高齢になると、身体機能の衰えから歩行が難しくなることで外出の機会が減ってしまうことがあります。
その状態が続くと、さらに身体機能が落ちたり気持ちも落ち込んでフレイル状態になることもあるのです。
そこで、多数のロボットを開発しているZMPが自動走行するロボット「ラクロ」を開発。今回、介護施設と医療機関の間を結ぶ地域住民向けのサービス「医療ベルト」を開始するそうです。
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無人宅配ロボや無人フォークリフトなど、数多くのロボットを開発してきたZMPが自動運転の1人乗りのロボット「ラクロ」を開発。今回、試験的に介護施設と医療機関を結ぶ移動サービス「医療ベルト」を東京都中央区で提供するそうです。
このロボットは、自動運転で走行。利用者は取り付けられたタブレット端末を操作するだけで、運転する必要はありません。
また、時速6キロメートル以下で走るため、分類としては電動車いすなので公道を走行可能。センサーによって、赤信号での停止や人や自転車などが飛び出してきたときの一時停止もできるので安全面でも配慮されています。
さらに、ロボットの正面には目があり、すれちがう歩行者に笑顔でアイコンタクトを取るそう。街中でも溶け込めるように親しみやすいデザインにしています。
今回開始する「医療ベルト」は、このロボットを使って医療機関同士や介護施設と医療機関をつなぎ、手軽にアクセスできるようにするのが目的です
このサービスが開始された中央区は、公共交通があるものの乗り換えが必要で高齢者にとって移動が大変なエリア。そこで、医療機関や介護施設を結ぶことで、交通の利便性を上げる狙いがあります。
今後は、さらに多くの医療機関や駅にも移動できるように新しいルートの整備をおこなうそうです。
このロボットを使うことで、利用者はもちろんのこと付き添いの介護者が車いすやシニアカーの運転から解放されて負担が減るのではないでしょうか。
また、長距離の歩行が難しかった人がこのロボットを使うことで、外出のハードルが低くなって外に出る回数が増える可能性も。フレイル状態の予防にもなるかもしれませんね。
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