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老人ホームでの暮らし

老人ホームの入居時に必要な持ち物リスト│選び方・名入れのおすすめポイント

老人ホームへの入居が決まり入居の準備をしていると、何をどれくらいの量の持ち物を用意すれば良いのか不安になる方も居るでしょう。 老人ホームでの持ち物は、施設によって指定されているものは多少異なりますが、基本的に必要なものは同じです。持ち物は、「衣類」「タオル」「洗面用具」「衛生用品」「靴」「消耗品」などを用意します。 老人ホームの持ち物は、一週間分を目安に用意するのがおすすめです。 この記事では、老人ホームで必要な持ち物を詳しく紹介します。また、持っていくと便利なもの、持っていってはいけないものなども解説しますので、あわせて参考にしてください。 この記事を読めばこれがわかる! 老人ホームで必要な持ち物の内容・量がわかる! 老人ホームへ持って行くと便利なものがわかる! 持ち物の名入れで工夫できることがわかる! 老人ホームで必要な持ち物リスト 以下は、老人ホームの入居時に主に必要な持ち物のリストです。 衣類(部屋着、外出着、肌着など) タオル 洗面用具(ひげそり、シャンプーなど) 衛生用品(爪切り、歯ブラシ、耳かきなど) リネン類(ベッドシーツなど) 靴(室内履き・外履き) 食事に必要なもの(お箸、コップなど) 消耗品(トイレットペーパー、・ティッシュ・おむつなど) 保険証類(健康保険証、障害者手帳、おくすり手帳など) かかりつけ医院の診察券 常備薬 老人ホームで必要な持ち物は入居予定の施設から案内されます。老人ホームによって必要な持ち物が異なるので、まずは指定された持ち物を用意しましょう。 老人ホームでの新生活が始まることへの不安や心配から、つい持ち物が多くなってしまうかもしれません。 しかし、荷物が多いと入居者本人の居住スペースが狭くなってしまいます。老人ホームへの持ち物の量は必要最低限にしましょう。 必要な持ち物の量や内容などを詳しく解説します。見てみましょう。 衣類 老人ホームへ持っていく衣類の内容や量の目安は主に以下です。 部屋着(上・下):各5枚 パジャマ(上・下):各3枚 下着:5枚 靴下:5足 上着(室内用):1枚 上着(外出用):1枚 おしゃれ着(上・下):1セット 老人ホームへ持っていく衣類は入居時の季節に合わせて1週間分を目安に用意しましょう。ほとんどの老人ホームでは洗濯サービスをおこなっているので、衣類を多く持っていかなくても安心です。 入居者本人がトイレや食事の際によく服を汚してしまう場合は、衣類を多めに用意しておきましょう。 また、老人ホームは冷暖房完備ですが、人によっては季節に関係なく寒く感じることがあるかもしれません。そのため、ひざ掛けやストールなどがあると便利です。 着やすい衣類は入居してから買い足すのがおすすめ 入居者本人にとってどんな服が快適なのかは、老人ホームで過ごしてみないとわかりません。衣類は後から買い足すつもりで入居時の準備をしましょう。 新生活が始まるという思いから、老人ホームへ持っていく衣類を新しく買い揃えようと考える人もいるでしょう。しかし、いざ老人ホームで生活を始めてみると新しい衣類は過ごしにくい場合もあります。 例えば、ピタッとしていたり伸縮性のない衣類は、本人も介護スタッフも着替えにくいです。着慣れている、できるだけ自分で扱いやすい服がおすすめです。 また、季節や体調の変化により必要な衣類は変わります。季節が変わる頃などを目安に家族が定期的に面会に行き、衣類の入れ替えをするのがおすすめです。 タオル 老人ホームへの持ち物に「タオル」も必要です。 タオルは入浴や洗顔の際に利用します。毎日入浴する老人ホームは多くないので、フェイスタオルを5~6枚、バスタオルを3枚ほど用意すれば十分です。 タオルも衣類と同じく施設で洗濯してもらえるので、必要以上に持っていかないようにしましょう。 洗面用具・衛生用品 老人ホームの持ち物で用意する洗面用具は主に以下です。 シャンプー ボディーソープ ひげそり ヘアブラシ 鏡 老人ホームのシャンプーやボディーソープは肌に合わず、頭皮や肌が痒くなってしまう場合もあります。使い慣れたシャンプーやボディーソープを持っていくのがおすすめです。 また男性の場合、毎日ヒゲのケアをしてほしいという人は、電動のヒゲ剃りを用意しておきましょう。 老人ホームへ入居するのに必要な衛生用品は主に以下です。 歯ブラシ 歯みがき粉 入れ歯・入れ歯ケース 爪切り 耳かき 食事に必要なもの 老人ホームの持ち物におすすめの「食事に必要なもの」は主に以下です。 箸やスプーン、フォークなど:1組 お茶碗とお椀:各1個 ストロー付きのコップ:1個 エプロン 老人ホームでの食事は提供される食器を使うことがほとんどですが、使い馴れていない食器やお箸、フォークなどは使いにくいと感じるかもしれません。可能であれば入居者本人の使い慣れた食器や、使いやすい形状のものを持っていきましょう。 老人ホームへ持っていく食器はプラスチックのものがおすすめです。握力が弱まって手から落としてしまってもプラスチックなら割れないので安心です。 また、ストロー付きのコップはフタが付いている場合が多いので、倒してもこぼす心配がありません。 消耗品 老人ホームへの持ち物には「消耗品」も忘れずに入れましょう。 トイレットペーパーやティッシュは入居者側が用意するケースが多いです。消耗品は必ず買い足すことになるので、入居時にたくさん持ち込む必要はありません。トイレットペーパー、ティッシュはそれぞれ1パックずつくらいあると良いです。 おむつについては、「老人ホームで購入をする場合」「入居者が持ち込む場合」「どちらでも選択できる場合」と、施設によって対応がさまざまなので事前に老人ホームへ確認しましょう。 新品よりも「使い慣れているもの」がおすすめ 老人ホームへの持ち物は「新しく買い揃えたもの」よりも「使い慣れているもの」を持って行くのがおすすめです。 老人ホームでの新しい生活には不安な気持ちを持っている人も多いでしょう。老人ホームへ入居した日に家族が帰ってしまった後、寂しさを感じる人もいます。「愛着があるもの」や「長年使用して馴染んでいるもの」は入居者本人にとって、心を落ち着ける材料になります。 例えば、背の低いタンスや座り慣れた椅子などの小さな家具がおすすめです。家具は目に付きやすいため、自宅に居たときの心地よさを感じられます。 また、買い揃えた新しいものは入居者本人に馴染みがないため、本人が「自分のもの」とわかりにくい場合があります。 老人ホームの持ち物であると便利なもの 老人ホームの持ち物リストには入りませんが、「あると便利なもの」を紹介します。 老人ホームであると便利なものは、主に以下です。 衣類や小物などの収納ケース 自分時間を楽しめるもの クッション・座布団 加湿器 それぞれ詳しく見てみましょう。 衣類や小物などの収納ケース 入居者本人の部屋に置く衣類や小物などの収納ケースがあると便利です。 老人ホームによっては、居室の収納が狭かったり、そもそも収納がなかったりする場合があります。収納ケースがあると衣類や小物を整理しやすいのでおすすめです。 収納ケースは、自宅で使っていたタンスやプラスチックケースを持ち込む人が多いです。入居者本人が使いやすいものを用意しましょう。 自分の時間を楽しめるもの 老人ホームでは居室で過ごす時間が多いので、「自分の時間を楽しめるもの」があると良いです。 例えば以下のものがおすすめです。 ジグソーパズル・クロスワード・塗り絵 手芸用品 本・写真集 テレビ 時間を潰せるものでも入居者本人が好きでなければ使わない場合もあるので、入居者本人の趣味を活かせるものを持っていきましょう。 将棋盤や囲碁盤などは施設によっては既に用意していることもあるので、持っていきたいものは事前に老人ホームに確認すると良いです。 クッション・座布団 老人ホームへの持ち物に「クッションや座布団」もおすすめです。 老人ホームでは、ベッドで長時間過ごしたり、車椅子などで座っている時間が長くなりがちです。長時間同じ姿勢でいると、腰痛や足のむくみ、床ずれ(褥瘡)などのトラブルが起きてしまいます。 クッションや座布団などがあれば、腰痛や足のむくみ、床ずれ(褥瘡)を防止するのに役立ちます。 しかし、老人ホームの居室は広さが限られているため、大きすぎるクッションや抱きまくらは使い勝手が悪い場合もあります。手軽なサイズや、使い慣れたサイズのものを用意しましょう。 加湿器 老人ホームへの持ち物に「加湿器」もおすすめです。 老人ホームの居室に加湿器を置くと、乾燥を防げるだけでなく、インフルエンザなどの感染症予防にもつながります。 老人ホームへ持っていく加湿器は、「使うのが簡単なもの」「衛生を保てるもの」を選びましょう。 老人ホームへ持っていけないもの 老人ホームには持って行ってはいけないものがあります。主には以下です。 危険物 貴重品 それぞれ詳しく見てみましょう。 危険物 老人ホームへ持っていってはいけない「危険物」とは、主に火器類、刃物類などです。具体的には以下があります。 電子レンジ ライター ろうそく 線香 はさみ 裁縫針 老人ホームへ入居する際に仏壇を持っていきたい人もいるでしょう。老人ホームによっては仏壇の持ち込みは可能ですが、ろうそくや線香は基本的には持っていけません。ろうそくはLEDの火を使わないタイプで代用しましょう。 裁縫が趣味で裁縫用具を持っていきたい人は、はさみや裁縫針を持っていけるか、事前に老人ホームへ確認しましょう。老人ホームによっては「スタッフの目が届くところのみで使用する」などの制限をかけたうえで使用を許可していることもあります。 貴重品 老人ホームでは貴重品の持ち込みを禁止している場合もあります。貴重品とは例えば以下です。 アクセサリー 腕時計 結婚指輪 貴重品は管理が大変なうえにトラブルになることが多いので、老人ホームへ持っていかない方が良いです。 結婚指輪など、どうしても本人がこだわるものがあれば事前に老人ホームへ確認しましょう。 また、入居者本人がアクセサリーでおしゃれをするのが好きだった場合には、アクセサリーの代わりにスカーフを持っていくのがおすすめです。 老人ホームへの持ち物には必ず名前を入れよう 老人ホームの持ち物には必ず名前を入れましょう。 老人ホームではほかの入居者と共同生活を送ります。持ち物に名前が書いていないと誰のものかわからなくなるだけでなく、紛失する可能性もあります。 入居者のすべての持ち物にマジックなどで本人の名前を見やすく書きましょう。細かいものや消耗品にも、なるべく名前を記入するのが良いです。 持ち物すべてに名前を手書きするのが大変な場合は、「名前スタンプ」や「名前シール」を利用するのがおすすめです。 名前スタンプは持ち物だけでなく書類にも使えます。名前シールは布製品に付けられるアイロンタイプ、プラスチック製品に付けられる防水タイプなど、さまざまなものを用意しましょう。 持ち物の名入れで気を付けること 老人ホームの持ち物すべてに名前を記入しても、日が経つと文字がだんだん薄くなります。家族が面会に行ったときなどに点検をし、名前を書き直すと良いです。 また、名前スタンプや名前シールを用意する際にはデザインに気をつけましょう。 名前スタンプや名前シールは子ども向けのものが多く、可愛いデザインのものもあります。入居者本人が気に入ったデザインであれば良いですが、人によっては「年寄り扱い・子ども扱いをされている」と感じる場合もあります。 名前スタンプや名前シールは、見やすくシンプルなデザインを選びましょう。 名前以外にも覚えやすいワンポイントがあると良い 老人ホームの持ち物には、名前以外に覚えやすいワンポイントや、トレードマークになるような柄、色などで揃えるのがおすすめです。 名前以外に覚えやすいワンポイントや、柄、色などで揃えておくと、入居者本人の視力が落ちて名前が見にくくなっても「自分のもの」とわかりやすくなります。 老人ホームでの持ち物に関するトラブルでは、「自分のものがなくなる」「自分のものをほかの人が間違って使用してしまう」ということが多くあります。持ち物がワンポイントや、柄、色などで揃えられていると、施設のスタッフやほかの入居者にも認識してもらいやすく、トラブル防止にもつながります。 ワンポイントや、柄、色などを選ぶ際には、入居者本人が好みそうなものを選びましょう。 よくある質問 老人ホームへの持ち物はどんなものがありますか? 老人ホームで必要な持ち物は、主に「衣類」「タオル」「洗面用具」「衛生用品」「リネン類」「靴(室内履き・外履き)」「食事に必要なもの」「消耗品」「保険証類」「かかりつけ医院の診察券」「常備薬」があります。老人ホームの入居時に必要な持ち物について案内されるので、まずは指定された持ち物を用意しましょう。 老人ホームで必要な持ち物以外にあると便利なものはなんですか? 老人ホームの必要な持ち物以外で、「衣類や小物などの収納ケース」「自分時間を楽しめるもの」「クッション・座布団」「加湿器」があると便利です。 老人ホームの持ち物の名入れは必要ですか? 老人ホームの持ち物には必ず名前を入れましょう。老人ホームではほかの入居者と共同生活を送ります。持ち物に名前が書いていないと誰のものかわからなくなるだけでなく、紛失する可能性もあります。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームへの持ち物はどんなものがありますか?", "acceptedAnswer": { ...

