全国的に膨大な感染者数になった新型コロナウイルスの第6波。高齢者は感染したことがきっかけで持病などが悪化し、死に至るケースも少なくありませんでした。
そこで、家庭での高齢者への感染を防止するためにホテルを活用する取り組みが各地で進められ、高齢者への感染を抑制することに成功した自治体があります。
それは福井県。福井県では、ピーク時の80~50%まで入院する高齢者の割合が低下したそうです。
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福井県では、新型コロナの第6波の最中である2月下旬から家庭内の1人目の感染者をホテルなどの宿泊施設での療養を推奨する取り組みをおこなっていました。
その結果、4月にはピーク時の80~50%まで入院する高齢者の割合が減少。重症化しやすい高齢者への感染を抑えるとともに、医療機関の負担を減らしたことを明らかにしました。
この取り組みは、高齢者への感染拡大を防ぐために感染者を宿泊療養施設に隔離するのが目的。宿泊施設での感染者の受け入れを始めた当初は、病院に次ぐ療養施設という位置づけでしたが、現在は感染しやすい高齢者から離れて療養したい無症状者や軽症者の受け入れ先となっています。
福井県では、1月に入院や宿泊療養施設を利用しない「自宅経過観察」を導入したことで、宿泊療養施設の利用者が激減。2月中旬には、宿泊療養施設・入院・自宅経過観察をする人全体の4%まで宿泊療養施設の利用が減っていました。
そこで、福井県が宿泊療養施設での隔離を推奨したところ、4月以降は療養者全体の20~29%が宿泊施設での療養者となったそうです。
新型コロナの感染が拡大し始めてから2年以上が経ち、ウイルスとの戦い方が変わりつつあります。
特に、「重症化率は低いが感染しやすい」というオミクロン株の特性によって、無症状や軽症の感染者が急増。高齢者が感染すると、重症化したり持病が悪化するなど命の危険があるので、いかに「高齢者への感染を防ぐか」が今後の対策の要になっていくでしょう。
そのため、これからはホテルなどの宿泊療養施設の活用が新型コロナに立ち向かうカギ。もし自分が感染した場合は、入院や自宅療養だけでなく宿泊療養施設も合わせて検討すると良いかもしれません。
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