人材紹介・派遣サービスなどをおこなっているトライト社が、昨年12月に実施したアンケート結果を公表しました。
これは介護・看護・保育分野の職員を対象としたもので、自身の給与に対する満足度を調査しています。
その結果、給与に対する満足度はどの職種でも半数以上の人が「不満」と回答。その理由は、「業務量に見合っていないから」という回答が最も多いものとなりました。
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介護・看護人材の紹介・派遣サービスなどをおこなっているトライト社が、介護・看護・保育業界で働く人にアンケートを実施。現在の給与やその満足度について調査しました。
その結果、介護職の月給は「15~20万円」と答えた人が最も多く22%。「20~25万円」が20.5%、「25~30万円」の10.2%が続きました。
あわせて年収も見てみると、すべての雇用形態で最も多いのは「100~200万円(16.6%)」。正社員では「300~350万円(15.1%)」が最も多い結果となりました。
この結果を2020年のものと比べてみると、正社員の「100~200万円」未満の割合が減っていることがわかります。
2020年は年収200万円未満の正社員は26.4%でしたが、2021年は15.8%に減少。正社員の処遇改善が進んでいるようです。
しかし、他業界と比べて平均年収が低い人が多いのは変わらない様子。全産業の平均年収の433万円より低い人がとても多く、2021年に年収400万円以下の正社員は74%でした。
また、その給与の満足度について「不満」と答えた介護職は51.2%と半数を越えているのが現状です。
さらに、不満に感じる理由のトップは「業務量に見合っていないから(45.7%)」。それに「労働時間に見合っていないから(24.8%)」「同業種の給与水準から見て適正以下だから(21.9%)」が続く結果となりました。
他の業界と比べると相変わらず給与の低い介護業界ですが、2020年との比較では収入がアップしている人もいるようです。
今回の調査で収入がアップしたと回答した人は32.2%。そのうち手当が増えたり昇給・昇格したと答えたのはそれぞれ33.3%となりました。
ただ、「労働日数・労働時間が増えた」という回答が27.3%もいるため、もしかしたらコロナ禍で業務量が増えている可能性も。人手が足りずに出勤せざるを得ない状況で負担が増えているのかもしれません。
とはいえ、全体としては給与が上昇している傾向にあるようです。10月からは「介護職員等ベースアップ等支援加算」による処遇改善もあるので、さらに給与が上がることに期待ですね。
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