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在宅介護とは?サービスの種類と特徴、メリット・デメリットを解説

在宅介護サービスの種類や内容、利用するメリット・デメリットの解説

2021年12月10日2022年10月24日在宅介護サービス

在宅介護とは介護を自宅で生活しながらすることです。介護サービスは訪問型サービスと通所型サービスや複数のサービスを組み合わせるなど種類が豊富で、家族の状況によっても適したサービスは異なります。

この記事では、在宅介護サービスの種類やメリット・デメリットなどを詳しく解説します。しっかりと理解して、適切なサービス利用につなげてくださいね。

この記事を監修する専門家

入居相談室室長 北野 優

2009年に入居相談員のキャリアをスタートしてから、延べ1万人以上の相談を受ける。入居相談員としてのスキル・知見は群を抜いており、「人生100年時代 失敗しない介護施設選びと介護費用の目安」「相談事例から学ぶ!失敗しない有料老人ホーム探しのポイント」など老人ホーム選びに関する数々のセミナーにも登壇。7000施設以上の紹介数を誇る、いい介護入居相談室の室長。

目次
  • 1. 在宅介護とは
  • 2. 自宅で受けられる介護サービス
  • 3. 施設に通って受けられる介護サービス
  • 4. 宿泊して受けられる介護サービス
  • 5. 自宅・通い・宿泊で受けられる介護サービス
  • 6. 生活環境を整える介護サービス
  • 7. 在宅介護のメリット
  • 8. 在宅介護のデメリット
  • 9. 在宅介護の不安
  • 10. 比較検討をしてみて施設か在宅を決めよう
  • 11. 在宅介護に関するよくある質問

在宅介護とは

在宅介護とは、老人ホームなどに入居せず「自宅で介護を受ける」ことを指します。

介護を受けるにあたって、老人ホームへの入居を拒否する高齢者の方は多くいますが、住み慣れた環境でのケアは受け入れられやすい傾向があります。しかし、介護をおこなう家族の負担を考えると、その苦労は計り知れません。そこで、家族の負担を軽減するために利用できるのが在宅介護サービスです。

「介護を自宅でしたい!」と考えている方は、日常生活の中で在宅介護サービスを上手く利用し、精神的にも肉体的にも負担を軽減することが大切です。

在宅介護サービスの種類は?特徴や利用するまでの流れを解説

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自宅で受けられる介護サービス

在宅で受けられる介護サービスとして挙げられるのは以下の通りです。

  • 訪問介護
  • 訪問看護
  • 訪問入浴
  • 訪問リハビリテーション
  • 居宅療養管理指導
  • 夜間対応型訪問介護

訪問介護

在宅の介護サービス「訪問介護」は、入浴や排泄といった身体介護から、洗濯、掃除といた生活援助までを提供してくれるサービス

訪問介護とは、ホームヘルパー(訪問介護員)が利用者の自宅(有料老人ホームなど、入居系サービスの居室も含む)を訪問。入浴や排泄といった身体介護から、洗濯、掃除といた生活援助までを提供してくれるサービスを指します。

ホームヘルパーは初任者研修修了、実務者研修修了、介護福祉士のいずれかの資格を取得しているため、介護に関しての知識や技術が充分にあり、安心してサービスを受けることができます。

【料金表あり】訪問介護とは?サービスの利用方法と選び方も解説

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訪問介護とは、訪問介護員(ホームヘルパー)などが利用者の自宅に訪問し、入浴や排泄といった身体介護 ...

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訪問看護

在宅の介護サービス「訪問看護」では、看護師が自宅に訪問し、病気や障がいのある人に必要な看護をおこなう

訪問看護とは、看護師が自宅に訪問し、病気や障がいのある人に必要な看護をおこなうことを指します。看護師が、主治医の指導のもと、自宅で病院と同じ医療処置をおこない、適切な療養生活が送れるよう支援することを目的としています。

通院が困難な人や自宅でのリハビリを希望する人の多くに利用されており、それぞれの療養生活や自立をサポートし、できるだけ普段と変わらない生活を送るための手助けをしています。

訪問看護とは?6つのサービス内容と利用条件、費用を解説 | いい介護

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訪問入浴

在宅の介護サービス「訪問入浴」では、看護師1名を含めた2〜3名の介護スタッフが入浴のサポートをおこなってくれる

訪問入浴とは看護師1名を含めた2〜3名の介護スタッフが入浴のサポートをおこなってくれる介護サービスを言います。

要介護度が高く自力では入浴が困難な人や、家族の手だけでは入浴が難しい場合などさまざまなケースで利用されています。

訪問入浴サービスは専門の浴槽が使われるため寝たきりの人でも安心して利用できます。さらに看護師による入浴前後の健康チェックがおこなわれるなど、入浴サポートだけではないサービスがあるのも魅力です。

【料金表あり】訪問入浴サービスとは?利用までの流れや訪問介護との違いを解説

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訪問入浴は、要介護度が高く自力では入浴が困難な方が利用するケースが多いです。1回あたりの費用は、 ...

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訪問リハビリテーション

在宅の介護サービス「訪問リハビリ」は、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が自宅を訪問してリハビリテーションをおこなうサービス

訪問リハビリテーションとは、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が自宅を訪問してリハビリテーションをおこなうサービスのことです。

また訪問リハビリテーションでは、リハビリをするだけではなく、自宅環境の改善提案や介護をしている家族へのアドバイスなどもおこなっています。

【自宅でリハビリができる】訪問リハビリテーションとは|内容や対象者、利用方法を解

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居宅療養管理指導

在宅の介護サービス「居宅療養管理指導」は、医師や歯科衛生士といった専門職が自宅に訪問し、居宅療養を送るために助言・指導をしてくれるサービス

居宅療養管理指導は、医師や歯科衛生士といった専門職が自宅に訪問し、居宅療養を送るための助言・指導をしてくれるサービスです。居宅療養管理指導は介護保険サービスのひとつでもあります。

居宅療養管理指導とは?薬局や歯科での指導料や利用手順を解説

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夜間対応型訪問介護

在宅の介護サービス「夜間対応型訪問介護」は、夜間の時間に限定した訪問介護が受けられる介護保険サービス

夜間対応型訪問介護とは、夜間の時間に限定した訪問介護が受けられる介護保険サービスのことです。

高齢化が進み、老々介護が増えたことなどから夜間の介護ニーズが高まり、2006年から始まった地域密着型サービスです。介護スタッフが定期的に訪問する「定期巡回訪問サービス」と、利用者から通報を受けて都度訪問する「随時対応サービス」があります。

【料金はいくら?】夜間対応型訪問介護とは|対象者やメリット・デメリットを解説

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夜間対応型訪問介護は、夜間帯のみ提供される訪問介護サービスです。一人暮らしの高齢者の夜間介護や家 ...

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施設に通って受けられる介護サービス

要介護者が施設に通って受けられる通所介護サービスがあります。通所系の介護サービスは以下です。

  • 通所介護(デイサービス)
  • 通所リハビリ(デイケア)

通所介護(デイサービス)

在宅の介護サービス「デイサービス」では、施設に入居することなく、自宅から通所でリハビリテーションや介護サービスを受ける

デイサービスとは、施設に入居することなく、自宅から通所でリハビリテーションや介護サービスを受けることで、高齢者のQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上を目指す施設のことです。

デイサービスを利用する場合は施設から車で自宅まで迎えにきてくれるので、歩行に自信がない人でも利用できます。

通所介護(デイサービス)とは?利用料金や1日の流れを解説

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デイサービスとは、自宅から施設に通い、介護サービスやリハビリを受けられるサービスの名称です。利用 ...

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通所リハビリ(デイケア)

要介護者が療養や退院後の機能回復を目的に、介護老人保健施設や病院などの医療施設に通いながら生活機能を向上させる訓練や食事、入浴などの生活支援を受ける施設のことを指します。

デイケアは別名「通所リハビリテーション」。要介護者が療養や退院後の機能回復を目的に、介護老人保健施設や病院などの医療施設に通いながら生活機能を向上させる訓練や食事、入浴などの生活支援を受ける施設のことを指します。

デイケアと似たサービスのひとつにデイサービスなども挙げられますが、デイケアは医療やリハビリに特化している点が特徴的です。

デイケア(通所リハビリテーション)の目的は?料金や対象者、デイサービスとの違いを

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宿泊して受けられる介護サービス

短期で施設に宿泊して介護サービスを受けられます。宿泊系として利用できるサービスは以下の通りです。介護する家族の用事や療養、気分転換を目的に利用されることが多いサービスです。

  • 短期入所生活介護(ショートステイ)
  • 短期入所療養介護(医療型ショートステイ)

短期入所生活介護(ショートステイ)

在宅の介護サービス「ショートステイ」では、短期間だけ介護施設を利用して、食事や入浴補助といった介護サービスを受けられる

短期入所生活介護とは、短期間だけ介護施設を利用して、食事や入浴介助といった介護サービスを受けることできます。宿泊期間は1泊から可能で、最大30日間連続で利用することができます。

特別養護老人ホームや有料老人ホームが対応しており、あくまで日常生活のサポート、介護サービスが中心です。

【料金表あり】ショートステイとは?活用方法や利用できる期間を解説

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短期入所療養介護(医療型ショートステイ)

在宅の介護サービス「短期入所療養介護」は、医師や看護師によって専門的な医療ケアを受けられる

短期入所療養介護とは、通常の介護ではなく、より医療ケアに目的を置いた介護サービスを指します。

短期入所療養介護施設には医師や看護師が配置されているので、専門的な医療ケアも受けられます。医療ケアとは経管栄養、尿管カテーテル管理、ストマ管理、酸素療法、痰吸引などのことを言います。

医療ケアだけではなく、理学療法士、作業療法士・言語聴覚士などの専門家によって適切なリハビリテーションや機能訓練もおこなわれています。

【30日を超えて利用できる?】短期入所療養介護とは|対象者やサービス内容、費用を解

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自宅・通い・宿泊で受けられる介護サービス

新しい介護サービスとして注目されている介護サービスです。自宅・通い・宿泊の3種類のサービスをを1カ所で対応しているため、利用者にとって便利なサービスです。

小規模多機能型居宅介護

在宅の介護サービス「小規模多機能型居宅介護」は、ひとつの事業者がデイサービスを中心に、ショートステイや訪問介護をワンストップでサービス提供してくれるサービス

小規模多機能型居宅介護能は、2006年4月の介護保険法改正によって、新しく誕生した地域密着型のサービスです。

小規模多機能型居宅介護は、ひとつの事業者がデイサービスを中心に、ショートステイや訪問介護をサービスとして提供しています。そのために24時間・365日利用できるように休業日を設けていません。

