認知症を発症している高齢者は年々増加しており、これからも増加する見込みです。そのため、認知症の発見をする認知機能検査が注目されていますが、一般的に利用されている検査は時間がかかる点がネックでした。
そこで、アイ・ブレインサイエンス社は簡易的に認知機能を評価できるアプリを開発。その販売を大塚製薬社がおこなうことが明らかになりました。
Contents
大塚製薬が、認知機能を簡易的に調べるアプリの販売をおこなうことを発表しました。
これまで一般的におこなわれている認知機能検査は、問診に20分近くかかったり検査を受ける人の心理的負担が大きく、苦痛を受けやすいことが課題。さらに専門知識を持った医師などが問診をする必要がありました。
そのため、検査の簡易化や検査をする人や検査を受ける人の負担を少なくすることが求められていました。
そこで、アイ・ブレインサイエンス社は「アイトラッキング技術」を活用したこのアプリを開発。認知症のスクリーニング検査として日本で初めて薬事承認を取得しているそうです。
アイトラッキング技術とは、視線の動きをアプリが読み込むことで認知機能を評価するものです。
この技術を使うことで、簡単でストレスの少ない認知機能検査を実現。アプリをインストールしたタブレット端末を約3分間見つめるだけで簡単に認知機能の評価ができるようになりました。
検査時間が短くなったことに加えて、この検査では問診が不要に。そのため、人手不足の医療現場の負担の軽減にもなるそうです。
これまで、認知機能の検査を受ける人の多くが認知機能に違和感を感じてから検査を受けていました。
しかし、認知症の進行を抑えるためには、早期からの対策が大切。認知症の発症初期から対策をしておけば、生活環境を大きく変えずに暮らし続けられる可能性もあります。
そこで、今回のアプリのように簡単に認知症の検査が受けられると、認知機能検査を受ける人が増えるかもしれませんね。
ただ、このアプリはあくまで簡易的なもの。従来の認知機能検査を補助するものなので、この検査の結果だけを信じることはできないようです。
今後、さまざまなテクノロジーが開発されて、気軽に本格的な認知症検査ができるようになることに期待ですね。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。