NTTドコモのモバイル社会研究所は、シニア世代のスマートフォン事情を調査。シニア世代がスマートフォンを持つきっかけについて調査したところ、一番多いきっかけは「家族からの勧め」であることがわかりました、
60~80代の年代別・男女別の結果では、どの世代でも「家族からの勧め」が多く、中でも80代の女性は約4割の人が「家族の勧め」でスマートフォンを使い始めたそうです。
NTTドコモのモバイル社会研究所は全国の60~84歳の男女を対象に、2024年の各世代のスマートフォン事情を定期的に調査しています。今回はシニア世代がスマートフォンを所持したきっかけを調査したそうです。
調査の結果、スマートフォンを持つきっかけとなった理由は「人からの勧め」が31%、「周囲の影響」26%、「従来の携帯要因」21%、「自発的」18%と大きく4つに分かれていることがわかりました。4つに分かれた理由の内訳は以下です。
NTTドコモのモバイル社会研究所がおこなった別の調査では、シニアのスマートフォン所有率は、60代が91%、70代は83%、80代前半は62%でした。昨今では年代にかかわらず多くの人がスマートフォンを持っていることがわかりますね。
また、モバイル社会研究所がおこなった60~79歳の男女を対象にした別の調査では、チャット形式で相手と会話などができるアプリ「LINE」を約9割の人が利用しており、写真や文章を投稿したり、ほかの人が投稿した内容を見たりできるアプリ「Instagram」や「X(Twitter)」は約半数の人が利用していることがわかります。
スマートフォンなどの電子機器は難しいイメージが強く、使い始めるのに勇気がいるかもしれません。しかし、実際に使ってみると意外と操作が簡単だったり、思わぬ便利な機能が付いていることもあります。スマートフォンを勧めてくれる家族に使い方を教えてもらうのも良いですね。
参考:「モバイル社会白書 2023年版」(NTTドコモ モバイル社会研究所)
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