空きがあれば「デイサービスを利用した後、そのままショートステイを利用」といった対応も可能です。

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生活環境を整える介護サービス

在宅介護をする際は、福祉用具を揃えたり自宅をバリアフリー化したりして、生活環境を整えることが必要です。金銭的な負担が大きくなるので介護保険でレンタルできる用具もあります。

福祉用具レンタル

在宅の介護サービス「福祉用具レンタル」の説明

車椅子や歩行補助杖などの福祉用具は、要介護者や要支援者の歩行や移動を介助し、自分で動ける力の維持を補助するものです。また、介護ベッドなどは、快適かつ安全な毎日を過ごすために必要な用具です。

福祉用具は、要介護者や要支援者の自立と暮らしの安心や生活の質を守り、介護者にとっては介護に関わるさまざまな負担を軽減する、大切な役割を担っています。

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介護リフォーム

家の中の危険な場所をリフォームして安全な環境に整えることを「介護リフォーム」と言います。

介護される人がこれまで生活してきた自宅に安心して住み続けられるように、家の中の危険な場所をリフォームして安全な環境を整えることを「介護リフォーム」と言います。

介護される人が安心して生活できるように考えるのはもちろんのこと、介護する人の視点も忘れてはいけません。トイレや浴室など一緒に入って介助できるスペースを確保したり、車いすの使用が考えられる場合は、安全に介助できる動線の確保も必要です。

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在宅介護のメリット

在宅介護のメリットは、「自宅に住み続けられる」「介護の状態に合わせて介護サービスを組み合わせて利用できる」などがあります。

住み慣れた自宅や地域で生活できる

要介護者が住み慣れた環境で生活を続けられることは、最も精神的に負担が少なく、居心地が良いでしょう。周りに気を遣わず、自分らしくいられることで落ち着いて生活ができます。

状態に合わせてサービスを選択できる

要介護者と家族の状況に合わせて介護サービスを複数選ぶことができます。

また、必要に応じて在宅介護サービスを利用することで、老人ホームへ入居するよりも費用負担を抑えることにもつながります。

在宅介護のデメリット

在宅介護のデメリットは、介護する家族側の精神的・肉体的・時間的負担が大きいことです。在宅介護の中で上手く介護サービスを活用することが必要不可欠です。

緊急時に適切な対応ができない

要介護者の体調が不安定の場合は、早めに専門スタッフが常駐している介護施設を利用しましょう。

介護施設には経験を積んだ介護職員や看護師などの専門スタッフが常駐しており、必要な設備も整っています。容体の急変などの緊急時に家族が応急処置をするのは至難の業です。

家族への負担が大きい

在宅介護は突然始まり、終わりが見えません。介護する家族は知らず知らずのうちに肉体的・精神的・時間的な負担に疲弊してしまい「共倒れ」になるリスクがあります。

在宅介護に関して要介護者と介護する家族の意見を交えて、負担を溜め込む前に介護方法を変更することも必要です。

在宅介護の不安

在宅介護で不安を感じるもののひとつとして最も回答が多かったのは、認知症への対応です。コミュニケーションが容易でない人に対して介護をするのは心身共に負担となり、要介護度が上がるほど、介護者の不安も大きいです。

続いて多いのが外出の付き合いや送迎です。要介護度が低い比較的自立して自由に動ける人ほど、どこまでサポートするべきか線引きが難しく、介護者が不安に感じることも少なくないです。

次に夜間の排泄です。要介護度が高くなるほど不安が多い結果となりました。昨今では、仕事と介護を両立している人も少なくないので、睡眠時間を削ることが体力的にも精神的にも負担となります。

比較検討をしてみて施設か在宅を決めよう

終わりは見えない介護生活でストレスを溜め続けることは大変危険で、介護者が共倒れになってしまうことが社会問題となっています。

在宅介護を続けることが難しいと感じたら、早い段階でケアプランの見直しをおすすめします。在宅介護で介護サービスの頻度を増やすか、介護施設・老人ホームへの入居も視野に入れ負担やコストを比較検討することが必要です。

介護施設・老人ホームの施設探しには一般的に2~3ヵ月かかると言われていますし、安価で質の高い介護が受けられる人気の施設は1年以上入居待ちをする可能性もあります。

費用面の話はもちろん、スケジュール的にも余裕をもって、老人ホーム選びをすると良いですよ。

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在宅介護に関するよくある質問

在宅介護サービスにはどんな種類がありますか?

在宅介護サービスには、介護ヘルパーなどを自宅に呼んで介助を受ける訪問系サービス、自宅から施設に通い食事や入浴の介助を受ける通所系サービス、短期で施設に宿泊してさまざまな介助を受ける宿泊系サービスなどにわけられます。

在宅介護サービスを利用するにはどうすれば良いですか?

在宅介護サービス受けるには、まず住民票のある市区町村で要介護認定の申請をして要介護認定を受けることが必要です。要介護度が出た後、ケアマネジャーが決定し、利用者の身体状況に合わせてケアプランを組みます。その後、サービス事業者と契約を結び利用を開始します。

要介護5でも在宅介護は可能ですか?

要介護5でもさまざまな在宅介護サービスを利用することによって生活することはできます。しかし、在宅介護をする上で家族の身体的・精神的負担も増えるのは事実です。

在宅介護に不安を感じた際は、早い段階でケアマネジャーに相談しましょう。また老人ホームへの入居を検討する際は、スケジュールに余裕を持って情報収集などをおこないましょう。

この記事の執筆者

いい介護 編集部

「いい介護」の記事を編集・執筆する専門チームです。介護コンテンツのベテラン編集者や介護施設職員の経験者など、専門知識をもったスタッフが、皆さまの介護生活に役立つ情報をお届けします!