2023/11/30

老人ホームから追い出されたときの対処法│追い出される理由・確認事項

「せっかく老人ホームへ入居したなら、トラブルもなく長く過ごしたい」と考えている人は多いでしょう。しかし、長く過ごしているうちに入居者本人の身体状況などが変わったり、トラブルを起こしてしまった場合に、入居先の老人ホームから追い出されることもあるかもしれません。 老人ホームから追い出されるのには理由があります。老人ホーム側が入居者の状態に対応できなくなってしまったり、ほかの入居者やスタッフへ迷惑行為があったり、理由はさまざまです。 この記事では、老人ホームから追い出されてしまう理由を解説します。また、老人ホームから退去を求められた場合にはどうしたらいいのか、新しい入居先の探し方も解説しますので、あわせて参考にしてください。 老人ホームから追い出されてしまう理由 老人ホームから追い出されてしまうのには理由があります。主に以下が挙げられます。 ほかの入居者やスタッフへ迷惑行為があった 認知症の症状が強くなった 医療行為が必要になった 要介護度が変わった 長期の入院をすることになった 施設の利用料が払えなくなった それぞれ詳しく見てみましょう。 ほかの入居者やスタッフへ迷惑行為があった 老人ホームから追い出されてしまう理由に、「ほかの入居者やスタッフへの迷惑行為があった場合」が挙げられます。 ほかの入居者やスタッフへの迷惑行為とは、例えば以下のようなものです。 暴言を吐く 暴力を振るう 大きな声で奇声を発する セクハラ行為 認知症の症状により、迷惑行為をしてしまう可能性もありますが、「ほかの入居者やスタッフと上手くコミュニケーションが取れない」「生活環境が変わりストレスが溜まっている」など、本人の性格や生活環境が原因で発生している可能性もあります。 あまりにも迷惑行為が酷い場合には、老人ホーム側が対応しきれず、退去を求められることがあります。 認知症の症状が強くなった 老人ホームを追い出されてしまう理由として、「認知症の症状が強くなった場合」も挙げられます。 認知症は、うつ状態や妄想がひどくなったり、怒りっぽくなる、徘徊するなど、精神や行動にも症状が出ます。具体的には以下のようなものがあります。 暴言や暴力 ほかの入居者の部屋へ勝手に入ってしまう 他人の金銭を「自分のものだ」と思い込み、無断で盗ってしまう 自分の持ち物が「なくなった」「盗まれた」と思い込んでしまう 昼夜を問わず歩き回る 老人ホーム側が入居者の迷惑行為に対応しても改善しない場合は、退去を求められる可能性があります。 医療行為が必要になった 老人ホームから追い出されてしまう理由に、老人ホーム側が対応できない医療行為が必要になった場合もあります。 老人ホームは、施設によって対応できる医療行為が違います。 例えば、インスリン注射やたん吸引などは医療行為のため、原則として看護師または医師がおこないます。看護師または医師がいない施設では入居者に必要な医療行為を提供できないので、退去を求められる可能性が高いです。 高齢者によくある主な病気と、その病気に必要な医療行為の例は以下です。 病名・病状名医療行為糖尿病インスリン注射脳梗塞、パーキンソン病、気管支喘息など喀痰(かくたん)吸引呼吸不全(肺炎など)人工呼吸器慢性呼吸不全、慢性心不全在宅酸素腎臓病人工透析嚥下・摂食障害、誤嚥性肺炎経管栄養(胃ろう、腸ろう、経鼻経管栄養)腸閉塞、潰瘍性大腸炎などストーマ(人工肛門・人工膀胱)寝たきり床ずれ・褥瘡(じょくそう)への処置 要介護度が変わった 要介護度が変わったときにも、老人ホームから追い出されてしまう可能性があります。 介護施設にはそれぞれ、入居者の要介護度が入居条件として決まっています。施設で決まっている入居条件に当てはまらなくなったとき、退去を求められる可能性があります。 例えば、自立している高齢者向けの施設に、入居中、老化や病気などによって要介護度が上がったときなど。自立している人向けの施設は介護に対応していないので、要介護度が上がり手厚い介護が必要になった場合には、施設側から「対応できない」と判断されてしまうのです。 また、入居条件が「要介護3以上」など、要介護度が高い人向けの施設では、入居後に介護状態や心身状態が回復し要介護度2以下になった場合、条件を満たしていないと判断されて退去しなければならないこともあります。 長期の入院をすることになった 老人ホームから追い出されてしまう理由に「長期の入院」も挙げられます。 施設によっては短い入院期間なら対応してくれることもありますが、長期期間やそもそも退院の見通しが立たない場合は退去を求められる可能性があります。一般的には「3ヵ月以上施設に戻らない場合は退去」としている施設が多いです。 施設の利用料が払えなくなった 入居している老人ホームの月額利用料が払えなくなり、滞納した場合、老人ホームから追い出されてしまう可能性があります。 入居者が施設の費用を払えなくなった場合は、入居時に契約した連帯保証人へ請求がいきます。もし、連帯保証人も老人ホームの費用を支払えない、または支払いを拒否した場合には、退去を求められる可能性が高いです。 入居時の契約によって異なりますが、「数ヵ月支払いが滞っている」「支払いの見通しがたたない」などが、退去の対象となります。 退去勧告を出されてしまったら もし、老人ホーム側から退去を求められても、慌てずに次の行動に移すことが大切です。 老人ホームから退去を求められた場合、以下のことを老人ホームへ確認しましょう。 退去しなければいけない理由 費用について 何日までに退去しなければいけないのか それぞれ詳しく見てみましょう。 退去しなければいけない理由 もし老人ホーム側から退去を求める連絡を受けたら、退去をしなければいけない理由を確認しましょう。 老人ホーム側から説明を受けて契約条項を改めて確認し、退去を求められる理由に正当性がある場合には素直に従うほかありませんが、もし、どうしても納得がいかない場合は無理に退去を受け入れる必要はありません。 老人ホームから退去を求められる理由にどうしても納得ができない場合には、公的な相談機関を利用しましょう。公的な相談機関とは、主には以下があります。 役所の高齢者相談窓口 都道府県の国民健康保険団体連合会 社団法人全国有料老人ホーム協会 公的機関であれば、退去を求める理由が正当かどうか、中立的な立場から的確なアドバイスをしてくれるでしょう。 費用について 退去の手続きに進む際には、費用について主に以下を確認するのが大切です。 戻ってくる費用はあるのか 支払わなければいけない費用はあるのか それぞれ詳しく見てみましょう。 戻ってくる費用はあるのか 老人ホームの退去の手続きに進む際、戻ってくる費用があるのか確認しましょう。場合によっては、入居時に支払った初期費用の一部が戻ってくる可能性があります。 老人ホームへ入居した際に初期費用として入居一時金を支払っている場合、入居一時金は入居している間に施設へ償却していくことになりますが、入居者が退居や死亡した場合は入居一時金の未償却分が本人や家族などに返金されます。 しかし、退去日が償却期間を過ぎている場合には返金はありません。また、入居一時金が0円の施設は返金はありません。 支払わなければいけない費用はあるのか 場合によっては、退去の際に月額利用料以外の支払いがある可能性があるので確認が必要です。 老人ホームの退去時には、居室を原状復帰しなければならない場合があります。部屋の損傷が、自然劣化や損耗など経年劣化によるものは修繕費を支払う必要はありません。しかし、入居者の故意や過失による損傷については、入居者本人の負担で原状復帰をおこないます。 初期費用の中で賄う場合もありますが、修繕費が初期費用を超える場合には追加で費用を支払う必要があります。 何日までに退去しなければいけないのか 老人ホームの退去の準備をする際には、何日までに退去しなければいけないのかも確認しましょう。 老人ホーム側から退去を求められた後、退去までの猶予の期間は約90日程度としている施設が多いです。退去までの期間のうちに次の入居先を探しましょう。 老人ホームを探す際の相談窓口 入居していた老人ホームから追い出されてしまい、新たに老人ホームを探す場合、以下の相談窓口を利用してみましょう。 ケアマネジャー 地域の相談窓口「地域包括支援センター」など 介護施設紹介サイト それぞれ詳しく見てみましょう。 ケアマネジャー 既に介護サービスを利用しており、担当のケアマネジャーがいる人は、ケアマネジャーに相談するのも良いでしょう。担当のケアマネジャーであれば、今の心身の状態を理解しているので本人に合った施設を紹介してもらえるかもしれません。 しかし、ケアマネジャーは施設探しの専門ではないので、すべてのケアマネジャーが介護施設の情報を持っているとは限らないので注意が必要です。 もし、担当のケアマネジャーが周辺地域の介護施設の情報を持っていなかった場合には、ほかの相談窓口を利用しましょう。 地域の相談窓口「地域包括支援センター」など 地域の相談窓口には、主に以下のものがあります。 地域包括支援センター 自治体の窓口 社会福祉協議会 市町村の役所には、地域包括支援センターをはじめ、高齢者向けの相談窓口が複数設置されているところも多くあります。 老人ホームから退去勧告を受けたことについて、地域の相談窓口に相談してみましょう。入居希望者の状態に対応可能な老人ホームを教えてくれるかもしれません。 介護施設紹介サイト 老人ホームを探す場合には、介護施設の紹介サイトを利用するのも良い方法です。紹介サイトでは、さまざまな施設の情報が提供されているので、入居希望者の状態に合った施設を探せます。 また、紹介サイトの相談員に相談すると、いくつかの希望に合った施設を紹介してくれることもあります。自分一人で施設を探すよりも、入居希望者に合った施設を効率的に見つけられます。 とくに「いい介護」には、「お客様の相談を受けて10年以上」というベテラン相談員が多数在籍しています。老人ホームをお探しの際にはぜひご相談ください。 よくある質問 老人ホームから追い出されることはありますか? 入居者の行動や状態によっては老人ホームから追い出されてしまうこともあります。老人ホームから追い出されてしまう理由には「ほかの入居者やスタッフへ迷惑行為があった」「入居者本人の認知症の症状が強くなり、施設が対応できなくなった」「医療行為が必要にり、施設が対応できなくなった」「要介護度が変わり、入居中の施設の入居条件に合わなくなった」「長期の入院で長く施設を空けることになった」「施設の利用料が払えなくなった」などがあります。 老人ホームから追い出されてしまったらどうしたらいいですか? 老人ホームから退去を求められた場合、「退去しなければいけない理由」「戻ってくる費用はあるのか」「月額利用料以外に支払う費用はあるのか」「何日までに退去しなければいけないのか」を老人ホームへ確認しましょう。 老人ホームから退去勧告を受けたらすぐに出ていかないといけませんか? 老人ホーム側から退去を求められた後、退去までの猶予の期間は約90日程度としている施設が多いです。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームから追い出されることはありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2023/11/21

