世界一の長寿国である日本。全国の65歳以上の高齢者の割合は28%ですが、地域によってはさらに高齢化率が高い場合もあります。
特に地方の高齢化は深刻。そのため、多くの自治体では高齢者の健康維持に関する取り組みによって医療負担の負担軽減や医療費の増加を抑えようとする事業がおこなわれています。
そうしたなかで福井県若狭町では、「わかさ健活プロジェクト」がスタート。住民にスマートミラー「アフラックミラー」を貸し出し、ミラーを通して専門家による栄養指導や運動指導を受けられる取り組みです。
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福井県若狭町で「わかさ健活プロジェクト」が開始されることがわかりました。
このプロジェクトは、地域住民の自宅にアフラック社提供の「アフラックミラー」という鏡形のデジタル機器を導入。このミラーを使って健康増進、健康寿命の延伸を目指すそうです。
このミラーを見ると、顔の表面温度や脈拍、肌の保湿状態などが記録可能。さらに、食事内容や運動風景を撮影して管理栄養士などの専門家に送ることで、自宅で専門家による健康指導が受けられます。
今回のプロジェクトが開始される以前、若狭町では「若狭町生き抜くプロジェクト」が行われていました。加齢によって筋力の低下などを引き起こす「サルコペニア」対策を重点的に実施するなかで、高齢者へ指導する医療従事者不足が課題になったそうです。
そこで、今回、デジタル機器を活用して離れていても専門家が指導をできるようにすることで、医療従事者の不足の解消。加えて、ミラーを使って健康知識が増えることで、家族や近隣の住民同士がお互いの健康を気遣う「共助型指導」の確立を目指すとしています。
日本の医療従事者不足が、深刻なものとなっています。
特に、医師数は先進国でも最低水準。主要先進国などで構成する経済協力開発機構(OECD)加盟国30ヵ国のうち日本は26位という数字も発表されているのです。
そのため、地域住民が健康維持をしたくても医師などの専門家の指導を受けにくい状況に。自治体としても取り組みに協力してくれる医療従事者がいないと事業を進められないでしょう。
そこで、今回のプロジェクトのようにデジタル機器を活用できると良いのかもしれませんね。
ただ、こうしたデジタル機器に慣れていない高齢者も多いので、高齢者がデジタル機器に慣れるサポートも同時に検討する必要がありそうですね。
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