超高齢社会である日本において、介護予防や認知症予防は多くの人が気になる問題でしょう。
しかし、実際に何をすれば良いのかがわからず、具体的な対策をとっていない人もいるのではないでしょうか。
そうしたことを受けて、全国の自治体で介護予防や認知症予防につながる取り組みを実施しています。
例えば、静岡県焼津市では市が脳トレや懐かしい町の写真など、脳の刺激となるコンテンツをまとめた冊子を配布。奈良県大和郡山市では、介護予防やフレイル予防に関する出張講座を実施し、市民の要望に応じて保健師などの専門家を派遣しています。
静岡県焼津市は、地元の懐かしい写真や市のキャラクター「やいちゃん」を使った脳トレなどを掲載した冊子「まちの想い出」を作成し、配布を開始しました。
この冊子には、約70年前の市内の風景写真をヒントにしたキーワード穴埋めクイズや、富士山の写真が市内のどこから撮影されたものかを当てるクイズなどを掲載。また、同じ絵柄の「やいちゃん」を探し出すゲームや、地元ならではの単語の文字の並びかえクイズなどもあり、気軽に脳トレができる内容です。
また、奈良県大和郡山市では出張で介護予防教室を実施しています。
この教室は定期的に開催しているものではなく、市民の要望によっておこなわれるもの。最低5人以上の参加者がいれば、自治会館などで実施できるそうです。
その内容は、フレイル予防や介護予防、認知症予防など多岐にわたります。
例えば、心のリフレッシュをする「音楽療法」や転ばないための「転倒予防体操」、認知症に関して正しい知識を持つ「認知症サポーター養成講座」なども依頼できます。
この講座は、基本的に講師や教材などの費用が無料。参加者5名以上と開催場所の確保だけしていれば良いので、友人や老人会などの集まりでも利用できます。
脳トレのための冊子を配布したり介護予防教室の講師を派遣したりと、各自治体で介護予防のためのさまざまな取り組みをしていることがわかります。
ただ、なかには「介護予防」と聞くと、「まだまだ元気だから必要ない」と感じる人もいるかもしれません。
ですが、そうした気持ちを「ちょっとした暇つぶしに脳トレしてみる」「地域の人と交流するために教室に参加してみる」と考えてみると意外と楽しく感じられるかもしれません。
各地域でそれぞれの取り組みをおこなっているので、自分が住んでいる地域でどんなものがあるか調べてみるのもおもしろいですね。
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