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家族に介護が必要になったけれど、できるだけ住み慣れた自宅での生活を続けたい、そんな方が利用できる在宅介護サービスです。 この記事では、自宅で受けられる在宅介護サービスの種類、特徴、気になる費用などを紹介します。在宅介護を検討する際、在宅介護のメリットとデメリットをしっかり把握しておきましょう。 自宅で受けられる介護サービス 要支援・要介護認定を受けた要介護者が自宅で自立した生活をするにあたり利用できる介護サービスには次の種類があります。 訪問介護 訪問介護とは、ホームヘルパー(訪問介護員)が利用者の自宅(有料老人ホームなど、入居系サービスの居室も含む)を訪問。入浴や排泄といった身体介護から、洗濯、掃除といた生活援助までを提供してくれるサービスのことです。 ホームヘルパーは初任者研修、実務者研修、介護福祉士のいずれかの資格を取得しているため、知識や技術が充分にあり、安心してサービスを受けることができます。 訪問介護の費用 身体介護 サービス費用の設定利用者負担(1割)20分未満167円20分以上30分未満250円30分以上1時間未満396円1時間以上1時間半未満579円出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 生活援助 サービス費用の設定利用者負担(1割)20分以上45分未満183円45分以上225円出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 通院時の乗車・降車等介助 サービス費用の設定利用者負担(1割)(1回につき)1回につき99円出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 1回あたりの料金は数百円から数千円程度で利用できます。サービス内容やそのサービスに対する所要時間で細かく設定されており、利用者の希望に応えやすい形になっています。 また、料金は要介護度の度合では変わりません。とはいえ、介護度が高くなると身体介護などのサービス提供に時間を要する場合もあるため、要介護度が高い方の方が結果的に料金が高くなることがあるようです。 訪問看護 訪問看護とは、看護師が自宅に訪問し、病気や障がいのある人に必要な看護をおこなうこと。看護師が、主治医の指導のもと、自宅で病院と同じ医療処置をおこない、適切な療養生活が送れるよう支援することを目的としています。 通院が困難な人やご自宅でのリハビリを希望する人の多くに利用されており、それぞれの療養生活や自立をサポートし、できるだけ普段と変わらない生活を送るための手助けをしています。 訪問看護の利用を検討する際は、下記の窓口などに問い合わせ、費用や手続き、受けられる治療について相談し確認することをおすすめします。 医療機関、かかりつけ医担当ケアマネージャー地域の訪問看護ステーション市区町村の担当窓口など 訪問看護の費用 看護師による訪問 時間自己負担額(1割の場合)20分未満313円30分未満470円30分以上60分未満821円60分以上1時間30分未満1,125円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 訪問入浴 訪問入浴とは看護師1名を含めた2〜3名の介護スタッフが入浴のサポートをおこなってくれる介護サービスのことです。 要介護度が高く自力では入浴が困難な方や、家族の手だけでは入浴が難しい場合などさまざまなケースで利用されています。 訪問入浴サービスは専門の浴槽が使われるため寝たきりの方でも安心して利用できます。さらに看護師による入浴前後の健康チェックがおこなわれるなど、入浴サポートだけではないサービスがあるのも魅力です。 訪問入浴の費用 要介護1~5の場合 洗浄範囲1回あたりの費用全身浴1,260円部分浴1,134円清拭1,134円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 要支援1~2の場合 洗浄範囲1回あたりの費用全身浴852円部分浴767円清拭767円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 訪問リハビリテーション 訪問リハビリテーションとは、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が自宅を訪問してリハビリテーションおこなうサービスのことです。 リハビリテーション施設や病院への通院が困難な方や、退院後の日常生活がまだ不安な方などが主に利用します。訪問リハビリテーションは主治医の許可が必要です。許可がないと利用できないので注意しましょう。 また訪問リハビリテーションでは、リハビリをするだけではなく、自宅環境の改善提案、介護している家族へのアドバイスなどもしてくれます。 利用者の身体機能向上や通所の負担軽減に加え、家族を含めた心理的サポートをおこなってくれるサービスとして人気です。 訪問リハビリテーションの費用 項目自己負担基本料金307円/1回(20分)加算料金サービス提供体制強化加算6円/回短期集中リハビリテーション加算200円/日リハビリテーションマネジメント加算180~483円/月移行支援加算17円/日 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 介護予防訪問リハビリテーションの費用 項目自己負担基本料金307円/1回(20分)加算料金サービス提供体制強化加算6円/回短期集中リハビリテーション加算200円/日 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 居宅療養管理指導 寝たきりになった高齢者を在宅療養で介護するということは、家族にとって不安も多いでしょう。施設であれば知見のある専門の介護スタッフがそろっていますが、自宅ではそうもいきません。 居宅療養管理指導は、医師や歯科衛生士といった専門職が自宅に訪問し、居宅療養を送るために助言・指導をしてくれるサービスです。居宅療養管理指導は介護保険サービスのひとつでもあります。 居宅療養管理指導の費用 職種単一建物居住者の人数1人2~9人10人以上医師514円486円445円歯科医師516円486円440円薬剤師(病院・診療所勤務)565円416円379円薬剤師(薬局勤務)517円378円341円管理栄養士(該当事業所)544円486円443円管理栄養士(該当事業所以外)524円466円423円歯科衛生士361円325円294円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 夜間対応型訪問介護 夜間対応型訪問介護とは、夜間の時間に限定した訪問介護が受けられる介護保険サービスのことです。 高齢化が進み、老々介護が増えたことなどから夜間の介護ニーズが高まり、2006年から始まった地域密着型サービスです。介護スタッフが定期的に訪問する「定期巡回訪問サービス」と、利用者から通報を受けて都度訪問する「随時対応サービス」があります。 夜間対応型訪問介護の費用 オペレーションサービスセンターがある場合 項目料金月額基本料金1025円定期巡回サービス(1回あたり)386円随時訪問サービス(1回あたり/ヘルパー1人)588円随時訪問サービス(1回あたり/ヘルパー2人)792円24時間通報対応加算610円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) オペレーションサービスセンターがない場合 項目料金月額基本料金2800円 施設に通って受けられる介護サービス 日帰りで施設に通い受けられる介護サービスは次の種類があります。地域密着型と記載があるサービスは、基本的にその市区町村に住民票がある方が対象です。 デイサービス(通所介護) デイサービスとは施設に入居することなく、自宅から通所でリハビリテーションや介護サービスを受けることで、高齢者のQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上を目指す施設のことです。 デイサービスを利用する場合は施設から車で自宅まで迎えにきてくれるので、歩行に自信がない方でも利用できます。 デイサービスの費用 通常規模型通所介護費(円/1回) 要介護1要介護2要介護3要介護4要介護53~4時間未満368円421円477円530円585円4~5時間未満386円442円500円557円614円5~6時間未満567円670円773円876円979円6~7時間未満581円686円792円897円1003円7~8時間未満655円773円896円1018円1142円8~9時間未満666円787円911円1036円1162円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 地域密着型通所介護 要介護1要介護2要介護3要介護4要介護53~4時間未満415円476円538円598円661円4~5時間未満435円499円564円627円693円5~6時間未満655円773円893円1010円1130円6~7時間未満676円798円922円1045円1168円7~8時間未満750円887円1028円1168円1308円8~9時間未満780円922円1068円1216円1360円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 宿泊して受けられる介護サービス 一時的に介護施設などに宿泊して、入居者と同様に受けられる宿泊型介護サービスは次の種類があります。 ショートステイ ショートステイとは短期間だけ介護施設を利用して、食事や入浴補助といった介護サービスを受けることです。宿泊期間は1泊から可能で、最大30日間連続で利用することができます。 ショートステイを分類すると下記のようになります。 短期入所生活介護短期入所療養介護介護保険適用外のショートステイ ショートステイの費用 短期入所生活介護(併設型) 介護度従来型個室多床室ユニット型個室ユニット型多床室要支援1446円446円523円要支援2555円555円649円要介護1596円596円696円要介護2665円665円764円要介護3737円737円838円要介護4806円806円908円要介護5874円874円976円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) ※併設型:特養など、入居できる介護施設に併設されたショートステイのこと 短期入所療養介護 短期入所療養介護とは、通常の介護ではなく、より医療ケアに目的を置いたショートステイです。 