自宅にいながらヘアカットやパーマなどの理美容サービスを受けられる「訪問理美容」。高齢化に伴って、その需要は拡大していくと考えられています。
そうした状況をふまえて、訪問理美容サービスの認知度や利用状況をリクルートが調査を実施。その結果、サービスの認知度はこの数年で上昇しており、訪問理美容師には要介護者への丁寧な対応を求めていることなどがわかりました。
リクルートが、介護認定を受けている高齢者と同居している家族に、訪問理美容サービスの認知度や利用状況についてのアンケートを実施しました。
まず認知度については、2015年の調査でサービスを知っている人は55%でしたが、2021年には78%に上昇。サービスを知ったきっかけは、通所介護の職員からの紹介が最も多く約72%でした。
また、利用したことがある人のうち、約70%が通所介護で利用していることがわかりました。
加えて、サービス会社を選んだ理由に関して、2021年は「利用者本人に丁寧に対応してくれそう」という回答が最も多い約55%に。また「介護知識を持つ理美容師がいる」という理由で選んだ人が約33%で、前年よりも約10ポイントの上昇となりました。
ここから、サービス利用者の家族は訪問理美容師に対して、利用者本人への丁寧な対応や介護知識を求めていることがわかります。
一方で、サービスを利用したことがなく今後も利用したいと考えていない人の理由は、「お金がかかる・かかりそう(約38%)」「迎える準備が必要そう・大変そう(約37%)」が上位となりました。
訪問理美容サービスについて、「聞いたことはあるけど、よくわからない」という人も多いかもしれません。
今回のアンケートでも、費用や自宅で受け入れる準備がネックになっているという結果に。もしかしたらこの結果は、訪問理美容サービスの具体的な内容や費用が一般的でないことが原因になっているのかもしれません。
特に在宅介護している場合は、介護を担っている家族に負担が大きいため「サービスを利用することで、さらに負担を増やしたくない」という気持ちが働いている可能性もあります。
訪問理美容は、高齢化によってニーズが増えてくるサービスと考えられていますが、もっと詳細なサービス内容が広まっていくと、多くの人が利用しやすいサービスになるかもしれませんね。
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