せっかく頼っていただいたのだから、自分の知識を駆使してお悩みを解決したい

せっかく頼っていただいたのだから、自分の知識を駆使してお悩みを解決したい

更新日 2023/09/26

前職では、介護施設の運営事業者にて施設長などをしていた小林さん。そんな、”介護施設のプロ”とも言える小林さんでも「介護施設のことを何もわかってなかったな」と感じたことがあったそうで…?

さらに、小林さんは若年性アルツハイマーの方の施設探しをお手伝いしたこともあるそう。若年性アルツハイマーの方は「若いから介護が大変」という面があるとのこと。どういうことなのか、詳しく聞いてみました!

―「いい介護」の入居相談員をする前は、どんな仕事をしていたんですか?

前職では、有料老人ホームで営業や施設長、生活相談員を経験しました。現場の介護スタッフとしてではなくて、営業や運営面で介護に携わっていましたね。

―有料老人ホームの営業というと、どんな仕事なんですか?

施設でお客様の見学のご案内をしたり、ご契約の手続きをしていました。

お客様のお悩みを聞いて、施設のご案内をして…と今の仕事と近しい内容ではありますね。

―老人ホームの運営会社で働いていた小林さんが、いわゆる「老人ホームの紹介センター」に転職されたのは、何かきっかけがあったんですか?

「介護施設のことを何も知らないな」と感じたからです。

―老人ホームで営業をしていたのに、ですか?

ええ、そうなんですよ。

以前、義父の老人ホーム探しをしたことがありまして。義父は新型コロナに罹患したことがきっかけに入院したのですが、大きな病気を持っていることもあって入院期間が長引いてしまったんです。

そうしたら途端に身体機能が落ちてしまい、自宅には戻れないと思ったんです。そこで施設探しを始めました。自分が施設を探す立場になって初めて「介護施設のこと実はよくわかってなかったな」と気がついたんです。「自分が働いている施設のことしかわかってないじゃん」って。

―いろんな施設のことを調べる必要性が出たからこそ気がついたんですね。

義父の施設探しをきっかけに、自分の会社が運営している介護施設だけではなく、いろんな施設のことを知りたいと思ったんです。

私が働いていた施設の周辺であればなんとなくイメージできたんですが、違う地域となるとまったくわからず…。まさに”井の中の蛙”でしたね。

―介護施設で働いていた小林さんですら「介護施設のことをよくわかってない」と感じるのであれば、これまで介護の必要性がなかった方にとってはなおさらですよね。

本当にそうだと思いますよ。「いい介護」では、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの民間施設をご案内していますが、普通はそうした種類があることも知らないでしょうし。

さらに、特別養護老人ホームなどの公的施設もいくつも種類があるわけですから、混乱するのは無理もないと思います。

―介護は施設の種類もたくさんありますし、制度もややこしいですもんね。

ついこの間まで元気だったご家族が倒れて、急に介護が必要になった場合、何からして良いのかわからないと思います。「介護申請ってどうすれば良いの?」と。そこから施設探しとなると、費用の相場もわからないでしょうし。

そこで、「いい介護」にご相談いただいて、私が「この地域であれば、ここの施設はどうですか?」とパッとご提案できたらかっこ良いですよね(笑)。

―これまでご相談を受けたなかで、印象に残っているエピソードはありますか?

「若年性アルツハイマー」の親御さんの施設探しのご相談が印象に残っています。60代前半のお母様が若年性アルツハイマーになってしまって、息子さんが施設探しをしていらっしゃいました。

施設探しを始める際に、息子さんに「入居する施設に求めることは何ですか?」とお聞きしたところ、「周囲に人の雰囲気があるところが良い」「母が孤立しないように配慮してほしい」とおっしゃいました。

―お母さんが「孤立しないように」なんて、とてもお母さん思いな息子さんですね。

でも、お母様と息子さんは、もともとはあまり仲が良くなかったそうなんですよ。おふたりにどういった過去があるのかは詳しくお聞きしていませんが、ただ、「今回の施設探しが、母のことを改めて理解するきっかけになりました」とおっしゃっていたのが印象的で。

