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「いい介護」が選ばれる3つのポイント
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「いい介護」の専門相談員のご紹介
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飯泉 貴史
担当エリア:関東・東北・北海道
相談員歴:2015年~
お客さまのご家族の一員として、施設探しに参加させていただいている。そんな気持ちでご相談をお受けしています
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小澤 太樹
担当エリア:関東・東北・北海道
相談員歴:2005年~
お客様にとって本当に必要だと思ったら、ちょっと強めにでも背中を押してあげます
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塚本 寛和
担当エリア:関東・東北・北海道
「在宅介護を続けた方がお客様が幸せになる」と考えたら、施設に入居すること自体をおすすめしないこともあります
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高橋 弘美
担当エリア:東海・北陸
相談員歴:2007年~
蓄積してきた知見をもって、より良いご提案をする。それが、私たちプロの入居相談員の仕事だと思っています
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前田 和子
担当エリア:九州
相談員歴:2017年~
施設探しは、”教科書通り”ではない。だからこそ相談いただいて、後悔のない施設探しをしてもらいたいですね
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宮﨑 章寛
担当エリア:関東・東北・北海道
相談員歴:1年9ヵ月
「親身になってお話を聞く。最後まで助ける」というのが「いい介護 入居相談室」です
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介護の基礎知識
老人ホーム、介護施設の種類や費用、選び方や介護の仕方などについて、
「介護は初めてで不安」という方にもわかりやすく解説します。
お悩み解決! いい介護Q&A
介護施設や認知症のことなど、みなさまからいただいた介護に関するお悩みに
キャリア10年以上の専門相談員が丁寧にお答えします。
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有料老人ホームのリハビリはどんな内容ですか?歩けなくなった父親はリハビリで歩けるようになりますか?
父が肺炎で入院し、以前のようには歩けなくなってしまいました。病院でのリハビリで歩行器を使えば歩ける程度には回復したのですが、もっと歩けるようになれば、と思っています。 なので、老人ホームに入居してからもリハビリを続けさせたいです。有料老人ホームへの入居を検討していますが、どんな内容のリハビリができるのでしょうか? (沢田さん・会社員・63歳) 有料老人ホームでは、歩行や立ち上がりなどの基本動作の訓練や、手芸や木工などの作業をするリハビリがおこなわれています。ただ、リハビリの内容は施設に常駐しているリハビリ専門職によって異なるので事前に確認をしましょう。また、有料老人ホームでのリハビリは病院とは異なり、機能維持を目的としていることがほとんど。残念ながらリハビリの頻度が減ることが多いので、病院のように機能回復が見込めないと考えておいてください。 有料老人ホームのリハビリの内容は? 先日、父が肺炎で入院しました。入院期間が長かったせいか、以前のようには歩けなくなってしまって…。その後、リハビリ病院に転院してリハビリをしているおかげで、歩行器を使えば多少は歩けるようになりました。歩行器なしでも歩けるようになるため、継続してリハビリをさせたいのですが、リハビリ病院ももうすぐ退院しないといけません。なので、有料老人ホームに入居して、リハビリを受けさせたいと思っています。有料老人ホームのリハビリは、どんな内容なのでしょうか? [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/kinds/yuryou/"] 入院したことで途端に歩けなくなるのは、ご高齢者にとても多いケースですね。ご質問は、有料老人ホームのリハビリの内容についてでしたね。実は、リハビリの内容は老人ホームに常駐しているリハビリ専門職の職種によって異なるんです。具体的にお話ししますね。 リハビリ専門職の職種によって内容が異なる 有料老人ホームに常駐するリハビリ専門職は、主に以下の職種の人たちです。 理学療法士(PT) 作業療法士(OT) 言語聴覚士(ST) 職種によって対応できるリハビリ内容が異なります。どんなリハビリがしたいのかをはっきりさせたうえで、対応できるリハビリ専門職のいる有料老人ホームを探しましょう。 理学療法士 理学療法士がおこなうリハビリは、「座る」「立つ」「歩く」といった基本的な動作の機能に関わるもの。椅子から立ったり座ったり、歩行器などを使って歩く訓練をします。そのほかに、マッサージによって体の動きを良くしたり、痛みの緩和などもおこないます。 父に歩く訓練をしてほしいので、理学療法士がいる施設が良いかもしれないですね。 作業療法士 作業療法士は、食事や着替えなどの日常的な動作に関わるリハビリをおこないます。理学療法士によるリハビリよりも複雑な動作の訓練をします。リハビリとして、手芸や木工といったレクリエーションをおこなうことも。理学療法士によるリハビリよりも細かな作業の訓練が多いのが特徴です。 言語聴覚士 言語聴覚士によるリハビリは、言葉や食べることに関わるものです。例えば、言語障害で話すのが難しい方に会話の訓練をしたり、飲み込む力が低下した方に飲み込みの訓練をします。