1人暮らしや夫婦のみの高齢世帯が増加したり核家族化の進行により、地域住民のつながりが希薄になっていると言われています。
さらに、新型コロナウイルスの拡大の影響でその傾向が顕著に。住民同士のコミュニケーションの機会が減ることで「共助」の機能が低下しているのです。
そこで、各地では地域住民の交流を促進する施設が登場しています。
例えば、東京都調布市では商業施設の中に高齢者の健康増進事業や誰でも使える集会場がある「ふじみ交流プラザ」が開設。また、三重県桑名市では養護老人ホームや保育所など複数の福祉施設が併設された「らいむの丘」がオープンしました。
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今月16日、東京都調布市では商業施設「ブランチ調布」の1階に「ふじみ交流プラザ」がオープンしました。
この施設はコミュニティ事業・高齢者健康増進事業の2つを担うものです。
コミュニティ事業としては、趣味の集まりや会議などで利用できる集会室を3室用意。1室には調理スペースが設けられ、部屋を区切るパーティションを取り外せば大きな1室としても使えるようになっています。
一方の高齢者健康増進事業では、60歳以上の市民を対象としたサービスを提供。例えば、浴場は天然温泉の温泉を汲んでおり、事前予約をすれば週2回入浴できます。
こうした施設に加えて、家族連れで活用できる「あそびのひろば」「みはらしひろば」なども用意。多世代が交流できる環境をそろえています。
また、先月には三重県桑名市に複合型福祉施設「らいむの丘」が開設。桑名市社会福祉協議会が運営する高齢、障害、児童などの複数の福祉事業を実施します。
具体的には、養護老人ホーム、母子生活支援施設、保育所、児童発達支援センターなどの福祉事業を集約。2つの棟に分かれているものの、建物を隣接させて保育園の遊戯室を介護施設の窓から見えるようにするなど、他世代が交流しやすいような造りにしているそうです。
さらに、誰でも利用できる店舗や交流スペースも設けており、地域住民が気軽に集う施設です。
新型コロナの拡大や核家族化などにより地域のつながりが希薄になっており、それを解決する取り組みも盛んになっているようです。
特にさまざまな背景を持つ人が利用する福祉施設と商業エリアを併設することで、介護・福祉サービスがもっと身近なものに感じられるようになるかもしれません。
それによって、これらのサービスを利用する人への偏見がなくなったり福祉サービスを利用するハードルが低くなることもあるでしょう。
将来的には、多様な人たちが交流し合う環境が当たり前になっていくのかもしれませんね。
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