短期入所療養介護施設には医師や看護師が配置されているので、専門的な医療ケアも受けられます。医療ケアとは経管栄養、尿管カテーテル管理、ストマ管理、酸素療法、痰吸引などのことを言います。 医療ケアだけではなく、理学療法士、作業療法士・言語聴覚士などの専門家によって適切なリハビリテーションや機能訓練もおこなわれています。 短期入所療養介護の費用 要介護度従来型個室多床室(2名以上)ユニット型個室要介護1752円827円833円要介護2799円876円879円要介護3861円939円943円要介護4914円991円997円要介護5966円1045円1049円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) ※ユニット型は、食事や談話ができる共同スペースと個室で構成された居宅形態※手厚い人員体制を敷く施設の場合はその分の加算がある 自宅・通い・宿泊で受けられる介護サービス 在宅、通い、宿泊の3つのサービスを利用者の状況によって組み合わせる在宅介護サービスは次の種類があります。 小規模多機能 小規模多機能型居宅介護はひとつの事業者がデイサービスを中心に、ショートステイや訪問介護もノンストップでサービス提供をおこなっています。そのために24時間・365日利用できるように休業日を設けていません。 空きがあれば「デイサービスを利用した後、そのままショートステイを利用」といった対応も可能です。 小規模多機能の費用 月額料金は要介護度により変わります。要支援の比較的介護が軽い方であれば月額3500円弱ですが、もっとも重たい要介護5の場合は月額が3万円近くになります。 要支援13,438円要支援26,948円要介護110,432円要介護215,318円要介護322,283円要介護424,593円要介護527,117円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 生活環境を整える介護サービス 要介護者が自宅で自立した生活を維持するため、福祉用具を提供するサービスや自宅をバリアフリー化するための介護サービスがあります。 福祉用具レンタル 車椅子や歩行補助杖などの福祉用具は、要介護者や要支援者の歩行や移動を介助し、自分で動ける力の維持を補助するものです。また、介護ベッドなどは、快適かつ安全な毎日を過ごすために必要な用具です。 福祉用具は、要介護者や要支援者の自立と暮らしの安心や生活の質を守り、介護者にとっては介護に関わるさまざまな負担を軽減する、大切な役割を担っています。 福祉用具は性能や種類によって以下の商品に分けられ、購入またはレンタルをして、利用します。 一般購入品一般レンタル可能商品介護保険購入商品介護保険レンタル商品(福祉用貸与サービス) なお、介護保険の購入・レンタル商品は、それぞれの用具の種目によって分かれています。 介護保険外サービス 介護保険外サービスとは、介護保険が適用されず、全額自己負担する介護サービスのことです。 市区町村が実施する非営利目的の支援サービスから民間企業、NPO法人がおこなうサービスまで幅広くあり、利用方法や費用が異なります。 市区町村でよくある独自のサービスでは訪問理美容、おむつサービス、宅食、移送・送迎サービスなどがあり、要介護者、要介護認定を受けていない一人暮らし、もしくは高齢者のみの世帯を対象としています。 このように、介護保険ではカバーできない生活支援を介護保険外サービスではおこなっています。 在宅介護サービスを受けるまでの流れ 在宅介護サービス受けるには住民票のある市区町村で要介護認定の申請をして要介護認定を受けることが必要です。要介護度で受けられるサービスが異なります。 在宅介護のメリット・デメリット 家族に介護が必要になった場合、自宅で介護をするという選択肢がありますが。検討する際にメリットとデメリットをよく理解した上で判断することが重要です。 メリット 在宅介護は、要介護者が慣れ親しんだ環境で暮らせるので精神的な負担が少ないのがメリットです。また、介護施設に入居する場合と比べて、自宅での生活がメインとなるため初期費用や月額費用がかかりません。 必要に応じて介護サービスを組み合わせて利用できるので、介護費用を抑えることができます。家族の理解が得られる場合は在宅介護を選ぶ方が多いようです。 デメリット 在宅介護のデメリットは介護する家族側の精神的・肉体的・時間的負担が大きいことです。 介護者自身の生活が崩れる共倒れのリスクや、介護者の積み重なった疲労で心身ともに疲弊する介護疲れ、介護の負担からやむを得ず仕事を離職する介護離職が近年社会問題となっています。 介護は突然始まり、終わりが見えず長期間負担が続きます。在宅介護をする上で、在宅介護サービスを早めに活用することが必要不可欠です。 在宅介護に限界を感じたら 在宅介護は介護者の精神的・肉体的負担が大きく、社会から孤立しやすくなります。介護に限界を感じる前に早めに介護の専門家に相談しましょう。 ケアプランの見直し 現在のケアプランに無理がないか、定期的にチェックすることが必要です。 突然始まり、終わりが見えない介護生活でストレスを溜め続けることは大変危険です。介護者が無理をしていると感じたら早い段階でケアプランの見直しをおすすめします。 訪問、通所型介護サービスを利用したり頻度を増やして負担を減らす方法がありますし、一時的に宿泊型介護サービスを利用して介護者がリフレッシュすることが大切。介護者が心身ともに健康を維持していることが在宅介護には非常に重要です。 介護施設への入居を検討 在宅介護は要介護者側から見るとメリットは多いのですが、介護者側から見ると精神的・体力的・時間的負担が大。在宅介護が難しいと感じたら介護施設へ入居する選択肢もあります。 介護施設には介護専門スタッフが24時間常駐しており、専門スタッフによるリハビリテーションやサポートを受けることもできます。 他の入居者やスタッフと生活を共にすることで家族以外との交流も生まれます。このような介護施設のメリットなどを要介護者や家族に説明し家族が納得した上で話を進めることが大切です。 介護施設・老人ホームの施設探しには一般的に2~3ヵ月はかかると言われており、安価で質の高い介護が受けられる人気の施設は1年以上入居待ちをする可能性も。施設への入居を検討するには早いに越したことはありません。 [staff_banner] 状況に応じてサービスを選ぼう 在宅介護の最大のメリットは、住み慣れた環境で生活ができること。在宅生活を続けるには専門スタッフとケアプランを作成し、介護サービスをうまく活用することが大切です。 しかし介護現場では予期せぬ出来事に遭遇しますし、在宅介護が長引けば状況は変わっていくものです。 在宅介護サービスは要介護者はもちろん介護者の負担を軽減することも目的に設計されています。家族が対応できなくなる前に施設介護に切り替えるなど、状況に応じ介護サービスを選び快適な介護生活を過ごしましょう。 在宅介護サービスの種類に関するよくある質問 要介護度が高く自宅で入浴できない場合はどうすれば良いですか? 要介護度が高く、家族の手だけでは自宅で入浴できない場合は訪問入浴を利用しましょう。 訪問入浴は看護師1名を含めた2〜3名の介護スタッフが入浴のサポートをおこなってくれる介護サービスのことです。訪問入浴の際は、専門の浴槽が使用されるので要介護度の高い人でも安心して利用できます。 また洗浄範囲も全身浴、部分浴、清拭とさまざまで身体状況に応じて利用できるのもメリットです。 在宅でリハビリを受けたい場合はどうすれば良いですか? 在宅でリハビリを受けたい場合は、主に訪問リハビリを利用すると良いでしょう。 訪問リハビリは理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が自宅を訪問してリハビリテーションをおこなうサービスのことで、リハビリテーション施設や病院への通院が困難な人を主な対象としています。 また、施設に通うことができるようになればデイサービスやデイケアでのリハビリも検討しましょう。 在宅介護が厳しい場合はどうすれば良いですか? 在宅介護が厳しいと感じたら介護施設へ入居する選択肢もあります。在宅介護は、家族の身体的・精神的負担が非常に大きく、社会から孤立するケースも問題になっており、介護うつを発症する人も多いです。 老人ホームでは、介護スタッフが24時間常駐しており、施設によっては医療的ケアやリハビリに力を入れている施設も増えてきています。人気のある施設は入居までに長い期間待機をしなくてはならないので、在宅介護が厳しいと感じたら早めに検討しましょう。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "要介護度が高く自宅で入浴できない場合はどうすれば良いですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "要介護度が高く、家族の手だけでは自宅で入浴できない場合は訪問入浴を利用しましょう。訪問入浴は看護師1名を含めた2〜3名の介護スタッフが入浴のサポートをおこなってくれる介護サービスのことです。訪問入浴の際は、専門の浴槽が使用されるので要介護度の高い人でも安心して利用できます。また洗浄範囲も全身浴、部分浴、清拭とさまざまで身体状況に応じて利用できるのもメリットです。" } },{ "@type": "Question", "name": "在宅でリハビリを受けたい場合はどうすれば良いですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "在宅でリハビリを受けたい場合は、主に訪問リハビリを利用すると良いでしょう。訪問リハビリは理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が自宅を訪問してリハビリテーションをおこなうサービスのことで、リハビリテーション施設や病院への通院が困難な人を主な対象としています。また、施設に通うことができるようになればデイサービスやデイケアでのリハビリも検討しましょう。" } },{ "@type": "Question", "name": "在宅介護が厳しい場合はどうすれば良いですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": 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在宅介護にかかる費用はどれくらい?施設介護との比較や月額平均も解説