特に加齢によって、噛んだり飲み込む力が低下するため、有料老人ホームなどの介護施設では飲み込む力を維持するリハビリを主におこなっています。 日常的におこなう「生活リハビリ」もある 有料老人ホームでは、リハビリ専門職によるリハビリのほかにも日常的におこなっているリハビリがあります。それが生活リハビリです。 「生活リハビリ」?どんなものですか? 生活リハビリでは、生活するうえですべての動作をリハビリと捉え、できるだけご本人の力で生活することを目的としています。具体的には、ベッドから体を起こしたり椅子から立ち上がったり、掃除などの家事もリハビリと考えるんです。 そんな簡単なことがリハビリになるんですか? もちろんです!若いうちは、立ち上がったり歩いたり、家事をすることは、何気ない動作かもしれません。が、介護が必要なご高齢者にとっては一つひとつの動作が大変なことなんです。だからといって、周囲が必要以上に介助してしまうと機能が低下して今までできたことができなくなりかねません。つまり、「できることはなるべく自分の力でやる」「介護スタッフが介助をしすぎない」というのが生活リハビリ。リハビリ専門職によるものではありませんが、毎日おこなうので身体機能の維持に効果があるんですよ。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/kinds/type_grouphome/rehabilitation-2/"] 病院と有料老人ホームのリハビリの違いは? 有料老人ホームでも、病院と同じようにリハビリをしてもらえそうで安心しました。これなら、父も前みたいに歩けるようになるかもしれませんね。 言いにくいことなのですが…実は、病院と有料老人ホームでのリハビリは少し異なるんです。有料老人ホームでリハビリを続けたとしても、お父様が以前のように歩けるようになるとは限らないのが実情です。 えっ!そうなんですか!?病院と有料老人ホームのリハビリって、何が違うんですか? では、それぞれのリハビリについて、お話ししていきますね。 病院でのリハビリ 病院でのリハビリの目的は、怪我や病気などで身体機能が低下した方の機能の改善・向上です。お父様のように、入院中に身体機能が低下した方や事故などで体が動かなくなった方が再び自立して生活できるように機能を回復することを目指してリハビリがおこなわれます。また、医師の指示のもとで理学療法士や作業療法士などのリハビリ専門職がリハビリをおこないます。 そういえば、リハビリ病院でも理学療法士さんが父のリハビリを担当してくれていたような気がします。 有料老人ホームでのリハビリ 有料老人ホームなどの介護施設でのリハビリは、日常生活動作や生活機能の維持、「生活の質」の向上が目的です。つまり、有料老人ホームでのリハビリは、今の身体機能を維持するのがメインの目的。どうしても病院よりもリハビリの頻度や量が減ることが多く、身体機能の回復までは目指していない施設が大半です。 えぇ!?そうなんですね!じゃあ、父はもうこれ以上歩けないのかな…。 ただ、中には「車椅子で移動していたのに歩けるようになった」「口から食事を摂れなかったのに食べれるようになった」など、ご入居者が機能回復をするほどリハビリに力を入れている施設もあります。特に有料老人ホームは、施設によってサービスやスタッフの体制が千差万別。リハビリに特化している施設は、リハビリ専門職が複数名常駐していたりと個性があります。 じゃあ、施設探しのときにリハビリに力を入れている有料老人ホームを選べば良い、ということですね! [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/insurance/insurance-servicetype/rehabilitation-3/"] リハビリが受けられる他の介護施設は? 有料老人ホームであれば、リハビリを受けられることが多いですが、その他の種類の介護施設でもリハビリを受けられます。施設の種類によって特色があるので、施設探しの参考にしてみてください。有料老人ホームも含めて、リハビリが受けられるのは主に以下の施設です。 有料老人ホーム 特別養護老人ホーム(特養) 介護老人保健施設(老健) 特養は聞いたことがあります。近所のおばあちゃんが、この間、入所したので。 特養は、公的な介護施設のひとつです。要介護3以上でないと入所できませんが、その分、重介護度や認知症の方も受け入れているのが特徴です。最期の看取りまで対応していることと、費用が安いので人気の高い施設です。 要介護3以上でないと入れないんですね。じゃあ、父は要介護2なので入れないなぁ。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/kinds/tokuyou/rehabilitation-4/"] でしたら、老健はどうでしょうか?老健は公的施設のなかでもリハビリに特化しているのが特徴ですよ。 リハビリに特化した施設があるんですね!老健も良いかもしれないな。 老健は、リハビリで身体機能を回復して在宅復帰をするのが目的の施設。なので、しっかりリハビリを受けられますが、入所期間が3~6ヵ月と限定的です。期間を決めてしっかりリハビリをして、ご自宅に戻りたい方にはおすすめです。が、長期的な入居ができない場合が多いので、終身利用には向きません。もし、長期的に施設で生活したいのであれば、リハビリに特化した有料老人ホームがおすすめですよ。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/kinds/rouken/"] リハビリは、リハビリ専門職によって内容が異なる 病院でのリハビリは機能回復、有料老人ホームでは機能維持が目的 有料老人ホーム以外でも特養、老健などでリハビリを受けられる pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
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生活保護で老人ホームに入る場合、費用の自己負担はありますか?
