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「いい介護」の専門相談員のご紹介
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藤井 智子
担当エリア:関東・東北・北海道
ひとりのお客様に向き合う時間が圧倒的に長い。それが「いい介護」の入居相談員だと思います
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北野 優
担当エリア:関西・中国・四国
相談員歴:2009年~
僕たちは老人ホーム紹介の道先案内人として、介護で困っている方の支えになってあげたいんです
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宮﨑 章寛
担当エリア:関東・東北・北海道
相談員歴:1年9ヵ月
「親身になってお話を聞く。最後まで助ける」というのが「いい介護 入居相談室」です
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奥田 民子
担当エリア:関西・中国・四国
相談員歴:2019年~
お客さまは皆さん、老人ホームへの入居に不安や迷いがある。だからこそ、それを取り除いてあげたいんです
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高橋 弘美
担当エリア:東海・北陸
相談員歴:2007年~
蓄積してきた知見をもって、より良いご提案をする。それが、私たちプロの入居相談員の仕事だと思っています
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小林 亮太
担当エリア:関東・東北・北海道
せっかく頼っていただいたのだから、自分の知識を駆使してお悩みを解決したい
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老人ホーム、介護施設の種類や費用、選び方や介護の仕方などについて、
「介護は初めてで不安」という方にもわかりやすく解説します。
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老人ホームの「上乗せ介護費」とは何ですか?何のための費用なのか教えてください
実家で一人暮らしをする母の介護をしています。母が認知症が進行して料理ができなくなったり、ゴミの日がわからなくなってゴミ捨てもできなくなったりしており、そろそろ一人暮らしが難しそうなので老人ホームを検討しています。 実家近くの老人ホームが気になって資料を取り寄せたのですが、その資料の料金表に「上乗せ介護費」という記載がありました。上乗せ介護費とは何のための費用でしょうか? (長田さん・60歳) 上乗せ介護費とは、介護保険で決められている以上のスタッフを配置しているときに発生する追加費用のことです。主に人件費に充てられており、介護保険外なので全額がご入居者の負担となります。上乗せ介護費は毎月数万円の負担が発生します。そのため、費用を抑えつつ、介護保険外のサービスを利用したい場合は、オプションサービスを利用するのが良いでしょう。オプションサービスは利用時間や回数に応じた都度払いのため、上乗せ介護費が設定されている施設よりも費用負担が抑えられると思いますよ。 老人ホームの上乗せ介護費とは? 実家で一人暮らしをしている母の介護をしています。母は認知症が悪化して、料理や掃除といった家事ができなくなってきてしまっています。そのため、私が週3回ほど通って家のことをしているのですが…。私がいない間に何か起こったらどうしよう、と不安な気持ちでいっぱいです。なので、老人ホームに入れようと思って施設探しをしています。実家の近くに気になる施設があったので資料を取り寄せたところ、料金表に「上乗せ介護費」という記載がありました。上乗せ介護費とは何のための費用なのでしょうか? 上乗せ介護費というのは、介護保険法で決められている以上の人員配置をしている場合に発生する追加料金のことです。介護保険法では、「要介護者3名に対して介護スタッフ・看護師が1名」以上の比率で人員を配置しなければならないと定められています。上乗せ介護費は、この比率以上の人員体制であるときに発生するものです。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-197667/"] 人員配置というのは、何を見ればわかるんですか? 施設の資料などの職員体制の欄に記載があると思います。職員体制の項目に「3:1」「2.5:1」という記載がありませんか? えーっと…。そうですね。「2:1」と書いてあります。 となると、「要介護者2名に対して介護スタッフ・看護師が1名」の比率で配置されていることになりますので、かなり手厚い人員配置をしているようですね! なるほど、そういうことなんですね! 上乗せ介護費は、介護保険が適用されない費用です。そのため、全額がご入居者の負担。各施設で決められる料金なので、金額は施設ごとに大きく異なります。また、ちなみに上乗せ介護費は「特定施設入居者生活介護」に認定されている施設のみ設定できる費用です。それ以外の施設では発生しません。 