たん吸引とは

窒息を防ぐため、専用の機械を使って気管などのたんを取り除きます。

吸引中は息ができず酸素不足になることもあるため、看護師または認定特定行為業務従事者の認定を受けた一部の介護福祉士のみがおこなえる医療行為です。

喀痰吸引が必要な方の受け入れ可否は吸引の回数と必要な時間帯により決まります。

このため、日中に数回程度であれば看護師が日勤で常駐する一般的な老人ホームで対応できる場合もあります。

老人ホームでのたん吸引に関するよくある質問

たん吸引が必要な人は老人ホームへ入居できますか?

たん吸引が必要な方でも入居することができます。

ただし、たん吸引が必要な回数や時間帯によって、施設内で対応ができない可能もあります。

たんの吸引が必要な人はどんな施設に入居すべきですか?

1日3回以上必要な人は看護師または認定特定行為業務従事者の介護福祉士が24時間常駐する施設を選ぶと良いでしょう。

日中に数回程度であれば看護師が日勤で常駐する老人ホームで対応できる場合もあるので、看護師が勤務している時間も確認しましょう。

老人ホームではたん吸引は誰が行ってくれますか?

原則としてたん吸引は、医師や看護師でないと行うことができません

ただし「喀痰吸引等研修を修了した介護職員であれば、医師や看護師に代わり、たん吸引を行うことができます。