新型コロナウイルスの第6波は、感染者がこれまでにないほど増加して医療機関の負担が膨大なものとなりました。
特に、介助が必要な高齢者が感染した場合は、食事や排泄などの日常的なケアも医療従事者がおこなうことになり、治療以外の負担がかかることでさらに医療をひっ迫させることとなりました。
そこで、滋賀県では大津市に要介護者向けの宿泊療養を開設し、その様子を公開しました。さらに大阪府では、要介護3以上の高齢者を対象とした臨時医療施設を7月に開設することが明らかにされました。
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滋賀県は、大津市にある宿泊施設「ホテルピアザびわ湖」を認知症や介護が必要な高齢者を受け入れる療養施設として活用しています。
この療養施設の定員は15人。軽症や無症状の高齢者を中心に受け入れています。さらに、看護師と介護士が24時間常駐しており、1日1回の医師による診察がおこなわれます。
今月2日から稼働しており、現在は要介護1~3の高齢者や持病のある人が入所。療養期間中は、身体機能の低下を防ぐためにゲームや体操などで身体を動かす時間を作っているそうです。
また、大阪府では7月に要介護3以上の高齢者を対象とした臨時医療施設「高齢者医療介護臨時センター」を開設することを明らかにしました。
この施設の入所対象は要介護3以上の自立歩行が困難な人。酸素呼吸器が不要な中等症1の人の受け入れを想定しており、医師や看護師に加えて、介護福祉士などのスタッフを配置する予定です。
さらに、理学療法士や作業療法士といったリハビリ専門のスタッフも配置することで、新型コロナの治療をしながらリハビリもおこなわれるそうです。
新型コロナの第6波では、介助が日常的に必要な高齢の患者のケアで業務が多くなり、医療従事者の負担が膨大になるという問題が発生しました。
さらに、ベッドの上で寝たきりになることで身体機能が落ちてリハビリが必要となり、入院期間が延びるというケースも少なくなかったそうです。
そこで、各自治体では医療機関の負担を軽減するために介助が必要な高齢者向けの療養施設を開設。療養後の身体機能にも考慮して、リハビリができる環境も用意したようです。
感染拡大が始まってから2年以上が経ち、新型コロナと戦う体制が整いつつあると言えそうですね。
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