東京都は、新型コロナウイルスの再流行に備えるため、新型コロナウイルスに感染した中等症までの救急患者の受け入れ施設を12月1日から設置します。
この受け入れ施設は、特に重症化リスクが高いとされる高齢者や障がい者を対象としています。
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受け入れ施設の概要は以下のとおりです。
4ヵ所の受け入れ施設の病床数を合計すると、約330床用意できるそうです。
また受け入れ施設は要介護5の患者にも対応しています。
さらに治療の過程では、運動機能の低下を防ぐためのリハビリもおこなわれるとのこと。高齢者は病気で寝たきりになってしまうと、筋力が急激に衰えたり骨折しやすくなってしまう廃用症候群になるリスクが高いのでその対策も同時におこなうそうです。
受け入れ施設が廃用症候群を防止してくれるのは嬉しいですね。
東京都の小池知事は、11月29日に渋谷区神宮前の施設を視察。患者が施設に運び込まれたときの手順やリハビリ方法などを確認しました。
この神宮前の施設は元々、新型コロナウイルスに感染した人に対して酸素投与などをしていましたが、次の新型コロナ流行に備えるため、臨時の受け入れ施設にしたそうです。
小池知事は視察後の記者会見でこのように述べています。「緊急搬送をして受け入れるところを確保するという意味で、非常に大きな役割を果たしてくれると期待している。しっかりと都民の皆様を守っていきたい」。
新型コロナウイルスが流行するたびに、医療がひっ迫するなど問題が明るみになってきました。
今度こそ、事前にしっかりとした対策を打ってほしいですね。
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