「いいね」で最新ニュースが毎日無料で届きます!
  • search施設を探す
  • menu_book介護の基礎知識
  • newspaperNEWS
  • contact_support教えて!北野室長
介護全般について無料電話相談
tel 0120-957-718
受付時間 9:00~17:00(年中無休)
他の記事を読む
  • 老人ホームの種類
  • 老人ホームの費用
  • 老人ホームの選び方
  • 老人ホームでの暮らし
  • 介護保険制度とは
  • 在宅介護サービス
  • 認知症の介護
  • 介護の費用を考える
  • 介護のトラブル集
  • 介護全般について無料電話相談
    tel 0120-957-638
  • 老人ホームの種類
  • 老人ホームの費用
  • 老人ホームの選び方
  • 老人ホームでの暮らし
  • 介護保険制度とは
  • 在宅介護サービス
  • 認知症について
  • 介護の費用を考える
  • 介護のトラブル集
  • 
  1. ホーム>
  2. 老人ホームの種類>
  3. 有料老人ホームとは

介護付き有料老人ホームとは│提供されるサービス・費用・入居条件などを解説

2021年11月10日2022年11月25日有料老人ホームとは

介護付き有料老人ホームは、介護スタッフが24時間常駐している介護施設。介護サービスや身の回りの世話を受けられます。

この記事では、介護付き有料老人ホームの種類及び入居のための条件や必要な費用、サービス内容などを詳しく説明しています。

▶介護付き有料老人ホームの費用に関してはこちらのページをご覧ください

この記事を監修する専門家

入居相談室室長 北野 優

2009年に入居相談員のキャリアをスタートしてから、延べ1万人以上の相談を受ける。入居相談員としてのスキル・知見は群を抜いており、「人生100年時代 失敗しない介護施設選びと介護費用の目安」「相談事例から学ぶ!失敗しない有料老人ホーム探しのポイント」など老人ホーム選びに関する数々のセミナーにも登壇。7000施設以上の紹介数を誇る、いい介護入居相談室の室長。

目次
  • 1. 介護付き有料老人ホームとは
  • 2. 特定施設入居者生活介護とは
  • 3. 介護付き有料老人ホームの費用
  • 4. 介護付き有料老人ホームで提供されるサービスとは
  • 5. 介護付き有料老人ホームのメリットとデメリット
  • 6. 介護付き有料老人ホームの職員の種類と人員配置
  • 7. 費用の負担軽減につながる控除について
  • 8. 介護付き有料老人ホームに関するよくある質問

介護付き有料老人ホームとは

介護付き有料老人ホームとは、有料老人ホームのうち、都道府県または市町村から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。24時間介護スタッフが常駐し、介護や生活支援などは施設の職員により提供されます。

主に民間企業が運営しているため、サービスの内容や料金は施設ごとに異なります。また、入居基準も施設により異なり、自立している方から介護が必要な方まで幅広く受け入れている施設も。選択肢が幅広いため、自分に合った施設を選ぶことができます。

看取りまで対応している施設も多数あり、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなります。

▼その他の有料老人ホームの詳細はこちら

【動画でわかる】有料老人ホームとは?介護付き・住宅型・健康型の特徴や費用感を解説

【動画でわかる】有料老人ホームとは?介護付き・住宅型・健康型の特徴や費用感を解説

有料老人ホームでは主に、食事、排泄、入浴などの介護サービス、洗濯、清掃などの生活支援、レクリエー ...

 https://e-nursingcare.com/guide/kinds/yuryou/

特定施設入居者生活介護とは

特定施設入居者生活介護は、厚生労働省の定めた基準を満たす施設で受けられる介護保険サービスです。

ケアマネジャーが作成したケアプランに基づき提供される食事や入浴・排泄など介助のほか、生活支援、機能回復のためのリハビリなどもおこなわれます。指定を受けてこのサービスを提供する施設は、一般的に「特定施設」の略称で呼ばれています。

介護付き有料老人ホームの種類と入居基準

介護付き有料老人ホームには「介護専用型」「混合型」「健康型」の3種類があり、それぞれ入居条件が異なります。

介護度 介護専用型 混合型 健康型
自立 × ○ ○
要支援 × ○ ×
要介護 ○ ○ ×

それでは、入居条件以外の特徴について見ていきましょう。

介護専用型

介護専用型は、要介護1以上の方のみ入居できる施設です。介護度が上がっても生活しやすい設備が整っており、緊急時も即時に対応してもらえます。

混合型

混合型は要介護認定された方のほか、要支援や健康な方も入居が可能です。このため、ご夫婦のうち一方は介護が必要でもう一方は自立可能というケースでも一緒に入居することができます。

また、途中から介護が必要になっても住み続けられるため、健康なうちに自分の気に入った施設を見つけて入居することも可能です。

一般的に認知症の方でも入居できますが、認知症のケアの詳細については施設により異なるため、事前に確認しておきましょう。

健康型

健康型は自分で身の回りのことができる方のみ入居が可能です。このため、介護が必要となった際には退去が必要です。

一般的に居室などの設備が充実しているため、費用は高い傾向にあります。なお、介護専用型や混合型と比べると施設の数は少ないです。

介護付き有料老人ホームの費用

介護付き有料老人ホームでは、月額利用料のほかに入居時にも費用がかかるのが一般的です。

入居時費用 0円~数千万円
月額費用 15万円~30万円

民間企業によって運営されていることもあり、金額は施設ごとに大きな差があります。

ここからは、介護付き有料老人ホームの費用について詳しく解説していきます。

介護付き有料老人ホームの入居時費用(入居一時金)

入居時にかかる費用(入居一時金)は、施設を利用する権利(利用権)の購入に必要な費用です。

入居一時金は、立地や設備等により施設ごとに設定されるため大きな差があります。たとえば、入居一時金の平均は40万円程度ですが、ホテルのような豪華設備や充実した医療体制を備えた施設では、入居の際に数千万円以上かかることも。

一方で入居一時金0円のプランを用意した施設もありますが、入居時に費用が掛からない分、毎月の居住費は高く設定されています。

介護付き有料老人ホームの月額利用料

介護付き有料老人ホームの月額利用料の内訳を記した図

介護付き有料老人ホームに入居後は、居住費や管理費、食費のほか、介護保険サービスの自己負担額などが毎月必要です。

ここからは、月額利用料の内訳について見てみましょう。

居住費

居住費は家賃に相当する、施設に住むために必要な費用です。一般的な家賃と同様、部屋の広さやキッチンの設備などにより金額が変わります。

管理費

管理費は運営費とも呼ばれ、共有設備の維持やメンテナンス費用、事務費用などが含まれます。水道光熱費も管理費に含まれることが多いですが、施設によっては別途実費で請求されることもあります。

食費

食費は施設で提供される食事にかかる費用で、食材の購入費用に加えて厨房維持管理費が含まれています。また、施設が食事を外部に業務委託している場合は、その費用も含みます。

介護保険自己負担額

介護付き有料老人ホームでの介護には介護保険が利用され、月々一定の自己負担が生じます。自己負担額は介護度により変わるほか、所得によっても1割~3割の差があります。

上乗せ介護費用

介護付き有料老人ホームでは介護に必要な最低人員配置が決められており、この基準よりも多くの看護・介護職員を配置している施設では「上乗せ介護費用」がかかります。

スタッフの人件費に当たるため金額は施設ごとに異なり、介護保険は適用外です。

その他費用

介護付き有料老人ホームでは、これまで述べてきたもの以外にも診察や歯科治療を受けた際の医療費や嗜好品代、オムツなど介護用品の費用等が発生します。また、施設によってはイベントやサークル活動などに個別の費用を必要とすることもあります。

【動画あり】介護付き有料老人ホームの費用はいくらかかる?入居一時金や月額利用料を

【動画あり】介護付き有料老人ホームの費用はいくらかかる?入居一時金や月額利用料を

介護付き有料老人ホームの費用は、施設によって大きく異なります。一般的に入居一時金は約数十万円から ...

 https://e-nursingcare.com/guide/cost/cost_yuryou/kaigotsuki-...

介護付き有料老人ホームで提供されるサービスとは

介護付き有料老人ホームでのサービスの提供。介護サービスの他食事やレクリエーションなどが提供される

介護付き有料老人ホームでは、24時間介護スタッフ常駐など介護サービスが充実しているのが特徴です。また、生活支援や医療のほか、食事やレクリエーション、イベントなどのサービスも充実しています。

ここからは、介護付き有料老人ホームで提供されるサービスについて詳しく見ていきましょう。

介護サービス

介護付き有料老人ホームは特定施設入居者生活介護の指定を受けているため、介護保険を利用して食事、入浴、排泄、着替え、歯磨きなどの介護サービスを受けることができます。

生活支援サービス

生活支援サービスとして、居室の掃除や家事などの家事や買い物、行政手続きなどの代行サービスを受けられます。また、本人不在時の居室の管理や、入院中の洗濯や買い出しなどの依頼も可能です。

食事

介護付き有料老人ホームでは、利用者の身体状況に応じた食事が提供されます。栄養バランスが整っているだけでなく、塩分やカロリー制限に対応したり、嚥下(えんげ)機能に合わせたきざみ食やミキサー食などの用意も可能です。

また、食事は栄養を摂るだけでなく毎日の楽しみでもあるため、旬の食材を取り入れたり節分や花まつりなどの行事食を提供するなど、楽しんで食べられる工夫も施されています。

医療

介護付き有料老人ホームでの医療の様子。日常的な健康管理サービスが提供されている

介護付き有料老人ホームには少なくとも日中1名以上の看護師が常駐し、検温、血圧や脈拍のチェック、服薬管理などの毎日の健康管理サービスが受けられます。

また、胃ろうやインスリン注射などの医療行為についても看護師が対応します。大部分の施設では看護師は夜間不在となるため、夜間の医療行為が必要な方は24時間看護師常駐の施設を選ぶ必要があります。

機能訓練(リハビリ)

介護付き有料老人ホームでは、機能の回復よりも身体機能や認知機能の維持を目的にリハビリがおこなわれます。

集団での体操のほか、スタッフが企画したゲーム・運動などがレクリエーションの一環として提供されます。さらに、理学療法士や作業療法士といった専門スタッフによる歩行訓練や筋力強化など、利用者に合わせた機能訓練もあります。

レクリエーション、イベント

介護付き有料老人ホームでのレクリエーション・イベントの様子

介護付き有料老人ホームの利用者が、食事と並び楽しみにしているのがレクリエーションやイベントです。

おこなわれているのは主に、手芸やゲーム、カラオケなど。利用者に楽しんでもらうだけでなく、身体機能や認知機能低下も目的としています。

イベントは、誕生日会のほか次のような季節行事が毎月のように開催されます。食事のメニューとも絡めることで、施設にいても季節を感じられるような工夫がされています。

  • 1月 お正月
  • 2月 節分、バレンタインデー
  • 3月 ひなまつり
  • 4月 お花見
  • 5月 母の日
  • 6月 父の日
  • 7月 七夕
  • 8月 納涼祭
  • 9月 敬老の日
  • 10月 運動会、ハロウィン
  • 11月 紅葉狩り
  • 12月 クリスマス、年越し

介護付き有料老人ホームのメリットとデメリット

介護付き有料老人ホームの費用やサービスがわかってきたところで、メリットとデメリットをそれぞれまとめて見てみましょう。

介護付き有料老人ホームのメリット

介護付き有料老人ホームのメリットは、次の点が挙げられます。

  • 介護が24時間体制で提供される。
  • 少なくとも日中は看護師が常駐しており安心感がある。
  • 施設の数が多く幅広い選択肢がある。
  • 介護以外のサービスも充実している。
  • 介護保険負担額が介護度による定額制なので、費用の変動が少ない。