生活保護を受給している場合、老人ホームに入居したら費用の自己負担はあるのでしょうか? 足腰が弱ってきたため、母の一人暮らしに限界を感じています。母はアパートの3階に住んでおり、膝の痛みで階段の上り下りがきつくなってきました。私は遠方に暮らしているため、介護が難しく、経済的な支援も厳しいです。 (富田さん・自営業・59歳) 生活保護を受けている方の場合、基本的に老人ホームの費用の自己負担はありません。すべて生活保護費で賄われるためです。生活保護の方を受け入れている施設には、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどがあります。ただ、生活保護の方を受け入れていなかったり、受け入れ人数を制限していることが多いので、入居待ちの期間が長くなりやすいことに注意してください。 生活保護受給者は老人ホームの費用の自己負担はある? 膝の痛みが強く歩くのが難しくなっているため、母の一人暮らしに限界を感じています。特に、母はアパートの3階に住んでおり、階段の上り下りがきつくなって生活がままならないようです。私は遠方に住んでいるため、介護に通うのは難しいですし、だからといって私の自宅に母を呼び寄せることもできません。そのため、老人ホームへの入居を考えているのですが、生活保護を受けていても費用の負担はあるのでしょうか?私もお金がないので、老人ホームの費用は出せないんです。 生活保護を受けている方の場合、基本的には費用の自己負担はありません。生活保護から介護施設の利用料が賄われるからです。 自己負担はないんですね!よかった。 生活保護では、生活するうえで必要な費用を「扶助」という形で支給します。そのため、老人ホームの各費用も用途に対応した扶助が支給されます。 家賃→住宅扶助 食費→生活扶助 管理費→生活扶助 雑費→生活扶助 介護サービス費用→介護扶助 医療費→医療扶助 介護のサービス費用も介護扶助で賄われるんですね。 介護サービス費は要介護度に応じて扶助額が設定されています。その金額を超えて介護サービスを利用すると、全額自己負担になってしまいます。そこは注意しておいてくださいね。 生活保護で入れる老人ホームは? 老人ホームの費用が生活保護で賄われると知って安心しました。ちなみに、生活保護ではどんな施設に入れるんでしょうか? 以下の老人ホームであれば、生活保護の方の受け入れをしているでしょう。 特別養護老人ホーム(特養) 有料老人ホーム グループホーム サービス付き高齢者向け住宅 このなかでも、特養は公的施設で費用が安い傾向があります。そのため、生活保護の方が入る第一候補になるでしょう。 生活保護で入れる老人ホームを探すときの注意点 生活保護を受給している方が施設探しをする場合、注意していただきたいことがあります。 注意すること?何でしょうか? まず、全ての施設が生活保護を受給している方を受け入れているわけではない、ということです。特に有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの民間施設の場合、2~3割しか受け入れをしていないという調査結果もあります。 参考:「平成25年度有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅に関する実態調査研究事業報告書」(公益社団法人全国有料老人ホーム協会) そんなに少ないんですね!施設を見つけるのは大変そう…。 はい…。そのうえ、生活保護の方を受け入れている施設でも、受け入れ人数を制限していることが多いです。それも生活保護の方の施設探しの難易度を上げています。長期的に入居の順番待ちをするつもりで施設探しをしましょう。このように生活保護の方の施設探しは難易度が高いのが実情です。ご希望の地域だけでは施設が見つからない可能性もあります。そのため、検討するエリアを広げて施設探しをしてくださいね。 生活保護受給者は、老人ホームの費用負担はない 特養、有料老人ホーム、グループホームなどには入居できる施設がある 生活保護の受け入れ人数の制限を設けていることがあるので注意 pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
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高齢の母親が同じ話を繰り返すように。これは老化?認知症?
