ハンバーガーなどのファストフードや惣菜パンといった「超加工食品」は、若者が食べるというイメージを持っている人が多いかもしれません。
しかし、ニューヨーク大学などの研究では60歳以上の高齢者の超加工食品の摂取量が増えていることが明らかになっています。
ニューヨーク大学などの研究グループが、アメリカの成人の食生活についての調査をおこないました。
それによると、年を追うごとに超加工食品の摂取量が増えていることがわかりました。
超加工食品とは、ファストフードやカップ麺、清涼飲料、スナック菓子など保存料などの添加物を使用している食品のこと。工業的に作られており、添加物によって日持ちを良くしてあることもあります。
これらの食品の特徴は、高カロリーで栄養価が低いこと。食べすぎることで、糖尿病や高血圧、肥満などの生活習慣病のリスクが高まるとされています。
こうした超加工食品に対して、野菜や大豆、ナッツ類、全粒穀物など、なるべく加工していない食品のことを「ホールフード」と呼びます。
今回の研究によると、2001~2002年の調査では全カロリーの53.5%を超加工食品で摂取していましたが、2017~2018年の調査では57%まで増加。一方で、ホールフードの摂取量は32.7%から27.4%減少していました。
なかでも、60歳以上の高齢者の超加工食品の摂取量が急増。かつては高齢者はホールフードをよく食べていたものの、年を追うごとに超加工食品を食べる量が増えていることがわかったそうです。
超加工食品は手軽に食べられるものが多いため、つい頼ってしまいがちですよね。しかし、高カロリーな食品が多いので、肥満や糖尿病、高血圧などのリスクが高くなることがわかっています。
意外なのが、高齢者の超加工食品の摂取量が増えていること。もしかしたら、高齢になって料理するのが大変になることで、調理の手間のかかるホールフードよりも超加工食品を食べる頻度が高くなっている可能性もあります。
ただ、今回の調査はアメリカでおこなわれたもの。アメリカ人と日本人ではライフスタイルが異なることもあるので、日本人での調査では少し異なる結果が出るかもしれませんね。
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