徐々に全世代の接種が進んでいる新型コロナウイルスの3回目ワクチン。全世代の接種率は約48%となり、約半数の追加接種が完了していることになります。
また、3回目のワクチン接種が終わっている人が増えてきたことで、その効果に関するデータがそろい、厚生労働省の専門家会議が詳細なデータを公表しました。
それによると、3回目のワクチン接種が済んでいる高齢者の重症化と死亡率は、2回接種の人と比べて半減。若い世代でも同様のことが言えるそうですが、70代以上で効果が顕著だったそうです。
今月13日、厚生省は新型コロナのワクチンの接種回数による重症化率と致死率の違いについてのデータを公表しました。
このデータは、今年1月~2月末までの茨城・石川・広島の3県の感染者約11万9000人のもの。人工呼吸器の使用や集中治療室に入った人などを重症者と定義しています。
それによると、3回目のワクチン接種が終わっている人は全世代で重症化率・死亡率が低下。特に重症化リスクが高い高齢者はその傾向が顕著であることがわかりました。
例えば70代の死亡率は、未接種の人が2%、1回目・2回目接種済みは1.14%でしたが、3回目接種済みでは0.63%という結果に。さらに重症化率は未接種は3.83%、1回目・2回目の人は1.94%に対して3回目は0.95%となり、ワクチンを3回接種することで死亡率と重症化率を大きく下げられることがわかっています。
また、合わせて厚生省は直近1週間の感染状況を分析。新規感染者は34都道府県で増加しており、都市部の増加率は緩やかなものの、岩手県や新潟県など9県では第6波のピークを上回っているそうです。
さらに、50代以上で増加している傾向がある一方で、首都圏では10歳未満の子どもや20~30代の増加が顕著とのことです。
今月16日時点で、ワクチンの3回目接種率は20代で24%、30代で25.9%にとどまっています。
ちなみに65歳以上の高齢者については、今月18日時点でワクチンの3回目接種率は86%。ほとんどの高齢者の追加接種が済んでいる一方で、若い世代のワクチンの追加接種が進んでいない状況があります。
現在、新型コロナの再拡大の兆候があります。しかし、現状では飲み薬の使用に制限があるため、引き続きワクチンが第7波の攻略の頼みの綱となりそうですね。
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