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入院中に歩けなくなった高齢の母。退院後は施設入居か在宅介護かで迷っています。

2022年11月25日

先日、母が自宅で転倒して入院しました。今はリハビリ病院で入院中ですが、リハビリをしても以前のようにはもどらず、歩行器が必要な状態だそうです。トイレやお風呂に介助が必要ですが、私は仕事があるので日中の介護ができません。

なるべく自宅で介護したいとは思っていますが、介護施設に入居させた方が良いんでしょうか?

(川崎さん・パート・65歳)

まずは在宅介護サービスを活用しながら介護ができる状況なのか、難しいのか、今のお母様やご家庭の状況を整理しましょう。

また、在宅介護や施設介護は、メリットとデメリットの両面がありますから、どちらもよく理解したうえで、お母様とご家族にとって良いと思える選択をしていただきたいです。

この記事を監修する専門家

入居相談室室長 北野 優

2009年に入居相談員のキャリアをスタートしてから、延べ1万人以上の相談を受ける。入居相談員としてのスキル・知見は群を抜いており、「人生100年時代 失敗しない介護施設選びと介護費用の目安」「相談事例から学ぶ!失敗しない有料老人ホーム探しのポイント」など老人ホーム選びに関する数々のセミナーにも登壇。7000施設以上の紹介数を誇る、いい介護入居相談室の室長。

目次
  • 1. 高齢者は入院すると身体状況が変わりやすい?
  • 2. 退院後は在宅介護と介護施設のどちらが良い?

高齢者は入院すると身体状況が変わりやすい?

1ヵ月ほど前に母が自宅で転倒して足を骨折して入院しています。今はリハビリ病院に入院していますが、リハビリしても元のようには歩けず、歩行器が必要な状態になるそうです。

母は90歳を超えてもとても元気で、介護なんてまったく必要のなかった人なのに…。なんで急に足が悪くなってしまったんでしょう?

ご高齢になると、やはりどうしても身体機能が衰えやすいものです。ご自宅では家事をしたり身の回りの支度をすることで意識しなくても身体を動かしますが、病院だとそうもいきません。

中には、川崎さんのお母様のように入院前は元気だったのに、入院をきっかけに介護が必要な状態になってしまうことも珍しくないんです。ベッドの上で横になって身体を動かさない時間が多くなるため、さまざまな機能が低下してしまうんですね。

えぇ!?そうなんですね。「さまざまな機能」というと、どんな機能が低下してしまうんでしょうか?

入院中のご高齢者の身体状況が変わってしまうケースとして、大きく分けると次の3つのパターンがあります。

  • 身体機能が低下する
  • 精神状態が悪くなる
  • 医療行為が必要になる

「身体機能が低下する」は、うちの母と同じですよね?

おっしゃる通りです。「それまで元気に歩いていたのに、入院中に脚の筋力が低下して車いすが必要になった」というケースは意外と多いんです。

そうした運動機能の低下に加えて呼吸器や、消化器などの内蔵機能の低下が起こることもあります。「入院中に食欲が低下したことで飲み込む力がなくなり、胃ろうを造設する必要ができた」ということもありますね。

内臓にまで影響が出てしまうんですね…。

その次の「精神状態」というと、何が変わってしまうんでしょうか?

ご高齢者に多いのは認知症です。入院して大きく環境が変わったことのストレスなどで認知機能の低下が急激に進んでしまうことがあるんです。

えっ!?入院して認知症になってしまうんですか?

認知症まではいかなくても、認知機能の低下が進んでしまうことがあります。やはり病院だとご自宅での生活よりも脳への刺激が少なくなりますから、認知機能が低下しやすい環境なんですね。

加えて、環境の変化によって食欲が低下することも。中には口から食事を摂れなくなって、お腹から栄養を流し込む胃ろうを造設するケースもあるんですよ。そうなると、医療的なケアが日常的に必要になります。

口から食事を食べられなくなることもあるんだ…。

胃ろうの他にも、「たん吸引」「褥瘡ケア」「インスリン注射」など、定期的に医療行為をおこなわないといけない状態にはさまざまなケースがあります。

もし、こうした医療行為が必要になったときは、医療的ケアができる体制を整えたうえで介護をしないといけないというわけですね。

退院後は在宅介護と介護施設のどちらが良い?