「特定施設入居者生活介護(特定施設)」とは 北野 特定施設は、厚生労働省の定めた基準を満たす施設で受けられる介護保険サービスです。特定施設ではケアマネジャーが作成したケアプランに基づき提供される食事や入浴・排泄など介助のほか、生活支援、機能回復のためのリハビリなどもおこなわれます。 特定施設として認定を受けている施設は以下の種類です。 介護付き有料老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅の一部 ケアハウスの一部 養護老人ホームの一部 サービス付き高齢者向け住宅の一部 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/kinds/type_yuryou/kaigotsuki-personnel-standards/"] 上乗せ介護費は毎月支払う ほとんどの施設で、上乗せ介護費は家賃などと同様に毎月支払う料金体系になっています。 料金表に「介護サービス費」というものもありますが、それとは別の費用なんですね。 はい、そうなんです。介護サービス費は、介護保険が適用される介護サービスの費用のこと。つまり、「3:1」に収まる費用ですね。上乗せ介護費はそれ以上の人員を配置して、基準以上のサービスを提供するための費用ですので、介護サービス費とは別に発生します。 上乗せ介護費がかかる老人ホームの特徴 上乗せ介護費がスタッフさんの人件費ということはわかりました。ただ、上乗せ介護費として追加でお金がかかる以上、上乗せ介護費がかからない施設と違いがあるということですよね? そうですね。上乗せ介護費が発生するような手厚い人員体制の施設では、通常の人員配置だと難しい”プラスアルファ”のケアをおこなっていたり、レクリエーションやイベントが充実している傾向があります。 「”プラスアルファ”のケア」ってどんなものですか? 具体的には、週に1度、スタッフがお客様のお話を一対一で聞く時間を設けたり、リハビリの時間以外でもスタッフが付き添って歩行訓練をしたり…。そのほか、「天気が良いから」と、空いた時間で近隣のお散歩に出かけることもあります。こうした対応は、人員に余裕があるからできることだと思います。もちろん、どのようなケアをしているかは施設ごとの運営方針によって大きく異なるので、一概には言えません。あくまで、”プラスアルファ”のケアをしてもらえる傾向がある、と考えておいてくださいね。 上乗せ介護費をかけずにオプションで賄えることも 人員体制が手厚い施設は、通常の施設よりも充実したケアをしてくれる一方で、何万円もの追加費用が毎月発生します。そのため、予算的に厳しい場合は上乗せ介護費が発生する施設を選べない場合もあるでしょう。そこで、オプションサービスを活用することで、必要なケアを賄えることもあります。 オプションサービスとは何ですか? 例えば、オプションサービスには以下のようなものがあります。 買い物の代行・同行 通院の同行・送迎 食事の提供 理美容 行政手続き代行 移動販売 これらのサービスは、1時間ごとや回数ごとに料金が発生します。そのため、例えば「月2回の通院の同行だけはしてほしい」という場合には、その回数分だけ支払えば良いわけです。 つまり、何万円の上乗せ介護費を毎月支払うよりも費用を抑えられるというわけですね。 おっしゃる通りです。ただし、注意していただきたいのが、基準以上の人員配置の施設でも、上乗せ介護費に上記のオプションサービス費が含まれているとは限らないことです。つまり、上乗せ介護費がある施設でもオプションサービスとして費用が追加発生することがあります。「介護保険外のサービスはすべて上乗せ介護費に含まれている」と考えてしまうと、想定していない出費が発生することがあります。上乗せ介護費にどこまでの費用が含まれているかは施設によって異なるので、事前に確認が必要です。複数の施設の資料を取り寄せたり見学に行ってみたりして、必要なサービスが提供してもらえるか、追加費用が発生するのかを比較するのがおすすめです。 上乗せ介護費とは、基準以上の人員配置がある場合の人件費 手厚い人員配置の施設では、独自のケアやレクなどが充実している 介護付き有料老人ホームなら上乗せ介護費がなくても24時間介護を受けられる pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
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老人ホームの看取りとはどれくらいの期間ですか?施設に「看取り」と言われたので覚悟をしておきたいです