息子さんは、施設探しを始めて私のような入居相談員や施設担当者とお母様について話す機会が何度もあったそうです。そのなかで「そういえば、あれが好きだったな」とか「こういう性格だったな」と振り返るタイミングがあったんだと思います。

「人に話すことで、母を改めて知るきっかけになりました」と息子さんはおっしゃっていましたね。

―施設探しがきっかけになって家族のことを改めて知る…なんだか感動ですね。

息子さんとお母様の絆を結び直すお手伝いができたようで、なんだか嬉しくなったのを覚えています。

その後、息子さんの希望をふまえて、四人部屋の施設をご案内しました。最近の有料老人ホームのほとんどは一人部屋なので珍しいのですが、四人部屋なら同室の方の生活音が聞こえて「周囲に人の雰囲気があるところが良い」という点にマッチしていると考えました。

―四人部屋というと、プライバシーが守られるのか心配なイメージがありますが…。

確かに、一般的な四人部屋は、カーテンなどで仕切られただけなのでプライバシー確保の面で心配ですよね。

でも、その施設は四人部屋と言えどカーテンではなく家具や障子で区切られていました。そのため、一般的な四人部屋よりも個室のような感覚で生活できると思ってご案内したんです。

それと、スタッフさんがレクリエーションなどに頻繁に誘ってくれる施設なので、お母様が孤立することもないと思ったんです。

―まさに、息子さんのご希望とぴったりの施設だったわけですね。

複数の施設を見学されて悩んでいらっしゃいましたが、最終的には私がご案内した施設に入居されました。

四人部屋に抵抗感のあるお客様も多くいらっしゃるので心配でしたが…最終的にはお気に召していただいてホッとしたのをよく覚えています。

―ちなみに、若年性アルツハイマーの方は、一般的な認知症の方とは症状が異なることはあるんでしょうか?

うーん…ご高齢者の認知症と症状が異なることはほとんどありません。ただ、介護者の視点に立つと、若年性アルツハイマーの方は若いからこそ大変な面がありますね。

―「若いからこそ大変」?どういうことですか?

若年性アルツハイマーになるのは50~60代前半の方が多いのですが、ご高齢者よりも体がお元気なので、徘徊の危険性が高まります。足の筋力が衰えておらず走れるため、転倒のリスクも高くなります。

特に在宅介護だと、ご家族が追いかけようとしたら走って逃げて転倒したり、ご本人が物にぶつかって怪我をしたりする可能性もありますよね。

―それは…とても危険ですね!

それに介護を受ける方が男性の場合、まだまだ力が強い年代ですから、抵抗されたら女性は敵わないと思います。奥さんや娘さんが介護するのは大変じゃないでしょうか。

…あとは、お風呂やトイレの介助に、より配慮が必要ですよね。

―というと?

50~60代で、認知症がまだ進んでいない方の場合、異性から介助されるのは抵抗がある方が多いです。家族ならともかく、「介護スタッフは同性に介助してほしい」とおっしゃいます。

施設側もなるべく同性スタッフが介助するように配慮しますが、人員の関係で異性のスタッフが介助することもあるのが実情です。ですので、必ず同性スタッフが介助できるわけではないという点は、事前にお伝えしていますね。

そういった理由で若い方が入居される場合は、介助するスタッフの性別の配慮がより必要になります。

―「いい介護」の入居相談員のやりがいってどんなところですか?

いろんな方のお悩みに応えられるところですね。

お客様は、何かしら悩んでいたり聞きたいことがあるからネットで検索していると思います。でも、自分の悩みの答えが見つからない。そういう解決できない悩みを持った方が、お電話いただいてると思うんですよね。「いい介護」はそういうお悩みの受け皿の役割をしているんじゃないでしょうか。

―悩みを何でも受け止めてくれる窓口、というイメージでしょうか。

そうです、そうです。

「いい介護」では、老人ホームはもちろん、介護全般の知識が豊富な入居相談員が常駐しています。それに、経験豊富な入居相談員も多いですから、過去の事例や各施設の対応内容についても丁寧にお答えしていますよ。

―ベテランの入居相談員が対応してくれるのは安心できますね。

どの入居相談員も、「そのお客様に合う施設が見つからなかったとしても、せっかく頼っていただいたからには自分の知識を駆使してお悩みを解決したい」と思ってご相談に乗っています。もちろん、良い施設が見つかって解決するのが一番ですが(笑)。

私も、お悩みに答えられるように、毎日、全力でお客様の相談に乗っていますよ!