実家で一人暮らしをしている母が、最近、同じ話を何度も繰り返すようになりました。同じ話を何度も聞かされたり、同じ質問を何度もするんです。 はじめは「年齢が年齢だし」と、老化のせいだと思っていたのですが、友人から「認知症かも」と言われて心配です。 母が同じ話を繰り返すようになったのは、老化のせいなんでしょうか?それとも、認知症になってしまったんでしょうか? (川島さん・会社員・62歳) ご高齢者が同じ話を繰り返す理由は、老化によるもの、認知症によるもののどちらの可能性もあります。そのため、認知症かどうかを確かめるときは、「慣れた道で迷う」「話のつじつまが合わない」「段取りが悪くなった」といったその他の認知症の症状がないか、チェックしてください。もし、「認知症かも」と思ったときは、早めに精神科や脳神経科などの認知症の診断ができる病院で検査を受けましょう。 同じ話を繰り返すのはただの老化?認知症? 実家で一人暮らしをする母が、最近、何度も同じ話をします。同じ内容の話を繰り返し聞かされたり、数時間前にした質問をまたしてくるんです。はじめは年齢も年齢なので、「老化のせいかな」と思っていたのですが、友人から「認知症かもしれないよ」と言われてとても心配で…。同じ話を繰り返すのは、老化のせいなのか認知症のせいなのか、どちらなんでしょうか? うーん。今の話では何とも言えませんね…。というのも、ご高齢者が同じ話を繰り返すのは、老化による場合と認知症による場合のどちらもあるからです。詳しくお話ししていきますね。 老化によるもの 老化によって同じ話を繰り返すようになった場合、主に「聴力の低下」と「記憶力の低下」の2つの理由が考えられます。まず、聴力の低下とは、加齢によって耳が聞こえにくくなっているということ。自分の話していることが相手にきちんと伝わっているのかが不安になって、確認するために何度も同じ話をするわけですね。加齢による物忘れと認知症の記憶障害の違いについては、以下のご質問でも詳しくお話ししています。参考にしてください。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-17374/"] なるほど。年齢とともに母は耳が遠くなっているような気がするので、当てはまるかもしれません。テレビの音が大きくなっていますし…。 また、認知症でなくても加齢によって記憶力が低下します。なので、話したかどうか記憶が曖昧になってしまって、念のために何度も話をすることも。それに、用事の日時や場所なども忘れやすいので、確認のために何度も質問しているケースも考えられます。 認知症によるもの 認知症によって同じ話を繰り返す場合、「記憶障害」と「見当識障害」が原因だと考えられます。記憶障害の場合、話をしたことや質問したこと自体を忘れてしまっています。対して、老化による物忘れは、話したことや質問したこと自体は覚えているけど、内容は忘れてしまうのが特徴です。なので、周囲は「同じ話を繰り返している」と思っていても、認知症のご本人はそんなつもりは一切ないんですね。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-symptoms/coresymptoms/"] そうなんですね。母も話をしたこと自体を忘れてしまっているのかな…。 もうひとつの見当識障害というのは、時間や場所などの自分を取り巻く状況を理解できなくなる症状です。そのため、「今、何時?」「今日は何日?」「ここはどこ?」などの質問を繰り返すことがあります。 認知症を見分けるポイントは? 母が同じ話を繰り返すのが、老化のせいなのか認知症のせいなのか、見分ける方法はありますか? 認知症の場合、同じ話を繰り返すこと以外にも初期症状が出ていることが多いです。そのため、以下のような症状がないか確認してみてください。 見当識障害 理解力の低下 実行機能障害 人格の変化 具体的な症状もお話ししますね。 見当識障害 見当識障害があると、日時や季節の感覚がなくなったり、今いる場所を把握できなくなったりします。そのため、以下のような症状が出ることがあります。 日時や季節がわからない 慣れた道で迷う 理解力の低下 認知症の影響で脳の機能が低下した結果、理解力が低下することがあります。以下のような症状がないかチェックしてください。 テレビの内容が理解できない 質問に適切に答えられない 話のつじつまが合わない 料理や計算でミスが多い 実行機能障害 実行機能障害は、順番立てて作業することができなくなる症状。特に料理などの複数の作業を同時並行でおこなうものが上手くできなくなる傾向があります。 計画立てて行動できない 料理を段取り良く作れない 性格の変化 認知症によって脳が損傷を受けると、性格に影響を及ぼすことがあります。例えば、以前と比べて以下のような様子があったら要注意です。 ちょっとしたことで怒り、声を荒げたり手を上げる 身だしなみに無頓着になった 頑固になり周囲への配慮がない ひとりになると不安な様子がある 外出や人とのコミュニケーションを嫌がる 無関心で好きなことにも興味がない 無気力で何をするのも億劫がる [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-d197597/"] 認知症かも、と思ったら 母の状態が認知症の初期症状に該当するものがいくつかあって、もしかしたら認知症なのかもしれません…。どうしたら良いんでしょうか? まずは、病院で認知症の検査を受けましょう。認知症の検査は、「精神科」「脳神経内科」「脳神経外科」「老年科」で受けられます。もし、直接、大きな病院に行くのが不安な場合は、かかりつけ医に相談してみてください。かかりつけ医が認知症の検査が必要と判断すれば、紹介状を作成してくれるでしょう。認知症の検査については、以下のご質問でも詳しくお話ししています。参考にしてください。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-14209/"] まずは、かかりつけの先生に相談ですね。ちなみに、認知症の検査ってどんなことをするんでしょうか? 認知症の検査では、面談、身体検査、認知症検査がおこなわれます。はじめにご本人やご家族と医師が面談し、これまでの病歴や今の状態について話をします。