パーキンソン病の人も入れる老人ホームはありますよ。パーキンソン病は進行性の病気なので、症状が進行したときのことを考えた施設探しをすることが大切です。
例えば、嚥下機能が落ちて口から食べ物を摂取できなくなって胃ろうを造設したり経管栄養になる可能性も。そのため、夜間も看護師さんがすぐに対応してもらえるように、24時間看護師常駐の施設を探すことをおすすめします。
父は現在、同居している母が介護しています。しかし、パーキンソン病の症状が進行してるようで、家の中で転倒することが増え、その度に抱き起こす母の身体的な負担が大きいんです。それに、いつか転んだことで骨折してしまうかもしれないのが心配です。
また、身の回りの支度にも介護が必要になってきました。母の介護の負担がとても大きいので、そろそろ在宅介護を続けるのが難しそうです。パーキンソン病の父を受け入れできる施設はあるのでしょうか?
はい、パーキンソン病の人を受け入れている介護施設はありますよ!
パーキンソン病のお父様が安心して生活するために、医療体制が充実していたり職員さんの人員に余裕がある施設を探すのがおすすめです。
医療体制と職員さんの人員ですか…。なんでその2つが大切なんですか?
パーキンソン病は進行性の病気ですから症状が進行していくと、医療ケアが常に必要になるケースが多いです。そのため、看護師さんが24時間常駐していたり医療ケアを手厚くおこなえる体制がある施設が良いんです。
それにパーキンソン病の人に多い「身体がこわばってゆっくりとしか動けない」といった場合に、人員に余裕がないとその動きに合わせてケアができないことがあります。人員に余裕がない場合、介護職員がすべてやってしまってご本人ができることすらうばってしまうこともあるんです。
なるほど…。確かに父も時間をかければ自分でトイレも行けますし、ゆっくりですが自分でスプーンを持って自分で食事をしています。
介護職員さんは忙しいから、父の動きに合わせていられないということもあり得るわけですね。
おっしゃる通りです。お父様の今できることを奪わないためにも、「できることは自分で」でも「充実した体制で健康サポートを」が実現できる施設が理想ですね。
パーキンソン病の人が入居できる施設を探すときには、今の身体状況だけでなく、今後の症状の進行を見越した施設探しをすることが重要です。
具体的には「24時間看護師常駐」「リハビリスタッフ常駐」という記載のある施設がおすすめです。
なんで、「24時間看護師常駐」と「リハビリスタッフ常駐」の施設がおすすめなんですか?
例えば、パーキンソン病が進行すると食べものを飲み込む能力(嚥下機能)が低下することがあります。はじめは口から食べ物を摂れていても、次第にそれが難しくなっていくんです。
となると、お腹に穴を開けて胃に直接栄養剤を流し込む「胃ろう」を造設したり、鼻からチューブを使って胃に栄養剤を流す「経鼻栄養」になったりします。そうした状態になると、昼夜を問わず医療的なケアが必要になるので、夜間も看護師さんが常駐している施設でないと対応ができなくなるんです。
えぇ!そんな状態になることがあるんですね!
父も飲み込む力が低下しているので、かかりつけ医に言われて食事はやわらかいものやおかゆにしています。もしかしたら、将来的には胃ろうや経鼻栄養になる可能性があるんですね…。
症状の進行は個人差が大きいので一概には言えませんが、その可能性はありますね…。
また、リハビリ専門スタッフが常駐している施設ではリハビリが定期的におこなわれるので、症状の進行抑制ができるでしょう。パーキンソン病は身体がこわばって動かなくなるので、身体を動かすことでその症状を緩和して今の身体機能を維持できるんです。
リハビリに力を入れている施設では、パーキンソン病の人がリハビリをしたことでスムーズに歩けるようになったり、歩行速度が上がるケースもあるんですよ。
へぇ!リハビリってそんなに大切なんですね!自宅だと自分で身体を動かしたりしませんから、リハビリができる施設が良いなぁ。
さっき、北野室長は「今後の症状の進行を見越した施設探しが大切」と言ってましたよね。具体的に、パーキンソン病が進行するとどんな症状が出るんでしょうか?
パーキンソン病の場合、症状の内容や出る順番には個人差がありますから、一概にどんな症状が出ると断言できないのが実情なんです。
ただ、主な症状には以下のように、「運動症状」と「非運動症状」の2種類に分けられています。今後の参考にしてみてください。
すくみ足や身体のこわばりは、父も症状が出ています。なので、歩行が不安定になって自宅内で転ぶことが何度もあって…。
今後はこんなにいろんな症状が出るかもしれないんですね…。
症状はその人それぞれですから、すべての症状が出るわけではありません。ただ、今後こうした症状が出る可能性を頭に入れたうえで施設探しをすると、入居後に「こんなはずじゃなかった」と思うことが少なくなるでしょう。
もし、施設探しで迷うことがあったら「いい介護 入居相談室」にお気軽にご相談ください。医療ケアが充実している施設やリハビリに注力している施設など、お父様に合った施設をご案内しますよ。
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