徐々に接種が進んでいる新型コロナの3回目ワクチン。今月18日時点では65歳以上の高齢者の約85%が接種を完了しており、全世代では約50%の人が追加接種を済ませています。
この3回目のワクチン接種を進めることと並行して、政府では4回目のワクチン接種についても検討を実施。それによると、「接種対象を高齢者や基礎疾患を持つ人などの重症化リスクが高い人に限定するべき」との意見が出ているそうです。
今月末までには具体的な方針を決める予定。早ければ5月下旬には4回目の接種を開始したい考えです。
今月19日、自民党のワクチン対策プロジェクトチームは、新型コロナワクチンの4回目接種について「高齢者や基礎疾患を持つ人に対象を限定するべき」という提言をまとめました。
この提言の内容になった背景には、オミクロン株は「若い世代は重症化しにくい」という特性があります。4回目のワクチン接種はあくまで”重症化の予防”であるため、重症化しにくい若者が接種をしても効果が薄いと判断したためです。
また、イギリスやフランス、ドイツ、アメリカなどでも4回目の接種が開始。どの国も「50歳以上」「80歳以上」「重症化リスクが高い」といった制限を設けていることも受けて、日本でも同様に対象を限定するべきという意見が出ています。
こうしたさまざまな意見が出ていることから、厚生労働省は27日にワクチン分科会を開いて専門家の意見を聞いたうえで結論をまとめる予定です。
3回目のワクチン接種がおこなわれているのと並行して、4回目接種について議論が進んでいるようです。
高齢者や持病を持っている人など、重症化リスクの高い人に接種対象を限定する方向ですが、その特定する内容によっては自治体の負担が増大する可能性があります。
特に持病を持っている人の場合、自治体で状況を特定するのは難しいのではないでしょうか。そのため、接種券を配布する対象者の特定に時間がかかり、結果として5月末からの接種に間に合わないかもしれません。
3回目接種が開始されたときも、政府の方針転換によって各自治体や介護現場などは対応に追われました。4回目の接種では、現場の負担が増加することにはならないように願うばかりです。
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