また、介護度が上がっても入居し続けられたり、看取り対応が可能な施設が多いのも安心材料のひとつと言えるでしょう。さらに混合型を選べば、一方は介護が必要でもう一方は不要という夫婦でも一緒に入居できるのもメリットです。

このため、充実した介護サービスを重視する方のほか、身体機能や認知機能の維持しつつ健やかな生活を希望する方に向いています。

介護付き有料老人ホームのデメリット

介護付き有料老人ホームにはメリットも多い一方で、次のようなデメリットがあることも把握しておきましょう。

  • 選択肢が多く、施設選びに時間がかかる。
  • 特別養護老人ホーム等の公的施設と比べると費用が高額。
  • 介護保険負担額が介護度による定額制のため、利用が少ない方にとっては負担が大きい。

また、介護度の低い方と高い方が共同生活するため、介護度が低い方にとっては話し相手が少ないなどがストレスとなることもあります。

施設により差はあるものの、一般的に費用が高額というのが介護付き有料老人ホームのデメリットと言えるでしょう。

介護付き有料老人ホームの職員の種類と人員配置

介護付き有料老人ホームの職員の人員体制

介護付き有料老人ホームでは、介護士や看護師のほかさまざまな職員が従事しています。それぞれの役割や、特定施設入居者生活介護で義務づけられた人員配置についても把握しておきましょう。

施設長などの管理者

施設経営の責任者で、運営を担います。高齢者介護の知識や経験を持っていることが条件となっており、施設ごとに1人必要です。

生活相談員

入居者や家族からの生活上の相談に乗ったり、行政的な手続きをおこないます。常勤で1人以上(要介護者100人以上の場合は、100人に対して1人以上)の配置が義務づけられています。

栄養士

健康維持のための栄養バランスや、入居者の身体状況に応じたメニューを作成します。食事は外部に委託することもあるため、施設ごとの配置義務はありません。

調理員

栄養士の作成した献立表をもとに、調理をおこないます。栄養士と同様に配置の義務はありません。

介護・看護職員などの介護従事者

入居者の介護や看護を担うスタッフで、介護職員と看護職員の合計で配置人数が義務付けられています。最低人員配置基準は、要介護者3人に対して1人(要支援者は10に対して1人)となっています。

なお、このうち看護師は入居者30人以下の場合常勤スタッフ1人以上、さらに50人増えるごとにプラス1人の配置が必要です。

機能訓練指導員

機能訓練指導員は、看護師・准看護師職員・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師(はり師・きゅう師)のいずれかの資格取得者が従事します。

利用者ごとの身体機能に合わせたリハビリプランの作成や実施をおこない、施設ごとに1人以上の配置が義務づけられています。

ケアマネジャー

介護保険を使ったサービスを利用するための利用計画書「ケアプラン」の作成や、プラン通り実施されているかのチェックを担当します。

施設ごとに1人以上の配置義務がありますが、小規模の施設では管理者や介護職員などと兼務していることも多いです。

ケアマネジャー(介護支援専門員)とは?役割や仕事内容選び方のポイントを解説

ケアマネジャー(介護支援専門員)とは?役割や仕事内容選び方のポイントを解説

ケアマネジャーは介護支援専門員とも呼ばれ、介護・福祉分野に関して知識を持っている専門職です。主な ...

 https://e-nursingcare.com/guide/insurance/care-manager/

【かんたん解説】ケアプランとは?作成方法と文例を解説

【かんたん解説】ケアプランとは?作成方法と文例を解説

ケアプランは、介護サービスを利用するために必要な計画書です。一般的にケアマネジャーが利用者本人と ...

 https://e-nursingcare.com/guide/insurance/care-plan/

費用の負担軽減につながる控除について

介護付き有料老人ホームの利用は、費用面での心配も多いのではないでしょうか。介護付き有料老人ホームに入居した場合「扶養控除」「障害者控除」「医療費控除」の3種類の控除が受けられる可能性があります。

費用負担軽減のため、それぞれの控除の対象者や控除額について確認しておきましょう。

扶養控除

扶養控除が受けられるのは「納税者と生計を一つにしていて、なおかつ年間の合計所得が48万円以下の親族」です。このため、介護付き有料老人ホーム入居前から親を扶養に入れていた方や、遠距離介護などで仕送りしていた方などは施設入居後も扶養控除が受けられる可能性があります。

控除額は扶養対象1人あたりにつき38万円ですが、扶養対象が70歳以上の場合は老人扶養親族となり48万円の控除が受けられます。

控除を受けるためには、サラリーマンは勤務先に扶養控除申告書を提出し、自営業は確定申告時に申告します。

区分 控除額
配偶者 一般の控除対象配偶者 38万円
老人控除対象配偶者※1 48万円
親族 一般の控除対象扶養親族 38万円
特定扶養親族 63万円
老人扶養親族 同居老親等以外 48万円
同居老親※2 58万円

出典:「No.1180 扶養控除」(国税庁)

障害者控除

要介護認定を受けて介護付き有料老人ホームに入居する場合、「障害者控除」を受けられる可能性があります。

要介護認定=障害者認定ではありませんが、要介護3以上の場合多くの自治体では「特別障害者控除対象者」として認定されます。また、基準は自治体ごとに定められており、要介護2でも障害者控除対象者に認定されることもあります。

なお、特別障害者控除対象になると40万円の控除が受けられます。控除を受けるための手続きは、扶養控除と同じく扶養控除等申告書への記入または確定申告です。

区分 控除額
障害者 27万円
特別障害者 40万円
同居特別障害者 75万円

出典:「No.1160 障害者控除」(国税庁)

医療費控除

介護付き有料老人ホームでは、特別養護老人ホームや介護老人保健施設と異なり介護保険サービス費や食費、居住費などは医療費控除の対象となりません。これは、介護付き有料老人ホームは「介護」施設であり「医療」施設ではないというのが理由です。

しかし、訪問診療や歯科治療を受けた費用や使用したおむつ代などは医療費控除の対象となります。対象となる費用は、領収書に「医療費控除対象」と書かれているので、確認のうえ保管しましょう。

医療費控除は納税者が本人や家族のために支払った医療費が対象。入居者以外の家族の医療費も1年間分合算し、生命保険契約などで支給された額を引いた金額からさらに10万円(総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額)を引いた額が控除額となります。

なお、医療費控除はサラリーマンの場合も確定申告が必要です。

老人ホームの費用を安くできる?活用したい医療費控除を解説

老人ホームの費用を安くできる?活用したい医療費控除を解説

医療費控除を活用することで老人ホームの費用を安くすることができます。適用の条件は、自分自身または ...

 https://e-nursingcare.com/guide/cost/medicalexpense-deductio...

無料 介護施設・老人ホーム入居の無料相談サービス
介護施設・老人ホーム探しなら
私たち「いい介護相談室」にお任せください!
\探し方のポイントや費用感、おすすめ施設など/
0120-957-718
受付時間9:00-17:00(年中無休)
ご自分で施設を探してみたい方はこちらから
介護施設・老人ホーム入居の
無料相談サービス
介護施設・老人ホーム探しなら
私たち「いい介護相談室」にお任せください!
\探し方のポイントや費用感、おすすめ施設など/
無料通話でお問い合わせ
受付時間9:00-17:00(年中無休)
ご自分で施設を探してみたい方はこちらから

介護付き有料老人ホームに関するよくある質問

介護付き有料老人ホームの月額利用料の内訳は?

介護付き有料老人ホームでは、「居住費」「管理費」「食費」「介護保険サービスの自己負担額」などが毎月必要です。特に「介護保険サービスの自己負担額」については入居者の介護度によって支払う金額が異なるため注意が必要です。

また、施設や入居者の状態によっては「上乗せ介護費用」や「その他費用」が内訳の中に含まれてきます。

介護付き有料老人ホームの入居条件は?

介護付き有料老人ホームの入居条件は、原則として介護保険サービスを利用できる「65歳以上」です。施設によっては入居時自立、夫婦入居の際は一方が自立ではないと入居できないなど多種多様です。

ただし、要介護3以上が入居条件とされている特別養護老人ホームよりは比較的入居しやすい施設と言えます。

介護付き有料老人ホームではどんなサービスが受けられますか?

介護付き有料老人ホームでは主に、「身体介護」「家事などの生活支援」「食事の提供」「医療的ケア」「リハビリテーション」「レクリエーション」などがサービスとして提供されています。

また施設によっては、24時間看護師が常駐していたり、リハビリテーションの専門スタッフが常駐している場合もあります。

▶「いい介護」で介護付き有料老人ホームを探してみる

この記事の執筆者

いい介護 編集部

「いい介護」の記事を編集・執筆する専門チームです。介護コンテンツのベテラン編集者や介護施設職員の経験者など、専門知識をもったスタッフが、皆さまの介護生活に役立つ情報をお届けします!

2021年11月10日2022年11月25日有料老人ホームとは

関連記事

【動画で解説】老人ホーム9種類の違いと費用を徹底解剖!

【動画で解説】老人ホーム9種類の違いと費用を徹底解剖!