老人ホームに入居する際の挨拶は必要?│入居のお知らせ・スタッフへの挨拶

家族が老人ホームへ入居することが決まった際、親戚や友人、近隣の人に入居を伝える挨拶をしたほうが良いのか悩むこともあるでしょう。また、挨拶をする場合、どんな挨拶をしたら良いか気になりますね。 老人ホームへの入居を周囲の人に伝えるか迷ったら、まずは入居する本人の意思を尊重しましょう。本人が知られたくない場合には無理に知らせる必要はありません。しかし、誰にも知らせずにいると思わぬトラブルが起きることもあります。 この記事では、老人ホームへ入居したことを周りに伝えたほうが良いかどうか見極めるポイント、挨拶をする際の例文を紹介します。また、老人ホームのスタッフやほかの入居者への挨拶についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。 老人ホームへ入居したことを周りに伝えたほうが良い? 家族が老人ホームへ入居したことを、親戚や友人、近隣の人など周囲の人に必ず伝えた方が良いとは限りません。周囲の人に伝えるかどうか迷ったときには、以下のポイントを踏まえて考えてみてください。 本人の意思を尊重する 引っ越す場合は近隣に挨拶を それぞれ詳しく見てみましょう。 本人の意思を尊重する 老人ホームへ入居したことを周囲の人に伝えるか悩んだ場合、まずは入居する本人の意思を確認しましょう。 老人ホームに入居するというのは、家族や本人にとって「ショックな出来事」と捉えている場合が多いです。人によっては、「元気で機敏に動いていた頃の自分からかけ離れた今の自分を、周りに見せたくない」と思うかもしれません。 まずは入居する本人の意思を尊重し、周囲の人に伝えるか決めましょう。 空き家になる場合は近隣に挨拶を 老人ホームへ入居する際、入居者本人の家が空き家になる場合は、近隣の人に挨拶をするのがおすすめです。 本人が周囲の人に老人ホームへ入居したことを知られたくない場合は、わざわざ知らせて回る必要はありません。しかし、連絡先も伝えずに急にいなくなってしまうと、近隣の人が心配する可能性があります。 そのため、空き家になる場合には、近隣の人には一言伝えておきましょう。どこまでの近隣の人に伝えるかは、両隣や向かいの家など、通常の引っ越しと同じ範囲で良いです。 老人ホームへ入居したことを知らせるメリット 老人ホームへ入居したことを周囲の人に知らせた場合には、以下のようなメリットがあります。 入居したことを直接伝えられる 人間関係が途切れない それぞれ詳しくみてみましょう。 入居したことを直接伝えられる 老人ホームへ入居したことを伝える挨拶をすると、周囲の人に「直接伝えられる」というメリットがあります。 老人ホームへ入居したことを周囲の人に知らせないままでいると、何かの拍子に人づてに伝わり、思わぬ誤解を招くかもしれません。何より、先に噂だけが広まると悪い印象を抱かれる可能性もあります。 また、老人ホームへの入居について周囲の人が人づてに聞いたときには、家族あてに直接確認の連絡がくるでしょう。連絡が来ればその都度対応をしなくてはいけないので、家族にとって負担になります。 そうした事態を避けるためにも、老人ホームへ入居したタイミングで周囲の人に挨拶をすることをおすすめします。 人間関係が途切れない 老人ホームへ入居したことを伝える挨拶をすると、「人間関係が途切れない」というメリットもあります。 老人ホームに入居すると、これまで築いていた地域や人間関係など、世間とのつながりが弱くなりがちです。また、老人ホームへ入居し、新しい生活が始まることに不安を感じる人は多いです。 入居した際、友人など関係の深い人に挨拶をすれば、それが近況を知るきっかけになるので、老人ホームへ会いに来てくれるかもしれません。 人間関係を途切れさせないためには、老人ホームへ入居したタイミングで周囲の人に挨拶をするのが良いでしょう。 老人ホームへ入居したことを伝える挨拶 老人ホームへ入居したことを伝える挨拶は、機会が合えば直接でも良いですし、電話でもハガキでも良いです。久しく連絡を取っていない相手や、伝えたい人が多い場合には、引っ越しのお知らせのように、ハガキで済ます人が多いです。 また、年賀状のやり取りが続いている場合には、年賀状に一言添えるのも良いでしょう。 ハガキで挨拶する場合の例文 老人ホームへ入居したことを伝える挨拶には、何を伝えれば良いのかわからず戸惑う人も居るでしょう。その場合には、以下の項目を伝えましょう。 季節のあいさつ(ハガキの場合) 入居した老人ホームの名前、住所、電話番号など 最近の入居者本人の様子 病名や入居に至った経緯(差し障りのない範囲) 面会に来てほしいかどうか 詳しく伝えても、当事者でないとわからないこともあります。また、あまりたくさんのことを伝えると相手を混乱させてしまうので、簡単な近況報告程度の内容で良いでしょう。 ハガキで挨拶する場合の例文を用意しました。ぜひ参考にしてみてください。 例文の文末には、入居した老人ホームの名前、住所、電話番号なども忘れずに記入しましょう。 基本の挨拶例文 (季節のあいさつ) この度、父(母)の◯◯が□□市□□区にある老人ホームへ入居いたしました。 もし、お近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければ幸いです。 誠に勝手ではございますが、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。 皆々様のご健康をお祈りいたします。 病名や病状を伝える場合 (季節のあいさつ) この度、父(母)の◯◯が□□市□□区にある老人ホームへ入居いたしました。 父(母)は◯月◯日に(病名)を患いまして、現在ではリハビリが必要です。 一人暮らしの生活に支障があるため、家族で話し合い、リハビリのできる老人ホームへの入居を決めました。 もし、お近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければ幸いです。 誠に勝手ではございますが、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。 皆々様のご健康をお祈りいたします。 認知症を伝える場合 (季節のあいさつ) この度、父(母)の◯◯が□□市□□区にある老人ホームへ入居いたしました。 父(母)は最近、認知症の症状が現れ、子どもの私の顔も思い出すことが少なくなり、生活に支障が出ることが多くなりました。 残された人生を父(母)らしく生きてほしいという願いがあり、家族と話し合い、認知症のサポートをしてもらえる老人ホームへの入居を決めました。 もし、お近くにお越しの際にはお立ち寄りいただければ幸いです。 誠に勝手ではございますが、今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。 皆々様のご健康をお祈りいたします。 本人の代わりに年賀状を書く場合 あけましておめでとうございます。 旧年中は大変お世話になりました。 昨年◯月より、父(母)の◯◯が□□市□□区にある老人ホームへ入居いたしました。 父(母)の◯◯は高齢により自身で筆をとることが難しく、息子(娘)の△△が代わりにご挨拶をさせていただきました。 父(母)の◯◯は、おかげさまで元気に過ごしております。 どうか今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。 今後の年賀状のやり取りをやめる旨を伝える場合 (季節のあいさつ) この度、父(母)の◯◯が□□市□□区にある老人ホームへ入居いたしました。 父(母)の○○が高齢となり、息子(娘)の△△が代わりにご挨拶をさせていただきました。 またこのような事情で、自身でのご挨拶が難しくなってまいりましたため、今後の年始のご挨拶については、どなた様にも控えさせていただきたく存じます。 誠に勝手ではございますが、今後も変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します。 皆々様のご健康をお祈りいたします。 老人ホームに入居した際のスタッフへの挨拶は? 老人ホームへ入居した際の挨拶といえば、周囲の人に対してだけではなく、入居先のスタッフへの挨拶もあります。今後お世話になるスタッフに手土産を渡したいと考える人も少なくありません。しかし、基本的にスタッフへの手土産は不要です。 ほとんどの老人ホームでは、「差し入れによって、対応に違いが出てしまってはいけないから」「差し入れをしないといけない雰囲気になるのを避けたいから」といった理由で手土産を受け取ることを禁止しています。 家族が老人ホームに入居した際には、手土産ではなく、言葉のみで気持ちを伝えましょう。 ほかの入居者への挨拶は? 入居先の老人ホームにいるほかの入居者への挨拶にも、手土産は必要ありません。一部の入居者だけに対する差し入れは、老人ホームのフロアでの人間関係に影響を与えることがあります。「あの人はもらったのに自分はもらってない」など、優越感や劣等感を抱く場合があるからです。 また、食べ物の場合、アレルギーや持病などによって体調をくずしてしまうおそれがあるため、手土産は控えるのが良いです。 よくある質問 老人ホームへ入居した際には周囲の人に挨拶をした方が良いですか? 家族が老人ホームへ入居したことを、周囲の人に必ず伝えたほうが良いとは限りません。伝えるかどうかは、まず入居する本人の意思を確認しましょう。しかし、老人ホームへの入居ともない、入居者本人の家が引っ越しなどで空き家になる場合には近隣の人に挨拶をするのがおすすめです。 老人ホームに入居したことを知らせた方が良い点は何ですか? 老人ホームへ入居したことを周囲の人に知らせた場合には、「入居したことを直接伝えられる」「人間関係が途切れない」といったメリットがあります。 老人ホームへ入居する際はスタッフやほかの入居者への挨拶に手土産は必要ですか? 老人ホームへ入居した際のスタッフやほかの入居者へ挨拶は言葉のみで済ませましょう。手土産は基本的に不要です。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームへ入居した際には周囲の人に挨拶をした方が良いですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2023/10/20