地域から老人ホーム・介護施設を探す

北海道・東北

北海道札幌市)|青森県岩手県宮城県仙台市)|秋田県山形県福島県

関東

東京都神奈川県横浜市 / 川崎市 / 相模原市)|埼玉県さいたま市)|千葉県千葉市)|茨城県栃木県群馬県

甲信越・北陸

新潟県新潟市)|富山県石川県福井県長野県山梨県

東海

愛知県名古屋市)|岐阜県三重県静岡県静岡市 / 浜松市

関西

大阪府大阪市 / 堺市)|京都府京都市)|兵庫県神戸市)|滋賀県奈良県和歌山県

中国・四国

岡山県岡山市)|広島県広島市)|鳥取県島根県山口県徳島県香川県愛媛県高知県

九州・沖縄

福岡県福岡市 / 北九州市)|熊本県熊本市)|佐賀県長崎県大分県宮崎県鹿児島県沖縄県

よく読まれている記事

よく読まれている記事

article-image

介護付き有料老人ホームとは│提供されるサービス・費用・入居条件などを解説

介護付き有料老人ホームは、介護スタッフが24時間常駐している介護施設。介護サービスや身の回りの世話を受けられます。 この記事では、介護付き有料老人ホームの種類及び入居のための条件や必要な費用、サービス内容などを詳しく説明しています。 https://youtu.be/oK_me_rA0MY 介護付き有料老人ホームの特徴 介護付き有料老人ホームとは、有料老人ホームのうち、都道府県または市町村から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。24時間介護スタッフが常駐し、介護や生活支援などは施設の職員により提供されます。 主に民間企業が運営しているため、サービスの内容や料金は施設ごとに異なります。また、入居基準も施設により異なり、自立している方から介護が必要な方まで幅広く受け入れている施設も。選択肢が幅広いため、自分に合った施設を選ぶことができます。 看取りまで対応している施設も多数あり、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなります。 全体の概要をまとめるとこのようになります。 費用相場 入居時費用 0~数千万円 月額利用料 15~30万円 入居条件 要介護度 自立~要介護5※1 認知症 対応可 看取り 対応可 入居のしやすさ ◯ ※施設の種類によって異なります。 特定施設入居者生活介護とは 特定施設入居者生活介護は、厚生労働省の定めた基準を満たす施設で受けられる介護保険サービスです。ケアマネジャーが作成したケアプランに基づき提供される食事や入浴・排泄など介助のほか、生活支援、機能回復のためのリハビリなどもおこなわれます。指定を受けてこのサービスを提供する施設は、一般的に「特定施設」の略称で呼ばれています。 介護付き有料老人ホームの種類と入居基準 介護付き有料老人ホームには「介護専用型」「混合型」「健康型」の3種類があり、それぞれ入居条件が異なります。 介護度 ...