父が入居している老人ホームから、「そろそろお看取りかもしれません」と言われました。「看取り」と言われて亡くなるまではどれくらいの期間があるものでしょうか?大まかでも良いので父の残りの時間を知って覚悟しておきたいです。 (谷さん・61歳) お看取りの期間はかなり個人差が大きいためなんとも言えないのが正直なところです。施設側で看取りケアを始めてから1ヵ月ほどで亡くなる方もいれば、数年後に亡くなる方もいます。ただ、最期のときが近づくにつれてだんだんお父様の状態が変化していくので、経過を把握しておくことで大まかな時期がわかるでしょう。特に亡くなる直前は眠っている時間が長くなって反応がなくなり、のどがゴロゴロと鳴ることがあります。 老人ホームでの看取りの期間はどれくらい? 父が入居している老人ホームから「そろそろお看取りかもしれません」と言われています。施設から「看取り」と言われて亡くなるまでの期間はどれくらいのものなのでしょうか?父は87歳と高齢なので想定はしていたことですが、いつ亡くなるのかを知って覚悟をしておきたいです。 うーん…。申し訳ないのですが、正直なところお看取りの期間は個人差が大きく、なんとも言えないのが正直なところなんです。老人ホームで看取りケアを開始してから1ヵ月以内で亡くなることもあれば、数年後に亡くなることもあります。 1ヵ月以内から数年…。確かにわからないですね。 ただ、最期のときが近づくにつれてお父様の状態は変化していきます。その変化で大まかな最期のタイミングがわかると思いますよ。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-18201/"] 看取りのはじめ 看取りケアが始まってしばらくは以下のような状態が見られます。 体重が減少する 食欲が低下する 尿量が減少する せん妄が起こる 最期のときが近づくと、食欲が低下して食事量や体重、尿量が減っていきます。噛んだり飲み込んだりする機能が低下するため、施設ではやわらかい食事やペースト状の食事を提供。食事が摂れない場合も無理をせずに、好きなものや、アイスクリーム、高栄養ゼリーなどの食べやすいものを食べてもらうようにします。また、体力が低下して誤嚥性肺炎などの感染症にかかりやすくなっているので、老人ホームでは口腔ケアを徹底し、口の中の清潔に努めます。 父は今は食事は摂れているようなので、まだ大丈夫かな。父の好きなアイスクリームがあるので、差し入れに持っていこうと思います。その次の「せん妄」とはなんですか? せん妄とは、意識障害のことです。時間や場所がわからなくなって混乱したり、つじつまの合わないことを言ったり、急に興奮することがあります。また、逆にぼーっとしたり、ウトウトと居眠りをすることもあります。老人ホームでは、つじつまの合わない話をしていても否定せずに傾聴したり、興奮している場合は落ち着けるような声掛けをするなどの対応をします。普段と違う様子があっても、なるべくいつも通りに過ごせるように配慮しているんですね。 自宅で介護していて急に興奮し始めたら戸惑ってしまいそうですが、プロがそばにいるなら安心ですね。 亡くなる直前 亡くなる直前になると、以下のような状態になります。このような状態になると、施設側から最期が近い旨を伝えられるかもしれません。 食べ物や飲み物がほとんど取れなくなる のどがゴロゴロ鳴る 眠っている時間が長くなる 反応がなくなる 亡くなる直前は、水分を口に運んでも飲めなくなります。口の中が乾燥しているためたんをうまく出せず、のどからゴロゴロとした音がすることがあります。このようなときはぬらしたガーゼやスポンジで口内のたんを取り除き、湿らせる対応をします。また、眠っているような状態で話しかけてもほとんど反応がなくなります。しかし、反応がなくても最後まで耳は聞こえていると言われているので、老人ホームではこまめに声掛けをしたりご本人が好きな音楽をかけたりして、孤独を感じないような配慮をしています。 そんな状態になるんですね…。老人ホームでは、寝たきりになって話もできなくなったら寝かせきりになってしまうのかと思っていましたが、いろいろと配慮してくれると聞いて安心しました。 ターミナルケア、緩和ケアとの違い 北野 看取りケアによく似ているものに「ターミナルケア」「緩和ケア」というものがあります。混同しやすいので、看取りケアとの違いを簡単にまとめました。 ターミナルケア:「終末医療」とも呼ばれる。点滴や酸素吸入などの医療ケアを中心とした対応 緩和ケア:痛みを緩和するためのケア。がんの疼痛コントロールなど、投薬などによる治療をおこなう 看取りケア:医療的ケアをおこなわず、日常生活のケアを中心におこなう 老人ホームでの看取りケアの内容 老人ホームでの看取りケアは、以下のように大まかに3種類に分かれます。どんなケアをしてもらえるのか、事前に把握しておくと安心できるんじゃないでしょうか。 身体的なケア 精神的なケア 家族へのケア [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/kinds/type_yuryou/type-jutakugata/jyuutakugata-end-of-life-care/"] [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/kinds/type_sakouju/sakoujyuu-end-of-life-care/"] 身体的なケア 身体的なケアとは、以下のような対応をすることです。 清潔の保持(口腔ケア、入浴、ベッドのシーツ交換など) 身体的苦痛の緩和(床ずれ防止など) 栄養や水分補給 排せつ バイタルサインのチェック 老人ホームは医療機関ではないので、延命のための医療行為は基本的にできません。そのため、入浴や清潔保持、排泄、食事といったいつも通りのケアに加えて、寝たきりになった際に床ずれ防止などの苦痛の防止・緩和をおこないます。看取りケアを始めるといっても、通常のケアの延長線上にあるものなので特別なことはしません。