親が老人ホームを嫌がるときはどうすればいいの?│入りたくない理由

親の将来を考えたとき、老人ホームへの入居を検討する方もいらっしゃるでしょう。 親に老人ホームへの入居を提案した際に、納得してくれるとは限りません。「嫌だ、入りたくない」と突っぱねられることもあるかもしれません。 親が老人ホームを嫌がるのには、「家族に介護をしてもらいたい」「今の生活を変えたくない」など、さまざまな理由があります。 この記事では、親が老人ホームに入居するのを嫌がるとき、どうすれば良いのかを解説します。また、親がなぜ入居を嫌がっているのか、納得して入居してもらうにはどうすれば良いのかも解説しますので、あわせて参考にしてください。 親が老人ホームを嫌がる理由 親が老人ホームを嫌がる理由として主に以下が挙げられます。 家族に介護をしてもらいたい 「見捨てられるかも」という不安がある 住み慣れた家で暮らしたい 老人ホームに対して悪い印象がある それぞれ詳しく見てみましょう。 家族に介護をしてもらいたい 老人ホームを嫌がる理由のひとつに「家族に介護をしてもらいたい」と思っていることが挙げられます。 内閣府が発表した「令和3年版高齢社会白書」によると、55歳以上の男性の半数以上が「配偶者」に介護を依頼したいと回答。女性は「介護サービスの人」が39.5%で1位ですが、2位の「子」が31.7%と、あまり差がありません。また、3位の「配偶者」と合わせると、女性も半数以上の人が家族に介護をしてもらいたいと考えていることがわかります。 家族以外の人にトイレやお風呂を手伝ってもらうことが恥ずかしいと思う人もいます。親が老人ホームを嫌がる場合には、家族以外の誰かに介護されることに抵抗を感じているのかもしれません。 「見捨てられるかも」という不安がある 老人ホームを嫌がるのには「家族に見捨てられるかも」と寂しさや不安を感じている可能性もあります。 老人ホームへの入居をすすめられると「家族に愛されていない」「見捨てられる」と考える人も居ます。また、家族が介護をすべきと考えている人は「家族の義務を放棄された」とも感じるかもしれません。 住み慣れた家で暮らしたい 老人ホームを嫌がる理由に「これからもこのままで暮らしたい」と考えている可能性も挙げられます。 内閣府が発表した「世論調査」では、自宅で介護を受けたい理由に「住み慣れた自宅で生活を続けたい」という回答が85.6%で圧倒的に多いです。 住み慣れた我が家・自分のよく知った地域で生活を続けたいと思うのは自然なことです。住み慣れた家や家族のもとを離れて、新しい人間関係や生活環境を始めることに不安を抱く人は多く居ます。 特に認知症を患っていると、新しい環境やいつもと違う状況に置かれることで、強い不安を感じる場合があります。 未知の生活への不安を考えると、「現在の生活が不便で危険が多くても、このままの環境で暮らしたい」と思う人も居るでしょう。 老人ホームに対して悪い印象がある 老人ホームを嫌がるのは「老人ホームに悪い印象」を持っているのかもしれません。 例えば、老人ホームに対して以下のような印象を持っている人もいます。 老人ホームは暗い 老人ホームは閉鎖された空間である 集団で活動するため自由な時間がない ひとつ屋根の下でプライベートがない 過去に、親を介護した当時の老人ホームの印象が良くなく、当時のままの印象を持ち続けている場合もあります。 老人ホームに対して悪い印象があると「老人ホームは嫌だ」と思ってしまうでしょう。 老人ホームへの入居について話し合いのポイント 老人ホームへの入居について、親と話し合う際に大事なポイントがあります。主には以下の4点です。 親の気持ちに寄り添う 親への思いを言葉にして伝える 老人ホームがどんな場所なのかを伝える 第三者に相談する それぞれ詳しく見てみましょう。 親の気持ちに寄り添う 親との話し合いの際には「親の気持ちに寄り添う」ことが大切です。 老人ホームへの入居が親の安全や命を守るのに必要であっても、親の気持ちを尊重せずに話を進めると、親を傷つけたり、不信感を抱かせてしまいます。まずは「なぜ老人ホームは嫌なのか」その理由をよく聞いてみましょう。 大切なのは「なぜ入りたくないのか」その理由をすべて話してもらうことです。老人ホームを嫌がるのにはさまざまな理由があります。それは例え些細な理由に思えても、本人とっては大切で大きな理由です。老人ホームに入りたくない理由をすべて話してもらえたら、その理由をひとつずつ解決していきましょう。 老人ホームの入居について話を切り出してみると、「入りたくない」のひと言で終わってしまうかもしれません。焦って無理に説得をすると事態が悪くなる可能性が高いです。お互い感情的にならないよう、親の話をしっかりと聞くと良いでしょう。 親への思いを言葉にして伝える 親との話し合いの際には、親への思いを言葉にして伝えましょう。気持ちは言葉にするとストレートに響きます。入居する親本人の気持ちに寄り添い、共感をもって話し合うのが大切です。 例えば、「親を心配していること」「いつまでも元気に長生きしてほしいこと」「親本人の状態に手厚いケアが必要であること」「入居後もできる限り会いに行くこと」など、家族が親のことを大切に思っていることを伝えましょう。 老人ホームがどんな場所なのかを伝える 親との話し合いの際には「老人ホームがどんな場所なのか」も伝えましょう。 そもそも老人ホームがどんなところなのか、「実はよく知らない」という人もいます。また、「老人ホームは歳をとって体が動けなくなった人が入る場所」という印象を持っている人もいるでしょう。 最近の有料老人ホームでは、ジムのようなトレーニング用の部屋やカラオケが併設されていたり、園芸、囲碁、将棋、麻雀などのレクリエーションが充実していることもあります。また入居者と友人になれば、話し相手に困ったり、寂しい思いもしないでしょう。 老人ホームの共同生活は大部屋に一緒に住むわけではなく、個室があり、自分の時間やプライベートな空間がきちんと確保されています。 まずは老人ホームのパンフレットを見せたり、パソコンやタブレットで老人ホームの様子を見てもらいましょう。老人ホームへの印象が良くなれば、入居を前向きに考えてもらえるかもしれません。 第三者に相談する 家族だけで話を進めようとしても上手くいかないときは、第三者に協力してもらいましょう。第三者が入ることで客観的に状況を整理できるので、話が良い方向へ進む可能性があります。また、親本人も家族以外の人からの話なら素直に聞く場合があります。 家族が説得をしても耳を貸さない場合には、以下の人たちに相談してみましょう。 老人ホームに入居している知り合い もし周囲に老人ホームに入居している知り合いが居る場合には、その知り合いに協力を仰ぎましょう。知り合いの老人ホームへ親と一緒に面会に行って、知り合いが入居を決めた理由や、老人ホームでどんな生活をしているのか、話を聞いてみるのが良いです。 介護スタッフやケアマネジャー 親本人のことをよく知っている、在宅介護などの介護スタッフやケアマネジャーがいる場合は、介護スタッフ・ケアマネジャーに親の話を聞いてもらいましょう。家族の前だと言えないことも、介護スタッフ・ケアマネジャーになら素直に打ち明けてくれるかもしれません。 老人ホームのスタッフ 入居を検討している老人ホームが決まっているならば、老人ホームに直接相談してみるのも良いでしょう。老人ホームでは「親が入りたくないと言われて困っている」という相談はよくあるため、どのように話をしたら良いか、さまざまなノウハウをもっている可能性があります。老人ホームからアドバイスを貰ったり、親と直接話をしてもらいましょう。 主治医 親が誰の話も素直に聞いてくれない場合、医師の言うことであれば素直に聞き入れる方も多いです。医師は毎日多くの患者さんと接しているので、高齢者の事情もよくわかっています。また、健康の専門家ということもあり、さまざまなアドバイスをしてくれます。かかりつけの医師のアドバイスはとても重宝する方が多いので、病院から帰ってすぐに老人ホームへ入居した人もいるくらいです。 親が前向きになってきたら入居の準備を 老人ホームの入居に対して親が前向きになってきたら、入居の準備をしましょう。すぐに入居へ踏み切るのではなく、親と一緒に少しずつ準備を進めていくことが大切です。 例えば、以下のようなことをしていくのが良いです。 親と一緒に老人ホームを探す 事前見学・体験入居・ショートステイを利用する それぞれ詳しく見てみましょう。 親と一緒に老人ホームを探す 入居する老人ホームは親と一緒に探しましょう。 思い出のある住み慣れた家を離れるのは、本人にとって、とても大きな決断です。焦らず本人の気持ちを聞きながら、老人ホームを探すのがおすすめです。 例えば、「ペットと離れたくない場合」にはペットと一緒に入れる老人ホーム、「行きつけのお店がある場合」には外出がしやすく住所が離れていない老人ホームなど、本人が家を離れたくない理由をひとつずつ解決できる場所を探して提案してみましょう。 老人ホームに関心を持ってもらえれば、「老人ホームへの入居も悪くないかも」と、さらに前向きに捉えてくれるかもしれません。 事前見学・体験入居・ショートステイを利用する 老人ホームへの入居に対して、少しでも前向きになってもらえたら、事前見学や体験入居に行ってみましょう。 ほとんどの老人ホームでは、事前見学や体験入居を実施しています。入居前に老人ホームの雰囲気や食事、介護サービスを体験してもらうのがおすすめです。 また、入居を検討している老人ホームがショートステイ(短期入居生活介護)を実施している場合、ショートステイから徐々に慣れてもらうのも良いでしょう。 ショートステイとは、急な用事などで家族が家を空けなくてはならない際に一時的に高齢者が宿泊できるサービスです。何度かショートステイを利用すれば、本人も徐々に老人ホームに慣れていけます。 嫌がる親を無理に入居させた場合のリスク 老人ホームへの入居になかなか納得してもらえないからといって、親を無理に入居させることにはリスクがあります。 まず、お互いの信頼関係にひびが入ることが挙げられます。無理に入居させられた不満や怒りから介護スタッフに抵抗したり、勝手に帰宅しようとするなど、トラブルが起きる可能性もあります。 また、一時的な落ち込みや、うつ状態など精神面での影響はもちろん、認知症の方は症状が悪化してしまう場合もあるので注意が必要です。 親を無理やり老人ホームへ入居させるのは最終手段にしておいて、じっくり話し合いをして、入居に納得してもらうことが大切です。 親がどうしても入居に納得しない場合 親がどうしても老人ホームへの入居に納得をしてもらえない場合、以下の対応をする必要があります。 リスクを覚悟して多少無理にでも入居してもらう 老人ホームの入居をしばらく見送る それぞれ詳しく見てみましょう。 リスクを覚悟して多少無理にでも入居してもらう 入居前にどれだけ話し合いをして老人ホームの説明をしても、親に入居を納得してもらえない場合は、リスクを覚悟して多少無理にでも入居してもらうという手段があります。 老人ホームに入居する人は、新生活に対して戸惑いや不安を感じている人が多いです。そのため老人ホームでは、戸惑いや不安を少しでも軽くするように配慮してくれます。実際に入居をしてしまえば、老人ホーム側の配慮によって楽しく入居生活を送る人も少なくありません。 老人ホームの入居をしばらく見送る 親がどうしても老人ホームへの入居に納得してもらえない場合は、一旦、老人ホームへの入居を見送るのも手です。 無理やり老人ホームに入居しても、本人にとって本当に幸せかどうかはわかりません。親が住み慣れた家で暮らしたいと考えているのであれば、その気持ちを尊重することも大切です。 しかし、無理に在宅介護を続けて共倒れになってしまっては、元も子もありません。訪問介護など在宅で受けられる介護サービスや、栄養バランスのとれた食事を届けてくれる配食サービス、セキュリティ会社などが提供する見守りサービスなど可能な限りのサービスを利用しましょう。 要介護度が上がったり、身体的な病気で入院をした場合など、生活の状況が変われば親も老人ホームへの入居に納得してくれるかもしれません。老人ホームへの入居を見送った後、再び入居が必要な状態だと感じたら、改めて老人ホームを検討しましょう。 よくある質問 なぜ老人ホームへの入居を嫌がるのですか? 親が老人ホームを嫌がる理由として主に「家族に介護をしてもらいたい」と思っている、「見捨てられるかも」という不安がある、「これからもこのままで暮らしたい」と考えている、「老人ホームに対して悪い印象がある」、という理由が考えられます。 老人ホームへの入居を嫌がる親との話し合いはどうすればいいですか? 老人ホームへの入居について、親との話し合いの際には「親の気持ちに寄り添う」ことが大切です。まずは「なぜ老人ホームは嫌なのか」、その理由をよく聞いてみましょう。また、親への思いを言葉にして伝えるのも大切です。入居する親本人の気持ちに寄り添い、共感をもって話し合いましょう。 どうしても老人ホームへの入居を嫌がる場合はどうすればいいですか? 親がどうしても老人ホームへの入居に納得をしてもらえない場合、「リスクを覚悟して多少無理にでも入居してもらう」か、「老人ホームの入居をしばらく見送る」かの選択をする必要があります。 { "@context": "https://schema.org", 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2023/09/29