介護問題にいざ直面してみると「自分の親が入居する老人ホームを探したい」「老人ホームを入居する流れを知りたい」など、疑問が出てくることがあります。 この記事では、老人ホームの種類ごとの特徴をはじめ、費用や入居条件などについて解説していきます。 https://youtu.be/vCVGDFMqLro ▶老人ホームの費用に関してはこちらのページをご覧ください 老人ホームの特徴 老人ホームには、社会福祉法人や医療法人が運営する5種類の「公的施設」と民間の企業が運営する4種類の「民間施設」があります。ここからは、9種類の介護施設の入居条件や費用、サービス内容などについてご紹介していきます。 民間施設4種類の特徴を比較 施設の種類入居時費用月額利用料入居条件認知症の受け入れ介護付き有料老人ホーム0~数千万円15~30万円要介護1以上○住宅型有料老人ホーム0~数千万円11~25万円自立~要介護3程度△サービス付き高齢者向け住宅0~数十万円11~25万円自立~要介護1程度△グループホーム0~数十万円10~15万円要支援2以上◎ 公的施設5種類の特徴を比較 施設の種類入居時費用月額利用料入居条件認知症の受け入れ特別養護老人ホーム(特養)0円8~14万円要介護3以上○介護老人保健施設(老健)0円7~14万円要介護1以上○介護医療院0円7~14万円要介護1以上○養護老人ホーム0円0~14万円自立×ケアハウス0~数十万円6~17万円自立~要介護3程度△ 種類ごとにおすすめの人 次に、おすすめの方や、提供される介護サービス、施設内容、費用面などに関して施設ごとに紹介します。 介護付き有料老人ホーム:要介護度の高い方向け 介護付き有料老人ホームの入居条件は上記の通りです。要介護度が「自立~要介護5」と幅広いのは、介護付き有料老人ホームが「介護専用型」「混合型」「自立型」という3種類に分けられるためです。 「介護型」は、介護スタッフが24時間常駐しており、要介護者3人に対して1人以上の介護スタッフの配置が義務づけられた、まさに介護に特化した施設です。 「混合型」は、要介護者だけでなく自立者や要支援者も入居できる施設です。専門の介護スタッフより食事や入浴、排泄といった日常生活の介護サービスを受けられます。 「自立型」は要支援・要介護は入居不可の自立者のみ入居可能な施設です。誕生日のお祝い、季節イベント、レクリエーション、地域のサークルによる演奏会や交流会などのイベントが充実しているという特徴があります。 介護付き有料老人ホームの費用 入居時費用 0~数千万円 月額利用料 15~30万円 介護付き有料老人ホームの費用は、他の民間施設よりも高めに設定されているところがほとんどです。しかし、専門の介護スタッフが24時間365日常駐しているなど、日常生活の介護サービスや介護体制がしっかりしていて安心です。 また、駅から近い立地や、看護師が24時間常駐してるといったサービスがあると、費用は高くなります。 住宅型有料老人ホーム:要介護度の低い方向け 住宅型有料老人ホームの入居条件はそれぞれの施設によって異なります。基本的に60歳以上の要介護度の低い方向けの施設で、アクティブに老後を過ごしたい方におすすめです。介護サービスは、訪問介護やデイサービスといった外部サービスを必要な分だけ利用することになります。 要介護度が高くなると退去しなければならない施設もありますが、最近では介護付き有料老人ホームと同レベルの介護サービスを提供する施設も増えてきています。 娯楽施設が充実しているなどレクリエーションも盛んです。ホーム内はバリアフリー設計なので、安心して過ごせます。ただし、夜間時などの緊急対応ができないデメリットがあります。 住宅型有料老人ホームの費用 入居時費用 0~数千万円 月額利用料 11~25万円 住宅型有料老人ホームは、外部の介護サービスを利用した分だけの介護保険料のため、介護付き有料老人ホームの費用と比較すると比較的安めです。 食費や提供されるサービス(健康管理や理美容代、レクリエーション費など)、居住スペースの大きさ、設備により費用は変わります。 入居一時金の設定も施設によってさまざまです。0円として月額利用料を高めたり、逆に入居一時金を高めに設定することで月額費用を低く抑えたりと、施設ごとに特徴が異なります。 サービス付き高齢者向け住宅:自立~要介護度の低い方向け サービス付き高齢者向け住宅は、60歳以上の高齢者単身・夫婦世帯向けのマンション型住宅です。入居条件は認知症は軽度のみ、要介護度は3までというのが一般的です。高齢者にふさわしい設備とバリアフリー設計の住宅です。 サービス内容は、安否確認サービス・生活相談サービス・食事・入浴といった生活支援サービス(介護保険サービス除く)などがあります。 談話室などが設置されている住まいも多く、入居者同士の交流が盛んな施設も多いです。ただし、夜間はスタッフが常駐していないことがほとんどです。 サービス付き高齢者向け住宅の費用 入居時費用 0~数十万円 月額利用料 11~25万円 サービス付き高齢者向け住宅の費用は、有料老人ホームと同じく「入居時費用」と「月額費用」で構成されます。このうち入居時費用は、施設によって「敷金」か「入居一時金」かが異なりますが、昨今では敷金の形態が多いようです。 敷金は数十万円の場合が多く、月額費用も有料老人ホームより安いことが多いため、費用面で考えれば利用しやすい施設と言えるでしょう。 グループホーム:認知症の方向け グループホームの入居条件は65歳以上で要支援2以上の介護認定を持ち、認知症と診断された、施設がある市町村に住民票がある高齢者です。認知症は重度まで入居が可能です。 少人数制でアットホームな雰囲気があり、介護スタッフと入居者が一緒に買い物したり、グループごとに家事の役割分担を持たせるといった支援サポートや認知症ケアがあります。 グループホームの費用 入居時費用 0~数十万円 月額利用料 10~15万円 グループホームの入居には、入居一時金(または保証金)、毎月の居住費や日常生活費がかかります。入居一時金の相場は0~数十万円。月額費用の相場は10~15万円で、居住費や食費に加えて介護保険の自己負担分と日常生活費が含まれます。 特別養護老人ホーム(特養):要介護度の高い方向け 特別養護老人ホームの入居条件は65歳以上、要介護度3以上。認知症は軽度の方向けの施設です。在宅介護が困難になった方に対する公的な介護保険施設であり、終身にわたって介護サービスが受けられるため、「終の棲家」として利用する方も多いです。 介護度の高い方が比較的入居を優先されますが、入居希望者が多く、待機時間が長くかかる場合もあります。 利用者は寝たきりの方も多く、介護の意味合いが強い施設ですが、入居者同士のコミュニケーションや、お楽しみ会などのイベントなどもあります。 特別養護老人ホーム(特養)の費用 入居時費用 無料 月額利用料 8~14万円 特別養護老人ホームの入居には入居一時金は必要ありませんが、毎月の月額費用はかかります。月額費用の相場は8~14万円ほど。費用の内訳は施設介護サービス費・介護サービス加算・居住費・食費・日常生活費です。 施設介護サービス費は、要介護度と居室タイプによって金額も変わってきます。介護サービス加算は、人員配置やサービスが手厚くなるほど金額が上乗せになります。 介護老人保健施設(老健):退院直後でリハビリが必要な方向け 介護老人保健施設は病院から退院したばかりの方や、怪我などで自宅での日常生活が困難な方向けの公的施設です。3カ月から6カ月の短期入所が基本で、3カ月ごとに退所判定をおこないます。 介護老人保健施設の入居条件は、入院治療の必要がない要介護1~5であること、認知症の場合でも軽度の場合のみになります。 医師管理のもと、作業療法士や理学療法士といったリハビリ専門職の指導を受けて、自宅での生活復帰を目指し、自宅環境に合わせた訓練もおこないます。看護師からのケアや栄養管理、日常生活のサポート、そして夜間対応もあるため安心です。 介護老人保健施設(老健)の費用 入居時費用 無料 月額利用料 7~14万円 入居時費用は無料で、月額利用料の相場は7~14万円。月額利用料には施設介護サービス費、介護サービス加算、居住費、食費、日常生活費が含まれています。金額は、要介護度や居室タイプによって変わります。 介護医療院:介護や医療ケアが必要な方向け 介護医療院は要介護度1~5、介護サービスと医療ケアが必要な方向けで、長期療養が可能な施設です。そのため、要支援1・2の方は利用できません。 院内には医師や看護師が常駐しているため、痰吸引といったケアや緊急対応、看取り対応も可能です。リハビリの専門職(作業療法士など)も常駐しており、利用者が日常生活を自立して送れるように機能訓練なども提供されます。 ただし、個室がなく相部屋になることも多いので、ストレスを感じる利用者もいるでしょう。 介護医療院の費用 入居時費用 無料 月額利用料 7~14万円 介護医療院の入居時費用は無料です。月額利用料の相場は7~14万円で、要介護度や医療ケアの内容により変わります。月額利用料には介護サービス費、居住費、食費、日常生活費が、介護サービス費にはオムツ代が含まれます。 ケアハウス:身寄りがなく生活に不安がある方向け ケアハウスには、生活支援が主な「一般型」と、介護サービスも提供される「介護型」があります。「介護型」の入居条件は65歳以上、要介護度1以上、認知症は軽度です。 ケアハウスは身寄りがなく独居生活に不安がある方、または家庭環境や経済状況により家族との同居が困難な方向けです。要介護度や認知症の症状が進むと退去しなければならない施設もありますが、施設によっては看取りまで対応できるところもあります。 ケアハウスの費用 入居時費用 0~数十万円 月額利用料 6~17万円 ケアハウスの入居一時金の相場は0~数十万円で、毎月かかる利用料の相場は6~17万円です。 利用料が比較的安価なのは、国や自治体の助成を受けている施設が多いためです。利用者にも、世帯年収などによって費用・料金の減額措置や、高額介護サービス費の補助があります。 また、都市部などでは、地域限定で安価に利用できる都市型軽費老人ホームの整備が進められていることも利用料が安い理由です。 養護老人ホーム:生活保護を受けている自立の方向け 養護老人ホームとは経済的・身体的理由から自宅生活が困難な65歳以上の高齢者のための施設です。生活保護を受けている高齢者が社会復帰を目指す施設であり、ほとんどが公営です。 在宅介護サービスも利用可能ですが、要介護度が上がると退去になる場合があります。 健康型有料老人ホーム:自立でアクティブに過ごしたい方向け アクティブなシニアライフを送りたい自立した高齢者向けには、健康型有料老人ホームがあります。 食事や日常生活の支援はもちろん、イベントや趣味サークル、プール、温泉、カラオケルーム、理美容室、医務室などが配置されているため、豊かに楽しく、安心して過ごせます。 ただし、入居中に要介護度や認知症が重くなった場合、退去を求められるデメリットもあります。 シニア向け分譲マンション:自立でアクティブに過ごしたい方向け 自立してアクティブに過ごしたい高齢者には、バリアフリー設計のシニア向けの分譲マンションがあります。日常生活のサポートから見守りサービス、レクリエーションや温泉、フィットネスジムといった設備が充実している施設が多くあります。 介護サービスは外部業者を利用することになり、要介護度や認知症が重くなった場合、マンションでの生活が困難になる場合もあります。 認知症の方向けの老人ホーム 認知症の方が入居できる施設は全部で4種類あります 特別養護老人ホーム有料老人ホームサービス付き高齢者向け住宅グループホーム このうち、最も認知症ケアが手厚いグループホームに関して説明します。グループホームは地域密着型サービスであり、その施設のある市区町村に住民票があることが必須です。 グループホームでの生活 認知症の方は、知らない場所で知らない人と過ごすことが苦手です。そこでグループホームでは、5~9人のグループ(1ユニットと呼びます)ごとに生活することで、少人数で変化の少ない環境下での生活を実現しています。 普段の生活に近い環境で過ごしながら、手先を動かす作業や園芸、レクリエーションやリハビリテーションといった認知症ケアもおこないます。 時には地域サークルの演奏会や近隣の幼稚園との交流もおこなうなど、認知症でも豊かな生活を送ることができます。 老人ホーム入居までの流れ [staff_banner] 老人ホームの種類に関するよくある質問 在宅介護と施設介護、どちらを選べばよいですか? 施設介護は費用はかかりますが、プロの介護サービスが受けられ、家族の負担が少ないという点は大きなメリットです。在宅介護は施設介護より費用は抑えられますが、介護する家族の方の負担が大きくなり、心身ともに消耗するケースが見られます。 費用面と介護する方の心身の負担のバランスを考えて、施設を利用するかしないか検討するのが良いでしょう。 年金だけでも入れる老人ホームはありますか? 毎月の年金の金額にもよりますが、まとまった貯蓄がある方が安心です。施設の立地や設備、サービス内容によって入居にかかる費用も変わってくるので、予算にあわせた施設を選ぶと良いでしょう。 そのほか、自治体独自の助成や生活保護受給、軽減制度などもあるので、お住まいの自治体へ確認しましょう。 生活保護を受給していても入れる老人ホームはありますか? 生活保護受給者の場合は、費用面が比較的安い特別養護老人ホームへの入居が主流です。ただし、満室の施設が多く、希望してすぐに入居できるとは限りません。 また、特別養護老人ホームの入居条件は要介護3以上という条件付き。まずは、生活保護受給担当のケースワーカーに入居についての費用や施設について相談しましょう。 自立での生活ができる高齢者が入れる老人ホームはありますか? 自立生活ができる高齢者でも健康型有料老人ホームやシニア向け分譲マンションに入居ができます。老人ホームに入ることで、食事などの日常生活のサポートや安否確認などのサービスを受けながら、アクティブな老後生活を楽しむことができます。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "在宅介護と施設介護、どちらを選べばいい?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "施設介護は費用はかかりますが、プロの介護サービスが受けられ、家族の負担が少ないという点は大きなメリットです。在宅介護は施設介護より費用は抑えられますが、介護する家族の方の負担が大きくなり、心身ともに消耗するケースが見られます。費用面と介護する方の心身の負担のバランスを考えて、施設を利用するかしないか検討するのが良いでしょう。" } },{ "@type": "Question", "name": "年金だけでも入れる老人ホームはありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "毎月の年金の金額にもよりますが、まとまった貯蓄がある方が安心です。施設の立地や設備、サービス内容によって入居にかかる費用も変わってくるので、予算にあわせた施設を選ぶと良いでしょう。そのほか、自治体独自の助成や生活保護受給、軽減制度などもあるので、お住まいの自治体へ確認しましょう。" } },{ "@type": "Question", "name": "生活保護を受給していても入れる老人ホームはありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "生活保護受給者の場合は、費用面が比較的安い特別養護老人ホームへの入居が主流です。ただし、満室の施設が多く、希望してすぐに入居できるとは限りません。また、特別養護老人ホームの入居条件は要介護3以上という条件付き。まずは、生活保護受給担当のケースワーカーに入居についての費用や施設について相談しましょう。" } },{ "@type": "Question", "name": "老人ホームの種類は何種類ありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "老人ホームには、社会福祉法人や医療法人が運営する5種類の「公的施設」があり、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護医療院」「養護老人ホーム」「ケアハウス」にわけられます。また民間の企業が運営する4種類の「民間施設」には、「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」「グループホーム」があります。" } }] }