できれば、退院後は在宅介護をしたいと考えています。母も自宅に戻りたいでしょうし…。でも、私は昼間働いていますから介護は難しいんですよね。

となると、やっぱり自宅での介護は諦めた方が良いんでしょうか?

いえいえ、まだ諦めるのは早いです!在宅介護サービスを活用しながらであれば、ご自宅での暮らしを続けられる可能性はありますよ!

ただ、在宅介護サービスを使っても介護しきれないことはあるでしょう。まずは、今のお母様とご家庭の状況を整理して、在宅介護サービスを使えば自宅で生活できるのか考えてみてください。

それで、「在宅介護は難しい」と感じたのであれば、介護施設に入居することを検討してみましょう。

在宅介護サービスのメリット・デメリット

「在宅介護サービスを活用する」と言っても、これまで利用したことがないのでどんなものがあるのかわかりません。どんなサービスがあるんですか?

主な在宅介護サービスには、以下のようなものがあります。

  • 訪問介護
  • 訪問看護
  • 訪問入浴
  • 訪問リハビリテーション
  • デイサービス
  • デイケア
  • ショートステイ
  • 小規模多機能型居宅介護
  • 福祉用具レンタル

お母様の状況を考えると、「訪問介護」「デイサービス」を利用してみると良いかもしれませんね。

訪問介護ってヘルパーさんが家に来てくれて、家事をしてくれるサービスでしたっけ?

その通りです!ヘルパーさんは家事だけでなく、排泄介助や入浴介助などの身体介助もしてくれます。そのため、お母様のトイレ介助やお風呂の介助を頼むのも良いかもしれません。

また、デイサービスは、日帰りで介護施設を利用するサービスです。昼食や入浴介助、レクリエーションを提供してくれるので、川崎さんがお仕事の間、お母様にデイサービスで過ごしてもらうのはどうでしょうか?

それは良いですね!私がいない間にまた転倒してしまうのが怖いので、デイサービスに預けられるのは助かります。

昼間だけでも母を預けられる場所があるなら、在宅介護でも大丈夫かもしれません。母も慣れた家で暮らし続けたいでしょうから、在宅介護でがんばってみようかな…。

そうですね、やはり、在宅介護の大きなメリットのひとつは、ご自宅で生活できることだと思います。また、他にもこんなメリットがあるんですよ。

  • 慣れ親しんだ家で生活できる
  • 排泄や入浴のときのプライバシーが守られる
  • 最期を自宅で迎えられる
  • 施設介護よりも費用を抑えられる

へぇ!こんなにメリットがあるんですね。母も「病院じゃなくて家で死にたい」なんて言うこともありますから、できるだけその希望は叶えてあげたいと思っています。

やはり、「最期は自宅で迎えたい」と考えるご高齢者は多いですね。ただ、もちろん在宅介護にもデメリットはあります。

在宅介護を選択する場合は、次のようなデメリットも理解しておいてくださいね。

  • 体調の急変時に、専門家によってすぐに支援できない
  • 医療的ケアが自宅でどこまでできるかわからない
  • 家族の介護の負担が大きい
  • 同居家族の外出が制限される

うーん、やっぱり介護の負担は大きいですよね…。

どうしても、介護をするご家族の負担は大きくなりがちです。特に排泄介助や入浴介助などの、身体介助は介護する人の身体的負担が大きいです。その負担を他のご家族と分担したりしながら介護していけると良いですね。

施設介護サービスのメリット・デメリット

施設介護サービスについてもよくわかりません。どんなサービスがあるんですか?

例えば、主な施設介護サービスには以下のようなものがあります。

  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 老人保健施設(老健)
  • 有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅

このうち、「特別養護老人ホーム」「老人保健施設」は公的な介護施設です。料金が民間施設よりも安いのが特徴ですね。

特に、終身利用ができる特養はとても人気で、施設によっては入居するのに数年待つ可能性も…。なので、退院後すぐに介護施設に入居したい場合は特養に入居するのは難しいでしょう。

えぇ!何年も待つこともあるんですね。安いのはうれしいですが、退院後すぐに入るとなると難しいのか…。

ですので、入居しやすい民間施設にしぼって施設探しをするのもアリですよ。上のリストで言うと、「有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」が民間施設です。

どうしても公的施設と比べると費用が高くなる傾向があるのですが、公的施設よりも順番待ちをしている人が少ないので入居しやすいんです。早めに施設探しをしておけば、退院と同時に施設に入居もできるでしょう。