老人ホームでの通帳預かり│金銭の管理方法・トラブルについても解説

老人ホームで過ごすにあたって、通帳など金銭や貴重品の管理に不安を持つ方もいるでしょう。 老人ホームでの通帳などの管理は、基本的に入居者本人がおこないます。もし、老人ホームから「通帳などを預かります」と言われても、預ける義務はありません。 しかし、入居者本人が「老人ホームに通帳を管理して欲しい」と希望したり、入居者の金銭の管理能力に不安がある場合は、老人ホームが管理することもあります。 この記事では、老人ホームに通帳を預けることについて解説します。また、金銭管理に関わる制度やサービス、トラブルなども紹介しますので、あわせて参考にしてください。 老人ホームに通帳は預けなくて良い 入居者の通帳は基本的に入居者本人が管理する決まりになっているので、老人ホームに預けなくて良いです。 厚生労働省が定める「有料老人ホームの設置運営標準指導指針について」によると、「入居者の金銭、預金等の管理は入居者自身が行うことを原則とすること。」とあります。つまり、入居者やその家族に対して老人ホームから、通帳やキャッシュカード、印鑑などの提出を求められても、預ける義務はありません。 しかし、下記の場合には老人ホームに通帳を預けることがあります。 通帳の持ち主である入居者本人が「老人ホームに預けたい」と希望している場合 入居者本人が認知症などにより通帳の管理ができないと判断され、身元引受人(家族)などの了承を得た場合 老人ホームに通帳を預ける場合には、老人ホーム側が通帳を預かるための手続きをする必要があります。詳しく見てみましょう。 老人ホームに通帳を預ける場合 老人ホームが入居者の通帳を預かる場合、老人ホームは以下の内容を契約書や依頼書のような書類に残し、保管しなければなりません。 通帳などを老人ホームが保管・管理することについて、入居者本人からの依頼または承諾 通帳などの具体的な管理方法 入居者本人または身元引受人などへの定期的な報告 例えば、老人ホームは「預り金管理規定」のような規約を作成したり、金庫や鍵付きのロッカーのような安全に保管できる設備を整える必要があります。 老人ホームに通帳を預けたい場合には、まずは実際の金銭管理の対応をスタッフに確認してみましょう。 認知症だとお金の管理ができなくなることも 認知症などで入居者本人に通帳などの金銭を管理する能力がない場合、老人ホームに通帳を預けることがあります。認知症の本人にお金を渡したままだと、思いもよらないものにお金を使いすぎてしまったり、詐欺などに引っかかってしまうことがあるからです。 しかし、施設に通帳を預けるためには、基本的に入居者本人の「老人ホームに通帳を預けたい」という意思が必要です。重度の認知症などにより本人の判断能力が失われている場合は、通帳などの金銭管理を老人ホームに依頼することはできません。 老人ホームに通帳などを預けたい場合は、入居者本人の判断能力があるうちに手続きをおこなう必要があるので注意が必要です。 外部サービスで金銭管理をおこなうこともできる 本人や家族の希望があっても、老人ホーム側から通帳などの預かりを拒否される場合もあります。その場合には外部サービスを利用する手もあります。 主な外部サービスは以下です。 厚生労働省の支援事業 弁護士や司法書士 それぞれ詳しく見てみましょう。 厚生労働省の支援事業 厚生労働省の支援事業に「日常生活自立支援事業」というものがあります。日常生活自立支援事業とは、一人での日常生活に不安のある高齢者や障害者が地域で安心して自立した生活が送れるよう、福祉サービスの利用援助などをおこなうものです。 日常生活自立支援事業の援助の内容には、日常生活に必要な金銭の管理も含まれます。例えば、以下のようなものが挙げられます。 税金や社会保険料、公共料金(電気、ガス、水道など)の支払い 日用品購入の代金支払いの 預金の払い戻し、預け入れ、預金の解約の手続き 福祉サービスの利用料金の支払い 病院にかかった医療費の支払い 年金や福祉手当の受領に必要な手続き 日常生活自立支援事業を利用するには申請が必要です。利用したい方は厚生労働省のHPを見てみましょう。 参考:「日常生活自立支援事業」(厚生労働省) 弁護士や司法書士と契約をする 老人ホームに通帳を預けられない場合には、弁護士や司法書士など、外部の専門家に頼るという手段もあります。 弁護士や司法書士に通帳などの管理をお願いする場合、「財産管理委任契約」を結ぶ必要があります。財産管理委任契約によって法律的に正当な権限を持つ第三者が財産管理をできるようになります。 しかし、弁護士や司法書士などと接点がある方は多くないでしょう。接点がない場合、まずは入居する老人ホームの相談窓口に問い合わせ、適切な専門家を紹介してもらいましょう。 成年後見制度でも通帳の管理ができる 通帳や金銭など、財産の管理を依頼できる「成年後見制度」というものがあります。 詳しく見てみましょう。 成年後見制度とは? 成年後見制度とは、認知症をはじめ知的障害や精神障害などの理由で物事を判断することが難しく、法律行為をおこなえない状態にある方に、後見人が代わって必要な契約を結んだり、財産を管理したりして本人の保護を図る制度です。 成年後見制度において支援をしてもらう人を「被後見人」、支援をする人を「成年後見人」と呼びます。 成年後見制度の種類 成年後見制度には大きく分けて「法定後見制度」と「任意後見制度」という2つの制度があります。 法定後見制度 法定後見制度は、すでに判断能力が不十分である場合に本人に代わって権利を守り、法的に支援する制度です。 家庭裁判所へ申し立てをすることで、家庭裁判所から成年後見人が選ばれます。 法定後見とは、本人の利益を考えながら本人に代わって契約を結ぶなどの法律行為をしたり、本人に代わって財産を管理したりするなどして、本人を支援、保護することを指します。 任意後見制度 任意後見制度は、将来、本人の判断能力が不十分になった場合に備えておくための制度です。 本人に判断能力があるうちに、あらかじめ公正証書で任意後見契約を結んでおきます。判断能力が不十分になったときには、その契約をもとに任意後見人が本人を支援します。 任意後見契約を結んでおけば、認知症などで本人の判断能力が不十分になってしまった場合、法律上代理人として本人の財産管理などの法律行為を委任できます。 老人ホームでの金銭の管理方法 通帳に限らず、金銭や貴金属類などは、入居者本人が管理するのが基本です。 老人ホームに入居後、売店や自動販売機で買い物をしたり、外出して買い物したりすることは自由です。そのため、いくらかの金銭を手元に置いておく方もいるでしょう。また、腕時計や結婚指輪など、大切な貴金属類も一緒に持ち込む方もいます。 老人ホームによっては、多額の現金や貴重品の持ち込みを断られる場合があるので、持ち込む前に確認しましょう。 また、入居者本人が金銭を管理するのではなく、「預かり金」や「立て替え払い」のシステムを利用している老人ホームもあります。詳しく見てみましょう。 預かり金を管理してもらう 「預かり金」とは、老人ホームへ事前に預ける金銭のことです。入居者が買い物などでお金が必要になったら、預り金の中からお金を受け取ります。また、老人ホームのスタッフが買い物代行などをした場合にも、預り金の中から支払われます。 預り金は、現金を老人ホームが管理する場合と、預り金専用の口座を用意する場合があります。どちらの管理方法になるかは老人ホームによって異なります。 現金と口座、どちらの管理方法でも預り金は厳重に管理されます。例えば、以下のような対応です。 預り金責任者は施設長である 個人別預り金台帳および預貯金通帳を作成する 毎月1回、預り金、預り金台帳などの点検・確認をおこなう 入居者や家族へ、3ヵ月ごとに個人別預り金台帳および預貯金通帳の写しを添付し、預り金等の収支状況を報告する 入居先の老人ホームが預り金の体制である場合、どういった管理体制なのか確認しましょう。 老人ホームが立て替える 買い物や通院した際の医療費など、入居者に関する支払いがあったとき、老人ホームが立て替えて支払い、後日請求する体制の老人ホームもあります。多くの老人ホームでは、その都度の請求ではなく、1ヵ月分をまとめて毎月決まった日に請求されます。 入居先の老人ホームが立て替えの制度の場合、老人ホームの月額費用と合わせて請求されるのか、振り込みか引き落としかなど、老人ホームによって対応が違うので、事前に確認しましょう。 老人ホームでの金銭トラブル 老人ホームで金銭紛失によるトラブルが起きることがあります。老人ホームでは危険防止の目的で部屋に鍵をかけていない場合があるためです。 よくあるトラブルは以下の2点が挙げられます。 金銭が「盗まれた」と誤解してしまう場合 認知症により物を盗んでしまう場合 それぞれ詳しく見てみましょう。 金銭が「盗まれた」と誤解してしまう場合 金銭の持ち主である入居者本人の勘違いから起こる金銭紛失トラブルです。 入居者が「ここにあったお金がなくなった」「あの人が盗った」と勘違いしたり思い込んだりしてしまうことがあります。原因は軽い認知症や物忘れなどである場合がほとんどで、お金や物に執着してしまう高齢者に多く見受けられます。 特に、認知症の方が自分の財布からお金がなくなっている状態に気づくと、まずはいつも自分のすぐそばにいる人を疑います。 認知症の方の勘違いから起こる金銭紛失トラブルを避けるために、家族が本人に金銭を持たせるのをやめようと考えることもあるでしょう。しかし、手元にお金がないことによって認知症の方がさらに強いストレスや不安を感じて感情の起伏が激しくなることもあり得ます。 それによって認知症が悪化してしまうリスクもあるので、認知症の方のお金の管理には老人ホームのスタッフと家族でよく話し合う必要があります。 認知症により物を盗んでしまう場合 認知症の症状により、他人の金銭を「自分のものだ」と思い込み、無断で盗ってしまうケースもあります。 盗った本人が自分のものだと思い込んでいると、老人ホームのスタッフが説得してもなかなか受け入れてくれないことが多いです。その際には、心を許している家族が間に入って説得することで早期解決に繋がる場合があります。 老人ホームで金銭トラブルに合わないためには 老人ホームで金銭トラブルに合わないために、以下の点に気をつけましょう。 金銭管理の方法について話し合う 老人ホームに管理を任せきりにしない それぞれ詳しく解説しますので参考にしてみてください。 金銭管理の方法について話し合う 金銭の管理方法について、入居者と家族とでよく話し合いをしておきましょう。 入居者の判断能力や金銭の管理能力は急に低下することもあるため、いざというときのために早めに方針を決めておくのがおすすめです。金銭管理の方針が決まったら、老人ホームとも共有しましょう。 老人ホームの自室にロッカーや金庫などの金銭管理をしやすい環境を整えることも、トラブル回避には有効です。ロッカーや金庫などを設置したい場合には、事前に老人ホームに相談しましょう。 老人ホームに管理を任せきりにしない 入居者自身が金銭管理する場合でも、老人ホームに金銭管理をしてもらう場合でも、老人ホームに対応を任せきりにするのではなく、家族も気にかけることが大切です。 老人ホームへ訪問した際に、入居者の日常生活の様子やお金の使い方を老人ホームのスタッフに確認しましょう。 入居者がどんな物を欲しがっているのか、入居者は手元に現金を持っておきたいかどうかなどを考え、入居者が自分らしい生活を送れるように、ホームと家族が互いに協力し合うことが望ましいです。 よくある質問 老人ホームに通帳を預けなければいけませんか? 基本的に入居者の通帳を老人ホームに預けなくても良いです。入居者の通帳などの管理は入居者本人がおこなうことが基本です。そのため、入居者やその家族が老人ホームから、通帳やキャッシュカード、印鑑などの提出を求められたとしても、預ける義務はありません。 老人ホームで入居者が使うお金の管理はどうしていますか? 通帳に限らず、金銭や貴金属類などは、入居者本人が管理するのが基本です。しかし、老人ホームによっては「預り金」や「立て替え払い」などでスタッフが管理している場合もあります。 老人ホームで金銭トラブルはありますか? 老人ホームで金銭紛失によるトラブルが起きることがあります。よくあるトラブルとして、金銭が「盗まれた」と誤解してしまう場合、入居者が物を盗んでしまう場合が挙げられます。どちらも認知症が原因であることがほとんどです。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームに通帳を預けなければいけませんか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2023/09/22

老人ホームに郵便物を転送できる?│申請・注意点・受け取り方も紹介

老人ホームに入居した際、郵便物を老人ホームに転送できるのか気になるかもしれません。結論から言うと郵便物は自宅から老人ホームへ転送し、本人が受け取れます。 この記事では、郵便物の転送サービスの申請方法を解説します。ほかにも、郵便物を老人ホームへ転送する際の注意点や、入居者の手元に届くまでの流れを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。 老人ホームへ郵便物を転送する手続き 老人ホームへ郵便物を転送することは可能です。転送は以下の申請方法があります。 インターネットを利用して申請する ポスト投函で申請する 郵便局窓口で申請をする それぞれの申請方法を詳しく見てみましょう。 インターネットを利用して申請する 日本郵便では、窓口に行かなくてもインターネットで転送の申請ができます。インターネットによる日本郵便の転送申請を「e転居」といいます。 手続きに必要なもの 本人確認書類 顔写真 ゆうびんID スマートフォン・携帯電話 e転居は、パソコンやスマートフォン(携帯電話・PHSを含む)などを使った申請方法です。e転居の手続きでは、住所などの情報を入力した後、画面に表示される「転居届受付確認センター」へ電話する必要があります。そのため、スマートフォンなどを持っていない方はe転居を利用できません。 また、e転居での申請には、本人確認済みの「ゆうびんID」が必要です。ゆうびんIDを持っていない場合は、e転居を利用する前にゆうびんIDの新規登録をおこないましょう。 入居者本人が申請するのではなく、代理人が申請する場合は以下を参考にしてください。 申請する人が入居者と同世帯の場合 申請する人と入居者が同世帯であれば、手続きに必要なものは以下です。 申請する人のゆうびんID 申請する人の本人確認書類 申請する人が入居者と別世帯の場合 申請する人と入居者が別世帯であれば、手続きに必要なものは以下です。 入居者本人のゆうびんID 入居者本人の本人確認書類 ポスト投函で申請する 郵便局窓口などでもらえる「転居届」を利用すればポスト投函で転送の申請ができます。 手続きに必要なもの 本人確認書類の写し 転居届 転居届に必要事項を記入し、本人確認資料の写しとともに、付属の専用封筒に入れて郵便ポストに投函します。付属の専用封筒であれば切手は不要です。 入居者本人が申請するのではなく、代理人が申請する場合は以下を参考にしてください。 申請する人が入居者と同世帯の場合 申請する人と入居者が同世帯であれば、転居届の「転居者氏名」の欄に入居者の名前を書きます。本人確認書類の写しは申請する人のみで大丈夫です。 申請する人が入居者と別世帯の場合 入居者から委任を受けた代理人として申請するので、転居届の同意チェック欄にチェックを入れます。本人確認書類の写しは入居者本人のみで大丈夫です。 郵便局窓口で申請をする 郵便局窓口などでもらえる「転居届」を利用し、郵便局の窓口で転送の申請ができます。窓口での申請は最寄りの郵便局だけでなく、どの郵便局からも可能です。 手続きに必要なもの 本人確認書類の写し 転居届 入居者本人が申請するのではなく、代理人が申請する場合は以下を参考にしてください。 申請する人が入居者と同世帯の場合 申請する人と入居者が同世帯であれば、手続きに必要なものは以下です。 申請する人の本人確認書類 転送届 申請する人が入居者と別世帯の場合 申請する人と入居者が別世帯の場合には以下のものが必要です。 入居者本人の本人確認書類 申請する人の本人確認書類 申請する人の印鑑 委任状 転居届 委任状のフォーマットは自治体によって異なるため、事前に確認しましょう。 参考:「転居・転送サービス」(日本郵便) 郵便物管理サービスを利用する手段もある 郵便局の転送サービスを利用する以外にも、郵便物の管理サービスを使う手段もあります。 郵便物の管理サービスには、郵便物をオンラインで管理できるものもあります。オンラインで管理できるサービスを利用すれば、郵便物を受け取りに行かなくてもパソコンやスマートフォンで郵便物の内容の確認や管理が可能です。 郵便物管理サービスは、郵便局の転送サービスとは異なり料金が発生します。料金はサービスを提供する会社によって違うので、それぞれ比較して予算内のものを利用しましょう。 老人ホームの住所の書き方 郵便物の転送申請の際には、入居先の老人ホームの住所が必要です。宛名には、氏名(入居者)、郵便番号、住所、施設名、部屋番号を書きます。 郵便番号は「〒」マークの右側、住所は都道府県から市区町村までを書きましょう。郵便番号がわからない場合は、日本郵便が提供している郵便番号検索サイトで調べられます。 老人ホームに入居している方への郵便物の宛名には、施設名と部屋番号を正しく書くことが重要です。施設名は住所の下、部屋番号は施設名の下に書きます。 施設名は略称ではなく正式名称を、部屋番号は施設内で使われている番号と同じものを書きましょう。事前に老人ホームの正確な名称と部屋番号を確認しておくことが大切です。 老人ホームへ郵便物を転送する際の注意点 老人ホームへ郵便物を転送する際の注意点は主に以下です。 転送期間は1年間 転送できない郵便物もある 老人ホームのスタッフにプライバシーを知られてしまう可能性がある それぞれ詳しく見てみましょう。 転送期間は1年間 郵便局の転送サービスによる転送期間は申請した日から1年間です。転送開始希望日からではないので注意が必要です。 転送期間が過ぎた後に届いた郵便物は、「宛先不明」となり差出人に返還されます。転送期間内に新たに転居届を提出すれば、転送期間を更新できます。 転送できない郵便物もある 郵便局の転送サービスを利用していても、老人ホームへ転送されない郵便物があります。それは、差出人が郵便物に「転送不要」「転送不可」と記載した場合です。転送不要・転送不可とは「この住所に住んでいないときは返還してほしい」という差出人の意思表示のため、転送サービスの対象外となります。 転送不要・転送不可は、住所確認が必要な郵便物に記載されている場合が多いです。例えば、クレジットカードやキャッシュカード、税金や保険の納付書類、健康保険証、パスポートなど。転送不要・転送不可にすることで、郵便物が本人以外の手元に届くことを防げます。 老人ホームへ入居した後に郵便物が届かない場合は、差出人へ問い合わせをしましょう。 老人ホームのスタッフにプライバシーを知られてしまう可能性がある 老人ホームへ郵便物を転送すると、入居者宛の郵便物は老人ホームの受付などに届く場合があります。郵便物が入居者本人や家族より先に老人ホームのスタッフの目につくため、プライバシーに関する書類が届いた場合、「知られたくない」と思う人も居るでしょう。 プライバシーが気になる郵便物は主に以下が考えられます。 友人からの手紙や年賀状 借金の督促状 運転免許証の更新案内 市区町村から届く公的書類 利用中のサービスや会社からの請求書やダイレクトメール 過去に利用した店や会社からのダイレクトメール 老人ホームでは個人情報の取り扱いは厳重に管理されているため、郵便物が悪用されることはありません。しかし、プライベートな郵便物を見られるのが気になる場合は、郵便物の取り扱い方、郵便物を目にする可能性のあるスタッフなどを確認しておきましょう。 老人ホームでは誰が郵便を受け取るの? 老人ホームでの郵便物は、一般的には老人ホームの受付などに郵便物が届き、事務所で一時的に預かった後、スタッフが入居者に届けます。 入居者の手元に郵便物が届くまでの流れは、入居者に直接手渡しする場合、部屋まで届ける場合と施設により異なります。施設によっては入居者専用の個人のポストが備えられている場合もあります。 スタッフは郵便物の中身を確認する? 入居者に届いた個人宛の郵便物を老人ホームのスタッフが開封することは、原則としてありません。もし中身を見た形跡があった場合は、老人ホームで信頼できるスタッフに相談してみましょう。 長く老人ホームに入居していると、将来、入居者本人に郵便物の中身の判断がつかなくなる可能性もありえます。「自治体からの書類は老人ホームのスタッフが開封した後、内容を確認して家族に連絡をする」「自治体以外からの郵便物は差出人だけを確認して家族に連絡し、取りに来てもらう」など、老人ホームと本人、家族で話し合っておくと安心です。 住民票は移したほうがいいの? 老人ホームへ入居する場合、基本的には住民票を移す義務はありません。 ただ、老人ホームが「地域密着型サービス」である場合、老人ホームがある市区町村に住民票がないと入居できません。入居したい老人ホームが地域密着型サービスの場合は、事前に住民票の移動が必要です。 地域密着型サービスに該当する老人ホームには、以下のようなものがあります。 グループホーム 地域密着型有料老人ホーム 地域密着型特別養護老人ホーム 有料老人ホームと特別養護老人ホームは、地域密着型サービスの施設とそうでないものがあります。 地域密着型サービスではない施設がほとんどですが、中にはその市区町村の住民限定の地域密着型サービスとして運営されている施設もあるので、事前に確認しておきましょう。 よくある質問 老人ホームへ郵便物を転送できますか? 自宅から老人ホームへ郵便物を転送できます。郵便物を転送するには日本郵便へ転送サービスの申請が必要です。転送の申請は、インターネット、ポスト投函、郵便局窓口などでおこないます。どの方法にしても本人確認が必要です。 老人ホームに郵便物を転送する際の注意点はありますか? 老人ホームへ郵便物を転送した際の注意点は主に、「転送期間が1年間である」「転送できない郵便物もある」「老人ホームのスタッフにプライバシーを知られてしまう可能性がある」の3点が挙げられます。転送された郵便物は入居者本人や家族より先に老人ホームのスタッフの目につくため、気になる場合は、郵便物の取り扱い方、郵便物を目にする可能性のあるスタッフなどを確認しておきましょう。 老人ホームでは本人が郵便を直接受け取るのですか? 老人ホームでは受付などに郵便物が届き、事務所で一時的に預かった後、スタッフが入居者に届けます。入居者の手元に届くまでの流れは、入居者に直接手渡しする場合、部屋まで届ける場合、入居者専用の個人のポストが備えられている場合など、施設によって異なります。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームへ郵便物を転送できますか?", "acceptedAnswer": { ...

