シニアの「フレイル」の問題が注目されています。
フレイルとは、筋力や体力が減少して「疲れやすい」「気持ちが落ち込む」などの症状が出ている状態のこと。悪化すると要介護状態になるため、フレイル予防が健康寿命を伸ばすことにもつながります。
特にコロナ禍が長期化している影響で外出機会や人との交流が減り、シニアがフレイルになりやすい状況になっています。
そこで兵庫県は、シニア向けの栄養評価アプリを使ってフレイルチェックのリストを提供。シニアが手軽に自分の健康状態を確認するための支援を開始しました。
兵庫県が提供を開始したのは、「兵庫県版健康チェック」というフレイル状態のチェックリストです。
これは、ネスレ ヘルスサイエンス カンパニーが配信している「MNA プラス」という栄養評価アプリの中で提供するもの。アプリの利用者は兵庫県専用の番号を入力することで「兵庫県版健康チェック」を使用できます。
「兵庫県版健康チェック」は、以前から兵庫県がシニアに配布していた「兵庫県版フレイルチェック票」をアプリでチェックできるようにしたもの。「6ヶ月間で2~3kg以上の体重減少がありましたか?」「ウォーキングなどの運動を週に1回以上していますか?」といった健康状態に関する質問に答えることで、フレイルかどうかを確認できます。
これを作成した兵庫県では、「シニアはメタボよりフレイル対策」を掲げてフレイル予防に力を入れているそう。全国で初めてフレイル予防のための動画を配信したりと積極的な啓発活動をおこなっています。
フレイルは多くのシニアの健康に関わる問題にもかかわらず、意外と自分ではわからないものです。
というのも、フレイルで特に気を付けたい低栄養状態は、食事量が減ったり栄養が偏っていても注意していないと気が付かないことが多いため。特に一人暮らしだと食事が同じようなものになったり、作るのが面倒でお弁当で済ませたりすることもあるかもしれませんね。
そのため、気軽に利用できるチェックリストがあれば「意外と食べてないな」と自分の栄養状態を把握しやすくなるのではないでしょうか。
今回のアプリやチェックリストのように、シニア向けの健康管理するツールはさまざまなものがあるので、活用してみるのも良いかもしれないですね。
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