【動画でわかる】有料老人ホームとは?介護付き・住宅型・健康型の特徴や費用感を解説

【動画でわかる】有料老人ホームとは?介護付き・住宅型・健康型の特徴や費用感を解説

https://youtu.be/eMgjSeJPT8c 有料老人ホームの種類 種類 介護付き有料老人ホーム 住宅型有料老人ホーム 健康型有料老人ホーム 入居対象者 自立 △(施設により異なる) ◯ ◯ 要支援 ◯ ◯ △(施設により異なる) 要介護 ◯ ◯ ☓ 権利形態 利用権方式、建物賃貸借方式、終身建物賃貸借方式のいずれか 入居時の費用 0~数千万円(施設により異なる) 月額利用料 15~35万円 15~30万円 15~40万円 付帯サービス 食事 ◯ ◯ ◯ 緊急時の対応 ◯ ◯ ◯ 介護サービス ◯ ◯(外部を利用) ☓ 終身での生活可否 ◯ ◯ ☓ 有料老人ホームとは、その名の通り高齢者のための居住施設であり、以下のサービスのうちの1つ以上が提供されていることが国の基準として定められています。 食事の提供介護(食事、入浴、排泄)の提供洗濯、掃除などの家事の提供健康管理 以下では、それぞれに関して詳しく見ていきましょう。 介護付き有料老人ホーム 厚生労働省が定めた基準をクリアし都道府県により「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設が「介護付き」です。 主に介護を必要とする方が多く生活する施設で、食事や入浴、排泄などの介護サービス、掃除や洗濯などの家事サービス、機能維持、体力向上のためのレクリエーションやリハビリ(機能訓練)といった多岐にわたる内容が、入居者の状態に合わせて提供されます。 住宅型有料老人ホーム 住宅型有料老人ホームは、自立から要介護5まで幅広い身体状況の方が生活する施設です。食事の提供や掃除・洗濯といった家事サービス、健康管理サービスが提供されます。 こうした生活上のサポートをおこなう施設のため、施設から介護・医療サービスの提供はされません。 介護・医療サービスを希望する場合、併設または外部の訪問介護・訪問看護事業所と別途契約が必要です。住宅型は訪問介護やデイサービスなどの在宅介護サービスを利用することになり、福祉用具レンタルやデイサービスも利用可能です。 健康型有料老人ホーム 健康型有料老人ホームは、身体介護の必要のない方が生活する施設のため、浴室やキッチンといった居室設備が備わっており自立生活が可能です。 食事提供などの家事サービスはありますが、介護サービスの提供はない…というよりも、要介護状況になると退去しなければなりません。 現在の日本では健康型有料老人ホームは施設数自体が少なく、選択肢が限られます。 有料老人ホームの契約形態 有料老人ホームへ入居の際に施設と交わす契約形態には主に下記の3つがあります。 利用権方式建物賃貸借方式終身建物賃貸借方式 利用権方式 利用権方式とは、有料老人ホームを利用する権利を購入する契約方式。利用権とは主に、介護や生活サービスを受ける権利、共有スペースや居室を利用する権利を指します。 あくまで所有権ではなく、入居者が亡くなると権利は消失し、遺族でも相続することはできません。 建物賃貸借方式 建物賃貸借方式とは、一般の賃貸住宅と同じように毎月の家賃、管理費、水道光熱費などの相当額を支払う方式で、共有スペースや居室を利用して居住する権利を得ることに。入居者が亡くなった場合には、住む権利だけが相続人に引き継がれます。 終身建物賃貸借方式 終身建物賃貸借方式は、基本的に建物賃貸借方式と同じです。 大きく違うのは入居者が亡くなった時点で契約が終了する点。「高齢者の居住の安全確保に関する法律」に基づいて整備された契約方式で、都道府県知事から認可された施設のみ採用可能です。 これらの金額では、介護付きや住宅型といった施設分類、入居プランや夫婦入居などの人数によって幅が生じます 有料老人ホームの費用感 有料老人ホームの費用には、入居時に支払う「入居時費用」と、毎月支払う「月額利用料」の2つがあります。 介護付き有料老人ホーム住宅型有料老人ホーム健康型有料老人ホーム初期費用0~数千万円0~数千万円0~数千万円月額費用15~30万円15~30万円15~40万円 介護付きが住宅型より高くなるのは、人員基準・設置基準が住宅型と比べ国により厳しく規定されており、介護サービスを手厚く提供するためにスタッフの人数が多い施設のためです。 費用の内訳と支払い方法 ここから入居時費用と月額利用料についてそれぞれ見てみましょう。 初期費用 有料老人ホームの初期費用、つまり入居時に必要な費用の支払い方法には、主に下記の3つがあります。 前払金方式 前払金とは、想定居住期間の家賃相当分の全額、または一部を支払うお金のこと。家賃を前払いしている分、毎月の支払い額を抑えられます。 月払い方式 前払金がないかわりに家賃を毎月支払う方式です。そのため、前払金方式と比べ毎月の負担が高くなります。 併用方式 前払金方式と月払い方式を両方を併用する方式で、想定居住期間の家賃相当分の一部を前払金として入居時に支払い、支払った金額から差し引いた家賃を毎月払う方式です。 月額利用料 入居して実際の生活が始まると、以下のような項目の費用が必要になります。 家賃 生活する居室の賃料にあたる費用です。 管理費 施設設備の維持・メンテナンス費用などが含まれます。居室の水光熱費の有無など詳細は施設によりさまざまなので入居前に確認しましょう。 食費 施設から提供される1日3食分の食材費と厨房管理費が含まれます。 朝・昼・夕食のどこかで外食などをし、1日3食を施設で食べていない場合でも3食分の計算で請求される施設と、食べた分のみ請求される施設があるので入居前に確認しましょう。 介護保険自己負担額  介護サービスを利用することで発生する介護保険の自己負担額で、所得により1割、2割、3割負担と負担割合が異なります。 介護度別に規定された定額を支払う介護付きと、介護サービスを利用した分だけ支払う住宅型では負担額が異なります。 医療費 有料老人ホームでの生活で発生する主な医療費は訪問診療での医療費や、歯科・眼科など個人で利用した医療費です。 有料老人ホームではクリニックなどと訪問診療の個別契約をすることが可能です。訪問診療の契約をすると、医師の往診により診察・薬の処方・療養上の相談や指導が可能です。 月に2回(2週に1度)の往診が基本で、体調不良などの急変時には臨時の往診が可能ですが、その場合には往診費用などがかかります。 希望の医療機関への通院も可能です。施設車両での送迎が可能となる場合もありますので、日程や移動方法など事前に施設と相談しましょう。 その他、胃ろうなどの経管栄養で使用する一部の医療食品や、個人で使用する医薬品が医療費として発生します。 雑費 管理費の内訳に居室で使用する水光熱費を含んでいる場合もありますが、含まない場合は居室ごとにメーターがあり利用した分を別途支払います。 他にも、有料レクリエーション費用やおむつ等の個人で使用する介護用品、消耗品、日用品、嗜好品などが個別負担となります。 介護サービス利用料の自己負担割合 役所や地域包括支援センターにて介護保険申請をすると、介護保険を適用しての介護サービスの利用が可能になります。 サービスを利用する際の自己負担額(=自身が支払う費用)は、所得によって1・2・3割のいずれかに振り分けられます。 介護付き有料老人ホームの場合 1割負担額2割負担額3割負担額要支援15,460円10,920円16,380円要支援29,330円18,660円27,990円要介護116,140円32,280円48,420円要介護218,120円36,260円54,360円要介護320,220円40,440円60,660円要介護422,140円44,280円66,420円要介護524,210円48,240円72,360円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 介護付き有料老人ホームは、介護度別に決まった介護保険料金を支払います。 住宅型有料老人ホームの場合 1割負担上限額 2割負担上限額 3割負担上限額 要支援1 5,032円 10,064円 15,096円 要支援2 10,531円 21,062円 31,593円 要介護1 16,765円 33,530円 50,295円 要介護2 19,705円 39,410円 59,115円 要介護3 27,048円 54,096円 81,144円 要介護4 30,938円 61,876円 92,814円 要介護5 36,217円 72,434円 108,651円 出典:「介護報酬の算定構造」(厚生労働省) 住宅型は、介護サービスを利用した分の支払いです。ただし、負担限度額を超えた分のサービス料金は保険適用外のため10割負担となってしまいます。 料金の負担が大きくならないように、ケアマネジャーと事前に相談しておくと良いでしょう。 有料老人ホームで受けられるサービス 有料老人ホームでは、施設によりサービス内容は異なっています。介護だけでなく食事や入浴、医療やリハビリ、レクリエーションなど総合的な介護・生活サービスが提供されます。 それでは各サービスごとに見てみましょう。 介護サービス 有料老人ホームでは、要支援・要介護認定を受けた方に食事、排泄、入浴などの介護サービスが提供されます。 有料老人ホームでの食事介助は、食前から食事、食後に至るまでしっかりサポートしてもらえます。入居後の身体状況に合わせた正しい姿勢で食事を促し、それぞれのスピードに合わせた介助がおこなわれます。 排泄介助は、入居者により異なる排泄リズムを把握し、それに基づいたトイレ誘導やオムツ交換をしてもらえます。 入浴介助は、介護の専門性が求められる重要なサービスのひとつです。入居者の身体状況に合わせて一般浴・機械浴を利用し車いすや寝たきりの方も入浴できます。 身体を清潔にするだけでなく身体的・精神的な苦痛と緊張を緩和させるので、多くの入居者が心待ちにしています。 食事 入居者の楽しみのひとつである食事は、施設選びの際に重視したいポイントのひとつです。 決まった献立が毎日提供されますが、最近では洋食と和食など事前に選択ができる選択食や、当日に依頼しても提供されるアラカルトメニューを取り入れた施設も増えています。 食事形態でも、咀嚼機能が衰えてしまった方に提供しているきざみ食やミキサー食以外に、ソフト食を提供する施設も増えてます。 ソフト食とは、ペースト状にした食材にとろみ剤を加えて形を整え、食材の色や形を活かしてつくる介護食の一種を指します。 糖尿病や腎臓病といった病気を持つ方に対しカロリー制限や塩分の調整、なかには治療食として提供が必要ですが、施設により対応可否が異なるので入居前に確認しましょう。 入浴 自立の方を入居対象とした施設には居室設備に浴室があります。