2023/09/22

老人ホームでのカラオケ人気曲│レクリエーションの目的・効果も解説

老人ホームで定期的におこなわれるレクリエーション。その候補に「カラオケ」もよく挙がります。 声を思いきり出すカラオケは、入居者にとってストレス発散や認知症予防など、さまざまなメリットがあります。入居者の思い出の曲や歌いやすい曲を選んで、みんなで楽しみましょう。 この記事では、老人ホームでのレクリエーションでおこなうカラオケの人気曲を紹介します。選曲のポイント、カラオケの効果や注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。 老人ホームでのカラオケの曲選びのポイント 老人ホームでおこなわれるレクリエーションのカラオケでは、選曲のポイントに以下が挙げられます。 思い出の曲 歌いやすい曲 季節に合う曲 それぞれのポイントを見てみましょう。 思い出の曲 老人ホームのカラオケでおすすめの選曲に「思い出の曲」が挙げられます。曲選びに悩んだら、まずは入居者が「懐かしい」と感じる曲を選んでみましょう。 知らない曲をかけても、入居者に「歌いたい」気持ちは起こりません。みんなで楽しめる雰囲気を作るためには、入居者が知っている曲をかけることが重要です。 例えば、「ふるさと」や「赤とんぼ」などの童謡。小さい頃に誰もが歌った思い出があり、当時の思い出や情景、家族との触れ合いなどを懐かしむことができます。 また、入居者の多くが若い頃に流行した、昭和の人気ヒット歌謡曲も老人ホームのカラオケでは喜ばれます。特に、東京オリンピック、大阪万博などで日本中が盛り上がった時代の曲は、懐かしみながらみんなで一緒に口ずさめるでしょう。 歌いやすい曲 老人ホームのカラオケで、入居者に喜ばれる曲に「歌いやすい曲」も挙げられます。歌いやすい曲は、昔よく耳にした昭和の定番歌謡曲や演歌がメインとなるでしょう。 歌いやすい曲には懐かしい曲ばかりではなく、流行している曲もあります。テレビやラジオなどでよく流れる曲やドラマの主題歌は、耳にすることも多く、入居者に喜ばれることもあります。懐かしい曲から流行している曲まで、バランス良く取り入れるのがおすすめです。 また、昔の曲は「当時のつらい思い出がよみがえるから」と嫌がる方もいます。そういった場合には最近の曲を選ぶことで皆が楽しめるようになります。 季節に合う曲 老人ホームのカラオケの選曲では「季節に合う歌」もおすすめです。四季折々の風物詩を歌詞に取り入れたものは、その季節ごとの思い出や情景を思い浮かべることができます。 季節ごとの思い出や情景を思い浮かべて想像力を働かせることは、気分の安定やリラックス効果があり、入居者にとって心と脳に良い影響を与えてくれます。 老人ホームでのカラオケの人気曲 曲選びのポイントを踏まえて、老人ホームのカラオケの人気曲を紹介します。こちらで紹介する曲は、主に歌謡曲や童謡です。 下記のジャンルに分けて紹介します。 明るい曲 心に染みる曲 デュエット曲 童謡 季節に合う曲 それぞれ見てみましょう 明るい曲 東京ブギウギ(笠置シヅ子) 憧れのハワイ航路(岡晴夫) 三百六十五歩のマーチ(水前寺清子) 青い山脈(藤山一郎) 上を向いて歩こう(坂本九) こんにちは赤ちゃん(梓みちよ) 世界の国からこんにちは(三波春夫) 心に染みる曲 川の流れのように(美空ひばり) 愛燦燦(美空ひばり) 東京だヨおっ母さん(島倉千代子) リンゴの唄(並木路子) 見上げてごらん夜の星を(坂本九) せんせい(森昌子) 瀬戸の花嫁(小柳ルミ子) 津軽海峡・冬景色(石川さゆり) デュエット曲 3年目の浮気(ヒロシ&キーボー) 恋のバカンス(ザ・ピーナッツ) お座敷小唄(和田弘とマイナスターズ&松尾和子) 男と女のラブゲーム(日野美歌&葵司朗) 二人は若い(ディックミネ&星玲子) 別れても好きな人(ロス・インディオス&シルヴィア) 銀座の恋の物語(石原裕次郎&松村旬子) いつでも夢を(橋幸夫&吉永小百合) 童謡 七つの子 ふるさと どんぐりころころ  仰げば尊し 線路は続くよどこまでも 季節に合う曲 春  さくらさくら 茶摘み 春の小川    どこかで春が   荒城の月   夏 海 われは海の子 こいのぼり  かもめの水兵さん 七夕さま 秋 赤とんぼ とんぼのめがね 虫の声 ちいさい秋みつけた  夕焼け小焼け 冬 冬の夜  冬景色 家路 たき火   レクリエーションでカラオケを歌うメリット 老人ホームのレクリエーションでカラオケをおこなうことによって、入居者にメリットがあります。 主には以下の3点です。 ストレス発散になる 認知症の予防になる 自然に体を動かせる それぞれ詳しく見てみましょう。 ストレス発散になる カラオケを歌うことは、ストレス発散の効果があります。 感情表現が苦手な人も、歌うと笑顔になることがあります。歌うことによって気持ちがリラックスするからです。沈んでいるときやイライラしているときも、ネガティブな感情を癒す効果が期待できます。 カラオケを歌うと日常のストレスもスッキリと解消し、気持ちが穏やかになるでしょう。 認知症の予防になる カラオケを歌うことは、認知症の予防にもつながります。 認知症の方でも懐かしい曲やリズミカルな曲を聞くと、思わず歌ったり手拍子をしたり、体を揺らしたりすることがあります。 また、下記のような行動は脳に良い刺激を与えます。 歌詞を読んで声に出す 耳で聞いた歌を声に出す 自分の歌の音程に注意する リズムを意識する カラオケでは脳のさまざまな部位が活性化し、脳に良い刺激を与えられます。脳が活発に働くことによって、認知症の予防効果が期待できるでしょう。 自然に体を動かせる カラオケを歌うことによって、意識せずに自然に体を動かすことができます。 大きな声で歌うと心肺をしっかり使うこととなり、大きな呼吸につながります。つまり歌うことは、年齢を重ねると落ちていく心肺機能を維持することに役立つのです。 また、身振り手振りで歌うことにより、さまざまな身体機能が活性化することが期待できます。 レクリエーションでカラオケをおこなう際の注意点 老人ホームのレクリエーションでカラオケをおこなう際には、以下の項目を意識しましょう。 参加したくなる雰囲気作りをする 多くの人が楽しめる選曲をする 感染症対策を万全にする それぞれ詳しく解説します。 参加したくなる雰囲気作りをする 老人ホームのカラオケでは、入居者が積極的に参加したくなるような雰囲気作りが大切です。 例えば、入居者に歌いたい曲や聞きたい曲のリクエストをもらったり、会場の飾り付けなど本番の準備のお手伝いをお願いするのがおすすめ。実際に企画に参加してもらうことによって、雰囲気が盛り上がりやすくなります。 レクリエーションの目的は、入居者の健康維持や身体機能の強化、心身のバランスを保つことにあります。そのため、強制的に参加させるようなことは避けましょう。 多くの人が楽しめる選曲をする 老人ホームのレクリエーションにはさまざまな年代の方が参加します。入居者の中で親子ほどの年齢の差があることも珍しくありません。 そのため、特定の世代だけが知っているような選曲をすると、一部の入居者はカラオケを楽しめなくなります。入居者が参加できない・楽しめないと感じると孤立したり不安を与えてしまいます。できる限り偏りなく、すべての入居者の世代を考慮して選曲しましょう。 感染症対策を万全にする 多くの入居者が参加するレクリエーションでは感染症対策にも注意が必要です。特に新型コロナウイルスやインフルエンザなどは、抵抗力の低い高齢者には危険な感染症のため、細心の注意を払いましょう。 主に、以下の点に注意しましょう。 体調が悪い人は無理に参加しない 手洗いと手指のアルコール消毒をおこなう 飛沫がほかの人に飛ばないように、1メートル以上の距離を取り、横並びに座る 歌っている人から2メートル以上離れる マスクをつけたままで歌唱・会話をおこなう 使用するマイクやリモコンなどの機器はその都度、消毒する 換気をコンスタントにおこなう 入居者にアルコール消毒してもらうのはもちろん、使用する椅子やテーブル、マイクやリモコンなども消毒しましょう。特にマイクは使用するごとに消毒すると良いでしょう。 また、大きな口を開けて歌うので、飛沫が飛ばないように十分な距離を取る、横並びに座るなど入居者同士の間隔にも注意が必要です。 さらに定期的な換気で空気を入れ替え、マスクを着用しましょう。 よくある質問 老人ホームでのレクリエーションでおこなうカラオケで歌う曲を選ぶポイントはありますか? 老人ホームでおこなうカラオケの選曲のポイントは主に3点あります。まずは「思い出の曲」。入居者の皆が知っている曲なら皆で楽しめます。ふたつ目は「歌いやすい曲」。懐かしい曲から流行している曲までバランス良く取り入れるのがおすすめです。みっつ目は「季節に合う曲」。季節ごとの思い出や情景を思い浮かべる曲は、気分の安定やリラックス効果があり、入居者にとって心と脳に良い影響を与えてくれます。 老人ホームでカラオケをおこなうと入居者に良い効果がありますか? カラオケをおこなうことによって、「ストレス発散になる」「認知症の予防になる」「自然に体を動かすことができる」など、入居者にとってメリットがあります。歌は日常のストレスもスッキリと解消してくれます。また、脳に良い刺激を与えるので、認知症の予防効果も期待できるでしょう。カラオケで大きな声で歌うことは心肺をしっかり使うことにもつながります。 老人ホームでカラオケをおこなう際の注意点はありますか? 老人ホームのレクリエーションでカラオケをおこなう際には、「参加したくなる雰囲気作りをする」「多くの人が楽しめる選曲をする」「感染症対策を万全にする」という点を意識しましょう。老人ホームのカラオケでは、入居者が積極的に参加したくなるような企画を提案することが大切です。老人ホームのレクリエーションには様々な年代の方が参加するので、すべての入居者の世代を考慮した選曲にしましょう。また、カラオケで使うマイクやリモコンなどを消毒したり、定期的な換気で空気の入れ替えをおこない、感染症対策にもしましょう。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームでのレクリエーションでおこなうカラオケで歌う曲を選ぶポイントはありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2023/09/15

老人ホームに入居中の人におすすめのプレゼントは?施設に配送できる?