その後、レントゲンや血液検査などの身体検査をおこないます。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/diagnose/"] レントゲンや血液検査もするんですね! いえ、最後に認知症検査をおこないます。CTやMRIで脳の画像を撮ったり、テスト形式で脳の機能のチェックをします。こうした複数の検査の結果をふまえて、総合的に認知症かどうかが判断されます。認知症は、早期の治療で進行を抑えられると言われています。そのため、ご家族が「認知症かも?」と思ったら早めに検査を受けてくださいね。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-test/"] 同じ話を繰り返すのは、老化と認知症のどちらの場合もある 認知症の場合、日時がわからなくなったり理解力の低下が見られることも 認知症かも、と思ったら早めに病院で検査を受けて pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
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入院すると認知症が悪化しますか?骨折で入院した母の認知症が進行しないか心配です
入院すると認知症が悪化するというのは本当ですか? 先日、母が転倒して骨折してしまい、病院に入院しました。友人から「入院すると認知症が悪化する」と聞いて、母の認知症が進行してしまうんじゃないかと心配です。 (三宅さん・パート・61歳) 認知症の方は、入院することで症状が進行することがあります。具体的には、徘徊をしたり大声を出したり、治療や介護拒否をするようになることがあります。認知症が悪化する理由は、入院前より活動量が減ったり環境が変化することによるもの。なので、入院中も規則正しい生活をしたり、ご家族が頻繁に連絡を取るなどしてできるだけご自宅に近い環境を整えましょう。もし、認知症が悪化した状態で退院を迫られたら、病院のソーシャルワーカーや地域包括支援センターに相談し、対応できる介護施設や病院を見つけることをおすすめします。 入院して認知症が悪化すると、どうなるの? 入院すると認知症が悪化するというのは本当ですか?実は、先日、母が自宅で転倒して骨折してしまい、入院しています。親の介護をしている友人から「入院すると認知症が悪化する」と聞き、母の認知症が悪化してしまうんじゃないかと思って…。 実は、そうなんです。認知症の方が入院して症状が進行することはあります。 やっぱりそうなんですね!ちなみに、認知症が悪化するとどうなってしまうんでしょうか? 認知症の症状は個人差が大きいですが、進行すると一般的に以下のような症状が出ることがあります。 徘徊をする 大声を出す 暴力を振るう 治療・介護拒否をする 徘徊をする 認知症が進行することで、室内や屋外を当てもなく歩き回る「徘徊」の症状が出ることがあります。特に、脚を骨折している場合、骨折していることを忘れて歩いてしまうのでとても危険です。再び転倒してしまい、怪我が悪化したり、別の箇所を怪我してしまう可能性もあります。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-symptoms/wandering/"] 認知症のせいで骨折していることさえも忘れてしまうんですね…。 大声を出す 大声を出すことも、認知症が進行して現れる症状のひとつです。同室や近くの病室の人の迷惑となってしまうので、状況によっては退院を迫られることもあります。また、ずっとベッド上で生活することで昼夜逆転してしまう傾向があります。そのため、夜間や早朝に大声で叫ぶことが多く、そういう面でも周囲の人に迷惑をかけてしまいます。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-symptoms/bpsd/"] 暴力を振るう 認知症の影響で感情のコントロールが難しくなることで、暴力的になることがあります。興奮して暴言を吐いたり、暴力を振るうことも。その結果、病院のスタッフや他の患者さんを傷つける可能性もあります。他の人を傷つける行為が続くと、退院を迫られることもあるんです。暴言や暴力については、以下のご質問でも詳しくお話ししています。参考にしてください。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-14537/"] 他の人の迷惑になる症状があると、退院を迫られることがあるんですね…。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-homecare/violence/"] 治療・介護拒否をする 認知症の影響で理解力や記憶力が低下した結果、治療や介護を拒否することがあります。具体的には、腕から点滴の管を抜く、骨折した部位を固定しているギプスを動かしてしまう、といったことが起こるかもしれないんです。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-homecare/rejection/"] 拒否すると、なかなか治療が進まないですよね。そういう場合はどうするんですか? 治療拒否が強くて治療ができない場合、やむを得ず身体拘束がおこなわれる可能性があります。例えば、ミトン型の手袋をつけて指の動きを制限したり、手足をベッドに縛り付けて移動できなくする、などが身体拘束にあたります。もちろん、治療・介護拒否があると必ず身体拘束を受けるというわけではありません。緊迫性のある場合にしか認められませんから、頻繁に身体拘束がおこなわれているわけではありませんが、念のため頭に入れておいてくださいね。 入院による認知症悪化を防止する方法 認知症が悪化すると暴力を振るったり治療を拒否したり、大変な状況になりそうで怖いです。どうしたら、認知症の悪化を防止できるでしょうか? なるべくご自宅にいたときと近い生活をするのが良いでしょう。認知症の方は環境の変化が苦手なので、ご自宅での起床・就寝時間や習慣を病院でも継続するのがおすすめです。食事の時間など、どうしてもご自宅と同じようにはできないこともあるでしょう。