認知症を発症すると、言葉が出てこなくなったりいつもの道で迷ってしまったり、生活に影響が出ることがあります。
そうなると、どうしても「認知症だから何もできない」と思ってしまいがち。しかし福岡県福岡市では、「オレンジ人材バンク」という取り組みを開始して認知症の人が自分の力を生かして活躍できるような環境を整えています。
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福岡市では、働く意欲のある認知症の人が登録する「オレンジ人材バンク」という取り組みを開始しました。
これは、認知症の人と賛同企業を結びつけて認知症であっても働ける環境を提供することが目的。コーディネーターが間に立ち、認知症の人にあった職場を調整しているそうです。
また、これは企業にとってもメリットがあります。
それは、製品開発の際に認知症の人の意見を参考にできること。一般的には、認知症の人が使いやすい製品を作ろうと思っても認知症の当事者の意見を聞くことは難しいのが実情です。しかし、この取り組みを使うことで認知症の人とつながることができるので、実際の当事者から製品の使用感や改善点などの意見をもらえるのです。
こうした取り組みをおこなうことで、認知症の人の活躍の場を創出するだけではなく、認知症フレンドリーな製品やサービスが増えることを目指しているそうです。
高齢化に伴って認知症の人は増加していますが、まだまだ認知症フレンドリーな社会になっていないのが現状です。
認知症の症状は少しずつ進行するため、症状が軽いうちは周囲のサポートがあれば自分で日常生活を送れることが多いのです。
そこで福岡市の取り組みのように、認知症の人を「認知症だから」という理由で社会から締め出すのではなく、その人の得意なことを生かして活躍する場を提供できる仕組みがあると良いのかもしれませんね。
これからは、認知症になったからといってすべてをあきらめなくてもいいような社会になっていくのかもしれません。
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