いつも通りのケアを手厚くおこなって、できるだけ苦痛のないように配慮するのが老人ホームでの看取りケアです。 なるほど…。看取りケアだからといって特別なことはないんですね。5年以上も今の老人ホームにお世話になっていますし、顔見知りの職員さんにいつも通り接してもらうのが父にとっても良いのかもしれませんね。 精神的なケア 精神面では以下のようなケアをおこないます。 こまめに訪問する 声掛けをする スキンシップをする 室内環境の整備 先ほどお話しした通り、最期のときが近づくと会話ができなくなることがほとんどです。だからといってコミュニケーションを取らないのではなく、こまめに声掛けをしたり、手を握るなどのスキンシップをして孤独感を和らげます。 家族へのケア 家族に対してもケアがあるんですか? そうなんです。大切な人が亡くなる前後はご家族にとっても不安ですから、精神的なサポートをおこないます。具体的には以下のようなことです。 入居者の状態をわかりやすく伝える ケアの内容を丁寧に説明する 家族の希望をケアに反映する 家族が気持ちを打ち明けやすい雰囲気をつくる 家族の気持ちに寄り添う こういうことをしてもらえるんですね。安心しました。家族のサポートをしてもらえるなら、施設のスタッフさんにいろいろ相談してみようと思います。 老人ホームでの看取り期間は数ヵ月~数年と個人差が大きい 看取りのはじめは食欲低下やせん妄などが起き、亡くなる直前には眠っている時間が長くなる 老人ホームの看取りケアは、身体的なケア、精神的なケア、家族へのケアをおこなう pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
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認知症の末期になるとどうなる?症状や対応方法も教えてください
母が認知症になって5年以上が経ち、以前よりも症状が悪化しているのを感じるようになりました。今でも介護が大変なのに、今後、もっと悪化して認知症の末期になったらどうなってしまうんでしょうか? (松崎さん・自営業・68歳) 認知症のご家族を在宅介護するのは本当に大変ですよね…。認知症の末期では、歩行能力などの運動機能が低下するため、トイレや入浴、食事などさまざまな場面で介助が必要になります。寝たきりになることもあります。また、免疫力の低下によって感染症にかかりやすくなることも。感染症によって入院し、さらに心身の機能が低下することもあります。 認知症の末期になったらどんな症状が出る? 母が認知症と診断されてから5年以上が経ち、はじめより物忘れがひどくなったり、テレビや電子レンジなどの家電の使い方もわからなくなってしまいました。トイレや風呂などにも介助が必要で常に目が離せません。認知症の末期になると、もっと症状が悪くなるんですよね?今でも大変なのに末期になったらどうなってしまうんでしょうか? 認知症の方の介護は本当に大変ですよね…。認知症の症状は個人差がありますが、末期になると一般的に以下のような症状が出るとされています。 身体機能が低下する 食欲が低下する 失禁が増える 感染症が増える [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/symptoms/"] 身体機能が低下する 認知症の末期になると、身体機能の低下が起きることがあります。トイレや入浴、食事、着替えといった日常生活全般に介助が必要になるでしょう。また、歩行や体のバランスを取ることが難しくなって転倒し、骨折してしまうリスクも高いです。また、身体機能が低下して、寝たきりになってしまうケースも珍しくありません。 寝たきり!今もふらついたりすることがあるので付き添いが必要ですが、歩けなくなってしまうことがあるんですね…。 食欲が低下する 認知症末期になると、意欲の低下や認知機能の低下によって食欲が落ちることがあります。認知症の影響により、「食べる気が起きない」「そもそも食べ物であると認識できない」「食べ方がわからない」といった理由で食事量が減少してしまうんです。また、食べ物を噛んだり飲み込んだりする力である嚥下機能が低下することも。今まで食べられていたものが食べられなくなって食欲が低下してしまうんです。食欲低下が慢性的になると、栄養不足によってさらに身体機能が衰える原因にもなります。 失禁が増える 認知症末期には、失禁が増えることも。「トイレの場所がわからない」「衣服の脱ぎ方がわからない」「歩行が遅くなったことで間に合わない」などの理由からです。 今もたまに失禁します。母はたまにトイレの場所がわからなくなっている様子がありますね…。 感染症が増える 認知症が進行したことで食欲が落ちて体力が低下。それによって免疫力が低下して感染症が増える傾向があります。また、嚥下機能が低下することで誤嚥を起こしやすくなり、誤嚥性肺炎に感染することもありえます。感染症になって入院してしまうと、それが原因でさらに認知症が進行したり体力が低下するなど、全体的な状態が悪化しやすくなるのも注意が必要なポイントです。 認知症の人の寿命は? 北野 「認知症の人と家族の会」の調査によると、認知症の方の介護年数は平均7年。つまり、認知症の方は診断を受けてから平均7年で亡くなっているということです。 ただ、回答は1~31年とかなりバラつきがあります。