在宅介護にかかる費用はどれくらい?施設介護との比較や月額平均も解説

年齢を重ねるにつれて必要性が増す介護サービス。家族に介護が必要になったときに、在宅で介護するか、施設入居を検討するか悩むことでしょう。さらにどのくらい費用がかかるのかについても不安になります。 今回は在宅介護をした場合、費用はどれくらいなのか。また施設介護と比較してどうなのかについて説明していきます。 在宅介護の費用平均 生命保険文化センターがおこなった全国実態調査によると、在宅介護を始める際にかかる一時的な費用の平均は74万円、月額費用の平均は8.3万円となっています。 出典:「2021(令和3)年度生命保険に関する全国実態調査」(公益財団法人 生命保険文化センター) 一時的にかかる費用には、自宅を介護に適した環境にするためのリフォーム費用や車椅子、介護用ベットといった介護用品の購入費用が含まれています。 出典:「2021(令和3)年度生命保険に関する全国実態調査」(公益財団法人 生命保険文化センター) また月額費用としては紙おむつなどの消耗品の購入や、デイサービスなどの外部サービスを利用した場合の費用などが挙げられます。 在宅介護と施設介護の費用の違い 在宅介護の費用をざっくりと把握できたところで、在宅介護と施設介護の費用の違いについて考えていきましょう。以下に在宅介護と施設介護のそれぞれにかかる毎月の費用についてまとめてみました。 要介護3の人の場合 在宅介護特別養護老人ホーム(ユニット型個室)有料老人ホーム介護サービス費27,048円23,790円20,220円家賃(居住費)0円60,180円115,000円管理費0円0円98,000円食費0円43,350円54,000円その他35,000円10,000円10,000円合計62,048円137,320円297,220円 なお、この表における在宅介護の費用には家賃・管理費・食費は含まれていません。これらは介護が必要になる前からかかっているので、対象外としています。ただし介護を始めるにあたって家をリフォームする場合はその分の支出は一時的な費用として追加します。 上記表によると、在宅介護にかかる費用は62,048円と最も安く、最も費用が高い介護付き有料老人ホームとの金額差は235,172円にものぼります。 在宅で介護をおこなう場合には家賃や管理費、食費などが追加でかからず費用を安く抑えられている一方で、施設入居の場合には、居住費や食費を別途支払う必要があるため費用が高くなっています。 また、施設を利用して自宅が空き家になる場合でも、家の維持管理費などは支払うことになるために二重で居住費用がかかることもあります。 在宅介護は安いが身体的負担が大きい 在宅介護は費用面だけで考えれば、施設を利用する場合と比べてかなり安く済みます。多少サービスを増やして自己負担を増やしても経済的な負担は少ないでしょう。 しかし、介護は24時間365日必要です。介護者に身体的、精神的な負担が大きくかかることを忘れてはいけません。 在宅介護を続けることで家族に過度な負担がかかるようであれば、積極的に外部サービスなども活用していくべきです。外部サービスに対して抵抗がある人もいるかもしれませんが、介護に関する問題や悩みを家族の間だけで解決することは非常に困難です。 金銭的な問題で施設の通常利用が難しい場合も、デイサービスや訪問介護などの一時的な介護サービスを活用したり、家族内で分担して介護をおこなったりするなど負担を減らす方法も話し合ってみると良いでしょう。 介護施設に入居したときの費用目安 以下では介護施設に入居した際にかかる費用の目安について紹介していきます。 公的施設の場合 公的施設に入居する場合にかかる毎月の平均利用料は5万〜15万円で、民間施設に比べて比較的低価格で利用することができます。ただし、居室の大きさや施設のタイプによって金額は異なります。 詳しい料金については利用を検討している施設に問い合わせましょう。 民間施設の場合 民間が運営する施設に入居する場合、毎月の利用料の平均は15~30万円程度。入居するときに入居一時金も数十万円〜数千万円ほどかかる施設もあり、公的施設に比べると費用はかなり高くなります。 最近では、入居一時金がかからない施設もありますが、一方で入居一時金が数億円かかる超高級ホテルのような施設も登場しています。どのようなサービスを希望し、どんな施設に入りたいのかを予算と調整しながら比較検討すると良いでしょう。 また、介護施設を利用すると、入居一時金や利用料のほかに通院した際の医療費や、施設で開催されるレクリエーションの参加費などがかかるので注意が必要です。毎月かかる費用の目安については施設に確認しましょう。 [post_banner] 在宅介護か施設介護どちらを選択すべき? 費用だけで比較すれば在宅介護の方が費用が抑えられます。 しかし、それは今まで住んでいた住居で家族が限られた時間を割いて無償で介護をおこなっているからです。介護状態はいつまで続くかわかりません。 介護度が高くなったことで、介護をしている家族が仕事を辞めなくてはならなくなったり、経済的に困窮することも社会問題になっています。介護者の肉体的、精神的な負担の大きさも見逃せません。介護が大変で心身のバランスを崩してしまうケースもあります。 そういった場合には、在宅介護を続けるという選択肢だけではなく、介護保険を利用して入居できる介護施設への入居も選択肢として入れておくようにしましょう。 在宅介護の費用を抑えるための対策 在宅介護における費用について紹介しましたが、以下ではその費用を抑える方法を見ていきましょう。 適切なケアプランを組んでもらう 介護サービスを保険適用させるためには、ケアマネジャーにケアプランを作成してもらう必要があります。ケアプランを作成してもらう際に大事なことは、介護を受ける本人そして家族の希望をきちんとケアマネジャーに伝えることです。 ケアマネジャーが自分の経験や知識をもとに最も良いと思うプランを提案したとしても、それが自分たちの希望と相違していたら意味がありません。 不要なサービスを受けることで必要のない費用がかかってしまいます。費用を抑えるためにも、適切なプランを組んでもらうことが大切です。 費用を抑えられるサービスを利用する 現在の日本では、介護における経済的負担を減らすために高額介護サービス費制度や高額介護合算療養費制度などがあります。知っておくと費用が想定を超えて高額になった場合も安心です。 高額介護サービス費 介護サービスには介護保険が利用でき、利用者は所得に応じた1~3割の自己負担で済みます。さらに自己負担額は、所得により1ヵ月の上限が決められています。「高額介護サービス費」はこの上限を越えた場合に、越えた分の金額が戻ってくる制度です。 支給対象の方には自治体から「支給申請書」が届き、1度申請すれば2回目以降は自動的に適用されます。申請期間はサービスを利用した翌月から2年間です。 高額医療・高額介護合算療養費 「高額医療・高額介護合算制度」は、同一世帯で支払った介護保険サービスと医療費の自己負担額の合計が基準を越えた場合、越えた分の金額が戻ってくる制度です。合算期間は8月1日から翌年の7月31日で、利用するには自治体の国民健康保険窓口で申請します。 ただし、同一世帯内でも「夫が75歳以上で後期高齢者医療保険、妻が75歳未満で国民健康保険」など、加入する保険が異なる場合は合算することができません。さらに、基準を500円以上越えない場合は適用外です。 在宅介護は安く済むが身体的・精神的負担も大きい 費用だけみると在宅介護は施設入居よりもかなり安くなります。しかし、家族の時間や体力を使って介護をおこなうには限界があります。 また、介護の専門職ではない限り、介護の経験や知識を豊富に持っている人は多くありません。介護経験がない人にとっては介護というだけでも大変ですし、体力的にも精神的にも負担が大きくなり、介護が長期化することで介護者も要介護者も疲弊してしまいます。 費用面だけを重視して在宅介護を選ぶのではなく、介護を受ける人も、その家族もどうしたらみんなが快適な生活を送れるのか、どのようなサービスを利用すると良いかを関係者全員できちんと話し合い、お互いが笑顔で過ごせるような方法を検討しましょう。 在宅介護の費用に関するよくある質問 在宅介護はどのくらいの費用がかかりますか? 在宅介護を始める際にかかる一時的な費用の平均は69万円、月額費用の平均は7.8万円です。 一時的にかかる費用は、自宅改修のために費用や車椅子、介護用ベットの購入費用などが含まれます。また月額費用は、紙おむつなどの消耗品の購入や在宅介護サービスを利用した場合の費用などが挙げられます。 在宅介護と施設介護どちらを選択した方が良いですか? 在宅介護は費用面だけで考えると経済的負担は安く済みます。しかし、要介護者の身体状況によっては介護が24時間365日必要な場合もあります。 昨今では在宅介護による、介護うつなどといった問題もあり、家族に負担がかかっているケースも多いです。 一方で施設介護は、24時間365日施設のスタッフが介護にあたり、リハビリや医療に特化している施設もあり安心です。ただし、経済的な部分を考えると入居一時金などが必要になる場合があります。 在宅介護の費用を少しでも抑えたい場合はどうすれば良いですか? 現状、在宅介護費用がかかりすぎていると感じたら、ケアマネジャーとケアプランの見直しをしましょう。 ケアマネジャーが自分の経験や知識をもとに最も良いと思うプランを提案していたとしても、利用者、家族にとっては不要なサービスかもしれません。 また、経済的負担を減らすために現在の日本では「高額介護サービス費」「高額医療・高額介護合算療養費」といった制度があります。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "在宅介護はどのくらいの費用がかかりますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "在宅介護を始める際にかかる一時的な費用の平均は69万円、月額費用の平均は7.8万円です。一時的にかかる費用は、自宅改修のために費用や車椅子、介護用ベットの購入費用などが含まれます。また月額費用は、紙おむつなどの消耗品の購入や在宅介護サービスを利用した場合の費用などが挙げられます。" } },{ "@type": "Question", "name": "在宅介護と施設介護どちらを選択した方が良いですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "在宅介護は費用面だけで考えると経済的負担は安く済みます。しかし、要介護者の身体状況によっては介護が24時間365日必要な場合もあります。昨今では在宅介護による、介護うつなどといった問題もあり、家族に負担がかかっているケースも多いです。一方で施設介護は、24時間365日施設のスタッフが介護にあたり、リハビリや医療に特化している施設もあり安心です。ただし、経済的な部分を考えると入居一時金などが必要になる場合があります。" } },{ "@type": "Question", "name": "在宅介護の費用を少しでも抑えたい場合はどうすれば良いですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "現状、在宅介護費用がかかりすぎていると感じたら、ケアマネジャーとケアプランの見直しをしましょう。ケアマネジャーが自分の経験や知識をもとに最も良いと思うプランを提案していたとしても、利用者、家族にとっては不要なサービスかもしれません。また、経済的負担を減らすために現在の日本では「高額介護サービス費」「高額医療・高額介護合算療養費」といった制度があります。" } }] }