なので「9時に新聞を読む」など、可能なところだけでもご自宅と同じように過ごせるようにしましょう。また、ご家族が頻繁に面会に行ったり、連絡を取るようにするのもおすすめですよ。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/prevention/"] 入院して認知症が悪化する原因 そもそも、治療をするために入院するのに、どうして認知症が悪化してしまうんでしょうか? 怪我や病気など、認知症以外の治療のために入院した場合、病院側は認知症よりも怪我や病気の治療が最優先になるので、どうしても認知症については優先度が下がってしまうんです。 じゃあ、認知症が悪化しても入院中に治療は受けられないんですか? そうなんです。認知症の治療は、精神科や脳神経科などの診療科でないとできないことが多いです。なので、骨折して整形外科に入院している場合、管轄外なので認知症の治療はできないでしょう。入院中に認知症が悪化する具体的な要因としては、以下の2点が考えられます。 入院前より活動量が減る 環境の変化 入院前より活動量が減る 入院すると、1日のほとんどの時間をベッドの上で過ごすようになるため、入院前よりも大幅に活動量が減ってしまいます。体を動かす時間が少なくなることはもちろん、活動をしないので脳への刺激も少なくなることで、認知症が進行しやすい環境になってしまうんです。 確かに。入院してからの母は、テレビを見ることしかすることがないのでいつも退屈そうです。それが認知症が進行しやすい環境だったんですね。 環境の変化 認知症の方は環境の変化が苦手です。そのため、病室という今までとまったく異なる環境がストレスとなって認知症が進行してしまうと考えられます。 環境が変化するだけで、認知症が進行するんですね! そうなんです。認知症の方は、新しい出来事や情報を覚えることも苦手になりますから、病院のスタッフさんや同室の患者さんなど見知らぬ人に囲まれることも不安感が強くなってストレスを大きくする要因になってしまいます。また、認知症の有無に関わらず、環境の変化に適応できないためにせん妄の症状が出るご高齢者は多いんです。 「せん妄」とは何ですか? せん妄とは、理解力や記憶力、注意力などが急に低下する症状です。認知症は理解力や記憶力、注意力の低下が長期的に起こりますが、せん妄は一時的なもの。多くは1ヵ月も症状が続かないとされています。せん妄は時間が経つと落ち着くことが多いので、心配しすぎず様子を見ることも大切です。とは言え、認知症が進行してしまわないよう、先ほどお話ししたようにできるだけご自宅と環境を近づける工夫をしてみてくださいね。 認知症が悪化したまま退院になったら…? 先ほどもお伝えしたように、怪我や病気など認知症以外の理由で入院した場合、そちらの治療が優先されます。そのため、その怪我や病気の治療が終わったら退院。認知症が悪化してしまっていても、退院を迫られることがあります。 えぇ!?そうなんですか!認知症が悪化した状態で帰って来られたら、家では介護できないかもしれません!どうしよう…。 落ち着いてください!もし、認知症が悪化してご自宅で介護ができない状態で退院となってしまった場合は、以下の方法をとってみてください。 病院のソーシャルワーカーに相談 地域包括支援センターに相談 認知症対応の病院へ転院 病院のソーシャルワーカーに相談 病院には、ソーシャルワーカーという退院後の生活について相談できる相談員が常駐していることがあります。まずは、ソーシャルワーカーさんに転院できる病院や介護施設がないか相談してみましょう。ソーシャルワーカーさんは、地域の医療や介護施設の情報を持っています。入院中のお母様の様子も理解しているので、まずはソーシャルワーカーさんを頼ってみましょう。 地域包括支援センターに相談 ご高齢者の生活については、地域包括支援センターに相談できます。 地域包括支援センターとは何ですか? 地域包括支援センターとは、介護支援専門員、社会福祉士、看護師といった福祉や医療の専門家が常駐している公共施設です。地域の介護施設や福祉サービスについて相談できます。退院後、介護施設に入居する場合でも在宅介護をする場合でも、地域包括支援センターに相談すれば総合的なアドバイスをもらえるでしょう。入居できる介護施設や利用できる介護サービスの紹介をしてくれることもありますよ。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/insurance/community-general-support-center/"] 認知症対応の病院へ転院 病院のなかには、入院して認知症の治療ができるところもあります。精神科や心療内科のある病院であれば、認知症の対応が可能ですよ。 認知症って入院して治療できるんですね。今も通院はしているのですが…。 先ほどお話ししたような、「大声を出す」「暴力を振るう」「治療・介護拒否をする」といった症状があると、介護施設やご自宅では対応が難しいケースが多いんです。認知症の専門家による治療やケアが必要な状態であると考えて良いでしょう。特に「認知症疾患医療センター」という認知症に特化した病院であれば、適切な治療を受けられるでしょう。 なるほど…。ちなみに、入院して認知症の治療ができる病院はどうやって探せば良いんでしょう? 病院のソーシャルワーカーや地域包括支援センターに相談してみましょう。認知症疾患医療センターについても情報を持っているので相談してみてくださいね。認知症の方が入院できる病院については、以下のご質問でも詳しくお話ししています。参考にしてください。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-197582/"] 認知症が悪化すると、徘徊、暴力、治療拒否などの症状が出ることがある 環境の変化や活動性の減少で認知症が悪化する 退院するときは、ソーシャルワーカーや地域包括支援センターなどに相談して pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
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認知症の母親が嘘の通報で警察を呼ぶので、疲れ果てています。どうしたら通報しないようになりますか?
