老人ホームでの入浴回数や時間が気になります。お風呂の介助はどこまでしてもらえるんでしょうか?

老人ホームでの入浴回数や時間が気になります。お風呂の介助はどこまでしてもらえるんでしょうか?

更新日 2024/03/14
認知症の母の老人ホームを探しています。母はお風呂が大好きなので頻繁に入れてあげたいのですが、老人ホームでは入浴の回数が決まっているのでしょうか?

また、皮膚が乾燥しているのでお風呂から出たら保湿剤を塗らないといけません。でも、母は自分ではできないので、誰かに塗ってもらう必要があります。職員さんに塗ってもらえますか?

(小池さん・パート・60歳)

老人ホームでの入浴回数は「週2回以上」と国の基準で決められています。多くの施設では週2回の入浴ですが、中にはそれ以上の頻度でお風呂に入れる施設もありますよ。

また、入浴後に保湿剤を塗るのも介護職員さんが対応可能です。事前に施設に相談しておきましょう。

老人ホームでの入浴は?回数に決まりがある?

認知症の母が入る老人ホームを探しています。母はお風呂に入ることが大好きで、今も自宅で毎日入浴しています。老人ホームでは、入浴は毎日できるのでしょうか?それとも、入浴できる回数が決められているのでしょうか?

老人ホームの入浴回数は「週2回以上」と国の基準で定められています。多くの施設では、週2回入浴ができ、ご入居者ごとに「火曜日と木曜日」「水曜日と金曜日」と入浴日が決められていることが多いです。

週2回ですか…。けっこう少ないですね。

もちろん、もっと頻繁に入浴できる施設もあるのですが、その多くは介護職員さんの人員に余裕があるところです。週2回より多く入浴できる施設は数少ないのが実情ですね。

そうなんですね…。

ちなみに、入浴する時間も決められているんですか?母は夕方になると落ち着かなくなるので、昼食後にお風呂に入ることが多いのですが…。

午前から夕方にかけて幅広く入浴時間を確保している施設が多いですね。お風呂の数がたくさんあるわけではないので、順番にご利用者が入浴していきます。

施設の状況によりますが、事前に相談しておけば「昼食後」「14時ごろ」といった入浴時間の指定もできることがあります。

そういうこともしてくれるんですね!

母はお風呂は大好きなんですが、認知症のせいか夕方になると機嫌が悪くなってしまうんです。そうなると頑固で絶対にお風呂に入ってくれなくなるので、できれば昼間に入浴させてほしいです。

もし、拒否されてしまったり発熱などで入浴ができない場合は、次の日に入浴していただくこともあります。ただ、それでも入浴できないときはお湯で濡らしたタオルで体を拭く「清拭」に切り替えて対応しています。

入浴介助の内容は?

母は足腰が弱っていてお風呂で滑る可能性もありますし、認知症の影響で自分で体を洗うこともできません。そのあたりも介護職員さんがサポートしてくれるんでしょうか?

もちろんです!介護施設ではその方の心身の状況に合わせて声掛けは介助をおこなっています。入浴の際も、頭や身体を洗うときに介助が必要な人であれば介護職員さんが代わりにしてくれますよ。

それに、身体機能が落ちて浴槽をまたぐのが大変になってきている人には介護用品を使ったりして動作の支援をおこないます。

そうなんですね、それなら安心です。

あ、それとお風呂から出た後に全身に保湿剤を塗らないと、皮膚の乾燥がすごくて…。母は自分では保湿クリームを塗れないのですが、それも介護職員さんがやってくれますか?

はい。入浴後に保湿剤や軟膏を身体に塗るのも可能です。普段、ご自宅で使っている保湿クリームがあれば、事前に施設に預けておくと良いでしょう。

老人ホームの入浴設備は?

もう一つ、お風呂に関して心配なことがあって…。今はなんとか浴槽をまたいでお湯に浸かれていますが、これからもっと身体が動かせなくなったらお風呂に入れなくなってしまうんでしょうか?

母は昔からお風呂が大好きなので、できればシャワーだけじゃなくてお湯に浸からせてあげたいんです。

でしたら、「チェアー浴」や「ストレッチャー浴」などの機械浴の設備のある施設を選びましょう。

機械浴ですか?初めて聞く言葉です。

機械浴というのは、座ったままで浴槽に入れるチェアー浴寝台に横になったままで入れるストレッチャー浴のことです。機械で動かして浴槽に入るので、機械浴と呼ばれているんですね。

対して、一般的なご家庭にあるユニットバスのことを「個浴」や「一般浴」と呼びます。

介護施設にはそういう設備があるんですね。機械浴の設備があると、何か良いことがあるんでしょうか?

例えばチェアー浴の場合、脚が上がらなくなって自力で浴槽をまたげなくなった人が利用します。椅子が機械によって昇降したり、椅子のまま入れるように浴槽が開く構造になっているタイプもありますね。

どちらのタイプも、座ったままでお湯に浸かれるので転倒を防止できます。

なるほど!母も湯船をまたげなくなったら、チェアー浴を使えば良いということですね。

もう一つのストレッチャー浴は、座った姿勢を保てなくなった人が寝台に寝たまま入浴できる設備です。チェアー浴でも難しくなったら、ストレッチャー浴を使用するイメージですね。

そうか…、寝たきりになると座った姿勢を保つのも難しくなるんですね。

介護施設の中には、こうした機械浴設備を複数備えてご入居者の介護度に合わせて使い分けている施設がたくさんあります。長く安心して暮らすために、身体状況が悪化しても入浴できる設備を持っているのかに注目してみるのも良いかもしれませんね。

  • 老人ホームの入浴は週2回以上。それ以上の頻度で入浴できる施設も
  • 洗身、洗髪、着替えなどの一連の介助が可能。軟膏や保湿剤を塗るのも対応している
  • 一般浴、ストレッチャー浴といった入浴設備を身体状況に応じて使い分けている

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