は食後血糖値の上昇度を示すGI値の低い食品、特に食物繊維の多い食品を選び、糖類を50%カットしても甘さをどう保つかなどを考慮しています。
さらに、生地は小麦粉や卵の代わりに豆乳、米粉、食物繊維を使用し、血糖値の急上昇を防止。また、饅頭そのものを小さくすることで、全体の炭水化物量も従来のもみじ饅頭に比べて少なくしています。
餡(あん)も砂糖を控え、代わりにデンプンから生まれた食物繊維である難消化性デキストリンや還元水飴を使うことで、糖の吸収が穏やかになりました。
以上のように、従来のもみじ饅頭よりも軽くて体に優しい、つまり「lightである」という意味を込めて、「もみじ饅頭Light」というネーミングに決めたそうです。
一度糖尿病にかかってしまうと、血管がボロボロになり、脳梗塞や心筋梗塞といった合併症を起こしやすくなります。つまり危険な合併症を予防するためには、適切な食事療法が重要です。
糖尿病情報センターによると、栄養バランスの取れた食事を摂取し、おやつを食べる場合は少量をゆっくり食べるのが良いそう。糖尿病であっても、おやつの時間は楽しみですよね。特に食べたいものを少量選んで、味わって食べるようにしましょう。
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