認知症の進行にはかなり個人差があるため、平均年数は目安として考えておいてください。 参考:「認知症の人と家族の思いと介護状況および市民の認知症に関する意識の実態調査報告書」(公益社団法人認知症の人と家族の会) 認知症末期になる前の備え 認知症が末期になることというのは、最期のときが近づいていることでもあります。そのため、「あのとき、ああしてあげれば良かった」と後悔しないように、事前の備えが大切です。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/point/"] 適切な対応を知る 認知症末期となると、介護する側にとっても心身の負担が大きくなることが考えられます。そのため、事前に適切な対応を知っておきましょう。正しい知識がないためにあまり良くない対応をしてしまい、さらに状態が悪くなることもありえるからです。 良くない対応とはどんなものですか? 例えば、「強要する」「ひとりにする」などの対応です。具体的には、「食欲がないのに無理やり食べさせる」「家族の会話に入れずに仲間外れにする」といったことです。先ほどお話しした通り、認知症末期には食欲低下が起こりやすいです。食べたくない様子があるのに無理やり食べ物を口に入れたりすると食べる構えができていないため誤嚥をしやすく、誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。ご家族としては、食事量が少ないとさらに体力が落ちてしまわないか心配になってしまうかもしれません。ですが、認知症末期の方が食欲が低下するのは自然なこと。食べられるときに食べたいものを食べてもらうようにしましょう。嚥下機能が落ちても食べやすいアイスクリームや、高栄養食品を摂ってもらうのも良いと思いますよ。 母の食欲が落ちてきていて心配で「もっと食べて」と言っていましたが、食べられるときに食べれば良いんですね。アイスクリームは昔から好きなので、今度出してみようと思います。 また、認知症末期には反応が薄くなったり会話ができなくなることが多いです。コミュニケーションが取れないからと言って家族の会話に入れずにひとりぼっちにしたり、最低限の声掛けしかしないのはNG。さらに孤独感が募り、気力の低下が進んでしまいます。なので、以前のような反応がなかったとしても笑顔で話しかけましょう。お母様と目線を合わせて話しかければ、反応はできなくても話しかけられていることはわかります。その日の出来事を話すなど、何でも良いので話しかけることが大切です。 介護サービス利用や老人ホーム入居を検討する 認知症末期や最期のときが近づいている状態は、介護の負担が大きいですし、何より衰弱していく様子を目にするのは精神的な負担が大きいでしょう。そのため、認知症末期の方の介護はご家族だけではなく、介護サービスを使ってプロに頼ることをおすすめします。 介護サービスなら、今はデイサービスを利用しています。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/homecare/type_homecare/day-service/"] そうなんですね!でしたら、ケアマネジャーさんと相談しながらデイサービスの回数を増やしたり別のサービスも併用したりと、在宅介護サービスを調整していきましょう。ただ、在宅介護サービスを利用しても介護の負担が大きいと感じたら、老人ホームに入居することも検討してください。 そうなんですよね…。今も常に目が離せなくて大変なので、そろそろ自宅で介護するのは限界なのかなと感じていました。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-care/facility/"] そうだったんですね…。今後、お母様が認知症末期になると、寝たきりになって徐々に衰弱していくことが考えられます。そうなると、ご家族がそばを離れられなくなるでしょうし、いつ状態が変わるのか気が気でない日々が続くかもしれません。気を張り詰めている時間が長くなるのは、精神的な負担が大きいですよね。老人ホームであれば施設には常にスタッフさんがいますし、プロによる適切なケアを受けられます。最期のときが近づいている場合には、お母様に変化があれば逐一連絡してくれるので安心ですよ。後悔しないためにも、プロに任せるのもひとつの方法です。 なるほど…。私は仕事でずっと母に付き添っていられるわけではないので、老人ホームに入れるのも考えた方が良いかもしれないですね。 身体機能の低下、家族の顔がわからないなどの症状が出ることがある 強要したり、ひとりにしたり、慌てたりするのはNG! 認知症の人の寿命は平均7年だが、個人差がかなり大きい pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
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介護スタッフの数が多い老人ホームはどうやって探せば良い?手厚い介護が受けられる施設を探しています