それは良いですね!介護施設に入ってもらえば、介護に慣れたスタッフさんたちがお世話してくれるわけですし、そういう意味では家で過ごすよりも安心ですよね。

おっしゃる通りですね。もちろん、他にも介護施設に入居するメリットはいくつもあります。例えば、以下のようなメリットがありますよ。

  • 介護の知識のあるスタッフがケアをするので安心できる
  • イベントやレクリエーションを楽しめる
  • 他の入居者やスタッフとの交流がある
  • 家族の介護の負担が大きく減る

そうか、施設ではイベントやレクリエーションをやるんですよね。その方が家にいて、ずっとテレビを見ているよりも楽しみがあって良いかなぁ。

…ちなみに、介護施設に入るデメリットもあるんですよね?どんなものでしょうか?

そうですね。介護施設に入居することにもデメリットはあります。例えば、以下のようなことです。

  • 費用が高額になる傾向がある
  • 集団生活でのストレスがある
  • 感染症のリスクがある
  • 自由に行動しにくい
  • 家族と離れて暮らすことになる
  • 家族と会える機会が限られる

うーん。やっぱり介護施設って高いんですね…。

はい。やはり、在宅介護の費用よりも高くなることが多いですね。その分、施設側に介護をまるごとお願いできるわけですが…。

在宅介護をするにしても介護施設に入居するにしても、メリットやデメリットはあります。なので、その両面をよく理解したうえで在宅介護と施設介護のどちらにするか選択してくださいね。

  • 高齢者は入院中に身体状況が悪くなることが多い
  • 在宅介護は自宅で過ごせるが、医療・介護のプロが近くにいないデメリットも
  • 施設介護はプロが近くにいる安心感があるが、費用が高くなりやすい

この記事の執筆者

いい介護 編集部

「いい介護」の記事を編集・執筆する専門チームです。介護コンテンツのベテラン編集者や介護施設職員の経験者など、専門知識をもったスタッフが、皆さまの介護生活に役立つ情報をお届けします!

2022年11月25日

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認知症の母親が同じ話を繰り返すときはどうしたら良いですか?イライラして、つい「うるさい!」と怒鳴ってしまいます。

認知症の母親が同じ話を繰り返すときはどうしたら良いですか?イライラして、つい「うるさい!」と怒鳴ってしまいます。

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要介護度の再認定はできますか?想定よりも低い介護度が出たので、特養に入居できません!

要介護度の再認定はできますか?想定よりも低い介護度が出たので、特養に入居できません!