実家で一人暮らしをしている母親が、嘘の内容で警察に通報するので困っています。 「近所の人に財布を盗られた」といったことが多いのですが、私が母を殴ったという嘘の通報をされたことがあり、警察が私の家に何度か訪れたこともあるんです。 もちろん、私は殴っていませんし、財布も押入れの奥から出てきました。すべて嘘の内容なのですが、母は本当だと思い込んでいるようで通報を止めません。母の嘘の通報を止めさせる方法はありますか? (片岡さん・会社員・59歳) もしかしたら、認知症の周辺症状のひとつである被害妄想によって、お母様は警察に通報しているのかもしれません。その場合、不安感が強くなっている可能性があるので、お母様の話を否定せずに聞いてあげましょう。じっくり話を聞いてあげることで信頼関係が築かれ、困ったときは警察ではなくご家族に相談するようになるかもしれません。また、警察やご近所の人にお母様が認知症であることを伝え、被害妄想を話す可能性があることも共有しておきましょう。 認知症の親が警察を呼ぶ理由は? 認知症の母が何度も警察に嘘の通報をするので困っています。「近所の人に財布を盗まれた」など、物を盗まれたという内容が多いのですが、中には「息子に殴られた」という内容で通報されたこともあって、私の家に警察が聞き取りに来たこともあります。もちろん、私が母を殴ったことはありませんし、財布は押入れの奥などで見つかることが多いです。つまり、母が嘘の通報をしているわけです。どうして母は、嘘の通報をするのでしょうか? もしかしたら、認知症の影響かもしれませんね。 認知症のせいで嘘をつくようになってしまったんですか? いえ、おそらく、お母様はご自分が嘘をついているとは思っていないでしょう。財布を盗まれたことも、片岡さんに殴られたこともお母様のなかでは本当のことなんです。 えっ!?でも、どちらも本当のことではないですよ! 実は、認知症の周辺症状である「被害妄想」や「幻覚」の影響で、現実とは異なることを事実だと思いこんでしまうことがあるんです。被害妄想の代表的なものは、「物盗られ妄想」と「見捨てられ妄想」。財布やお金、大切なものを誰かに盗まれたと思い込んだり、家族や大切な人に捨てられたと思い込むことです。物盗られ妄想については、以下のご質問でも詳しくお話ししています。参考にしてください。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-14016/"] まさに、母は物盗られ妄想をしているのかも! また、幻覚の代表的な訴えとしては、「知らない人が立っている」「誰かに悪口を言われている」といったもの。認知症によって脳がダメージ受けることで実際には存在しないものが見えたり、木や柱が人に見えたりするのが幻覚の症状です。幻覚がエスカレートすると、「泥棒に入られた」「誰かに命を狙われている」という通報をすることも考えられます。幻覚については、以下のご質問でも詳しくお話ししています。参考にしてください。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/qa/qa-17790/"] でも、実際は物を盗まれたり、命を狙われていることはないんですよね?どうしてこんなことを思い込んでしまうんですか? 主な原因は、不安感が強くなっているからです。例えば、物盗られ妄想の場合、大切なものをなくさないようにどこかにしまい込んだのに、認知症の影響でしまった場所やしまったこと自体を忘れてしまいます。でも、忘れたことを認めたくなくて、「大切なものをなくすはずがない。誰かに盗まれたんだ」と思い込んでしまうんですね。 母も認知症による物忘れがありますが、物忘れからそんな妄想に発展するんですね…。 認知症の方は、記憶力や理解力の低下によって、不安感を抱きやすい状態です。そのため、ちょっとした出来事が不安の種になり、それが大きくなって被害妄想や幻覚につながると言われています。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-symptoms/bpsd/"] 認知症の親が警察を呼ぶのを止めさせるには? 母が嘘の通報をする理由がよくわかりました。母が警察を呼ぶのを止めさせる方法はないでしょうか? 方法はあります。それはお母様の不安を取り除いてあげること。ただ、この方法は即効性のあるものではないので、根気良く続けていく必要があります。具体的には以下の方法があります。 話を否定しない 自尊心を傷つけない対応をする 介護施設に入居する 話を否定しない お母様が事実とは異なる話をしても、話を否定しないことが大切です。例えば、「財布を盗られた」と言われたときに、「誰も盗ってないよ。自分でしまったんでしょ」と返すのはNG。お母様のなかでは財布が誰かに盗まれたのは事実なので、否定されると不安になってしまいます。 