高齢になると、病気の治療のために入院した後に筋力が低下して歩けなくなるケースが少なくありません。
しかし、リハビリ病院やデイケアなどではリハビリができる時間に限りがあります。そのため、機能が回復しきらないうちに退院しなければいけなかったりリハビリの時間が短くて機能回復まで至らないこともあるのです。
そこで、自立支援特化型デイサービスを運営するポラリス社は、全国にお泊まりデイサービスを展開するウェルフューチャー社と提携して「合宿型機能改善サービス リハケーション Pegasus」を提供開始することを明らかにしました。
宿泊しながらリハビリをおこなうことで、3ヵ月で車いすを利用していた人が歩けるようになるそうです。
自立支援特化型デイサービスを運営するポラリス社が、「合宿型機能改善サービス リハケーション Pegasus」を提供開始することを明らかにしました。
リハケーションとは、合宿のように普段と異なる環境で集中して機能改善をおこなうリハビリサービスのこと。ポラリス社では、リーガロイヤルホテル大阪、ハウステンボスで同様の取り組みをおこなっていますが、ウェルフューチャー社のお泊りデイサービスを活用することで比較的安価にサービスを提供できるようになるそうです。
このサービスは、お泊りデイサービスでリハビリをおこなうことで24時間体制で機能改善に集中。3ヵ月の短期間で歩行機能改善などを目指します。
このプログラムの特徴は、ポラリス社独自のウォーキングマシンやパワーリハビリテーションで、一人ひとりに合わせた機能訓練ができること。パワーリハビリテーションとは、老化などで使われなくなった筋肉を再び活性化させることで、身体の動きを改善させる新しいリハビリ方法です。
こうした独自のプログラムを集中的に実施することで、3ヵ月という短期間で機能改善を実現できるそうです。
リハビリサービスにはさまざまなものがありますが、時間が限られているため「物足りない」と感じている人もいるかもしれません。
そこで、今回のサービスのような宿泊型のリハビリサービスを利用してみると、集中してリハビリに取り組めそうですね。
特に「孫の結婚式までに自分の足で歩きたい」「歩けるようになって、自分らしさを取り戻したい」など本気で機能改善を目指している人は、検討してみるのも良いのではないでしょうか。
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