同居している母の老人ホームを探しています。母は体は元気なのですが、認知症の影響で介助がないと何もできません。トイレの行き方やお風呂の入り方もわからなくなってしまったので、すべて私が手助けしている状況です。 手がかかる母なので、介護スタッフさんがしっかり介護してくれるところが良いと思っています。例えば、スタッフさんの数が多いとか…。 介護スタッフさんがたくさんいる老人ホームってどうやって探せば良いんでしょうか?見分け方があれば教えてください。 (前川さん・会社員・57歳) 介護スタッフさんが多い老人ホームを探す際は、施設のホームページなどの「職員体制」を確認しましょう。介護保険法では、「要介護者3人に対して介護スタッフもしくは看護師が1人以上」と定められているので、それ以上の人員を配置していれば職員体制を手厚くしていることがわかります。職員体制欄には、ご入居者と職員さんの割合を「3:1」や「2.5:1」のように表しています。この数字の前半の数字が少ないほど職員1人に対するご入居者の割合が少ないので、手厚い人員配置にしているということがわかります。ただ、手厚い人員配置にしている老人ホームは人件費が多くかかるので「上乗せ介護費」が追加で発生する場合があります。通常の人員配置の施設よりも高額になる傾向があるので、よく確認しておきましょう。 スタッフ数が多い老人ホームの見分け方 認知症の母の老人ホームを探しています。母は体は元気ですが、認知症のせいで身の回りのことが何もできません。トイレの場所がわからなくなったり、お風呂の入り方がわからなくなって、何をするにも介助が必要な状態なんです。そんな状態でとても手間がかかるので、しっかり介護してもらえるところが良いな、と思っています。できれば、介護スタッフさんがたくさんいるところだと安心です。介護スタッフさんが多い施設と少ない施設の見分け方はありますか? ありますよ!スタッフ数が多くて手厚い職員体制の老人ホームを探す場合は、以下の2点を確認してみましょう。 職員体制 看護師の勤務時間 職員体制 まずは、老人ホームのホームページなどで職員体制を確認しましょう。特に介護付き有料老人ホームの場合、職員体制の項目に「3:1」や「2.5:1」といった記載があると思います。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/kinds/type_yuryou/kaigotsuki/"] そういえば、近くの老人ホームのホームページには「3:1」と書かれていました。これってどういう意味ですか? これは、介護が必要な入居者に対しての介護スタッフと看護師の比率を表しています。つまり、「要介護者3名に対して、介護スタッフ・看護師が1名」の比率で配置されているという意味です。ということは、「3:1」の要介護者側の人数が少ないほど、スタッフが多く配置されていることになります。ちなみに、介護保険法では「3:1」以上の人員配置をしないといけないと定められています。そのため、「2.5:1」「2:1」と記載されていたら、法律で定められている基準よりも多くスタッフがいるということがわかりますね。 「2.5:1」「2:1」のように、前半の数字が少ないほどスタッフさんがたくさんいるんですね。職員体制の比率をよく確認しておかないと。 ちなみに、老人ホームのなかでも住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅には、人員配置の基準がありません。そのため、ホームページなどで確認できないことがあります。また、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅で介護を受ける場合は、外部サービスを利用する必要があります。決められたタイミングでしか介護を受けられないことも多いので、柔軟に手厚く介護を受けたい場合は、介護付き有料老人ホームを探すのがおすすめですよ。 看護師の勤務時間 もし、日常的に医療ケアが必要な場合は、看護師の勤務時間についても確認しておきましょう。民間の老人ホームのなかでも、介護付き有料老人ホームでは少なくとも日中の看護師の配置が義務付けられています。しかし、夜間も医療ケアが必要な場合は、24時間看護師が常勤している施設でないと入居ができないことがほとんどです。具体的には、朝食前や夕食後のインスリン注射や、たん吸引が必要な場合は、看護師が24時間常駐している施設を探しましょう。 スタッフ数が多い老人ホームに入るメリットと注意点 ここまで、スタッフの数が多い老人ホームの探し方についてお話ししましたので、改めてスタッフの数が多いことのメリットと注意していただきたい点をお伝えしますね。 メリット スタッフが多くて手厚い介護体制がある施設のメリットは、以下のようなものがあります。ただ、これらの対応は施設の運営方針によっても異なるので、あくまで「こういう傾向がある」と考えてくださいね。 柔軟な対応ができる オプションサービスが充実している アクティビティ、レクリエーションが充実している スタッフの数が多い施設は、人員に余裕があります。そのため、日常的な介助をするだけではなく、”プラスアルファ”の対応もしてもらえることが多いんです。 「”プラスアルファ”の対応」ってどんなものですか? 例えば、ご入居者のお話をスタッフが一対一で聞く時間を設けたり、機能回復のためにスタッフが寄り添って歩行訓練をしたり、有料で買い物代行のオプションサービスがあったり…。ホームページやパンフレットなどではわかりにくい部分なのですが、人員にゆとりがあるからこそ柔軟な対応をしています。