近年、スマートフォンやタブレットなどのデジタル端末を活用したサービスが増えており、生活するにはそういったデジタル端末が不可欠と言っても過言ではありません。
しかし、多くのサービスが登場するなかで、高齢者がそれらから取り残されている状況があります。
というのも、70歳以上の約半数がデジタル端末を利用していないことが内閣府の調査でわかっているから。自治体も情報発信のデジタル化を進めており、このままでは災害時などに高齢者に情報が行きわたらない可能性もあります。
そのため、愛媛県では高齢者を対象にスマホの相談窓口を県内100ヵ所に設置。また、ソフトバンクは車両を使った移動型のスマホ教室を開催し、交通の不便な地域に住む高齢者の情報格差をなくす取り組みをしています。
今月19日、愛媛県は高齢者向けのスマホ無人相談窓口を開設することを発表。今年8月以降に県内100ヵ所に設置する予定とのことです。
この相談窓口では、スマホの基本的な操作や防災や行政の情報の確認方法、手続きなどを学べます。ブースにはタブレット端末が設置されており、オンラインでオペレーターがスマホの使い方をレクチャーします。
加えて、全市町で3回の教室を開催して、SNSやオンライン会議システム、キャッシュレス決済など日常生活でのスマホを活用できるように促していくそうです。
また、ソフトバンクはワゴンタイプの車両を使った移動型スマホ教室を開催。車内にはタブレット端末が設置されており、操作マニュアルや講師の表情を見ながら受講できるようになっています。
ちなみに、このスマホ教室は交通の便が悪いエリアを中心に全国10地域で開催予定です。
これまで開催してきたスマホ教室では、中山間部に住む高齢者は足を運ぶことが難しいことが課題でした。そこで、ワゴンタイプの車を移動型スマホ教室として活用することで、教室の方が受講者の近くまで出向くことを可能にしています。
まだまだ高齢者のスマホ活用が浸透していないのが現状ですが、自治体や企業でさまざまな対策を進めているようです。
ただ、これらの取り組みはどちらもオンラインでのレクチャー。特にデジタルに苦手意識のある高齢者の場合、それだけで足を運ぶことに抵抗を感じてしまうことも考えられます。
しかし、身近に教えてくれる人がいないためにスマホが使えないだけであれば、今回のようなオンラインレクチャーは便利ですよね。
手軽にスマホの使い方を学べる環境なので、悩んでいる人は活用してみると良いかもしれませんね。
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