共用設備で大浴場や温泉がある施設では開放時間に何度でも利用可能です。 一方、介護施設の大多数は居室内に浴室がなく、施設内にある大浴場や個人浴室、機械浴室を利用します。 介護サービスでの入浴回数は週に2回が多いですが、別料金で週2回以上対応が可能な施設もあります。入浴が好きで回数を増やしたい方は相談してみましょう。 医療 有料老人ホームは医療機関ではないので、病院のように高度な治療をおこないながらの生活はできません。 大多数の施設は、訪問診療で契約した往診医や協力医療機関と連携することで、日常の健康管理や緊急時の対応をしています。数は少ないですが敷地内に病院やクリニックを併設して、より密な連携を可能にしている施設もあります。 たんの吸引やインスリン注射などは、医療行為にあたるため介護スタッフではおこなえず、看護師が対応することになります。 看護師の勤務時間は朝9時から夕方18時までが多いですが、勤務していない夜間などの時間帯に医療行為が必要な場合は、看護師が24時間常駐する施設への入居や転居が必要です。 リハビリ 有料老人ホームでのリハビリは施設によりさまざまです。 介護付きの場合、立ち上がりや歩行といった生活をする上で必要なリハビリが中心です。集団での健康体操やレクリエーションで体を動かすといった内容が多く、身体機能の維持・向上を目標としています。 住宅型の場合、どのように生活を送りたいかをケアマネジャーと相談し、訪問リハビリやデイケア(通所リハビリ)を計画表(ケアプラン)に組み込むことで個別リハビリを受けることが可能です。 有料老人ホームのなかには理学療法士や作業療法士、言語聴覚士といった国家資格を有する専門のリハビリスタッフが常駐する施設もあります。専門のリハビリスタッフから個別にサービスを受けることで、必要な箇所に重点的にリハビリがおこなわれます。 レクリエーションとイベント 有料老人ホームでは、入居者が楽しめるようにさまざまな内容のレクリエーションやイベントがあります。内容により役割や、それに伴った特徴がありますが、多くの内容で共通して言える目的は以下の3つです。 身体機能の維持・向上認知機能の維持・改善コミュニケーションの促進 身体機能の維持・向上では、日々体操などで適度に体を動かすことで、運動量の低下を予防します。 認知機能の維持・改善では、クイズや指先を使うレクリエーションにより脳に刺激をあたえて活性化を図ります。 コミュニケーションの促進は、他者との交流・つながりの楽しさを感じてもらう目的があります。 また有料老人ホームでは、下記のように施設全体で開催する季節行事があります。開催される内容によっては地域の方でも参加できるので、興味を持ったイベントに参加すると、どのような施設なのか肌で感じやすいでしょう。 1月お正月2月節分、バレンタインデー3月ひなまつり4月お花見5月母の日6月父の日7月 七夕8月 納涼祭9月 敬老の日10月運動会、ハロウィン11月紅葉狩り12月クリスマス、年越し 入居までの流れ それでは有料老人ホームへの入居を検討し始めてから、実際に入居に至るまでのステップを見てみましょう。 ▶入居の流れに関しての詳細はこちらのページをご覧ください ①希望条件を決める 希望地域や価格帯、施設に対して何を求めるのか条件を考えましょう。 ②老人ホームの情報を収集する 検討条件に近い施設があるのか、資料請求またはホームページで比較検討しましょう。 ③老人ホームを見学する 気になる施設を見学しましょう。スタッフの人柄や、館内の匂いなど資料ではわからない部分もあるので実際に見学をして確認しましょう。 ④仮申し込みをする 見学をして気に入った場合、可能であれば仮申込をしましょう。仮申し込みをキャンセルしてもペナルティはないので、少しでも気に入ったら仮申し込みをしましょう。 ⑤各種書類を提出する 健康診断書や診療情報提供書などの書類を提出することになるのですが、この段階で意外と時間がかかります。 入居予定の方が入院中であれば1週間ほどで作成してもらえるところが多いですが、入院していない場合は主治医などに作成を依頼する必要があります。その場合は作成まで2~3週間程度かかります。 ⑥本人との面談 書類の提出後に施設スタッフと入居検討者との面談があります。施設スタッフが訪問する施設が多いですが、中には施設に入居検討者が足を運ばないといけないことも。面談は施設での受け入れが可能か判断するためにおこなわれます。 ⑦契約・入居 面談や書類審査が終わると契約・入居となります。 契約時には重要事項説明書の説明を受けます。住宅型の場合は訪問介護事業所などとの契約も必要で、合わせて数時間かかることも。契約は、時間に余裕をもてる日程でおこなうと良いでしょう。 また、途中解約となった場合や、施設から退去を求められるときの内容など疑問点が残る場合は納得いくまで説明を求めましょう。 できれば体験入居を! 入居してからの後悔をなくすためにも体験入居をしてみることをおすすめします。実際の施設生活を体験するので、スタッフとの相性など細かな部分を確認しましょう。 有料老人ホームの設備基準と人員基準 有料老人ホームには設置基準があり、それに基づいて適切な運営がされているか各自治体が指導・監修しています。特に、認可制である介護付き有料老人ホームの設置基準は厳しく、基準を満たさない限り「特定施設入居者生活介護」の認定を受けられず、「介護付き有料老人ホーム」として表記できません。 以下では、有料老人ホームの設備基準と人員基準を見ていきましょう。 設備基準 設備基準に関する内容は以下の通りです。 個室は1人当たりの床面積が13㎡以上建築基準法に規定する耐火建築物又は準耐火建築物とする浴室、洗面設備、便所を居室内に設置しない場合は、共用設備にて使用できる様にすること建築基準法、消防法等に定める避難・消火・警報設備を設け、事故や災害に対応するための設備を十分に設けること 人員基準 介護付き有料老人ホーム住宅型・健康型有料老人ホーム施設長(管理者)1人1人介護職員看護師と併せて要介護者3人に対して1人以上必要数看護師入居者30人迄は、1人以上。入居者50人増すごとに1人追加必要数生活相談員1人以上必要数入居相談員配置基準なし配置基準なし機能訓練指導員1人以上-ケアマネジャー1人以上- 介護付きや住宅型といった施設の種類により基準が異なり、共通しているのは施設長(管理者)の設置です。 介護付きの場合には、看護師、ケアマネジャーの配置基準がありますが、住宅型にはないので配置されている場合はその施設独自のサービスとなります。 また、介護付きでは「要介護・要支援の利用者数と看護師または介護職員の割合=3:1以上」と定められており、より手厚い老人ホームになると「2:1」、「1,5:1」と表記されます。 特別養護老人ホーム(特養)との違いは 有料老人ホームは株式会社や医療法人などが運営する民間施設ですが、特別養護老人ホーム(特養)は、社会福祉法人や自治体の運営する公的施設です。 入居対象者の所得により基本料金が異なりますが、安価な金額で終身にわたり介護サービスを受けられるのが大きな特徴です。ただし、安価なため希望者は多く、長期間空き待ちが必要なケースもあります。 また、特例条件を満たす場合を除き入居時には要介護3以上と定められています。近年では個室のある特養も増えていますが、3人、4人部屋などの相部屋が大半です。 [staff_banner] 有料老人ホームに関するよくある質問 有料老人ホームにはどんな種類がありますか? 有料老人ホームには「介護付き」「住宅型」「健康型」の3種類があり、主に食事の提供、介護(食事・入浴・排泄)の提供、掃除・洗濯など家事の提供、健康管理がサービスとして挙げられます。 また施設によって、医療的ケア、リハビリなどに力を入れている場所もあるので入居の際は確認しましょう。 有料老人ホームの費用相場はどのくらいですか? 有料老人ホームに入居する際の初期費用は、0~数千万円が相場です。 月額費用については入居者の介護度、雑費、施設の人員体制などによって変動があり、介護付き有料老人ホームが約15~30万円、住宅型有料老人ホームが約15~30万円、健康型有料老人ホームが約15~40万円が大体の相場です。 特別養護老人ホーム(特養)との違いは何ですか? 有料老人ホームは株式会社や医療法人などが運営する民間施設です。特別養護老人ホーム(特養)は、社会福祉法人や自治体の運営する公的施設です。 特別養護老人ホームは、安価な金額で介護サービスを受けられるのに対し、有料老人ホームは民間施設ということで入居金、月額利用料は高めです。 ただし、特別養護老人ホームは安価なため入居希望者は多く、特別養護老人ホームに入居できるまでの間、有料老人ホームへ入居する人も多いです。 ▶「いい介護」で有料老人ホームを探してみる { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "有料老人ホームにはどんな種類がありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "有料老人ホームには「介護付き」「住宅型」「健康型」の3種類があり、主に食事の提供、介護(食事・入浴・排泄)の提供、掃除・洗濯など家事の提供、健康管理がサービスとして挙げられます。また施設によって、医療的ケア、リハビリなどに力を入れている場所もあるので入居の際は確認しましょう。" } },{ "@type": "Question", "name": "有料老人ホームの費用相場はどのくらいですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "有料老人ホームに入居する際の初期費用は、0~数千万円が相場です。 月額費用については入居者の介護度、雑費、施設の人員体制などによって変動はありますが、介護付き有料老人ホームが約15~30万円、住宅型有料老人ホームが約15~30万円、健康型有料老人ホームが約15~40万円が大体の相場です。" } },{ "@type": "Question", "name": "特別養護老人ホーム(特養)との違いは何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "有料老人ホームは株式会社や医療法人などが運営する民間施設ですが、特別養護老人ホーム(特養)は、社会福祉法人や自治体の運営する公的施設です。特別養護老人ホームは、安価な金額で終身にわたり介護サービスを受けられるのが特徴であるのに対し、有料老人ホームは民間施設ということで入居金、月額利用料は高めです。ただし、特別養護老人ホームは安価なため入居希望者は多く、特別養護老人ホームに入居できるまでの間、有料老人ホームへ入居する人も多いです。" } }] }