では、何と言えば良いんですか? 「家の中を探してみようか」と言って一緒に財布を探すのもひとつの手。もし、興奮しているようでしたら、「財布が盗まれたんだね」と同じ言葉を繰り返しながら話を聞くのも良いでしょう。否定をせずに言葉を繰り返して話を聞くだけでも気持ちが落ち着くことがありますよ。 話を聞くだけでも良いんですね。 不安を大きくする要因が、「誰も理解してくれない」「誰も頼れない」という孤独感であることがあります。なので、話を否定せずに受け入れた後に一緒に探しものをすれば、「家族が話を聞いてくれる」「家族に頼れる」と安心できるでしょう。安心できれば、警察ではなくご家族に相談するようになるかもしれません。 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/point/"] 自尊心を傷つけない対応をする 認知症による被害妄想は、「誰にも必要とされていない」「自分は邪魔な存在だ」という気持ちがきっかけになることがあります。認知症の進行によってできることが減ったり、ご家族に介助をしてもらうことが増えてきて自分に自信がなくなることで、こうした気持ちになることが増えるんです。すると、「家族に必要とされていないから、見捨てられた」「邪魔な存在だから、自分を殴るんだ」といったように、妄想がエスカレートしてしまうことがあるんです。 母が、「息子が殴った」と嘘を言うのは、「自分は邪魔な存在だ」という妄想がエスカレートした結果だったんですね…。 そのため、お母様に自信を取り戻してもらいましょう。それには、「家族に大切にされている」とお母様に感じてもらうことが必要です。具体的には、お母様が妄想を訴えたときにはご家族が話を受け入れる。話をするときは目線を合わせて話す。簡単な家事や作業をお願いするのも良いでしょう。 介護施設に入居する 夜中に警察を呼んだり認知症の症状が進行して、ご家庭では対応が難しいと感じた場合は、介護施設への入居を検討してみましょう。介護スタッフによる見守りがある施設に入居すれば、お母様が通報する回数は減りますし、通報をする前に異変に気がついて対応してもらえるでしょう。 介護施設か…。考えたこともなかったですが、母が嘘の通報を止めないには検討しないといけないかもしれません。ちなみに、どんな施設であれば、認知症の母を受け入れてもらえるんですか? 以下の介護施設であれば認知症の方の対応をしてもらえるでしょう。 有料老人ホーム サービス付き高齢者向け住宅 グループホーム 特別養護老人ホーム 介護老人保健施設 [blogcard url="https://e-nursingcare.com/guide/dementia/dementia-care/facility/"] それぞれの施設で入居条件が異なりますので、入居前に必ず確認をしてくださいね。 地域や警察と連携しよう 母が嘘の通報をしたことで警察が実家に来たことが何度もありますし、私の家まで来て調査されたこともあるんです。ご近所の人から私が「母に暴力を振るっている」と思われているんじゃないかと気になって…。 ご近所の目は気になりますよね…。なので、事前に警察やご近所の方に、お母様が認知症であることを共有しておきましょう。 母は認知症だから嘘の通報をすることがある、と警察には言ってあります。でも、近所の人にも母が認知症であることを言う必要があるんですか?隠しているわけではないのですが…。 ご実家と片岡さんのご近所の方にお母様が認知症であることや、認知症の影響で警察に嘘の通報してしまうことを言っておけば、警察が家に来ていても理解してもらえるでしょう。また、特にご実家のご近所さんは、お母様に異変があったときに片岡さんに連絡してくれるかもしれません。別々に暮らしていると、どうしても片岡さんの目が届かない部分が出てきてしまいますから、警察やご近所の方も一緒にお母様を見守ってもらえる体制を作っておくと安心ですよ。 話を否定しない、プライドを傷つけないなどの対応で警察を呼ぶのを予防できる 警察を呼んでしまっても大丈夫なように、地域の人や警察と連携しよう 不安が強くなると、被害妄想や幻覚などの症状によって警察を呼んでしまうことも pre { margin: 40px 0; background: #333; padding: 20px; color: white; overflow: scroll; line-height: 1.1; } pre:before { content: '[sample]'; white-space: pre; display: block; margin: 0 0 15px 0; }
よくある質問
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