誕生日や敬老の日、面会のときなどに、老人ホームに入居する人にプレゼントを贈りたくても、「何にしたら良いか迷う」「プレゼントして迷惑にならないかな」と頭を悩ませる方は多いのではないでしょうか。 そこで、今回は老人ホームに入居している人へのプレゼントとしておすすめのものを紹介。反対に贈ると迷惑になってしまうものや、プレゼントの配送についての注意点も解説しています。プレゼント選びに役立ててください。 老人ホームに入居中の人におすすめのプレゼント 老人ホームに入居している家族や知人に贈るのにおすすめのプレゼントを紹介します。以下のものを選ぶと、きっと喜ばれますよ。 日常的に使う消耗品 雑貨や身につけるもの 家族を思い出せるもの 日常的に使う消耗品 老人ホームの生活の中で、頻繁に使う消耗品を贈ると喜ばれます。 具体的には、以下のようなものです。 ティッシュ ウェットティッシュ 歯ブラシ タオル ただし、毎日使うものだからといってたくさんプレゼントをするのは避けましょう。老人ホームの居室は限られているので、保管場所に困ってしまうことがあります。 雑貨や身につけるもの 普段から身につけるものや、実用的な雑貨類、棚の上などに飾れるものは老人ホームに入居している人に喜ばれます。 具体的には、以下のものがおすすめです。 洋服、パジャマなどの衣類 帽子、靴下、靴などの衣料雑貨 メガネケース、メガネチェーン 健康グッズ 孫の手 靴べら ひざ掛け クッション ぬいぐるみ ただし、贈る相手の身体状態などによっては、必要ないものや使えないものもあります。しばらく会っておらず状況がわからない場合は、施設や状況を把握している家族などに確認しておきましょう。 家族を思い出せるもの 家族や友人を思い出せるものは、老人ホームに入っている人にとってうれしいプレゼントです。 具体的には、以下のものが喜ばれるでしょう。 写真、写真立て アルバム フォトブック 写真がプリントされた雑貨(クッション、コップなど) 孫が書いた絵、作品 老人ホームに入ると、家族や友人との交流が減ってしまうことが多くなります。そのため、家族や友人の顔が思い出せる品は喜ばれるプレゼントのひとつです。 お菓子や甘いもの 老人ホームに入居していると、好きな食べ物を食べる機会が減ってしまいます。そのため、入居している人の好物を持っていくと喜ばれるでしょう。 以下のものはご高齢者によく好まれている食べ物です。 プリン、ゼリー ジュース まんじゅう、チョコレートなどのお菓子 食べ物のプレゼントは事前に確認を お菓子などの食べ物は、プレゼントをすると喜ばれることが多い反面、迷惑になってしまうこともあります。 例えば、持病や薬の関係で食べるものを制限していることがあります。具体的には、糖尿病の人が甘いものやカロリーの制限をしていたり、薬の効果の妨げになるために、プレゼントしたものが食べられないことがあります。 加えて、飲み込む力や噛む力が衰えている場合には食べられるものがかなり狭まります。固いせんべいやクッキーなどの水分の少ないものは避けた方が良いでしょう。 受け取る相手の身体状況によって食べられるものが大きく異なるので、事前に確認しましょう。 老人ホームに入居中の人に避けたいプレゼント プレゼントの選び方を間違えてしまうと、気持ちがこもっていても迷惑になってしまうことがあるので注意しましょう。 下記のようなものは、迷惑になってしまうことがあるので避けるのが無難です。 においの強いもの 生きた植物 壊れやすいもの 生活にそぐわないもの においの強いもの 香水や芳香剤などの香りを出すもの、においの強い食べ物は、他の入居者の迷惑になってしまうことがあるので避けましょう。 生きた植物 鉢植えや生花などの植物は、老人ホームに入っている人へのプレゼントとしてはおすすめしません。なぜなら、鉢植えや生花はプレゼントされた後に世話が必要なため。入居者本人が世話ができない場合、介護職員の負担になってしまいます。 壊れやすいもの ガラスの置物、瀬戸物などの壊れやすいものは、避けた方が無難でしょう。なぜなら、入居者の居室は、介護のために職員が頻繁に出入りします。そのときにぶつかって壊してしまうことがあり、破片で怪我をしてしまう危険もあるので、おすすめできないプレゼントです。 生活にそぐわないもの 老人ホームで暮らす人の私物は、主に自分の部屋で使うものです。それ以外のキッチン用品、トイレタリーグッズなどは、施設側が用意しています。 そのため、リビング、トイレ、風呂などで利用するグッズをプレゼントしても、困ってしまうでしょう。 プレゼントを老人ホームに配送できる? 遠方の老人ホームに暮らす人にプレゼントしたい場合、配送するのも選択肢のひとつでしょう。郵便物と同じように、プレゼントも施設に配送すれば入居者の手元に届けてくれます。 施設で暮らす人にプレゼントをする場合、以下の点に注意しましょう。 施設名を正式名称で書く 宛名をフルネームで書く 大規模施設の場合、階数や部屋番号を書く 面会に適している時間は? 15~17時の時間帯が面会におすすめです。施設によって一日の流れは異なりますが、15時のおやつから夕食が始まる17時頃までは自由時間としている施設が多いためです。 この時間帯であれば、夕食までの時間で近場を散歩したり、買い物もしやすいので、面会や気分転換に適していると言えます。 よくある質問 老人ホームに入っている親におすすめのプレゼントは何ですか? 老人ホームに入っている人には、「日常的に使うもの」「雑貨や身につけるもの」「家族を思い出せるもの」がおすすめです。ただし、身体状況によっては、相手が困ってしまう場合もあるので、事前に確認をしましょう。 老人ホームに入っている人に贈ると迷惑になるプレゼントはありますか? 「においの強いもの」「生きた植物」「壊れやすいもの」「生活にそぐわないもの」はプレゼントすると迷惑になってしまうことがあります。老人ホームでの生活を考えたプレゼントを用意しましょう。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームに入っている親におすすめのプレゼントは何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2023/06/30

老人ホームの部屋着は何を持っていく?必要な枚数、選ぶポイントも紹介

老人ホームに入る準備をしているときに「どんな服を何着持っていけば良いのかな?」と不安に思う方もいるかもしれません。 そこで、この記事では老人ホームでの生活に合った部屋着を具体的に紹介。部屋着を選ぶポイントや老人ホームの生活に合わない服についても解説しているので、参考にしてください。 老人ホームの部屋着は何を持って行けば良い? 老人ホームの部屋着は、施設側から指定があるわけではありません。好きな服を好きなように着るのが原則ですが、指定がないからこそ迷ってしまうこともあるでしょう。 そこで、老人ホームの生活に必要な衣類の種類や持ち込む枚数を具体的に紹介します。 老人ホームに持ち込む服の具体例 入居時には、以下の衣類を老人ホームに持ち込むと良いでしょう。 部屋着(上・下):各5枚 パジャマ(上・下):各3枚 下着:5枚 靴下:5足 上着(室内用):1枚 上着(外出用):1枚 おしゃれ着(上・下):1セット 部屋着(上・下) 汚して着替えることもあるので多めに。 パジャマ(上・下) パジャマを着る習慣のない場合は、パジャマ代わりの衣類を。 下着 汚して着替えることが多いのでたくさん用意を。 靴下 滑りにくいものがおすすめ。冷えやすい場合は厚手のものも用意を。 上着(室内用) 体温調整用のカーディガンやベストなど。 上着(外出用) コートなど厚手のもの。 おしゃれ着(上・下) ...

2023/06/30

老人ホームに入居中の人におすすめの差し入れは?NGの差し入れも紹介

「家族の好物を持っていきたいけど、持ち込んで大丈夫かな」「こんな差し入れをしたら、施設に迷惑になってしまわないかしら」と、老人ホームに入居する人への差し入れに頭を悩ます方も少なくないでしょう。 そこで、今回は老人ホームにいる方への差し入れにおすすめのものをピックアップ。反対に、差し入れすると迷惑になってしまうものも紹介しているので、差し入れ選びの参考にしてください。 老人ホームに入居中の人へおすすめの差し入れは? 老人ホームに入居している方に渡す差し入れとして、おすすめの品を紹介します。 具体的には、以下のようなものが喜ばれます。 好物や甘いものなどの食品 老人ホームで楽しめる娯楽品 毎日使える日用品 好物や甘いものなどの食品 老人ホームでは3食の食事とおやつが提供されることが多いですが、必ずしも好みのものが提供されるとは限りません。また、自由に買い物ができる環境ではないことがほとんどなので入居者の好物を差し入れるのがおすすめです。 好みがわからない場合は、高齢者に人気のプリンやゼリー、ジュースといった甘いものがおすすめ。嚥下機能が低下している場合でも食べやすいので、身体状態に関わらず食べられるものとして差し入れしやすいでしょう。 老人ホームで楽しめる娯楽品 老人ホームに入居する際には、持ち込むものを減らして身軽にしている方がほとんどです。そのため、入居時に持ち込むことの少ない娯楽品を差し入れにすると喜ばれます。 具体的には、読書が好きな人であれば小説や漫画、手先を動かすことが好きな人であれば、大人のぬりえと色鉛筆、手芸用品も良いでしょう。クロスワードパズルや数独といった頭を動かすドリル類も喜ばれる傾向にあります。 毎日使える日用品 ハンドクリームやブランケットといった日用品もおすすめです。施設側から提供されることもありますが、デザインや香りなどが入居者の好みに合わないこともあります。  また、ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの消耗品も良いでしょう。あまりに量が多いと、居室内で保管する場所に困ってしまうので、少し高級なものを少量差し入れましょう。 老人ホームで好まれない差し入れはある? 老人ホームに差し入れても喜ばれなかったり、迷惑になってしまうものもあります。 具体的には以下のようなものは避けた方が良いでしょう。 弁当などの食事 身体状態にあわない食べ物 においの強い食べ物 持ち込み自体がNGのもの 弁当などの食事 老人ホームでは3食提供されているので、弁当などの量が多い食べ物は迷惑になってしまうことも。なぜなら、食事サービスを止める手続きが必要になり、入居者や施設の手間になってしまうためです。 また、弁当類でなくても、2~3日以内に賞味期限が迫っている食品も避けた方が良いでしょう。高齢になると食が細くなり、施設で提供される食べものに加えて差し入れが増えると、賞味期限内に食べ切れない場合があるからです。 身体状態にあわない食べ物 老人ホームに入居している方の多くは、持病や薬、嚥下機能の関係で食べられるものが制限されています。 糖尿病などの持病がある場合、甘いものやカロリーの制限をしていることも。加えて、継続して飲んでいる薬と食べ合わせが悪いために禁止されている食べ物がある可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。 また、固いせんべいや口の中がパサパサして食べにくいクッキーやパンなどはおすすめしません。健康な方でも、加齢によって口内の水分が減ったり、噛む力が衰えていることがほとんどのため、高齢者への差し入れとしては向いていません。 においの強いもの 老人ホームは、多くの人が暮らしている共同生活の場です。そのため、においの強い食べ物、香水などは他の入居者に迷惑になってしまうことがあるので避けましょう。 持ち込み自体がNGのもの ほとんどの老人ホームで、火器や刃物の持ち込みが禁止。喫煙者へのライター、手芸のためのハサミや縫い針などは、入居者の嗜好や趣味に合わせて持ち込んでしまうことがあるので要注意です。 また、喉をつまらせてしまうおそれから、アメやガムの持ち込みを禁止している施設もあります。 使用時だけ入居者本人に手渡し、その他の時間は施設に管理してもらう、といった対応をしている施設もあります。どうしてもこうしたものを差し入れしたい場合は、対応してもらえるのか施設に確認しましょう。 介護職員への差し入れはNG? ほとんどの老人ホームで、介護職員への差し入れを禁止しています。 「差し入れによって、対応に違いが出てしまってはいけないから」「差し入れをしないといけない雰囲気になるのを避けたいから」といった理由からです。 加えて、他の入居者への差し入れも不要です。食べ物の場合、アレルギーや持病などによって体調をくずしてしまうおそれがあるためです。 面会に適している時間は? 15~17時の時間帯が面会におすすめです。施設によって一日の流れは異なりますが、15時のおやつから夕食が始まる17時ごろまでは自由時間としている施設が多いためです。 この時間帯であれば、夕食までの時間で近場で散歩したり、買い物もしやすいので、面会や気分転換に適していると言えます。 よくある質問 老人ホームに入居中の人に喜ばれる差し入れは? 老人ホームに入っている方には、「好物や甘いものなどの食品」「老人ホームで楽しめる娯楽品」「毎日使える日用品」といったものが喜ばれる傾向があります。ただし、持病や嚥下機能の関係で食べられないものや、かさばるものは迷惑になってしまうことがあるので注意しましょう。 施設職員や他の入居者にも差し入れは必要ですか? 施設職員や他の入居者への差し入れを禁止していることが多いです。差し入れによってケアの内容に差が出てしまうことや、アレルギーや身体状態の違いで食べた入居者が体調をくずしてしまうことを避けるためです。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームに入居中の人に喜ばれる差し入れは?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", ...