先日、父の要介護認定が出ました。でも、要介護2という結果に不満を感じています。というのも、この間、近所の近くの特別養護老人ホームに問い合わせしたら「介護認定を受けて要介護3以上の認定が下りないと入れない」とのことで、要介護2では申し込みができないんです。 それに、その特養の担当者さんに父の状態を伝えると、「要介護3になるのでは」と言われていました。 思ったよりも介護度が低かったときは、再認定ができますか? (黒田さん・会社員・61歳) はい、できますよ!「区分変更申請」をするか、「審査請求」をして不服申立てをすることで、再認定をおこなえます。区分変更申請は、通常であれば身体状況が悪化して介護量が増えたときにおこなうものですが、「介護度が思ったよりも低い(高い)結果になった」というときにもできるんです。審査請求という方法でも介護認定のやり直しができますが、申請から数ヵ月かかることも珍しくありません。時間がかかりすぎるので、区分変更申請がおすすめです。 要介護度の再認定できる?方法は? 介護をしている父の状態が一気に悪くなったので、介護施設に入れようと思って近くの特別養護老人ホームに問い合わせしたところ、「介護認定を受けて要介護3以上の認定が下りないと入れない」と断られてしまいました。なので、すぐに要介護認定の申請をしたところ、結果は要介護2…。その特別養護老人ホームの人に父の状況を伝えたときには「要介護3以上になるのでは」と言われていたのに…。思っていたのよりも低い介護度になったときに再認定はできるのでしょうか? 介護度の再申請はできますよ!想定の介護度と異なる結果が出た場合、「区分変更申請」か「審査請求」の2つの方法で介護認定のやり直しができるんです。 それはどんな方法ですか? まず、「区分変更申請」は、通常では心身の状態が悪化して介護量が増えたときなどにおこなわれるものです。例えば「最近、1人でお風呂に入れなくなったから、介護度が上がっているかも」と思ったときに区分変更申請をするんですね。区分変更の結果、介護度が上がれば利用できるサービスの量が増えますし、使えるサービスの幅が増えることもあります。このような本来とは違う使い方ではありますが、想定していた介護度と異なる結果が出たときのやり直しとしても、区分変更申請は活用できるんです。 へぇ、そうなんですね。区分変更申請をするにはどうしたら良いんですか? 区分変更申請の手続きは役所でおこないます。この手続きをする人は、原則としてご本人かご家族に限られています。が、介護施設に入居して役所まで足を運べなかったり、ご家族が代わりに申請できない場合は、介護施設の担当者やケアマネジャーさんが代行することも可能です。区分変更申請の際に必要な持ち物がありますから、以下にまとめておきますね。 介護保険要介護認定・要支援認定等申請書 介護保険被保険者証 医療保険被保険者証のコピー(第2号被保険者の場合) 申請者の本人確認書類 個人番号確認書類(通知カード、個人番号カード、個人番号入り住民票写しのどれか1点) 「申請者の本人確認書類」って何を持って行けば良いんですか? 本人確認書類は、次のうちのどちらかを持っていけばOKです。 申請者の本人確認書類 写真付の公的身分証明書(運転免許証、パスポート、個人番号カード、身体障害者手帳、住民基本台帳カードなど どれか1点) 写真無の公的身分証明書(介護保険被保険者証、医療保険被保険者証、介護保険負担割合証など どれか2点) こうして役所で申請が終わったら、認定調査がおこなわれます。 あれ、もう認定調査なんですね。この間おこなった介護認定の申請と同じ流れです。 そうなんです。区分変更申請も大まかな流れは、初めて介護認定を受けるときと変わりません。認定調査員さんが、ご自宅などに伺って認定調査をするところも同じです。