【動画あり】介護付き有料老人ホームの費用はいくらかかる?入居一時金や月額利用料を徹底解説

【動画あり】介護付き有料老人ホームの費用はいくらかかる?入居一時金や月額利用料を徹底解説

介護士が24時間常駐しているなど、充実した介護サービスが魅力の介護付き有料老人ホーム。一般的に入居時費用や月額利用料が高いイメージがあり、どのくらいの費用がかかるのか心配な方も多いのではないでしょうか。 この記事では、介護付き有料老人ホームの費用やその金額について解説。さらに、費用負担を軽減する制度や控除についても紹介します。 https://youtu.be/R0G89JOKTX0 介護付き有料老人ホームの費用相場 介護付き有料老人ホームの費用は、入居時にかかる費用(入居一時金)と入居後に毎月かかる月額費用に分けられます。 入居時費用は賃料の前払いにあたります。立地や設備などにより決められるため、施設ごとに大きな差があります。 平均は40万円程度ですが、豪華設備や充実した医療体制を備えた施設では数千万円以上かかることも。一方で、入居時費用が0円の介護付き有料老人ホームもあり、その場合は家賃の前払いをしないことになるため月額利用料が高くなります。 また、施設ごとにサービスや配置人員も異なるため、月額費用にも大きな開きがあります。15万円程度に抑えられる施設がある一方で、豪華な食事や手厚い医療体制などを提供する施設では35万円程度かかることもあります。 月額利用料の内訳 介護付き有料老人ホームに入居後は、居住費や管理費、食費のほか、介護保険サービスの自己負担額などが毎月必要となります。 月額利用料の内訳について見てみましょう。 居住費 居住費は家賃に相当し、施設に住むために必要な費用です。一般的な家賃と同様に部屋の広さやキッチンの設備等により費用に差が出ます。また、入居時費用の支払い方式によっても金額は変わります。 管理費 管理費は運営費とも呼ばれ、共有設備の維持・メンテナンス費用、事務費用などが含まれます。水道光熱費も管理費に含まれることが多いですが、施設によっては別途実費で請求されることもあります。 食費 食費は施設で提供される食事にかかる費用で、食材の購入費用に加えて厨房維持管理費が含まれています。また、施設が食事を外部に業務委託している場合は、その費用も含みます。 介護保険自己負担額 介護付き有料老人ホームの介護サービスには介護保険が適用になりますが、月々一定の自己負担が生じます。自己負担額は要介護度により変わるほか、所得によっても1割~3割の差があります。 要介護度と所得ごとの介護保険自己負担額は、次の表をご覧ください。 上乗せ介護費用 介護付き有料老人ホームでは介護に必要な最低人員配置が決められており、この基準よりも多くの看護・介護職員を配置している施設では「上乗せ介護費用」がかかります。 スタッフの人件費に相当するため金額は施設ごとに異なり、介護保険は適用外です。 その他費用 その他費用には、診察や歯科治療を受けた際の医療費、歯ブラシなどの日用品代、オムツなどの消耗品代、さらには嗜好品代といったさまざまな費用が含まれます。また、施設によってはイベントやサークル活動等に個別の費用がかかることもあります。 入居時費用と3つの支払い方式 入居時費用の支払い方式には「前払い方式」「月払い方式」「併用方式」があります。それぞれ初期費用と月額費用が異なり、利用者のニーズに合わせて複数プランを用意している施設もあります。 前払い方式 「有料老人ホームへの想定入居期間×賃料」を入居時費用と定め、その全額または一部を入居時費用として支払う方式です。 一部を支払った場合は、その後残額を分割または一括で支払います。また、一定の期間内に契約を解消すると返還金を受け取れます。 月払い方式 有料老人ホームに入居した際に一定の金額を支払うのではなく、毎月賃料として支払う方式です。 前払い方式とは違い毎月決まった額を支払うため、想定入居期間を超えて入居し続けると前払い方式よりも割高になります。 併用方式 前払い方式と同様に想定入居期間×賃料から算出される入居時費用の“一部”を前払い金として支払い、それを差し引いた賃料を月々支払っていきます。 入居時費用の償却 入居時費用は家賃の前払いにあたるため、一定期間毎月賃料に引き当てられます。このように最初の費用を少しずつ使っていくことを「償却」といいます。 賃料として償却される以外に、入居時にも一定の割合で償却金が発生します。これを「初期償却」と呼びます。 償却期間や初期償却の割合は施設ごとに決められており、償却が終わる前に退去した場合は残金が戻ってきます。 返還金の例を次の図で見てみましょう。 このケースでは、600万円のうち初期償却の180万円は入居後すぐに退去しても戻ってこない金額です。残りの420万円を償却期間で等分すると1ヵ月7万円となり、この金額が毎月賃料に引き当てられられます。 入居後5年以内は償却が終わっていないため、この間の退去では入居時費用から初期償却額と毎月償却された額を引いた金額が返還されます。 短期解約特例(クーリングオフ) 「短期解約特例(クーリングオフ)」は、いったん契約の申し込みや契約の締結をしたあとでも、一定期間であれば契約を無条件で撤回したり解除できる制度です。 介護付き有料老人ホームのクーリングオフ適用可能期間は90日間です。入居したものの施設の方針が合わない場合や必要なサービスが受けられなかったときも、この期間内に申し出れば契約が解除できます。 ただし、入居時費用のすべてが返金されるわけではありません。入居時費用から入居した日数に応じた利用料や、居室内の原状回復に必要な費用を差し引いて返金されます。 高額な介護付き有料老人ホームには理由があります 豪華な設備や食事の超高級ホームは別としても、介護付き有料老人ホームの費用は施設によって差があります。この差はどこからくるのでしょうか。 例えば立地では、地方に比べ都市部の方が高額になります。居室の広さや設備、共有スペースの充実度によっても差が出ます。 また、介護スタッフや看護師の人員体制や給与も大きく関わります。人員体制に余裕があれば利用者に目が行き届き、介護の質の向上も期待できます。 このように、高額な施設には高額なだけの理由があります。介護付き有料老人ホームは長期間生活する場所になるため、値段だけではなく費用の根拠にも目を向けて選ぶようにしましょう。 入居時に0円の施設も増えています 介護付き有料老人ホームは入居時費用がかかるのが一般的ですが、月額利用料だけで入居できる施設も増えています。 入居時費用がかからない分、毎月の賃料が高くなるため、想定入居期間を超えて入居し続けると前払い方式よりも割高となります。しかし、入居時にまとまった資金を確保できない方や短期間の入居を想定している方にとってはメリットも大きいのではないでしょうか。 年金だけで入居は可能か? 介護付き有料老人ホームは、比較的安く利用できる施設から高額な施設まで費用の幅が広いため、年金だけで入居可能かどうかは選ぶ施設によって決まります。 以下は令和4年度の国民年金と厚生年金の受給額の平均ですが、国民年金のみの場合は老人ホームへの入居は厳しいと言えるでしょう。 国民年金6万4816円厚生年金21万9593円 出典:「令和4年4月分からの年金額」(日本年金機構) 費用負担を軽減する制度があります 介護付き有料老人ホームでは介護保険を利用できますが、要介護度が高いと自己負担も高額になります。また、入居中に病気やけがなどで治療が必要とさらに医療費が必要になることも。 これらの費用負担を軽減できる制度がありますので、知っておきましょう。 高額介護サービス費制度 「高額介護サービス費制度」は、1ヵ月の介護保険サービス自己負担額が限度額を越えた場合、越えた分の金額が戻ってくる制度です。支給対象の方には自治体から「支給申請書」が送られくるので、忘れずに申請しましょう。 高額介護サービス費の申請方法 高額介護サービス費の支給を受ける際は、各自治体の窓口に申請しましょう。以下、申請時に必要な主な書類をまとめました。 高額介護サービス費支給申請書介護保険被保険者証振込先が確認できるもの 高額医療・高額介護合算制度 「高額医療・高額介護合算制度」は、同一世帯で支払った介護保険サービスと医療費の自己負担額の合計が基準を越えた場合、越えた分の金額が戻ってくる制度です。合算期間は8月1日から翌年の7月31日で、利用するには自治体の国民健康保険窓口で申請します。 ただし、同一世帯内でも「夫が75歳以上で後期高齢者医療保険、妻が75歳未満で国民健康保険」など、加入する保険が異なる場合は合算することができません。さらに、基準を500円以上越えない場合は適用外です。 高額医療・高額介護合算制度の申請方法 高額医療・高額介護合算制度を利用する際は、各自治体の窓口に申請しましょう。以下、主に必要な書類をまとめました。 高額医療・高額介護合算申請書健康保険証介護保険証振込先が確認できるもの 費用負担を軽減する控除もあります 親の介護付き有料老人ホーム費用を子どもが援助する場合、「扶養控除」や「障害者控除」が受けられる可能性があります。 扶養控除 介護付き有料老人ホーム入居前から親を扶養に入れていた方や、遠距離介護などで仕送りしていた方などは施設入居後も扶養控除が受けられる可能性があります。 控除額は扶養対象1人あたりにつき38万円ですが、扶養対象が70歳以上の場合は老人扶養親族となり、48万円の控除が受けられます。 障害者控除 要介護認定を受けて介護付き有料老人ホームに入居する場合、「障害者控除」を受けられる可能性があります。 要介護認定=障害者認定ではありませんが、要介護3以上の場合多くの自治体では「特別障害者控除対象者」として認定され、40万円の控除が受けられます。また、基準は自治体ごとに定められており、要介護2でも障害者控除対象者に認定されることもあります。 [staff_banner] 介護付き有料老人ホームの費用に関するよくある質問 生活保護で入居できる施設はありますか? 生活保護でも入居できる施設は、介護付き有料老人ホーム全体の1割程度あります。公的機関に比べると費用は高額になりますが、特別養護老人ホームの入居条件である要介護3に満たない人が入れる施設もあります。 また、特別養護老人ホームは人気が高く、入居を希望してから入るまでに数年かかることもあるので、待機期間中の入居先として利用するのもひとつの手です。 受け入れは施設の考え方により異なり、入居可能な施設でも人数制限を設けているケースがあります。気になる施設には問い合わせてみましょう。 その他費用はどのくらいを見込めば良いですか? その他費用の目安は、医療費1~2万円、その他雑費1~2万円です。ただし、訪問診療の医療費やおむつ代、嗜好品代、レクリエーション費用といったさまざまな費用を含むため、利用者ごとの健康状態や趣味嗜好などによって大きな差があります。 入居時費用の前払いと月払い、どちらが得ですか? 一般的には入居期間が長ければ前払いの方が、短ければ月払いの方がお得になります。しかし、どちらの方式にもメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとは言い切れません。 体験入居は介護保険が使えますか? 施設の雰囲気や設備を実際に体験できる「体験入居」。介護付き有料老人ホーム選びの最終段階に欠かせませんが、残念ながら介護保険適用外です。このため、滞在した日数分の食費や施設使用料などは実費で支払います。 ▶「いい介護」で介護付き有料老人ホームを探してみる { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "生活保護で入居できる施設はありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "生活保護でも入居できる施設は、介護付き有料老人ホーム全体の1割程度あります。公的機関に比べると費用は高額になりますが、特別養護老人ホームの入居条件である要介護3に満たない方が入れる施設もあります。" } },{ "@type": "Question", "name": "その他費用はどのくらいを見込めば良いですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "その他費用の目安は、医療費1~2万円、その他雑費1~2万円です。ただし、訪問診療の医療費やおむつ代、嗜好品代、レクリエーション費用といったさまざまな費用を含むため、利用者ごとの健康状態や趣味嗜好などによって大きな差があります。" } },{ "@type": "Question", "name": "入居時費用の前払いと月払い、どちらが得ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "一般的には入居期間が長ければ前払いの方が、短ければ月払いの方がお得になります。しかし、どちらの方式にもメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとはいいきれません。" } },{ "@type": "Question", "name": "体験入居は介護保険が使えますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "施設の雰囲気や設備を実際に体験できる「体験入居」。介護付き有料老人ホーム選びの最終段階に欠かせませんが、残念ながら介護保険適用外です。このため、滞在した日数分の食費や施設使用料などは実費で支払います。" } }] }

本当に良い老人ホームとは?見分け方や見学時のチェックポイントは?

本当に良い老人ホームとは?見分け方や見学時のチェックポイントは?