【料金表あり】訪問介護とは?サービスの利用方法と選び方も解説

【料金表あり】訪問介護とは?サービスの利用方法と選び方も解説

自宅で介護を受けることができる訪問介護。住み慣れた空間で質の高いサービスを受けることができるので、人気の介護サービスのひとつです。 訪問介護を利用して受けることのできるサービスや、逆に訪問介護だと対応できないサービスについて。また、どれくらいの費用がかかるのかなど、気になる訪問介護の中身について紹介します。 訪問介護とは? 訪問介護とは、ホームヘルパー(訪問介護員)が利用者の自宅(有料老人ホームなど、入居系サービスの居室も含む)を訪問。入浴や排泄といった身体介護から、洗濯、掃除といた生活援助までを提供してくれるサービスのことです。 誰が自宅に訪問してくれる? 訪問介護事業所から、主に下記の資格を取得しているホームヘルパーが自宅へ訪問します。 介護福祉士介護福祉士実務者研修修了者介護職員初任者研修修了者 介護に対しての知識や技術が充分にあるので、安心してサービスを受けることができます。 訪問介護で受けられるサービス では、実際に訪問介護サービスを利用すると、どのようなサービスを受けることができるのでしょうか。下記で具体的に見ていきましょう。 身体介護の具体例 身体介護とは、食事介助や入浴介助のような利用者の体に直接触れておこなうサービスのことです。また、訪問介護はあくまでも利用者の自立支援を目的としたサービスなので、見守りも身体介護のひとつとして捉えられています。 具体的に受けることのできる身体介護サービスは以下が挙げられます。 食事介助入浴介助身体整容更衣介助外出介助体位変換排泄介助歩行介助清拭 食事介助 調理や食事補助、口腔ケアといった食事をする際の支援のことです。 入浴介助 入浴の準備から必要な方には洗髪、身体の清拭といった部分浴または入浴の際の支援をおこなってくれます。 排泄介助 おむつの交換や着脱、始末などの排泄支援や、トイレ介助など。 移乗・移動介助 ひとりでの歩行や椅子の座り立ちなどが難しい場合には歩行、車いすでの移動介助や移乗介助をおこなってくれます。 更衣介助 衣服の着脱の支援のことです。 外出介助 通院や散歩など外出をする際におこなう支援のことです。 服薬介助 日常的に薬を服薬している場合、どの薬を、いつ、何回飲むかといった薬の種類やタイミングなどを把握し服薬の支援をおこなってくれます。 体位変換 血行障害や床ずれを予防をするために、枕、タオル、クッションなどを使い寝返り介助をおこなってくれます。 生活援助の具体例 生活援助とは、洗濯や掃除、買い物代行といった身の回りのことを利用者に代わっておこなってくれるサービスのことです。 利用者が1人暮らしであったり、同居している家族も身の回りの家事を行うことが困難であるなど何かしらの理由がある場合に、サービスを提供してもらえます。 生活援助の具体例としては以下が挙げられます。 食事の準備掃除洗濯買い物代行薬の受け取り 食事の準備 調理から配膳、片付けまで食事全般のサポートをおこなってくれます。 掃除 利用している室内や浴槽、トイレなどの清掃やゴミ出しのサポートなどをおこなってくれます。 洗濯 利用者の着ていた衣服を洗濯し、干す、たたむといった一連の流れをサポートしてくれます。 買い物代行 買い物に出かけることが困難な場合には生活必需品や食材などの買い物を代行してくれます。 薬の受け取り 買い物と同様に出かけることが困難な場合には、本人に代わり薬の受け取りを代行してくれます。 訪問介護サービスを受けられる頻度 1日に2回以上サービスを利用する場合は、原則として2時間以上の間隔を空ける必要があります。 これは「2つの訪問介護サービスの間隔が2時間以上空いていない場合に、2つのサービスを一度のサービスとみなす」という規定があるからです。 訪問介護では受けられないサービス 訪問介護は、利用者が日常生活を送る上で必要な行為をホームヘルパーが援助し、自立支援をおこなうサービスです。そのため、援助をしなくても生活に差し支えないものは提供されません。 ホームヘルパーはあくまでも介護のスペシャリストであり、医師ではありません。医療資格を持っているわけではないので、医療行為もおこなうことができません。 また、あくまでも利用者に対してサービスを提供しているので、利用者以外を対象としたサービスなども提供することはできません。 このように訪問介護サービスでは提供できないサービスもいくつかあります。 しかし介護保険外のサービスを利用すると、介護保険では対象としていないサービスについても対応できる可能性があります。気になる方は一度チェックしてみると良いでしょう。 具体的には下記のようなサービスは訪問介護では受けることができません。 医療行為 摘便 インスリン注射 たんの吸引床ずれの処置 日常生活支援に該当しないもの 商品販売留守番ペットの散歩・世話家具の修理家具の移動や電気器具の修理草むしり窓のガラス拭き など 本人以外に対する行為 家族の分の食事を作る家族の部屋の掃除や衣類の洗濯などの家事代行家族の子供の面倒をみる など 訪問介護はいくらかかる? 訪問介護の費用はどれくらいかかるのでしょうか。 訪問介護を利用する場合の費用は介護保険を利用する場合、原則1割負担ですが、所得によっては2割、3割となることもあります。 以下では、具体的な費用をまとめました。 身体介護 サービス費用の設定利用者負担(1割)20分未満165円20分以上30分未満248円30分以上1時間未満394円1時間以上1時間半未満575円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 生活援助 サービス費用の設定利用者負担(1割)20分以上45分未満181円45分以上223円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 通院時の乗車・降車等介助 サービス費用の設定利用者負担(1割)(1回につき)1回につき98円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 1回あたりの料金は数百円から数千円程度で利用できます。サービス内容やそのサービスに対する所要時間で細かく設定されており、利用者の希望に応えやすい形が特徴です。 また、料金は要介護度の度合では変わりません。とはいえ、介護度が高くなると身体介護などのサービス提供に時間を要する場合があるため、要介護度が高い人の方が結果的に料金が高くなるケースが多いです。 その他料金(加算) 加算とは手厚いサービス内容や体制に対して上乗せされる料金のことで、金額は各事業所により異なります。 必ずかかる料金ではないですが、サービスを利用する前に事業所に確認するようにしておくと良いでしょう。 初回加算 新規利用者の居宅にサービス提供責任者が訪問し、サービスを提供した場合に初回、初月にかかる加算料金のことです。 また、サービス提供責任者がサービスを提供するホームヘルパーに同行した場合でも同様に加算料金がかかります。 緊急時訪問介護加算 利用者や家族から連絡を受けサービス提供責任者とケアマネージャーが連携して通常の居宅サービス計画にない訪問介護サービスを提供した場合にかかる加算料金のことです。 特定事業所加算 ホームヘルパーに対する研修実施や定期的な会議をおこなうことで、質の高い介護サービスの提供に向けた取組を実施している事業所に所属するホームヘルパーや、介護福祉士の割合などの人材要件に適合している場合にかかる加算料金のことです。 訪問介護を受けるまでの流れ 実際に訪問介護サービスを受けるまでの流れについてご説明していきます。 訪問介護の対象になる人 訪問介護サービスを受けることができる人は「要介護1〜5」または「要支援1〜2」の認定を受けている方のみになります。 ただし要支援の認定を受けた方は「介護予防訪問介護」という形でのサービス利用で、「要支援1の場合の利用は週に2回まで」といった利用制限もあります。 訪問介護サービスを受けるまでの大まかな流れ 訪問介護サービスを受ける流れは以下の通りです。 要介護認定の申請介護認定通知ケアマネジャーの決定ケアプランの作成事業者の選定・契約訪問介護サービス利用開始 それでは、具体的に見ていきましょう。 要介護認定の申請 訪問介護サービスを利用するには要介護認定が必要なので、まずは介護認定を申請しましょう。 要介護認定申請書に記入のうえ、市区町村の担当窓口に申請することで審査を受けることができます。現在の心身状況から介護度が決定します。 介護認定通知 申請日から30日以内に市区町村から介護サービスを利用する本人へ、郵送で介護認定通知と被保険証が届きます。 審査によって決定した介護区分が記載されているので、それぞれ内容を確認しておきましょう。また、認定は申請日にさかのぼって効力が生じます。 ケアマネジャーの決定 介護認定を受け、要介護1以上とされた場合には、居宅介護支援事業所にケアマネジャーの選任を依頼します。 なお居宅介護事業所は、居住している地域の地域包括支援センターや市区町村の担当窓口に相談をすると紹介をしてくれます。 ケアマネジャーが一度決定した後でも、本人や家族の意向により変更することもできるので、自分に合うケアマネジャーを選ぶようにしましょう。 ケアプランの作成 ケアマネージャーが決定すると実際にご自宅へ訪問し面談を行います。 その際に得られた心身の状態や希望費用などの情報をもとに、介護サービスを利用する方にとって最適な介護サービスを盛り込んだ「介護サービス計画書(ケアプラン)」を作成します。 事業者の選定・契約 ケアプランに基づき実際にサービスを利用する事業所を選定し、契約します。この際ケアマネージャーから事業所の提案を受けることもできるので、事業所選びで困ったことがあればアドバイスを求めると良いでしょう。 訪問介護サービス利用開始 契約を済ませたら実際に訪問介護サービスが開始されます。 訪問介護事業者を選ぶ時の3つのポイント 訪問介護サービスを利用したい場合に、どの事業所を選べば良いのかについては悩まれる方も多いのではないでしょうか。 以下に押さえておきたいポイントをまとめてみました。事業所選びの参考にしてください。 サービスの内容と費用について明確な説明があるか 事業所を選ぶにあたり、利用者にどれだけ丁寧に説明をしてくれるのかという点はとても大切な要素のひとつです。 費用やサービス内容、その他の注意点などを丁寧に説明し、疑問はしっかりと解決してくれる事業所であれば、安心してサービスを受けられます。逆に曖昧な説明ばかりする事業所だと不安が残ります。 少しでも対応に疑問を持った場合には、いくつかの事業所と比べてみても良いかもしれません。 適切なサービスが実行されているか ケアプランに基づいて適切なサービスが行われているかどうかも大きなポイント。提供されるサービス内容については事前の説明だけでは伝えられる部分も限られているため、利用開始後に違いが発覚することもあります。 万が一そのような提供されるサービスに違和感を感じた場合には迷わずケアマネージャーに相談し、事業所を変更してもらいましょう。 適切なサービスが受けられないことに対して我慢する必要はなく、より良い事業所で利用者にとって適切なサービスが受けられるようにすることが大切です。 ヘルパーとの相性は大事 事業所選びにおいて、非常に重要になるのがホームヘルパーとの相性です。 人それぞれ“合う合わない”があるのは当然です。サービスを受ける側としてサービス内容に不満がある場合や、相性が合わないと感じる場合は担当のホームヘルパーを代えてもらうほうが良いでしょう。 また非常勤の方が多く勤務している事業所であれば、スタッフの数が多くいるので、利用者や家族と相性の良いホームヘルパーが見つかりやすくなります。 訪問介護のメリット、デメリット では、訪問介護を利用するにあたりどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。以下でそれぞれご説明していきます。 メリット 住み慣れた自宅で介護サービスを受けることができる費用の軽減家族にかかる負担の軽減個別対応が可能サービスの柔軟性が高い施設の規則に縛られることがない 特に新しい環境下への適応が難しく、ストレスを抱えやすい高齢者にとって住み慣れた自宅で介護サービスを受けることができる点は、訪問介護サービスの大きなメリットと言えるでしょう。 そして、サービス内容についても利用者が必要なものだけを利用することができるという点で、柔軟性も高く、さまざまなニーズに応えることができます。 施設を利用するのと場合と比べ、費用を安く抑えることができる点もメリットのひとつです。 デメリット 自宅に他人を入れるということに拒否反応を覚えることもある場合により、在宅介護に適応できるようなリフォームが必要 訪問介護サービスにはさまざまなメリットがあるのと同様に、デメリットがあるという点はしっかりと理解しておかなければなりません。 自宅でホームヘルパーに身の回りのことを行ってもらうことに対する拒否反応も考えられます。利用する際には、本当に利用しても良いかどうか、しっかりと話し合いをしておくことが重要です。 身体状況に合わせて適切なサービスを利用しよう 柔軟なサービス内容で、利用者にとって適切なサービスを提供してくれる訪問介護。訪問介護の利用を検討している方は、後悔しないためにも複数の事業所を比較して選ぶようにしましょう。 また、ホームページやパンフレットだけではわからない情報については、ケアマネジャーからのアドバイスやネットの口コミなどで調べることができます。 気になる事業所が見つかった場合には、厚生労働省が提供する「介護サービス情報公表システム」を利用してその事業所の離職率なども調べておくことをおすすめします。 事前に調べておくことで、相性の良いホームヘルパーさんと長いお付き合いをすることができるため、安心してサービスを利用することができます。 訪問介護に関するよくある質問 訪問介護ではどんなサービスが受けられますか? 介護の資格を保有したスタッフが自宅へ訪問し、食事介助や入浴介助といった身体介護、洗濯、掃除といった生活支援をサービスとして提供してくれます。 訪問介護の料金はどれぐらいですか? 訪問介護の1回あたりの料金は、数百円から数千円程度です。ただし、介護保険を利用する場合、個人で自己負担割合が異なるため、所得によっては2~3割負担になる可能性もあります。また、料金は要介護度の度合では変わりません。 訪問介護で医療行為はできますか? 訪問介護のスタッフは医療資格を持っていないため医療行為をおこなうことはできません。 医療行為も同時に受けたい場合は、訪問看護の利用も視野に入れると良いでしょう。また訪問介護スタッフは、利用者以外を対象としたサービスも提供できないので注意しましょう。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "訪問介護ではどんなサービスが受けられますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "介護の資格を保有したスタッフが自宅へ訪問し、食事介助や入浴介助といった身体介護、洗濯、掃除といった生活支援をサービスとして提供してくれます。" } },{ "@type": "Question", "name": "訪問介護の料金はどれぐらいですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "訪問介護の1回あたりの料金は、数百円から数千円程度です。ただし、介護保険を利用する場合、個人で自己負担割合が異なるため、所得によっては2~3割負担になる可能性もあります。また、料金は要介護度の度合では変わりません。" } },{ "@type": "Question", "name": "訪問介護で医療行為はできますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "訪問介護のスタッフは医療資格を持っていないため医療行為をおこなうことはできません。医療行為も同時に受けたい場合は、訪問看護の利用も視野に入れると良いでしょう。また訪問介護スタッフは、利用者以外を対象としたサービスも提供できないので注意しましょう。" } }] }