2023/06/16

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介護付き有料老人ホームとは│提供されるサービス・費用・入居条件などを解説

介護付き有料老人ホームは、介護スタッフが24時間常駐している介護施設。介護サービスや身の回りの世話を受けられます。 この記事では、介護付き有料老人ホームの種類及び入居のための条件や必要な費用、サービス内容などを詳しく説明しています。 https://youtu.be/oK_me_rA0MY ▶介護付き有料老人ホームの費用に関してはこちらのページをご覧ください 介護付き有料老人ホームの特徴 介護付き有料老人ホームとは、有料老人ホームのうち、都道府県または市町村から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。24時間介護スタッフが常駐し、介護や生活支援などは施設の職員により提供されます。 主に民間企業が運営しているため、サービスの内容や料金は施設ごとに異なります。また、入居基準も施設により異なり、自立している方から介護が必要な方まで幅広く受け入れている施設も。選択肢が幅広いため、自分に合った施設を選ぶことができます。 看取りまで対応している施設も多数あり、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなります。 全体の概要をまとめるとこのようになります。 費用相場 入居時費用 0~数千万円 月額利用料 15~30万円 入居条件 要介護度 自立~要介護5※1 認知症 対応可 看取り 対応可 入居のしやすさ ◯ ※施設の種類によって異なります。 特定施設入居者生活介護とは 特定施設入居者生活介護は、厚生労働省の定めた基準を満たす施設で受けられる介護保険サービスです。ケアマネジャーが作成したケアプランに基づき提供される食事や入浴・排泄など介助のほか、生活支援、機能回復のためのリハビリなどもおこなわれます。指定を受けてこのサービスを提供する施設は、一般的に「特定施設」の略称で呼ばれています。 介護付き有料老人ホームの種類と入居基準 介護付き有料老人ホームには「介護専用型」「混合型」「健康型」の3種類があり、それぞれ入居条件が異なります。 介護度 ...

2021/11/10

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グループホームとは|入居条件や費用、入居時に気をつけたいポイントを解説

認知症の方の介護は大変です。「そろそろ施設への入居を検討しよう」と思っても、認知症の症状があると、入居を断られてしまうのではと心配もあるでしょう。 グループホームは認知症高齢者のための介護施設です。住み慣れた地域で暮らし続けられる地域密着型サービスであり、正式な名称を「認知症対応型共同生活介護」といいます。 こちらの記事では、グループホームについて解説します。また、グループホームで受けられるサービスや費用、施設選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/EofVO7MRRDM この記事を読めばこれがわかる! グループホームの詳細がわかる! グループホームを選ぶ際のポイントがわかる! グループホームへ入居する際の注意点がわかる! グループホームとは グループホームとは、認知症高齢者のための介護施設です。専門知識と技術をもったスタッフの援助を受けて、要支援以上の認知症高齢者が少人数で共同生活をおくります。 「ユニット」といわれる少人数のグループで生活し、入居者はそれぞれ家事などの役割分担をします。 調理や食事の支度、掃除や洗濯など入居者の能力に合った家事をして自分らしく共同生活を過ごすところが、ほかの介護施設や老人ホームとは異なるポイントです。 グループホームの目的は、認知症高齢者が安定した生活を現実化させること。そのために、ほかの利用者やスタッフと協力して生活に必要な家事を行うことで認知症症状の進行を防ぎ、できるだけ能力を維持するのです。 グループホームは少人数「ユニット」で生活 グループホームでは「ユニット」と呼ばれるグループごとに区切って共同生活を送るのが決まり。1ユニットにつき5人から9人、原則1施設につき原則2ユニットまでと制限されています。 少人数に制限する理由は、心穏やかに安定して過ごしやすい環境を整えるため。環境変化が少なく、同じグループメンバーで協力して共同生活することは、認知症の進行を防ぐことに繋がります。 認知症の方にとって新しく出会う人、新しく覚えることが難しいので、入居者やスタッフの入れ替わりが頻繁にある施設では認知症の高齢者は心が落ち着かず、ストレスを感じ生活しづらくなってしまいます。その結果、認知症症状を悪化させるだけでなく、共同生活を送る上でトラブルを起こすきっかけとなります。 慣れ親しんだ場所を離れて新しい生活をするのは認知症の方には特に心配が尽きないもの。その心配を軽減するため、より家庭にできるだけ近づけ、安心して暮らせるようにしています。 グループホームの入居条件 グループホームに入居できるのは医師から「認知症」と診断を受けている方で、一定の条件にあてはまる方に限ります。 原則65歳以上でかつ要支援2以上の認定を受けている方 医師から認知症の診断を受けている方 心身とも集団生活を送ることに支障のない方 グループホームと同一の市町村に住民票がある方 「心身とも集団生活を送ることに支障のない」という判断基準は施設によって異なります。入居を希望している施設がある場合には、施設のスタッフに相談しましょう。 また、生活保護を受けていてもグループホームに入ることは基本的には可能です。しかし、「生活保護法の指定を受けている施設に限られる」などの条件があるので、実際の入居に関しては、行政の生活支援担当窓口やケースワーカーに相談してみましょう。 グループホームから退去を迫られることもある!? グループホームを追い出される、つまり「強制退去」となることは可能性としてゼロではありません。一般的に、施設側は入居者がグループホームでの生活を続けられるように最大限の努力をします。それでも難しい場合は、本人やその家族へ退去を勧告します。「暴言や暴力などの迷惑行為が著しい場合」「継続的に医療が必要になった場合」「自傷行為が頻発する場合」etc。共同生活が難しくなった場合には追い出されてしまうこともあるのです グループホームで受けられるサービス グループホームで受けられるサービスは主に以下です。 生活支援 認知症ケア 医療体制 看取り それぞれ詳しく見てみましょう。 生活支援 グループホームでは以下の生活面でのサービスを受けられます。 食事提供 :◎ 生活相談 :◎ 食事介助 :◎ 排泄介助 :◎ 入浴介助 :◎ 掃除・洗濯:◯ リハビリ :△ レクリエーション:◎ 認知症を発症すると何もできなくなってしまうわけではなく、日常生活を送るだけなら問題がないことも多いです。 グループホームには認知症ケア専門スタッフが常駐しています。認知症進行を遅らせる目的で、入居者が専門スタッフの支援を受けながら入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこないます。 食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで、そして洗濯をして干すといった作業や掃除も、スタッフの介助を受けながら日常生活を送ります。 グループホームでは、入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこなうことになります。 例えば、食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで。また、そして洗濯をして、干すまで…など。そのために必要な支援を、認知症ケアに長けた専門スタッフから受けられるのが、グループホームの大きな特徴です。 グループホームは日中の時間帯は要介護入居者3人に対して1人以上のスタッフを配置する「3:1」基準が設けられています。施設規模によっては、付き添いやリハビリなどの個別対応が難しいので、入居を検討する際は施設に確認しましょう。 認知症ケア 施設内レクリエーションやリハビリのほかに、地域の方との交流を図るための活動の一環として地域のお祭りに参加や協力をしたり、地域の人と一緒に公園掃除などの活動を行う施設も増えてきました。 グループホームとして積み上げてきた認知症ケアの経験という強みを活かし、地域に向けた情報発信などのさまざまな活動が広がっています。 地域の方と交流する「認知症サロン」などを開催して施設外に居場所を作ったり、啓発活動として認知症サポーター養成講座を開いたりするなど、地域の人々との交流に重きを置くところが増えています。 顔の見える関係づくりをすることで地域の人に認知症について理解を深めてもらったり、在宅介護の認知症高齢者への相談支援につなげたり。 こうした活動は認知症ケアの拠点であるグループホームの社会的な価値の向上や、人とのつながりを通じて入所者の暮らしを豊かにする効果が期待できます。 医療体制 グループホームの入居条件として「身体症状が安定し集団生活を送ることに支障のない方」と定義しているように、施設に認知症高齢者専門スタッフは常駐していますが、看護師が常駐していたり、医療体制が整っているところはまだまだ少ないです。 しかし近年、高齢化が進む社会の中で、グループホームの入居者の状況も変わってきています。 現在は看護師の配置が義務付けられていないので、医療ケアが必要な人は入居が厳しい可能性があります。訪問看護ステーションと密に連携したり、提携した医療機関が施設が増えたりもしているので、医療体制について気になることがあれば、施設に直接問い合わせてみましょう。 看取り 超高齢社会でグループホームの入所者も高齢化が進み、「看取りサービス」の需要が増えてきました。 すべてのグループホームで看取りサービス対応しているわけではないので、体制が整っていないグループホームの多くは、医療ケアが必要な場合、提携医療施設や介護施設へ移ってもらう方針を採っています。 介護・医療体制の充実度は施設によってさまざまです。介護保険法の改正が2009年に行われ、看取りサービスに対応できるグループホームには「看取り介護加算」として介護サービスの追加料金を受け取れるようになりました。 看取りサービスに対応しているグループホームは昨今の状況を受け増加傾向にあります。パンフレットに「看取り介護加算」の金額が表記されているかがひとつの手がかりになります。 グループホームの設備 グループホームは一見、普通の民家のようで、家庭に近い雰囲気が特徴ですが、立地にも施設基準が設けられています。 施設内設備としては、ユニットごとに食堂、キッチン、共同リビング、トイレ、洗面設備、浴室、スプリンクラーなどの消防設備など入居者に必要な設備があり、異なるユニットとの共有は認められていません。 入居者の方がリラックスして生活できるように、一居室あたりの最低面積基準も設けられています。このようにグループホーム設立にあたっては一定の基準をクリアする必要があります。 立地 病院や入居型施設の敷地外に位置している利用者の家族や地域住民と交流ができる場所にある 定員 定員は5人以上9人以下1つの事業所に2つの共同生活住居を設けることもできる(ユニットは2つまで) 居室 1居室の定員は原則1人面積は収納設備等を除いて7.43㎡(約4.5帖)以上 共有設備 居室に近接して相互交流ができるリビングや食堂などの設備を設けること台所、トイレ、洗面、浴室は9名を上限とする生活単位(ユニット)毎に区分して配置 グループホームの費用 グループホーム入居を検討する際に必要なのが初期費用と月額費用です。 ここからは、グループホームの入居に必要な費用と、「初期費用」「月額費用」それぞれの内容について詳しく解説していきます。 ...

2021/11/15

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【動画でわかる】有料老人ホームとは?費用やサービス内容、特養との違いは

介護施設を探している中で「老人ホームにはいろいろな種類があるんだ。何が違うんだろう?」と疑問を感じることがあるかもしれません。 そこで今回は、名前に「老人ホーム」とつく施設の中でも、「有料老人ホーム」を中心に紹介。よく似ている「特別養護老人ホーム」との違いも見ていきます。 「老人ホームの種類が多すぎて訳がわからない」と思ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。 https://youtu.be/eMgjSeJPT8c 有料老人ホームの種類 有料老人ホームには、以下の3種類があります。 介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム 健康型有料老人ホーム この3種類の違いを以下にまとめています。 種類 介護付き有料老人ホーム ...

2021/10/28

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