介護職員の賃上げが、来月2月からおこなわれることになりました。それに伴って厚生労働省は、補助金の概要をまとめたリーフレットを公開。加えて、賃上げに関しての問い合わせ用コールセンターを開設することも発表しました。
このリーフレットは、これまで公表されてきた賃上げについて、網羅的にチェックしたり補助金の要件なども確認できるようになっています。
処遇改善について、以前の記事はこちら!Contents
厚生省が、今月26日に介護職員の処遇改善についてのリーフレットの公開と、コールセンターの設置を発表しました。
このリーフレットは、補助金による2~9月の間の処遇改善についてです。10月以降の介護報酬改定による賃上げについては触れられていません。
今回の処遇改善は、職員1人当たり月9000円相当の補助金が交付されます。ただ、実際の補助額は、事業所の1ヵ月総報酬にサービス形態ごとに定められた交付率をかけて算出するので、職員全員の給料が9000円アップするということではないようです。
また、介護職員処遇改善加算を取得していること、今年2月分と3月分の給料から賃上げをおこなうことなども条件で定められています。
注目したいのは、補助金の使い道についてです。これまでの処遇改善では、実際には職員の手元にはあまりお金が届かなかったというケースも少なくありませんでした。
そうしたことを受けてなのか、「補助金の全額を賃金改善に充てること」「補助金の3分の2以上をベースアップ等に充てること」が明記されています。加えて、2~9月の補助金の合計額を上回る賃上げを必ずおこなうことも記載されています。
この賃金改善については、厚生省に報告が必要ですので「まったく給料が上がらなかった…」という悲劇は免れそうです。
また、補助金の申請と支払いスケジュールも公開されています。今年の6月から補助金の支払いが始まり、11月に支払いが完了。来年1月には実績報告書の提出というスケジュールです。
今回、厚生省から公開されたリーフレットは事業所でのチェックに便利そうです。サービスごとの交付率の違いなどについてはさまざまな意見が出ていますが、今回の処遇改善については、この内容で決まったようです。
今回の賃上げについて、実際どれだけ給料が増えるのかがやはり気になるところ。1人9000円程度の補助金が交付されることとなっていますが、その配分などは事業所に任されています。もしかしたら、職員によって金額に大きく差がつく場合もあるかもしれません。
とはいえ、「補助金の全額を賃金改善に充てること」など、明確に記載されているので、まったく給料が上がらないということはないと思って良さそうですね。
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