政府の新型コロナ対策本部の中で、新型コロナにおける今後の対応が話し合われました。感染法上の区分をインフルエンザと同じ5類にするのに伴い、対応が大きく変わることが見込まれています。
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2023年5月8日から、新型コロナの感染法上の区分が2類から5類に移行することで、今後の対応が大きく変わります。
まず、現在は無料となっている医療費が、5月8日からは原則自己負担になります。ただ、急激な負担増加を抑えるために、高額な治療薬は9月まで無料にするほか、ワクチンの無料接種も当面の間は続けるそうです。
さらに、これまで新型コロナの診療は発熱外来など一部の病院に限られていましたが、5類に変更後はどこでも受診可能に。政府は、診療拒否は認めないとしています。
2023年3月13日から、マスクの着用が個人の判断に委ねられるようになりました。
ただし政府は、医療機関・高齢者施設を訪問するときや混雑した公共交通機関を利用するときなどは、重症化リスクの高い人と接触する可能性が高いため、引き続きマスクを着用するように呼びかけています。
また、高齢者や持病のある人、妊娠している人などが混雑した場所に行くときにも、マスク着用が有効だとしています。
マスクの着用で新型コロナの感染を防げることは、多くの科学的研究から明らかになっています。基準は変わっても重症化リスクは変わらないため、高齢者など高リスクのある人と接触する可能性が高いときには、引き続きマスクを着用しておくと良さそうですね。
参考:「マスクの着用について」(厚生労働省)
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