article-image

グループホームとは|入居条件や費用、入居時に気をつけたいポイントを解説

認知症の方の介護は大変です。「そろそろ施設への入居を検討しよう」と思っても、認知症の症状があると、入居を断られてしまうのではと心配もあるでしょう。 グループホームは認知症高齢者のための介護施設です。住み慣れた地域で暮らし続けられる地域密着型サービスであり、正式な名称を「認知症対応型共同生活介護」といいます。 こちらの記事では、グループホームについて解説します。また、グループホームで受けられるサービスや費用、施設選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/EofVO7MRRDM この記事を読めばこれがわかる! グループホームの詳細がわかる! グループホームを選ぶ際のポイントがわかる! グループホームへ入居する際の注意点がわかる! グループホームとは グループホームとは、認知症高齢者のための介護施設です。専門知識と技術をもったスタッフの援助を受けて、要支援以上の認知症高齢者が少人数で共同生活をおくります。 「ユニット」といわれる少人数のグループで生活し、入居者はそれぞれ家事などの役割分担をします。 調理や食事の支度、掃除や洗濯など入居者の能力に合った家事をして自分らしく共同生活を過ごすところが、ほかの介護施設や老人ホームとは異なるポイントです。 グループホームの目的は、認知症高齢者が安定した生活を現実化させること。そのために、ほかの利用者やスタッフと協力して生活に必要な家事を行うことで認知症症状の進行を防ぎ、できるだけ能力を維持するのです。 グループホームは少人数「ユニット」で生活 グループホームでは「ユニット」と呼ばれるグループごとに区切って共同生活を送るのが決まり。1ユニットにつき5人から9人、原則1施設につき原則2ユニットまでと制限されています。 少人数に制限する理由は、心穏やかに安定して過ごしやすい環境を整えるため。環境変化が少なく、同じグループメンバーで協力して共同生活することは、認知症の進行を防ぐことに繋がります。 認知症の方にとって新しく出会う人、新しく覚えることが難しいので、入居者やスタッフの入れ替わりが頻繁にある施設では認知症の高齢者は心が落ち着かず、ストレスを感じ生活しづらくなってしまいます。その結果、認知症症状を悪化させるだけでなく、共同生活を送る上でトラブルを起こすきっかけとなります。 慣れ親しんだ場所を離れて新しい生活をするのは認知症の方には特に心配が尽きないもの。その心配を軽減するため、より家庭にできるだけ近づけ、安心して暮らせるようにしています。 グループホームの入居条件 グループホームに入居できるのは医師から「認知症」と診断を受けている方で、一定の条件にあてはまる方に限ります。 原則65歳以上でかつ要支援2以上の認定を受けている方 医師から認知症の診断を受けている方 心身とも集団生活を送ることに支障のない方 グループホームと同一の市町村に住民票がある方 「心身とも集団生活を送ることに支障のない」という判断基準は施設によって異なります。入居を希望している施設がある場合には、施設のスタッフに相談しましょう。 また、生活保護を受けていてもグループホームに入ることは基本的には可能です。しかし、「生活保護法の指定を受けている施設に限られる」などの条件があるので、実際の入居に関しては、行政の生活支援担当窓口やケースワーカーに相談してみましょう。 グループホームから退去を迫られることもある!? グループホームを追い出される、つまり「強制退去」となることは可能性としてゼロではありません。一般的に、施設側は入居者がグループホームでの生活を続けられるように最大限の努力をします。それでも難しい場合は、本人やその家族へ退去を勧告します。「暴言や暴力などの迷惑行為が著しい場合」「継続的に医療が必要になった場合」「自傷行為が頻発する場合」etc。共同生活が難しくなった場合には追い出されてしまうこともあるのです グループホームで受けられるサービス グループホームで受けられるサービスは主に以下です。 生活支援 認知症ケア 医療体制 看取り それぞれ詳しく見てみましょう。 生活支援 グループホームでは以下の生活面でのサービスを受けられます。 食事提供 :◎ 生活相談 :◎ 食事介助 :◎ 排泄介助 :◎ 入浴介助 :◎ 掃除・洗濯:◯ リハビリ :△ レクリエーション:◎ 認知症を発症すると何もできなくなってしまうわけではなく、日常生活を送るだけなら問題がないことも多いです。 グループホームには認知症ケア専門スタッフが常駐しています。認知症進行を遅らせる目的で、入居者が専門スタッフの支援を受けながら入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこないます。 食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで、そして洗濯をして干すといった作業や掃除も、スタッフの介助を受けながら日常生活を送ります。 グループホームでは、入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこなうことになります。 例えば、食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで。また、そして洗濯をして、干すまで…など。