また、アクティビティやレクリエーションなどが充実している傾向もあります。人員が少ないとどうしてもアクティビティやレクリエーションに時間を割けないのですが、人員にゆとりのある施設では毎日、1日に複数回のアクティビティやレクリエーションをおこなっていることもあります。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/living/recreation/"] 1日に何度もレクリエーションをしているんですね!母は参加したがると思うので、嬉しいですね。 アクティビティやレクリエーションの内容も豊富なので、老人ホームに入ってから活動する機会がほしい方は、スタッフの数が多い施設はおすすめです。 注意点 スタッフの数が多い施設は良いことだらけのように感じますが、注意しないといけない点があるんですか? はい。スタッフの人員に余裕がある施設は対応が柔軟なのが良い点なのですが、費用が高い傾向がある点に注意していただきたいです。というのも、基準より多くスタッフが常駐しているため、その人件費を「上乗せ介護費」として追加していることが多いんです。 そうなんですね。確かに、通常より多くスタッフさんがいるから、その分、人件費がかかりますもんね。 おっしゃる通りです。上乗せ介護費は、介護サービス費とは別に毎月発生します。介護サービス費は介護保険に収まるサービスの費用のこと。対して上乗せ介護費は、介護保険の基準を上回る職員に対しての費用なので、追加で発生してしまうんです。 なるほど…。上乗せ介護費の金額にもよりますが、ある程度はしょうがないかな…。 上乗せ介護費の金額は、施設の料金表などで確認できます。行き違いがあって、入居後に施設とトラブルになっては大変なので、予めよく確認しておいてくださいね。 人員配置が「3:1」より多い老人ホームを選ぼう 看護師が24時間常駐していると医療行為があっても安心 スタッフが多いと柔軟な対応ができるが、費用が高くなることがある pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
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レビー小体型認知症の父親が寝てばかり…。起こした方が良いのでしょうか?
レビー小体型認知症の父が、昼間に寝てばかりで気になっています。寝ていなくてもぼーっとしていることが増えましたし…。 声をかけて起こしてもまたすぐに寝てしまうのですが、起こさずに放っておいた方が良いのでしょうか? (植田さん・パート・60歳) できるだけ日中は起きて活動してもらうのが良いです。ただ、寝ているときに起こすだけではなく、どうしてお父様が日中に眠ってしまうのかの原因を知り、それに基づいて起きていられるように対策をとっていきましょう。例えば、レビー小体型認知症による抑うつ症状や睡眠障害が発生している可能性があります。そのせいで夜間に眠れなくなり、昼間に寝てしまっていることも考えられます。このような場合は、医師に相談して薬の変更・調整をしたり、生活リズムを整えて夜に眠りやすい環境を作りましょう。また、お父様が夜に起きているときに「早く寝て」というように寝ることを強制するような声掛けをしてしまうと、それがストレスで余計に眠れなくなることがあるので要注意です。 レビー小体型認知症だと寝てばかり?原因は? 同居しているレビー小体型認知症の父が、昼間に寝てばかりで気になっています。何度起こしてもまたすぐに寝てしまうので、最近は起こさずに放っておいていますが、その都度起こした方が良いのでしょうか? [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-type/reby/"] 日中は眠らずに活動するのが理想です。ですが、起こしてもすぐに寝てしまうのなら難しいですよね…。ただ、日中に寝てしまうと体内リズムが崩れて夜に眠れなくなることもあります。なので、どうしてお父様が日中に寝てしまうのか原因を見つけて対策をとっていくことが大切です。 父が昼間に寝てしまう原因ってどんなものが考えられるでしょうか? レビー小体型認知症の方が昼間に寝てしまう原因として、以下のようなものが考えられます。 抑うつ症状 睡眠障害 神経伝達物質の不足 抑うつ症状 抑うつ症状とは、気持ちが落ち込んだり不安感が強くなったりする状態のこと。認知症の影響でできないことが増えて、ご家族に迷惑をかけていると感じてストレスが強くかかると抑うつの状態になることがあります。抑うつ症状がある方は無気力になり、声をかけても反応が薄かったり表情が乏しくなることがあります。 あっ、それは父に当てはまるかもしれません。声をかけてもぼーっとしていて。返事はするんですが以前よりも反応が薄いというか…。 それは心配な状態ですね…。ちなみに、抑うつ症状があると疲労を感じやすくもなるため、体を回復させるために日中も寝てしまうことが考えられます。また、寝ることで一時的にストレスから離れられるので昼夜問わず寝てしまっていることもあります。 睡眠障害 レビー小体型認知症の特徴的な症状のひとつに「レム睡眠行動障害」というものがあり、それが夜間の眠りを妨げているために日中に眠くなってしまう可能性があります。レム睡眠行動障害というのは、眠りの浅いレム睡眠中に怖い夢やリアルな夢を見て、夢の中と同じ動きをしてしまうこと。