厚生労働省は、新型コロナとインフルエンザの感染を同時に調べられる抗原定性検査のキットを、高齢者施設が特例で使用できるように調整に入りました。
これは、今年の冬に新型コロナとインフルエンザが同時に流行する可能性があるため、同時検査キットを利用し集団感染を防ぐねらいがあります。
11月28日、規制改革推進会議は、高齢者施設での同時検査キットの使用を解禁するように求める意見書を公表しました。
同時検査キットの使用を解禁することで、重症化リスクが高い高齢者の患者が確実に受診できる環境を整えたいとしています。
この新型コロナとインフルエンザを同時に検査できるキットの使用について、市販化が検討されています。しかし、現状は感染者本人かその家族しかその使用を認められていません。
そのため、今回の高齢者施設での使用には特例措置を設けるそうです。
今後、解禁に向けて具体的な議論が進められ、12月上旬に全国の自治体に解禁を通知する予定です。
高齢者施設のように感染リスクが高い場所では、特に念入りな感染対策が大切です。
厚生労働省によると、間近で人と会話する「密接」、大人数が集まる「密集」、換気の悪い空間「密閉」を避けるのが大事だそうです。
ただ、高齢者は耳が遠い人も多いため、どうしても間近で話さざるを得ないことも多く、大規模な施設であれば大人数が集まりやすいのが実情です。
このように「密接」や「密集」は回避できないかもしれませんが、密閉空間を避けることはできそうです。窓を開けたり換気扇を回したりするなど、部屋の換気を徹底しましょう。
また、手を清潔に保つのも大切です。介護する度に手を洗ったり手指消毒をすることが大事ですね。
感染対策を心がけて、今年の冬に備えましょう。
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