通所介護(デイサービス)とは?利用料金や1日の流れを解説

通所介護(デイサービス)とは?利用料金や1日の流れを解説

高齢者が健康で快適な生活を送るために必要なのがデイサービスです。 この記事では、デイサービスの具体的なサービス内容やデイサービスの種類について説明します。デイサービスを上手に活用することで、在宅介護の負担も軽減するはずですよ。 デイサービスとは デイサービスとは施設に入居することなく、自宅から通所でリハビリテーションや介護サービスを受けることで、高齢者のQOL(クオリティ オブ ライフ)の向上を目指す施設のことです。 デイサービスを利用する場合は施設から車で自宅まで迎えにきてくれるので、歩行に自信がない方でも利用できます。 ただし、施設の送迎範囲が決まっているので、その範囲外の場合はその施設を利用したくても利用できません。基本的にデイサービスは地域住民のためのサービスという特徴があるからです。 デイサービスでは、介護職員や理学療法士、看護師などの専門スタッフがサービスを提供。決められた時間に高齢者の機能訓練や集団でのレクリエーションなどを担当します。 自宅にこもりがちになる高齢者にとっては、外部との交流が持てることも嬉しいポイントです。 デイサービスの利用条件 基本的にはデイサービスは要介護1~5の判定を受けた方が対象ですが、施設の規模や施設によって違いがあります。 一般的な利用条件は下記の内容です。 介護度:要介護1以上の判定を受けている医療行為の有無:医療行為をおこなう必要がない送迎エリア:自宅が施設の送迎範囲内にある 施設によっては要介護ではなく、要支援の段階でも利用できるところもあります。送迎可能エリアを限定しているところもあれば、エリア外でも家族の送迎を条件に認めているところも。詳細はケアマネジャーか施設に確認してください。 要支援1・要支援2でも利用できる デイサービスは要介護1以上の人が対象ですが、要支援1・2の場合も利用することができます。ただし要支援の方が利用できるのは予防通所介護の指定を受けているデイサービスだけです。また、利用金額はデイサービスを利用される場合、定額の料金になります。 デイサービスのサービス内容 具体的にデイサービスではどのようなサービスがおこなわれているのでしょうか。主なサービスについて具体的に見ていきましょう。 送迎食事入浴機能訓練レクリエーション 送迎 デイサービスの大きな特徴として自宅までの送迎があります。自宅から施設に行くときも、自宅に戻る時も施設の車で家の前まで送迎してもらえます。 デイサービスの車なので、車いすのまま乗降できるようにリフトがあったり、介助者がいるので安心です。身体の不自由な人でも安心して利用できるような配慮がされています。 食事 デイサービスの利用はおもに日中なので、お昼ご飯の提供があります。 長時間の利用者にはおやつの時間も。施設が提供する食事は咀嚼しやすく、栄養バランスがとれたものなので、デイケアの食事は利用者にとって通う楽しみにもなります。もちろん1人での食事が難しい利用者には食事介助のサービスもあります。 また、食事の時間は他の利用者もみんなで食事を食べるので、会話を楽しみながら楽しく食事をすることができます。普段家族と離れて暮らしている方や一人暮らしの利用者にとっては、とても嬉しい時間になります。 また別料金になりますが、栄養改善サービスを受けたり、家で食べるお弁当を購入できる施設もあるようです。 入浴 デイサービスには入浴のサービスもあります。入浴によって体を清潔に保つことは、体が清潔になるのに加えて、精神的にも気分が明るくなります。 一人暮らしや家族に介護されている方は、普段はなかなか満足な入浴ができていないケースも多いようです。デイサービスでは介護員に介護されながら入浴ができるので、普段よりも入浴を楽しみ、体を清潔にすることができます。 大浴場や個室タイプなど入浴施設はデイサービスによって違いがあります。中には介護度が上がった重度な要介護の方むけに介護専用の入浴装置があるところもあります。 入浴装置というと大げさな装置のように思われますが、美容室の自動シャンプ1台をイメージすると良いでしょう。最近では車いすのまま入浴できるマシンもあるようです。 衣服の着脱や入浴は介護員がサポートしますが、利用者が自分でできることは利用者にしっかり取り組んでもらうことで、機能強化につながります。 機能訓練 機能訓練とは、歩いたり、階段をのぼったりという日常生活の動作をスムーズにおこなうための訓練です。また、体だけではなく、脳のトレーニングも機能訓練のひとつです。 代表的な機能訓練には下記のようなものがあります。 ラジオ体操歩行訓練脳トレ ここで説明する機能訓練とは有資格者ではなく、デイサービスの介護職員が おこなうもので、リハビリテーションとは異なります。 専門的な機能改善を目指すリハビリテーションではなく、あくまで日常生活を送るための練習をサポートするものです。したがってメニューは施設によって異なり、マッサージや口腔体操などを取り入れているるところもあります。 レクリエーション デイサービスでは利用者が楽しめるように、レクリエーションの時間があります。施設によってレクリエーションの内容は違いますが、どのような身体の状態でも楽しめるように工夫と配慮がされています。 レクリエーションは楽しむだけではなく、機能訓練の一環という意味もあります。クイズ大会や連想ゲームなどは脳トレ。「ちぎり絵」や「お手玉崩し」などのレクリエーションは手先の機能訓練にもつながります。 基本的にその日に参加する利用者の健康状況や身体の具合にあわせたレクリエーションを考えてくれるので安心です。 デイサービスの料金 気になるデイサービスを利用する際の費用について見ていきましょう。以下の表の通り、デイサービスの利用料金は介護度と利用時間によって変わります。 通常規模型通所介護費(円/1回) 自己負担1割で利用する場合、要介護1の方であれば一日最大9時間滞在しても700円程度の自己負担額です。要介護度が最も高い場合でも一日最大1500円ほどで利用でき、比較的利用しやすい金額設定と言えるでしょう。 また、送迎を利用しない場合は減額措置もあります。 要介護1要介護2要介護3要介護4要介護53~4時間未満368円421円477円530円585円4~5時間未満386円442円500円557円614円5~6時間未満567円670円773円876円979円6~7時間未満581円686円792円897円1003円7~8時間未満655円773円896円1018円1142円8~9時間未満666円787円911円1036円1162円出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 地域密着型通所介護 介護事業の中で定員が18人以下の小規模なデイサービスで おこなわれる介護のことを地域密着型通所介護といいます。 利用対象はほかのデイサービスと同じで要介護1以上ですが、小規模な事業所が多くアットホームな雰囲気の中で、食事や入浴などの介護サービスが受けられます。 地域密着型という名称でもわかる通り、地域住民のためのサービスなので事業所と同じ自治体に住んでいる人が利用対象になります。費用についても他のデイサービスと別の扱いになるので、下記の表を参考にしてください。 要介護1要介護2要介護3要介護4要介護53~4時間未満415円476円538円598円661円4~5時間未満435円499円564円627円693円5~6時間未満655円773円893円1010円1130円6~7時間未満676円798円922円1045円1168円7~8時間未満750円887円1028円1168円1308円8~9時間未満780円922円1068円1216円1360円出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) サービス加算 特定の有料サービスを受ける場合は別にサービス加算が発生します。どのようなサービス加算があるか見ていきましょう。 入浴介助加算40円/回栄養改善加算200円/回口腔機能向上加算150円/回出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 入浴介助加算 利用者が入浴する際に、介助や付き添いをおこなった場合に追加される加算料金です。1日1回の入浴で50単位なので、500円程度になります。 栄養改善加算 食事や栄養に対しての改善相談にのったり、栄養管理などをおこなった場合も加算料金が発生します。1回につき150単位(約1500円)。栄養状態が良好ではない利用者向けにおこなうサービスです。 口腔機能向上加算 歯で食べ物を咀嚼したり、飲み込むといった動作は身体にとって非常に重要です。 口腔機能が低下すると、全身の健康が損なわれるのと同時に、食事の楽しみもなくなります。そのため口腔機能の低下が見られる利用者に対して、口腔機能改善管理指導計画作成をつくり、個人指導をおこないます。1回につき150単位(約1500円) 介護保険対象外の費用は自己負担 上記の費用以外にも、保険対象外の料金が発生した場合すべて自己負担になります。注意したいのは食事代や備品の使用、レクリエーション費用などは実費扱いなことです。 デイサービスで提供される昼食やおやつは利用料に含まれていません。施設によって食費の設定も異なります。おおよそ500円から1000円で、食事がない施設もあります。 その他の日用品の使用についても、費用がかかります。施設で用意がありますが、自宅にあるものなら自宅から持ち込んだほうが節約になります。 デイサービスの1日の流れ デイサービスはどのようなスケジュールになっているのでしょうか。一般的なデイサービスの1日の流れについて説明します。 もちろん施設や滞在時間によってスケジュールはそれぞれ異なりますが、午前中に機能訓練や入浴といったメニューをこなし、午後はレクリエーションやおやつタイムといったお楽しみの時間をもうけているところが多いようです。 デイサービスのメリット、デメリット メリット デイサービスには多くのメリットがありますが、代表的なものは以下の通りです。 栄養バランスの良い食事がとれる他の利用者と交流することができる入浴やトイレなど日常動作の介護をしてもらえる機能訓練を受けることができる 年を取ってくると食事をしたり入浴したりという日常生活の動作にも困難が生じます。普段は自宅で家族が介護しているとしても、家族だけの介護には限界があります。週に何日かデイサービスを利用することで、家族の負担を減らすことにもなります。 また家に引きこもりがちな高齢者が外にでて、他の人と交流するきっかけにもなります。普段はやりたがらない機能訓練も、大勢でやることでやる気が生まれることもあります。 デメリット デイサービスを利用するデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。考えられるものは下記の2点です。 費用面での負担があるストレスを感じてしまう可能性もある まずはデイサービスを利用することで、新たな費用が発生することです。介護保険対象ではあるものの、食事や入浴などサービスが増えることで金額は大きくなりがちです。 またあまり人との交流が得意ではない人や、他の利用者やスタッフに対して気を遣ってしまう人だと、デイサービスに行くことがストレスになることもあります。 デイサービスの種類 デイサービスにはどのような種類があるのでしょうか?デイサービスの種類とそれぞれの特徴について説明します。 リハビリ特化型 リハビリ特化型のデイサービスは一般的なデイサービスと比べて、理学療法士、作業療法士を配置して、リハビリに重点をおいたサービスをおこないます。 リハビリ特化型の施設にはトレーニングマシンやスポーツ器具をとりいれて、適度な運動をしながら機能訓練などをおこないます。 リハビリ特化型デイサービスには、半日型と一日型など利用時間によってもメニューがかわります。一日みっちり機能訓練を受けたい場合は一日型、気分転換程度に運動したい方は半日型。 施設の雰囲気もフィットネスクラブのような感じなので、身体を動かすことが好きな高齢者にはぴったりです。 機能訓練特化型 機能訓練特化型のデイサービスは一般的なデイサービスよりも機能訓練が中心になります。入浴や食事サービスはなく、一般的なデイサービスよりもきめ細かな機能訓練をおこなっています。 一人一人の身体の状態にあわせて、その人に合ったオーダーメイドのリハビリメニューを設定。利用者が無理をすることなく、安全に機能訓練がおこなえるように、専門家が多く配置されています。 機能訓練が終わった後などに利用者同士の交流の時間もあるので、みんなで訓練の状況について会話したりして気分転換を図ることができます。 介護予防特化型 日常生活をおくる上でそれほど大きな支障はなく、少しの介護によって自立の可能性が高い高齢者向けのデイサービスのことを介護予防特化型といいます。基本的には要支援1・2の人が対象です。 介護予防通特化型は区市町村が実施する「介護予防生活支援サービス事業 通所型サービス」で提供されます。入居を希望する場合は各市町村の担当部署に問い合わせましょう。 お泊りデイサービスとは? 通所介護をおこなっているデイサービスサービス施設の中で、宿泊対応もできるところをお泊りデイサービスといいます。介護している家族が外泊する場合などに利用できるととても便利です。お泊りデイサービスは普段利用している施設に泊まることになるので、安心して利用できます。 ただし費用については介護保険は適用されず、全額実費負担になります。宿泊する場所が個室なのか、大部屋なのかによっても料金は変わりますので、あらかじめ確認が必要です。 .point { position: relative; border: 3px solid #f08d18; margin-top: 40px !important; } .point::before { background: #f08d18; content: "POINT"; 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利用するためには、施設のエリア内に住居があり、要介護認定または要支援の認定を受けていること。そして医師の認知症という診断が必要です。 デイサービスを利用した方が良いケース デイサービスは要介護認定を受けた高齢者が利用できます。具体的にデイサービスを利用したほうが良いケースとはどのようなケースでしょうか。 食事、入浴、排泄など日常動作が困難な場合 要介護の判定がでていれば、たとえ軽度な状態でも日常生活をおくるのに問題が発生することも多くなります。特に入浴や食事、排泄などを1人でおこなうことが難しいと感じられるようになったら、デイサービスの利用を検討すると良いでしょう。 施設に入居するのではなく、あくまで自宅で生活したい人にとって、デイサービスを利用することで専門家の意見や知見を知ることができることもメリットのひとつです。 外出機会がない場合 高齢になると仕事や子育ての用事などもなくなり、外出する機会がめっきり減ってしまいます。外にでるのが面倒になって自宅に引きこもってしまうのは心身ともによくありません。 デイサービスを利用するのをきっかけに、社会的なつながりをもつことができます。外出せずに家にずっといると思ったら、デイサービスを検討して見ると良いでしょう。 家族の介護負担を考えている場合 自宅で高齢者の介護をしていると、家族の負担が大きくなってしまいます。在宅介護では、家族などの介護疲れが社会問題になるケースもあります。 介護する家族の負担軽減を考えているなら、デイサービスの利用をおすすめします。安心できる場所で楽しく過ごすことができれば、家族の心理的な負担も軽くなります。 それぞれの身体状況に合わせてサービスを利用しよう デイサービスの利用者は年々増加しています。それにあわせてデイサービスの内容や種類も増えています。 少し前までは、デイサービスというと全員で同じ体操をして、同じメニューをこなしているイメージでした。しかし昨今では、個人個人の状態にあわせたプログラムやケアを考えて実行してくれます。 利用者は自分の身体状況にあったサービスをしっかり選んで利用するようにしましょう。介護施設に入居するのと違って、高額な初期費用も必要ありません。 気軽に利用できるのもデイサービスのメリットです。まずはお住まいの地域にどのようなデイサービスがあるか調べてみることから始めましょう。 デイサービスに関するよくある質問 デイサービスの1日の料金はいくらですか? デイサービスの料金は、利用する時間、要介護度、サービス加算を付けるかによって各々異なり、概ね約1000~2000円が相場です。 ただし、注意したいのは食事代や備品の使用、レクリエーション費用などは実費扱いなことです。施設によって食費の設定などもさまざまなので利用する際は注意しましょう。 デイサービスではどのようなサービスが受けられますか? 主に「送迎」「食事」「入浴」「機能訓練」「レクリエーション」などが一般的に受けられるサービスです。施設によっては、入浴の際に寝たまま入浴できる設備が整っているところや、機能訓練に関しては、リハビリの専門資格を持ったスタッフが常駐するなど施設ごとに特徴はさまざまです。 デイサービスを利用する条件は何ですか? 一般的な利用条件は、「要介護1以上の認定を受けている」「医療行為をおこなう必要がない」「自宅が施設の送迎範囲内にある」ことが挙げられます。 施設によっては、送迎範囲外であっても家族の送迎を条件に利用を認めている施設もあります。また、要支援の人の利用については予防通所介護の指定を受けているデイサービスだけになるので注意が必要です。 ▶「いい介護」でデイサービスを併設した老人ホームを探してみる { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "デイサービスの1日の料金はいくらですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "デイサービスの料金は、利用する時間、要介護度、サービス加算を付けるかによって各々異なり、概ね約1000~2000円が相場です。ただし、注意したいのは食事代や備品の使用、レクリエーション費用などは実費扱いなことです。施設によって食費の設定などもさまざまなので利用する際は注意しましょう。" } },{ "@type": "Question", "name": 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小規模多機能型居宅介護とは|料金はいくらかかる?メリット・デメリットも解説