家族が老人ホームに入居するなら、快適で生活しやすい老人ホームを選ぶことが大切。そのためには、いくつかの施設を見学する必要があります。やみくもに見て回るのでは埒があきません。 満足のいく老人ホームに出会えるように、良い老人ホームを見分け方のポイントを詳しく解説していきます。 “良い老人ホーム”の定義 良い老人ホームを見分けるのにもっとも重要なポイントはどのような点でしょうか。 まずは、その施設がいかに住みやすいように配慮されているのかを確認しましょう。 玄関やロビーは、お客様を迎えるために施設がもっとも環境を整える場所です。老人ホームの雰囲気やスタッフの様子などが、玄関から感じられるような施設は良い老人ホームと言えます。 また、本人がそれまで住んでいた生活環境や考えに近い施設を検討することも大切です。静かな環境を好む人にはプライベートな時間を確保できる施設を。また人と人との交流を楽しんできた方には、アットホームな雰囲気の施設が良いでしょう。 入居者と介護スタッフの関係性 老人ホームの雰囲気を一番左右するもの、それはスタッフの質であるといっても過言ではありません。では、良い老人ホームの良いスタッフの理想像とは、一体どのようなものなのでしょうか。 コミュニケーション能力が高い コミュニケーション能力が高い介護スタッフは、入居者に対して丁寧な対応と対話を大切にしています。入居者の立場を考えて行動して、入居者が求めるケアをいち早く提供することができます。 入居者とスタッフの間に良い関係が築かれ、ケアをする側のスタッフの表情や態度にも余裕が生まれます。ひいては、施設全体の雰囲気にも良い影響を及ぼします。 入居者の要望を先回りして対応してくれる 入居者の要望に対して先回りして対応してくれているかどうかも大事なポイント。入居者が快適に普通の生活を送るにはどうすれば良いのか、入居者の立場で考えられたサービスが提供されているかどうかを見極めることが重要です。 とはいえ、事前にスタッフの様子を確認することは難しいことです。口コミや体験入居などを確認しておくことをおすすめします。 こんなところもチェックしておきたい ほかには、老人ホームのどのようなポイントに注意して、施設の様子をチェックしていけばよいのでしょうか。 11:30の様子をチェック 老人ホームの見学にもっとも適しているのは、昼食の時間帯です。食堂への誘導や食事介助などで忙しい時間帯にこそ、介護スタッフによってどのようなサポートが提供されているのかを見ることで、スタッフや施設の実態を見ることができるのです。 食事の提供時間は、施設にとってもっとも慌ただしい時間です。その中で、入居者がスタッフによりきちんと見守られ、それぞれの状態に合わせた適切な介助が行われているかを確認してください。入居者がスムーズに食事を楽しまれているようであれば、問題はないでしょう。 車椅子が汚れていないかチェック 見学時に必ず確認したいのが、車椅子です。落ちた食べ物などの汚れやほこりがついていないか、タイヤの空気はちゃんと入っているのか、などを確認しましょう。 車椅子をはじめとする福祉器具は、入居者のからだの一部となる大切な道具です。丁寧に扱われ、安全に注意し、定期的にメンテナンスがされているか。入居者が心地良くホームを利用できるよう配慮しているかといった意識の高さを確認することができます。 職員の定着率と入居率チェック 入居を検討する施設がいくつかに絞られてきたら、その施設の職員の定着率と入居率をチェックしましょう。職員の状況は『重要事項説明書』で確認することができます。 『重要事項説明書』とは、施設側によって都道府県に提出された書類であり、入居者が施設について知っておくべき情報を、把握することができます。 他の職場と同様、職場の環境や待遇が良い老人ホームでは職員の定着率も高く、職員にも余裕があります。その余裕が、施設全体の雰囲気や入居者への配慮にも大きな影響を及ぼすことは間違いありません。 イベントの内容をチェック 老人ホームで快適な生活を過ごすためには、年中行事やイベント、レクリエーションの内容もチェックしておきたいポイントです。 お住まいの地域や季節を意識したイベントや、映画鑑賞、スポーツなどのレクリエーションに参加することは、単調な毎日を送りがちな老人ホームでの生活の刺激となり、行動する意欲を高めることができます。 施設によってイベントの頻度や趣向は大きく違うので、ホームページや資料などで確認してみると良いでしょう。 その他の比較ポイント 良い老人ホームを見つけるためには複数の施設を比較することも大切です。 費用の比較 老人ホームの入居にかかる費用については、以下のポイントに気をつけてチェックしておきましょう。 入居一時金は支払える金額かどうか月額利用料は滞りなく支払える範囲なのか別途かかる金額について介護保険料について返還金制度について入居一時金の保全措置についてクーリングオフに関して 「入居一時金」と「月額利用料」の両方を比較することが大切です。これらの費用は、施設ごとの設備や体制、サービスの内容、施設の立地によって大きく異なります。 入居後も無理なく支払える範囲であることを確かめ、かつ「入居一時金」には「償却期間」があることも確認しておきましょう。 償却期間中になんらかの事情で退去することになった場合、入居一時金として多く支払った費用が返還されるのか、されないのかをしっかり納得されたうえで契約しましょう。 施設ごとに項目名や内訳などが異なる費用もあるので、事前に施設に確認して、入居後の費用トラブルを避けましょう。 介護体制の比較 現在または将来、ご家族に必要となる介護体制を比較することも重要です。 介護スタッフの常駐体制は整備されているか常駐する職員の資格の有無(ヘルパー・介護福祉士など)訪問介護・訪問医療を利用できるか 介護スタッフの多い施設では、通常より細やかなサポートを受けられるでしょう。しかし、費用負担が増えることもあるので、前もって確認しておきましょう。 医療体制の比較 介護スタッフは、一部を除き、医療行為をすることができません。病院や医療法人が経営する老人ホームの多くでは医療体制が整っていますが、医療体制の不十分な施設では不安の種が尽きません。 将来を見据えつつ、ご家族の身体状況に合わせた必要な医療ケアが受けられるかどうかを確かめておきましょう。 とくに、看護師の配置状況や以下については、チェックしておきましょう。 服薬の管理について傷や怪我ができた際の処置は適切か在宅酸素の使用の有無定期的な血圧測定・検温の有無喀痰吸引(たんの吸引)、経管栄養を行うことができる介護福祉士の有無 施設設備の比較 有料老人ホームは、設備によって下記のように分けて考えることもできます。入居者の要望に合わせて施設設備の比較もしておきましょう。 必要最低限の設備の施設娯楽設備など付加価値がついた施設重篤な病気も受け入れ可能な医療設備が整っている施設 なにより入居者の状況にあった施設を検討することが重要です。見学の際には、設備がどう配慮されているのか、下記のポイントを中心にチェックすると良いでしょう。 手すりの設置箇所と多さ廊下や共有スペースの広さ機械浴の設備の様子 また、入居者がもっとも長い時間を過ごす居室のチェックも必要です。入居者が快適に過ごすために確認しておきたいポイントもご紹介します。 居室の広さ居室の設備(浴室・トイレ・洗面台など)収納スペースの大きさ洗濯物を干すスペースの有無緊急通報装置の有無居室の玄関に鍵の有無居室の不足分を共用部分で補えているか共用部分について(リビングや食堂などの有無)車椅子でも生活に不便がないか 経営状況の比較 入居者が長期的に安心して快適な生活していくためには、施設の経営状況についての把握も重要です。 特に民間が運営している施設では必須です。「財務諸表」(運営会社のホームページのIR情報に掲載されていることもある)などを提示してもらい、下記の点に注意してチェックしてください。 経営母体は信用できるか入居率は何%か 入居開始から1年ほど経っていても入居率が50%を切っている施設は、経営状況があまり良くない可能性があるので、判断が必要です。 緊急時の対応 老人ホームに入居中の夜間の介護体制や、ご家族の容態が急変された時、地震や火災などの災害に見舞われた時、施設がどのような対応をしているのかも、確認しておきたいポイントです。 夜間の対応 多くの老人ホームでは日中は安心の介護体制が整っているもの。しかし、夜間はスタッフの人数が、日中よりも少なくなることは理解しておきましょう。 施設の設備や規模やスタッフの配置人数によっても変わりますが、夜間の定期的な巡回が入居者それぞれの症状にあった確認方法で行われているかがわかると安心です。 また、夜間に本人の容体が急変した時などは、どのような対応をしてもらえるのかを事前に確認しておくことも大切です。 体調急変時の対応 老人ホームには、看護師の夜間常駐は義務付けられていません。そのため、特に持病のある方、体調に不安のある方の場合は、医療機関が運営する老人ホームを選ぶと安心です。 医師や看護師との連携がとれるため、なにか異変があった時などに医師のサポートをいち早く受けることができます。 また訪問看護を行っている医療機関であれば、24時間体制の訪問看護ステーションと契約できるので、容体の急変などがあっても、すみやかな対応が期待できます。 災害時の対応 老人ホームでの、地震や火災など災害時の対応も重要です。 緊急事態が発生した時のすみやかな119番通報など、スタッフに対する指導や訓練が日常的に行われているのか、消防署員の指導のもと避難訓練が定期的に行われているのかも、チェックしておきたいポイントです。 また、緊急事態の際の入居者の避難に適している構造であるか、老人ホームの建物や設備についても必ず確かめておきましょう。 高級老人ホームは良い老人ホームなのか? 老人ホームにかかる費用は、施設によって大きく違います。家賃設定や提供されるサービスの内容にもよりますが、もっとも大きく異なるのは、運営会社の違いによるものです。 比較的費用の安い老人ホームは、NPO法人に運営されているものが多く、補助金などの優遇措置を受けることができます。利用料の支払いも、月額定額制をとっている施設が多くあります。 一方で利用料の高い高級老人ホームでは、ほかと比べて施設や設備が充実しています。最新型の介護器具や娯楽設備などを完備することによって、入居者が充実した毎日をおくるためのサポートをしています。 良い老人ホームを探すためには優先順位が重要 良い老人ホームの見分け方を説明してきました。すべてのポイントに満足できる老人ホームを探すことは、難しいかもしれません。 大切なのは、なにを重視して老人ホームを選ぶのかということです。それぞれの希望条件やポイントに優先順位をつけて考えてみることをおすすめします。そうすることで最優先にすべきポイントやゆずれないポイント、妥協できるポイントが見えてくるはず。 最善の老人ホームに入居できるよう、事前に家族みんなで話し合いをしておくことが大切です。 [post_banner] 良い老人ホームに関するよくある質問 良い老人ホームとはどんな所ですか? 良い老人ホームとは入居者と介護スタッフの関係性が良く、施設の雰囲気や家族も含め人と人との交流を大切にしている施設を指します。 また、スタッフの定着率や入居率を見ることで良い老人ホームかどうかを判断することもできます。スタッフの状況は『重要事項説明書』で確認することができるので確認しましょう。 良い老人ホームはイベントが多いですか? 良い老人ホームではイベントやレクリエーションに力を入れていることが多いです。年中行事はもちろんのこと、さまざまなレクリエーションが用意され入居者を日々楽しませてくれます。またサークル活動をおこなっている施設もあり、入居前におこなっていた趣味を継続することもできます。 高級老人ホームは良い老人ホームですか? 高級老人ホームは提供されるサービスや共用設備などが充実しており、質の高い生活を送ることができます。ただし、入居者によっては高級老人ホームが必ずしも良い老人ホームであるとは限りません。見学や体験入居などを通して最適な老人ホームを探しましょう。 { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "良い老人ホームとはどんな所ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "良い老人ホームとは入居者と介護スタッフの関係性が良く、施設の雰囲気や家族も含め人と人との交流を大切にしている施設を指します。また、スタッフの定着率や入居率を見ることで良い老人ホームかどうかを判断することもできます。スタッフの状況は『重要事項説明書』で確認することができるので確認しましょう。" } },{ "@type": "Question", "name": "良い老人ホームはイベントが多いですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "良い老人ホームではイベントやレクリエーションに力を入れていることが多いです。年中行事はもちろんのこと、さまざまなレクリエーションが用意され入居者を日々楽しませてくれます。またサークル活動をおこなっている施設もあり、入居前におこなっていた趣味を継続することもできます。" } },{ "@type": "Question", "name": "高級老人ホームは良い老人ホームですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "高級老人ホームは提供されるサービスや共用設備などが充実しており、質の高い生活を送ることができます。ただし、入居者によっては高級老人ホームが必ずしも良い老人ホームであるとは限りません。見学や体験入居などを通して最適な老人ホームを探しましょう。" } }] }

