高齢者施設などでのクラスター発生が報道されるなど、介護現場での感染状況が注目されています。
そんな状況を受けて、さまざまな施設の環境づくりをしている「みんなエアー」が、介護施設の新型コロナウイルスの感染対策について調査をおこないました。
その結果、ほとんどの施設でコロナ対策をしているものの、クラスター発生の不安や、利用者のストレス増加などの課題を介護職員が感じているようです。
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空気清浄機や換気の状況がわかるシステムの設置などをおこなっている「みんなエアー」が、介護職員109名にコロナ対策についてのアンケートを実施しました。
その結果、9割以上の施設でコロナ対策をしているとのこと。主な対策内容は、来訪者用のアルコール設置、うがい・手洗いの徹底、マスクの着用などでした。アクリル板の設置をしている施設もあるようですが、半数程度にとどまりました。
また、ソーシャルディスタンスの確保についても5割にとどまり、身体的な接触が多い介護現場では、ソーシャルディスタンス確保が難しいことがわかります。
加えて、施設内での対策だけではなく、職員の生活の制限をおこなっているところもある様子。例えば、県外への外出制限や、会食の禁止、人が集まる場所へ行かないなど、勤務時以外の行動にも指示が出ている施設もあるようです。
一方で、こうしてしっかり感染対策をしていても、不安を感じてしまうのが事実のようです。老人ホームでは、入居者は外部の人との接触が無くても自分が持ち込んでしまう可能性や、入居者が感染した際に完全に隔離するのが難しいという現実があるとのことです。
現場でできる限りのコロナ対策をしっかりとしていても、他の施設で感染拡大したり、クラスターが発生したことなどを聞くと、不安になってしまうのは事実のようです。
だからといって、さらに厳しく対策をすると今度は利用者の負担やストレスが増えるという問題もあります。また、日常生活に制限がかかっていたり、常にクラスター発生の不安にさらされている職員のストレスも大きいものでしょう。
新型コロナとの長期的な戦いになる以上、ストレス・不安と感染リスクのバランスをどう取るのかが重要になってきそうですね。
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