小規模多機能型居宅介護とは|料金はいくらかかる?メリット・デメリットも解説

新しい介護サービスとして注目を集めているのが小規模多機能型居宅介護です。通所、訪問、宿泊が1カ所で対応できるので、利用者にとって非常に便利なサービスと言えます。 この記事では、小規模多機能型居宅介護の利用条件や費用、利用にあたっての注意点などをまとめました。在宅介護の強い味方ですので、ぜひ参考にして活用してみてください! 小規模多機能型居宅介護とは? 小規模多機能型居宅介護は、2006年4月の介護保険法改正によって、新しく誕生した地域密着型のサービスです。 2006年以前は、利用者はデイサービスやショートステイ、訪問介護などをそれぞれの介護サービス事業者と契約して、その都度、煩雑な手続きをしなければなりませんでした。 しかし、利用者の健康状態や介護者の環境はずっと同じではありません。サービスを変えるたびに大変な手続きや新しい場所で介護を受ける不安があります。 このような負担や不安を解消するために新設されたのが、この小規模多機能型居宅介護です。 小規模多機能型居宅介護は、ひとつの事業者がデイサービスを中心に、ショートステイや訪問介護もサービスとして提供しています。そのため、24時間・365日利用できるように休業日を設けていません。 空きがあれば「デイサービスを利用した後、そのままショートステイを利用」といった対応も可能です。 小規模多機能型居宅介護の利用条件 小規模多機能型居宅介護を利用するには、介護認定で「要支援1~2」「要介護1~5」が必要です。 また、小規模多機能型居宅介護は地域密着型サービスのため、自宅の住所と施設の住所が同一市町村でなければ利用できません。 サービスを利用する際はどこに相談する? 小規模多機能型居宅介護を利用したい場合は、まずは担当のケアマネジャーに相談しましょう。ケアマネジャーが事業所を探し、希望に合ったところが見つかれば面談・契約という流れになります。 小規模多機能型居宅介護には事業者専属のケアマネジャーがいるので、サービスを開始した後はそのままケアマネジャーが変更になります。 小規模多機能型居宅介護の費用 小規模多機能型居宅介護では、通所・訪問・宿泊のどれを利用しても利用料は月額定額になります。ただしサービス加算はそれぞれ別途かかるので注意しましょう。 費用は定額制の月額料金 月額料金は要介護度により変わります。要支援の人であれば月額3500円弱ですが、もっとも重たい要介護5の場合は月額が3万円近くになります。 要支援13,418円要支援26,908円要介護110,364円要介護215,232円要介護322,157円要介護424,454円要介護526,964円 出典:「小規模多機能型居宅介護」(厚生労働省) また、別途発生する費用としてはショートステイの宿泊費が1日当たり1000~3000円。食費、おむつ代(実費分)なども費用加算されます。 定額料金以外にかかる主な加算 定額料金以外にも必要になる加算に関して説明します。施設のサービス強度や体制によって加算状況は変わります。 初期加算 サービスを登録した日から30日間、1日あたり30円の初期加算が発生します。 サービス提供体制強化加算 職員の中で介護福祉士と常勤職員の割合を増やして対応した場合に加算されます。月あたり350円から750円が相場です。 看護職員配置加算 1名以上の常勤の看護職員を勤務させている事業所で発生する加算です。条件によって金額に幅がありますが、月あたり480円から900円が相場です。 認知症加算 認知症の利用者を受け入れる時に加算される金額で、月500円から800円程度かかります。 訪問体制強化加算 訪問サービスに対応する社員が2名以上常勤。そして月間で延べ200回以上の訪問回数をこなしている大規模な事業所の場合に加算されます。目安として月1000円前後の金額になります。 小規模多機能型居宅介護を利用するメリット 小規模多機能型居宅介護を利用するメリットはどのようなものがあるのでしょうか。 1回の契約で3つのサービスが利用できる月額料金が定額制のため介護保険支給限度額からはみ出す心配がない顔なじみのスタッフからサービスを受けることができる24時間365日利用制限なく利用できる 1回の契約で3つのサービスが利用できる すべて別々の事業者にお願いする場合は、その都度面談や見学、申し込み、契約などが必要です。その点、小規模多機能型居宅介護では、ひとつの事業所と契約すれば通所・訪問・宿泊のすべてが利用できるのは効率的で、大きなメリットです。 月額料金が定額制のため介護保険支給限度額からはみ出す心配がない 別々の施設を利用するとそれぞれに費用がかかるので、合算するとうっかり介護保険支給限度額を超えてしまうこともあります。 それに対して小規模多機能型居宅介護は月額定額制なので、月に何回利用してもその心配はありません。もちろん加算や実費負担はありますが、基本料金が決まっていると予算計画も立てやすいです。 顔なじみのスタッフからサービスを受けることができる ひとつの施設で通所、訪問、宿泊のすべてを対応してもらえるので、基本的に同じスタッフが対応します。 環境の変化を嫌ったり、新しい人に介護されることにストレスを感じるような人にとっては、いつものスタッフが対応してくれるのはありがたいと言えます。 24時間365日利用制限なく利用できる 小規模多機能型居宅介護の大きな特徴は24時間365日休業日なしで利用できることです。 宿泊機能がない介護施設の場合は対応できない曜日や時間帯がある場合が多いですが、いつでも連絡がとれて対応してもらえるのは大きなメリットです。 小規模多機能型居宅介護を利用するデメリット 一方で小規模多機能型居宅介護の利用にもデメリットはあります。 併用できるサービスに限りがあるケアマネジャーを変更する必要がある定員数を超えていた場合サービスを利用できない場合がある部分的に事業者を変えることはできない 併用できるサービスに限りがある 小規模多機能型居宅介護では併用できるサービスに制限があるので、それまで受けていたサービスが受けられなくなる場合もあります。 併用できるサービスとできないサービスをまとめました。 併用可能 訪問看護訪問リハビリテーション居宅療養管理指導福祉用具貸与住宅改修 併用不可 居宅介護支援訪問介護訪問入浴デイケアショートステイデイサービス 併用不可になっているサービスは基本的に小規模多機能型居宅介護で対応可能です。ただし新たに契約をし直す必要が発生します。 ケアマネジャーを変更する必要がある 小規模多機能型居宅介護には専属のケアマネジャーがいるので、サービス開始後は今までのケアマネジャーではなく、施設のケアマネジャーに変更しなければいけません。 新しいケアマネジャーとの関係を作らなければならないので、利用者や家族にとって負担になります。 定員数を超えていた場合サービスを利用できない場合がある 小規模多機能型居宅介護は少人数を前提としているので、利用できる人数に制限があります。定額で月に何度も利用できるとしても、定員数をオーバーしているときはサービスを利用できません。 部分的に事業者を変えることはできない 通所、訪問、宿泊のすべてを一事業者に任せることになるので、たとえ部分的なサービス内容に不満があっても、他の事業者に変更することはできません。 併用できるサービスに対する制限もあります。事業者を変更したいときは、その事業者のサービスすべてをやめることになります。 小規模多機能型居宅介護に向いている人・向いていない人 介護保険を利用している人で小規模多機能型居宅介護に向いている人はどのようなタイプでしょうか?また向いていないのはどんな人でしょうか? 向いているのはどんな人? 日によって体調の変化が大きく柔軟にサービスを利用したい環境の変化に敏感な人時間や回数を気にせずサービスを利用したい 小規模多機能型居宅介護に向いている人は症状の変化があり介護サービスを変える可能性がある人です。 また、小規模で同じ顔なじみのスタッフが対応してくれるので、環境の変化にストレスを感じるような人にもいいでしょう。介護サービスを金額を気にせず利用したいと希望する人にもおすすめです。 向いていないのはどんな人? 現在利用しているケアマネジャーやサービス事業者を変更したくない人サービスに対し多くの希望がある人サービスの利用回数が少ない人 小規模多機能型居宅介護ではケアマネジャーの変更が必要で、ほかのサービスとの併用もできないので現在のサービスに大きな不満がない人は変えないほうが良いでしょう。 また定額制なので、サービスの利用回数が少ない人には向いていないと言えます。 小規模多機能型居宅介護は状況に応じて使い分けよう 小規模多機能型居宅介護は月額定額で通所・訪問・宿泊すべてに対応できる新しいサービスです。 利用者のニーズに応えたワンストップのサービスなので、今後もっと増えてくる可能性もあります。利用者の状況に応じて、上手に利用するようにしましょう。 小規模多機能型居宅介護に関するよくある質問 小規模多機能型居宅介護はどんなサービスが受けられますか? 小規模多機能型居宅介護では、デイサービスを中心に、ショートステイや訪問介護をサービスとして提供しています。内容は食事介助や入浴介助、排泄介助などさまざまです。また、24時間・365日利用できるように休業日を設けておらず、ニーズが高まっているサービスです。 小規模多機能型居宅介護の料金はどれぐらいですか? 小規模多機能型居宅介護は、通所・訪問・宿泊のどれを利用しても利用料は月額定額制です。月額料金は要介護度により変わり、要介護5の場合は月額が3万円近くと高額です。 また別途費用として、ショートステイの宿泊費が1日当たり1000~3000円、施設の人員体制などによってはサービス加算も費用として必要です。 小規模多機能型居宅介護はいつでも利用できますか? 小規模多機能型居宅介護は、少人数を前提としており利用人数を制限しています。定員数をオーバーしているときはサービスを利用できないので、近々で利用する可能性がある場合は早めに施設へ申し込みましょう。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "小規模多機能型居宅介護はどんなサービスが受けられますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "小規模多機能型居宅介護では、デイサービスを中心に、ショートステイや訪問介護をサービスとして提供しています。内容は食事介助や入浴介助、排泄介助などさまざまです。また、24時間・365日利用できるように休業日を設けておらず、ニーズが高まっているサービスです。" } },{ "@type": "Question", "name": "小規模多機能型居宅介護の料金はどれぐらいですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "小規模多機能型居宅介護は、通所・訪問・宿泊のどれを利用しても利用料は月額定額制です。月額料金は要介護度により変わり、要介護5の場合は月額が3万円近くと高額です。また別途費用として、ショートステイの宿泊費が1日当たり1000~3000円、施設の人員体制などによってはサービス加算も費用として必要です。" } },{ "@type": "Question", "name": "小規模多機能型居宅介護はいつでも利用できますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "小規模多機能型居宅介護は、少人数を前提としており利用人数を制限しています。定員数をオーバーしているときはサービスを利用できないので、近々で利用する可能性がある場合は早めに施設へ申し込みましょう。" } }] }

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