恐怖のあまり大声を上げたり暴れるといった行動をしてしまうんです。 そういえば、以前、父が夜中に急に大声を上げたことがありました…。 それはびっくりしますよね。レム睡眠行動障害を起こすことで目覚めてしまい、質の良い睡眠が取れていない可能性も。寝不足のせいで昼間に寝てしまうことも考えられますね。 神経伝達物質の不調 レビー小体型認知症の影響で、神経伝達物質が減少することがわかっています。この神経伝達物質の不調によって情緒不安定になり、そのストレスを減らすために眠る時間が増える傾向があるのです。具体的には、リラックス効果のあるセロトニンや、ストレスに対抗するための準備をするノルアドレナリンという神経伝達物質が不足することで、抑うつ症状や情緒不安定になり、不安な気持ちから逃げるために寝てしまっている可能性があります。 レビー小体型認知症の人が寝てばかりのときの対策 父が寝てばかりの理由がなんとなくわかったかもしれません。でも、父が起きていてくれるような対策はあるのでしょうか? いくつかありますよ。次のような対策を試してみてください。 薬の調整をする 睡眠環境を整備する 生活リズムを整える コミュニケーションの方法を変える 薬の調整をする 神経伝達物質のバランスが崩れている場合、抗パーキンソン病薬や抗うつ薬、抗不安薬を使うことで睡眠状態が改善することがあります。抗パーキンソン病薬や抗うつ薬、抗不安薬といった薬は神経伝達物質のバランスを整える効果があり、情緒を安定させたり睡眠の質を向上させることが期待できます。 睡眠薬ではない薬でも、睡眠状態を改善することがあるんですね。 はい。薬での治療をおこなうかどうかは医師の判断になるので、まずはかかりつけ医に相談してみてくださいね。 生活リズムを整える 基本的なことですが、生活リズムを整えることも睡眠状態を改善する方法のひとつです。具体的には以下のことを意識してみましょう。 同じ時間に起床・就寝する 3食同じ時間に摂る 日中に活動をする 夜に眠れないのは、日中の過ごし方が原因である場合があります。そのため、毎日の起床・就寝時間、食事の時間を決めて規則正しい生活にすることで、夜の睡眠状態が改善することがあります。また、夜間に寝付けないのは日中の活動量が少ないからかもしれません。なので、散歩に出かけたり体操をしたり、趣味の時間をつくったり、家事を手伝ってもらったりなど、体を動かす時間を増やすと良いでしょう。 言われてみれば、父はテレビを見てばかりで体を動かすことはほとんどないですね。うーん、簡単な家事はやってもらった方が良いのかな。 デイサービスを利用するのも良いかもしれませんね。デイサービスなら毎回同じ時間での利用になるので、生活リズムを作りやすいですし、レクリエーションや体操で体を動かす機会もありますよ。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-17127/"] 睡眠環境を整備する 睡眠状態を良くするには環境を整えるのも大切です。例えば、以下のようなことに気をつけてみましょう。 部屋を暗くする 騒音のない静かな部屋を選ぶ 寝具やマットレスを季節や体に合ったものにする カフェインやアルコールを控える なんだか、当たり前なことばかりですね。 そうなんです。当たり前のようなことなのですが、ご高齢者は夜に足元が暗いのが怖いからと電気を付けたまま寝ていたり、夜になると近所の騒音が聞こえたり…ということがあるんです。また、ご高齢になると暑さや寒さを感じにくくなります。気温に合っていない寝具を使っていることもあるので、そこも改めて確認しておいてくださいね。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-d197586/"] コミュニケーションの方法を変える 「コミュニケーションの方法を変える」ってどういう意味ですか? レビー小体型認知症に限らず認知症を患う多くの人が、不安やストレスを感じやすい状態です。今までできていたことができなくなったり、認知機能の低下の影響で状況が把握できなくなったり…。私たちにとって何でもないことがストレスになることもあります。そのため、夜に眠れない様子があっても「早く寝て」と寝ていないことを責めることを言わない方が良いんです。 えっ、そうなんですか!夜中に起きることがあるので「早く寝てよ」といつも言ってしまっていました…。 気持ちはよくわかります。ただ、「早く寝て」と寝ることを強制されると、「寝ないといけない」と思って余計に眠れなくなることもあります。なので、「どうしたの?」と眠れない理由を聞いてみたり、「眠れなくても布団に入ると体が休まるよ」といった声掛けがおすすめです。不安感をあおらないような声掛けが大切なんです。 なるほど…。普段のコミュニケーションの方法も睡眠に関係してくるんですね。気をつけるようにしないといけませんね。 レビー小体型認知症の場合、抑うつ症状や睡眠障害によって寝てばかりになることがある 寝室の環境を整えたり、生活リズムを整えることで睡眠状況を改善しよう pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
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