認定調査は大切なので「この間、調査したばかりだから適当でいいや」と手を抜かないでくださいね。それと、もし担当のケアマネジャーさんがいる場合は、ケアマネジャーさんに事前に相談しておいた方が良いかもしれません。どれくらいの介護度になるのかの目安を教えてくれることもあるでしょう。 審査請求(不服申立て)という方法も… 「審査請求」という方法でも再認定できるんですよね? そうです。審査請求は「不服申立て」と呼ばれることもあります。要介護認定の審査をおこなっている「介護保険審査会」に、審査結果の不服を申立てるのが審査請求です。なので、要介護認定の結果に不満がある場合は審査請求をするのが本来の使い方なんですが…。 何か問題でもあるんですか? 問題というか…。とても時間がかかるんです。審査請求の申請をしてから新しい認定結果が出るまで数ヵ月も待たされることも珍しくありません。 そんなに時間がかかるんですか!何ヵ月も待ってられないです。 そうですよね。なので、区分変更申請をすることをおすすめします。 要介護度を正しく判定してもらうコツ そもそも、どうして父は要介護度が低い結果になってしまったんでしょう? おそらくですが、認定調査のときに”がんばってしまった”んじゃないでしょうか。 「がんばってしまった」?どういうことですか? 認定調査をする調査員さんは、当然ですが初対面のことが多いでしょう。初対面の人に身の回りのことができない姿を見せたくないですよね。なので、「自分で着替えができますか?」という質問に、本当はできないのに「できる」と答えてしまうのがよくあるケースです。また、認知症の人の場合、いつもと違う状況だと意識がはっきりして普段よりもしっかり話せることがよくあります。 そうなんです!うちの父もそうでした。いつもはとんちんかんなことを言うのに、調査員さんが来たら急にしゃっきりして。調査員さんの質問にもきちんと答えられていました。 やはりそうでしたか…。お父様のように、認定調査のときだけ元気になるのがご高齢者に多いんです。それで、想定よりも低い介護度になってしまうんですね。 そういう理由だったんだ…。では、次の認定調査ではどうしたら良いんでしょう? では、適切な介護認定が下りるための認定調査のコツをお伝えしますね。認定調査のコツは大まかに次の3つがあります。 認定調査に同席する 本人抜きで実情を伝える かかりつけ医に意見書を書いてもらう 一番大切なのは「認定調査に同席する」ことです。ご本人が「一人で大丈夫」と言っても、認定調査には同席しましょう。そうして、調査員さんに普段の状況を伝えましょう。もし、ご本人がいる目の前で言いにくい場合は、ご本人抜きで話す時間を作ってください。そこで、介護で困っていることや「さっきはできると言っていたけど、本当は介助が必要なんです」と実情を伝えましょう。 なるほど…。この間は、私が同席したんですが、父抜きで調査員さんと話す時間は作らなかったですね。 それに、調査員さんは認定調査のときのお父様の様子しかわかりませんから、実際の様子をきちんと伝えられるようにメモを作っておくのも大切です。既往歴や通院先といった情報に加えて、「食べるのに時間がかかるようになった」「手すりがないと立ち上がれなくなった」といった具体的な状態も、伝え忘れがないようにメモしておくと良いかもしれませんね。 介護認定の結果に不満があったら、「区分変更申請」「審査請求」でやり直しができる 認定調査のときに、普段よりも元気な様子を見せてしまうことがある 家族も認定調査に同席して、介護で困っていることや普段の様子を認定調査員に伝えよう pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }

老人ホームに入居したら訪問看護は利用できませんか?今の訪問看護を継続したいと考えています。

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老人ホームに入居したら訪問看護サービスを利用できなくなりますか?父親が入居する施設を探しているのですが、父親が訪問看護の看護師さんをとても気に入っており、入居後も継続したいと考えています。 特に父はこだわりが強い人で何人も交代した結果、今の看護師さんにようやく出会えた状況です。なので、他の看護師さんは受け付けないのでは、と心配しています。 (望月さん・自営業・63歳) 入居後も訪問看護サービスを利用できる施設と、利用できない施設があります。例えば、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などは訪問看護を利用しながら入居ができます。なので、どうしても今の訪問看護事業所を継続したい場合は、これらの施設に入居すればご自宅と同じように利用できますよ。 老人ホームでは訪問看護を利用できる? 一人暮らしをしている認知症の父親が入れる老人ホームを探しています。父は糖尿病もあるので、1日2回、インスリンの注射が必要なのに、忘れてしまうことがあります。そのため、薬の管理のために週に1回、訪問看護サービスを利用しています。ただ、父はとてもこだわりが強い人で、何人も交代した結果、今の看護師さんに落ち着きました。なので、老人ホームに入ってからも今の看護師さんに看てもらいたいんです。老人ホームに入居してしまうと、訪問看護サービスは利用できないんでしょうか? そんなことはありませんよ!ただ、施設の種類によっては訪問看護サービスを利用できる施設と利用できない施設があるので、そこには注意が必要です。訪問看護サービスを利用できる施設とできない施設を順にお伝えしていきますね。 訪問看護を利用できる施設 入居後も訪問看護サービスを利用できる施設には、以下のようなものがあります。 住宅型有料老人ホーム サービス付き高齢者住宅 ケアハウス 軽費老人ホーム これらの施設は、ご自宅で利用していたときと同じように訪問看護を利用できます。入居後はご自身の居室に看護師さんが訪問する形になります。また、以下のように特別な条件を満たした場合にのみ、訪問看護を利用できる施設もあります。 特別養護老人ホーム →末期のがんの場合 介護付き有料老人ホーム →厚生労働省が定める疾病の場合、特別訪問看護指示書がある場合 サービス付き高齢者住宅(特定施設の指定がある) →厚生労働省が定める疾病の場合、特別訪問看護指示書がある場合 グループホーム →厚生労働省が定める疾病の場合、特別訪問看護指示書がある場合 父はがんではありませんから、特別養護老人ホームに入居しても訪問看護は受けられなさそうです。介護付き有料老人ホーム、特定施設の指定があるサービス付き高齢者住宅、グループホームで訪問看護を利用する条件の「厚生労働省が定める疾病」ってどんな病気ですか?それと、「特別訪問看護指示書」って何ですか? はい、順番にお話ししていきますね。まず、「厚生労働省が定める疾病」というのは以下の病気のことを指します。 末期の悪性腫瘍 多発性硬化症 重症筋無力症 スモン 筋萎縮性側索硬化症 脊髄小脳変性症 ハンチントン病 進行性筋ジストロフィー症 パーキンソン病関連疾患 多系統萎縮症 プリオン病 亜急性硬化性全脳炎 ライソゾーム病 副腎白質ジストロフィー 脊髄性筋萎縮症 球脊髄性筋萎縮症 慢性炎症性脱髄性多発神経炎 後天性免疫不全症候群 頚髄損傷 人工呼吸器を装着している状態 何だか聞いたことがない病気ばかりですね。これらの病気にも父は該当しませんね…。あと、「特別訪問看護指示書」というのは? 特別訪問看護指示書は、ご入居者が急に体調が悪くなったときに主治医が訪問看護の必要性を示した書類です。つまり、特別養護老人ホーム・介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者住宅(特定施設)・グループホームは、特定の病気を持っているか急な体調不良の場合でないと、訪問看護サービスを利用できないんですね。 なるほど…。要するに、基本的に訪問看護は利用できないと考えて良さそうですね。 訪問看護を利用できない施設 訪問看護を利用できない介護施設もあります。それは以下の2種類です。 介護老人保健施設 介護医療院 これらの施設には、医師や看護師さんの配置が義務付けられています。そのため、入居後にわざわざ訪問看護を利用する必要がないんですね。 介護老人保健施設と介護医療院は、医療体制が整っているんですね。 訪問看護を利用しながら老人ホームに入居する方法 偏屈でこだわりの強い父のことですから、今の看護師さん以外からケアを受けてくれないと思うんです。なので、どうしても今の訪問看護を利用し続けたいのですが、どうしたら良いでしょうか? でしたら、先ほどお伝えした訪問看護を利用できる施設に入居することをおすすめします。例えば、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅であれば、居室に看護師さんが訪問してくれますから、これまでと同じように利用できるでしょう。 そうなんですね、よかった! ただ、訪問介護事業所は訪問可能エリアを設定しています。なので、そのエリア内で施設を見つけないといけません。ただ、もしかしたら希望の施設がエリア内になかったり、あっても満室で入れない可能性もあります。今の訪問介護事業所を継続して利用する場合は、そうしたリスクがあることも頭に入れておいてくださいね。 訪問看護を利用しないで医療ケアを受ける方法 もうひとつ、介護施設に入居後も医療ケアを受ける方法があります。それは、看護師さんが常駐しているなどの医療体制が整っている施設に入居すること。介護付き有料老人ホームなどであれば、看護師さんが常駐しています。 でも、介護付き有料老人ホームに入ったら訪問看護を利用できないんですよね? おっしゃるとおりです。もともと医療体制が充実している施設では、特別な条件を満たしていないと訪問看護を利用できません。でも、訪問看護を利用できる施設が希望エリア内になかった場合、入居できる施設がなくなってしまいます。訪問看護を利用できる施設で今の訪問看護を継続するか、医療体制が整っている施設で医療ケアを受けるか、どちらも一長一短ありますから、ご家族でよく話し合ってみてくださいね。 施設の種類によっては訪問看護を利用できる施設と利用できない施設がある 看護師が常駐している施設なら、訪問看護を利用しなくても医療ケアが受けられる 住宅型有料老人ホームなどであれば、訪問看護を利用できる pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }

老人ホームに入居したら洗濯はどうなりますか?家族が洗濯物を取りに行かないといけないのでしょうか?

老人ホームに入居したら洗濯はどうなりますか?家族が洗濯物を取りに行かないといけないのでしょうか?

母が入る老人ホームを探しています。親が介護施設に入っている友人から「2~3日に1回、洗濯物を取りに施設に行っている」と聞きました。介護施設では、洗濯はしてもらえないのでしょうか? (川村さん・会社員・59歳) 介護施設では施設側で洗濯をしていることが多いです。ただ、施設ごとに対応が大きく異なります。例えば、施設の洗濯機で職員さんに洗ってもらえるパターンや、洗濯業者に外注していて週に1~2回、回収するパターンなどがあります。施設の対応の方法によっても洗濯料金が異なるので、入居前に施設に確認が必要です。 老人ホームでは洗濯はどうしている? 母の施設入居を考えています。親が老人ホームに入居している友人から「2~3日に1回、洗濯物を取りに施設に行っている」という話を聞きました。洗濯物は施設では洗ってくれないんでしょうか?仕事があって忙しいので、そんなに頻繁に施設に行けないんですが…。 施設で洗濯してくれるケースもたくさんありますよ。ただ、ご入居者の洗濯物の対応は、施設によって大きく異なるんです。介護施設の洗濯物の対応は、大まかにわけて以下の3つのパターンに分けられます。 施設職員が洗濯する 外部業者が洗濯する 入居者自身で洗濯する ひとつめの「施設職員が洗濯する」はイメージしやすいかもしれませんね。これは、施設内に洗濯機などを設置して介護職員さんが衣服を洗う方法です。洗濯機はご家庭にあるものと同じようなものを設置していることが多いです。なので、手洗いやクリーニングのみの衣服の場合、破損を防ぐために受け取ってもらえないことがあります。 自宅で洗濯するのと同じようにイメージしておけば良いんですね。その次の「外部業者が洗濯する」というのは、どういうことですか?毎回、洗濯物をクリーニングに出さないといけないんですか? いえいえ、これも施設の職員さんに洗濯機を預ければOKです。施設の中には、人員不足を解決するためにご入居者の衣類の洗濯を外部の洗濯業者に委託している場合があります。その場合は、週に1~2回、洗濯物を職員さんが回収して業者に預けます。洗濯物の回収・返却の曜日が固定されていることが多く、手元に戻るまでに数日かかることもあります。そのため、少し多めに衣服を持ち込んでおくと良いかもしれませんね。 へー、洗濯を業者に委託していることがあるんですね。施設内で洗濯してくれるものとばかり考えていました。 外注業者と施設内での洗濯を組み合わせている施設もありますよ。具体的には、失禁して汚れてしまった衣服はすぐに洗わないといけないので施設の洗濯機で洗ったり、反対にドライクリーニングが必要なものだけを業者に依頼している施設もあります。 なるほど。じゃあ、基本的には洗濯は施設に任せてしまっても大丈夫ということですね! いえ、身の回りのことがご自分でできる方の場合、ご自分で洗濯機を使って洗濯しているケースもあります。施設が共用の洗濯機を用意していることもありますし、サービス付き高齢者向け住宅のような自立している人向けの施設であれば、自室に洗濯機置き場があって洗濯機を設置して洗濯できるようになっていることも。この場合は、一般的な賃貸住宅での暮らしと同じように考えていただいてOKです。どのケースにしても施設によって対応が異なりますので、入居前によく確認してくださいね。 老人ホームでの洗濯の料金は? 母の場合、歩くのもままならない状態で自分で洗濯できる状態じゃありませんから、洗濯を施設に任せられるところの方が良いと思っています。施設に洗濯を依頼する場合、追加料金はかかりますか? それも、施設によって異なるんですよね…。もともと毎月の費用に含まれていることもあります。また、毎月、追加で費用が発生する場合もあります。外注業者に洗濯を委託しているケースだと、費用が発生することが多いですね。 うーん。これも、施設に確認する必要がありそうですね。 そうなんです。施設ごとに対応がまったく違うので…。ちなみに、共用部の洗濯機を利用する場合も費用が別途かかることがあります。その場合、「1回につき200円」などのコインランドリーと同じような形で料金が設定されていることが多いですね。洗濯の頻度や、外注業者の金額などによって金額も異なります。洗濯は毎日の生活に大きく関わることなので、事前によく確認しておいてくださいね。 施設の洗濯機で洗ったり、外部の洗濯業者に依頼するなど、対応はさまざま 費用は月額料金に含まれていたり、別途、費用が発生することもある pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }

認知症の父親が幻聴が聞こえているようです。どう対応したら良いですか?

認知症の父親が幻聴が聞こえているようです。どう対応したら良いですか?