そのために必要な支援を、認知症ケアに長けた専門スタッフから受けられるのが、グループホームの大きな特徴です。 グループホームは日中の時間帯は要介護入居者3人に対して1人以上のスタッフを配置する「3:1」基準が設けられています。施設規模によっては、付き添いやリハビリなどの個別対応が難しいので、入居を検討する際は施設に確認しましょう。 認知症ケア 施設内レクリエーションやリハビリのほかに、地域の方との交流を図るための活動の一環として地域のお祭りに参加や協力をしたり、地域の人と一緒に公園掃除などの活動を行う施設も増えてきました。 グループホームとして積み上げてきた認知症ケアの経験という強みを活かし、地域に向けた情報発信などのさまざまな活動が広がっています。 地域の方と交流する「認知症サロン」などを開催して施設外に居場所を作ったり、啓発活動として認知症サポーター養成講座を開いたりするなど、地域の人々との交流に重きを置くところが増えています。 顔の見える関係づくりをすることで地域の人に認知症について理解を深めてもらったり、在宅介護の認知症高齢者への相談支援につなげたり。 こうした活動は認知症ケアの拠点であるグループホームの社会的な価値の向上や、人とのつながりを通じて入所者の暮らしを豊かにする効果が期待できます。 医療体制 グループホームの入居条件として「身体症状が安定し集団生活を送ることに支障のない方」と定義しているように、施設に認知症高齢者専門スタッフは常駐していますが、看護師が常駐していたり、医療体制が整っているところはまだまだ少ないです。 しかし近年、高齢化が進む社会の中で、グループホームの入居者の状況も変わってきています。 現在は看護師の配置が義務付けられていないので、医療ケアが必要な人は入居が厳しい可能性があります。訪問看護ステーションと密に連携したり、提携した医療機関が施設が増えたりもしているので、医療体制について気になることがあれば、施設に直接問い合わせてみましょう。 看取り 超高齢社会でグループホームの入所者も高齢化が進み、「看取りサービス」の需要が増えてきました。 すべてのグループホームで看取りサービス対応しているわけではないので、体制が整っていないグループホームの多くは、医療ケアが必要な場合、提携医療施設や介護施設へ移ってもらう方針を採っています。 介護・医療体制の充実度は施設によってさまざまです。介護保険法の改正が2009年に行われ、看取りサービスに対応できるグループホームには「看取り介護加算」として介護サービスの追加料金を受け取れるようになりました。 看取りサービスに対応しているグループホームは昨今の状況を受け増加傾向にあります。パンフレットに「看取り介護加算」の金額が表記されているかがひとつの手がかりになります。 グループホームの設備 グループホームは一見、普通の民家のようで、家庭に近い雰囲気が特徴ですが、立地にも施設基準が設けられています。 施設内設備としては、ユニットごとに食堂、キッチン、共同リビング、トイレ、洗面設備、浴室、スプリンクラーなどの消防設備など入居者に必要な設備があり、異なるユニットとの共有は認められていません。 入居者の方がリラックスして生活できるように、一居室あたりの最低面積基準も設けられています。このようにグループホーム設立にあたっては一定の基準をクリアする必要があります。 立地 病院や入居型施設の敷地外に位置している利用者の家族や地域住民と交流ができる場所にある 定員 定員は5人以上9人以下1つの事業所に2つの共同生活住居を設けることもできる(ユニットは2つまで) 居室 1居室の定員は原則1人面積は収納設備等を除いて7.43㎡(約4.5帖)以上 共有設備 居室に近接して相互交流ができるリビングや食堂などの設備を設けること台所、トイレ、洗面、浴室は9名を上限とする生活単位(ユニット)毎に区分して配置 グループホームの費用 グループホーム入居を検討する際に必要なのが初期費用と月額費用です。 ここからは、グループホームの入居に必要な費用と、「初期費用」「月額費用」それぞれの内容について詳しく解説していきます。 ...

article-image

【動画でわかる】有料老人ホームとは?費用やサービス内容、特養との違いは

介護施設を探している中で「老人ホームにはいろいろな種類があるんだ。何が違うんだろう?」と疑問を感じることがあるかもしれません。 そこで今回は、名前に「老人ホーム」とつく施設の中でも、「有料老人ホーム」を中心に紹介。よく似ている「特別養護老人ホーム」との違いも見ていきます。 「老人ホームの種類が多すぎて訳がわからない」と思ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね。 https://youtu.be/eMgjSeJPT8c 有料老人ホームの種類 有料老人ホームには、以下の3種類があります。 介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム 健康型有料老人ホーム この3種類の違いを以下にまとめています。 種類 介護付き有料老人ホーム ...

介護の基礎知識

total support

介護の悩みを
トータルサポート

total support

介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。

鎌倉新書グループサイト