認知症の父親が、ときおり誰かと話している様子があり、どうしたら良いかわかりません。それに私にも「夜になると知らない人の声が聞こえる」と相談してくることもあります。 これも認知症のせいでしょうか?どう対応したら良いか、教えてください。 (永田さん・パート・63歳) もしかしたら、認知症の症状のひとつである「幻聴」が現れているのかもしれません。幻聴が聞こえている様子があったら、お父様の言葉を否定するのはNG。まずは、安心できる声掛けをしてみましょう。具体的には、「知らない人は追い払っておいたよ」というような幻聴に寄り添う声掛けが良いでしょう。また、お父様のお話をよく聞いてみると、幻聴の原因となっている要因がわかるかもしれません。 認知症による幻聴にはどう対応する? 認知症の父親を自宅で介護しています。最近、誰かと会話しているような独り言を言うようになりました。それに、「夜になると、誰かに悪口を言われているのが聞こえる」と言うことも。もちろん、私にはそんな声は聞こえないですし、どうしたら良いかわかりません。 もしかして、お父様はレビー小体型認知症ですか? そうです。それが関係しているんですか? そうなんです。幻聴を含めた幻覚は、レビー小体型認知症の代表的な症状のひとつです。レビー小体型認知症は、脳内に「レビー小体」という物質が現れて神経細胞が破壊されることで発症する認知症。幻覚や、手足の震えなどを伴う「パーキンソン症状」が出るのが特徴です。 そうしたレビー小体型認知症の症状のひとつである幻覚は、現実にはない感覚を見たり聞いたりすること。「幻視」「幻聴」「幻味」「幻臭」など、視覚や聴覚以外でも幻の感覚を作り出してしまうんです。 幻聴の症状は 父の「誰かに悪口を言われている」というのが、レビー小体型認知症による幻聴かもしれないんですね。 そうです。他にも「知らない人の声が聞こえる」といった症状や、幻視も併発して亡くなったはずのご家族と会話するケースもあります。中でも、「悪口が聞こえる」のは幻聴の症状でも多く見られる症状ですね。 幻聴への対応法 幻聴が聞こえている様子の父に、どうやって対応したら良いでしょうか?「そんな声は聞こえないよ」と何度も言っているのに、父は「誰かが俺の悪口を言ってる!」と頑なになってしまって…。 どうしても、お父様にしか聞こえていない声なので否定したくなるのですが、お父様の言葉を否定するのはNGなんです。 えぇ!なんでですか? 幻聴は、周りの人には聞こえませんが、お父様にとっては確かに聞こえている声なんです。なので、それを否定してしまうと「わかってくれない」と不満に感じてしまいます。自分には確かに聞こえている声が「そんな声は聞こえないよ」と言われてしまうと、ストレスに感じてしまいますよね。ストレスが大きくなると、興奮して暴れてしまうこともあります。精神的ストレスは、認知症を進行させるきっかけのひとつでもありますから、お父様の言葉に寄り添って安心できる声掛けをしていきましょう。 「安心できる声掛け」って、具体的にはどんなものですか? 例えば、「誰かの声が聞こえる」と言われたら、「もういなくなったから大丈夫だよ」と答えてみてください。返答する前に「誰かいないか見てくるね」と、周囲を見回りに行くフリをしてみても良いでしょう。また、ご本人と一緒に確認しに行くのも効果があることがあります。お父様と一緒に部屋の外や家の周りを見回ってみて、誰もいないことを確認すると納得してくれるかもしれませんよ。 父の話に合わせるのが良いんですね。 そうなんです。また、同時にお父様の訴えによく耳を傾けてください。幻聴はストレスや不満が原因となっていることもあります。よく話を聞くことで、具体的な原因をつきとめるきっかけをつかめるかもしれませんよ。 話をよく聞く、ですか…。最近は忙しくて父と話をきちんとしていませんでした。 介護やお仕事があると、どうしても忙しくて時間や気持ちの余裕がなくなってしまいますよね。ちょっとした時間でも良いので、お父様と話をする時間を取ると症状が改善する可能性がありますよ。それと、騒音がない環境を整えるのもひとつの手。テレビやラジオなどの声が幻聴の引き金になっていることもありますので、静かな環境を整えてみてください。 幻聴以外にもこんな症状が出ることも レビー小体型認知症では、幻聴に似た症状が出ることもあります。その代表的なものが「幻視」「錯視」です。幻視は、実際にはない物が見えること。具体的には「庭に知らない人が立っている」「亡くなった家族が遊びに来る」といったケースがあります。 父が壁に向かって話しかけていることがあるのですが、それは幻視を見ているのでしょうか? その可能性はあります。実際にはいない人の姿が見え、声が聞こえているのかもしれません。また、錯視というのは、現実にあるものが別のものに見えているパターン。例えば、壁紙の模様が虫に見えたり、クッションが犬に見えることもあります。 そういうこともあるんですね…。 幻視や錯視についても、幻聴と同じように見えているものを否定しないでください。不安感やストレスを感じ認知症の症状が悪化してしまう可能性があります。なので、まずはお父様の言葉をよく聞くことが大切。お父様がどんなことに不安を感じているのかを知って、安心できる声掛けをしてくださいね。 幻聴はレビー小体型認知症が原因になることが多い 認知症による幻聴に対して否定はNG。安心できる声掛けを 他にも幻視や錯視などの症状が出ることも pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }

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