老人ホームの選び方は?良い施設を見分けるための7つのポイント

老人ホームの選び方は?良い施設を見分けるための7つのポイント

老人ホーム選びはその後の生活の質を左右するため、たくさんの情報を集めてしっかり吟味しましょう。 この記事では、老人ホーム入居までの流れや選ぶ際に確認したい点を徹底解説。これから老人ホームを探す方は、ぜひ参考にしてください! 老人ホーム入居までの7つのステップ 老人ホームは、申し込んだら即入居というわけにはいきません。施設ごとに費用やサービス内容が異なるため、入居後に後悔しないためにはじっくりと選ぶ必要があります。 まずは、老人ホーム探しから入居までの流れを把握しておきましょう。 希望条件を決める 老人ホームを探すにあたり、まずは自分が希望する条件を洗い出しましょう。 第一の条件は予算です。老人ホームは月額利用料のほかに初期費用が必要です。それぞれ無理なく支払える価格帯を設定しましょう。 また、面会に通う負担を軽くするため、家族の家からの距離や立地も重要な条件です。 そのほか居室の広さや食事など、自分なりに重視するポイントをまとめて希望条件を決定します。 老人ホームの情報を収集する 老人ホームの情報収集はインターネットが便利です。比較サイトを利用すると、希望する条件からおすすめの老人ホームが探せます。 希望の条件に合う老人ホームを見つけたら、詳しい資料を取り寄せます。なるべくたくさんの施設の資料を集め、比較してみましょう。 老人ホームを見学する 気に入った施設をいくつか絞り込めたら、施設見学を申し込みましょう。 見学できる時間帯や内容については施設ごとに異なります。食事の試食やレクリエーションの見学が可能か、問い合わせの際確認しましょう。 確認したい点はあらかじめリストアップしておくと良いでしょう。 見学にはメモやノートを持参し、施設内の撮影は職員に許可をとってからにしましょう。自分だけでは気づかないこともあるため、家族も一緒に見学すると良いでしょう。 仮申し込みをする 見学して気に入れば、その場ですぐ仮申し込みします。仮申し込みなので正式な入居決定ではなく、あくまで仮押さえの状態です。 仮申し込み期間は一般的に1ヵ月程度で、その間に必要書類を揃えます。 各種の書類を提出する 老人ホームに入居するためには、「診療情報提供書」や「健康診断書」の提出が必要です。 診療情報提供書は一般的に「紹介状」とも呼ばれ、かかりつけ医に書いてもらいます。健康診断書は一般的に老人ホーム側が書面を準備し、かかりつけ医に記入してもらいます。有効期間は3ヵ月なので期限には注意しましょう。 なお、診断情報提供書と健康診断書の作成はいずれも有料です。また検査が必要な項目もあり、取得までに3週間程度かかります。 本人との面談をおこなう 最後に本人との面談があります。面談では施設側が入居希望者の健康状態を確認するほか、入居するうえで気になる点を直接、施設の担当者に聞くこともできます。 要介護認定を受けた方であれば、ケアマネジャーの同席も可能です。入居予定者が施設に行けない場合は、自宅や病院など入居希望者がいる場所まで施設担当者が出向いてくれます。 契約・入居 書類の提出と面談の後に、施設側の入居審査があります。入居希望者の健康状態や経済状態を確認し、問題がなければ本契約を結び、晴れて入居となります。 このように、老人ホームを探し始めてから実際に入居するまでは、多くの工程と時間が必要です。 老人ホームを選ぶ際に重要な7つの確認ポイント ここからは、老人ホームを選ぶ際に確認すべきポイントを解説します。まず、必ず確認したいのは次の7つです。 施設全体・スタッフの雰囲気費用の内訳介護・医療体制食事内容立地・周辺環境設備入居後に思い描く生活ができるか それぞれ詳しく見ていきましょう。 施設全体・スタッフの雰囲気 パンフレットを見ただけでは実際の雰囲気はわかりません。候補となる老人ホームを見つけたら、実際に見学や体験入居してみましょう。また、1つの施設で判断するのは難しいため、複数の施設を見学して比較するのも大切です。 見学時にチェックしたいポイントは次の通りです。 突然の訪問にも笑顔で対応できるかプライバシーが守られている場所で話を聞いてくれるかダラダラとした行動はないか、無駄話をしている職員はいないか忙しく走り回っている、表情が疲れ切っているスタッフはいないか入居者や家族が望まない呼び方をしていないか(「ちゃん付け」や「ニックネーム」など)乱雑な言葉遣いや怒鳴り声は聞こえていないか。 費用の内訳 入居費用は大きく分けて入居時にかかる初期費用と、入居後に毎月支払う月額利用料があります。それぞれの内訳や、介護保険の適用範囲と自己負担額について確認しましょう。 また、医療費や日用品などの実費負担の目安や有料サービスも確認し、合計金額を無理なく支払い続けられるか見極めましょう。 介護・医療体制 老人ホームを選ぶ際は、人員体制や提供可能な医療的サービスについてもしっかり確認しましょう。 例えば、老人ホームにおける介護スタッフの配置基準は、入居者3人に対して1名以上です。この基準より介護スタッフが多い施設では、より手厚い介護が受けられます。 そのほか、次の項目についてもチェックしましょう。 看護職員や機能訓練指導員が常勤しているか提携する医療機関とその内容緊急時の対応看取り体制看護スタッフが勤務している時間帯 食事内容の確認 食事は栄養補給に必要なだけでなく、大きな楽しみでもあります。だからこそ、提供される食事も重視して選びましょう。 月間の献立表でメニューの傾向を知るとともに、バリエーションに富んでいるか、季節感を取り入れているかなどチェックしましょう。また、糖尿病食や塩分制限食などの療養食が提供可能か、個人の好みに対応してもらえるかなども確認します。 さらに、体調不良や外泊などで食事が不要な際の料金についても聞いておきましょう。 施設によっては、事前に予約すると食事の試食ができることも。実際に食べてみると美味しさがわかるだけでなく、盛りつけの仕方や食器の使いやすさも確認できます。 立地・周辺環境を確認 家族が面会に通い通いやすいことも、老人ホーム選びの重要なポイントです。電車を使う場合は駅からの距離、自家用車なら周辺の駐車場などもチェックしましょう。 また、老人ホームは第二の我が家となるため、本人が落ち着く環境がベストです。慣れ親しんだ自宅近くのほか、海沿いで育った方なら部屋から海が見えたり、花や緑が好きな方なら近くに公園があるなども良いでしょう。 さらに、自分で外出できる方なら、近くに商店街などがあると便利です。 設備について確認 設備の充実度は生活の質を左右します。 例えば、共有スペースの居心地の良さや寝たきりでも入れる入浴設備の有無などを確認しておきましょう。また、施設によっては温泉やカラオケルーム、ジムなどが備わっていることもあります。 居室内は、トイレやベッド・収納設備などの付帯設備の使いやすさをチェックするとともに、タンスやテレビなどを入れるスペースも確認します。 入居後に思い描く生活ができるかを確認 老人ホーム選びは、望んでいる生活が実現できるかも重要です。見学の際に必要なケアや希望するサービスをスタッフに詳細に伝え、実現可能か確認しましょう。 その際のスタッフの返答も大きな判断材料となります。希望に対して可能・不可能を答えるだけでなく、施設内での生活について例を示しながら提案してくれる施設であれば、信頼して入居できるでしょう。 その他のチェックポイント 老人ホームでの生活を豊かなものにするため、次のポイントも確認しておきましょう。 イベント・レクリエーション イベントやレクリエーションは、入居者の運動機能や認知機能の維持・向上を目的におこなわれます。また、楽しみながら身体や手先を動かすことで意欲を向上し、生きがいにもつながります。 施設により、イベントやレクリエーションの頻度や内容は異なります。自分が楽しめそうな活動のある施設を選べば、楽しく活動的に過ごすことができるでしょう。 私物の持ち込み 長年使い慣れた家具や家電を持ち込むことで、施設でも自宅にいるような安心感が得られます。しかし、大型家具などは施設により規定が異なるため確認が必要です。 多額の現金や貴金属類は、トラブルに発展する可能性があることから持ち込みを禁止している施設も少なくありません。また、貴重品は施設側で預かってもらえることもあります。 このほか、何が持ち込めて何が持ち込めないのかしっかり確認しておきましょう。 ペットとの入居 特に一人暮らしでペットを飼っている方にとって、ペットと一緒に入居できるかは重要です。 近年「アニマルセラピー」の研究が進み、ペットとの生活が高齢者の心身状態に良い影響を与えることから、ペットと同居できる施設も増えつつあります。 ただし、入居可能な動物の種類やペット向けのサービスは、施設ごとに異なります。ペットと一緒の入居を希望する方は、事前に確認しましょう。 老人ホーム選びの手助け 自分で老人ホームを探すのが困難だったり、どの施設が良いか決められない場合は、プロの意見を参考にしてはいかがでしょうか。 豊富な経験や知識をもとに、老人ホーム選びを助けてくれる3つの窓口を紹介します。 民間の紹介センター 民間のセンターでは全国の情報を網羅しているため、広範囲の老人ホームを探すのに便利です。 不動産会社のように施設を紹介してくれる民間企業も多く、紹介だけでなく見学や契約のサポートまでしてくれることも。 なお、民間の紹介センターは老人ホームからの手数料で運営されているため、利用者側は無料で紹介してもらえます。 [staff_banner] ケアマネジャー 自宅などで介護サービスを利用している場合は、担当ケアマネジャーに相談するのがおすすめです。ケアマネジャーは介護現場のプロで、地域の施設について多くの情報を持っています。 また、自分の健康状態を正確に把握していることから、的確なアドバイスがもらえるのも大きなメリットです。 地域包括支援センター 介護認定を受けていない方は、地域包括支援センターを利用すると良いでしょう。 地域包括支援センターは保健医療の向上や福祉の増進を包括的に支援する施設で、市区町村からの委託により社会福祉法人や社会福祉協議会などが運営していることもあります。 地域の介護施設に詳しいだけでなく、介護認定の申請も可能です。また、介護のほか医療や成年後見制度など、高齢者の困りごとを幅広く相談できます。 老人ホーム選びは慎重に 老人ホームは施設ごとに設備やサービスが異なるため、施設選びがその後の生活の質を決めるといっても過言ではありません。質の良いサービスを提供する施設を選べば、快適で健康的な毎日を送れます。 老人ホームを選ぶ際は、資料を見るだけでなく実際に見学や体験入居し、複数の施設を比較してより自分に合った施設を見つけましょう。しかし、予算を見誤ると途中で資金が尽き、転院が必要になることも。余裕を持った資金計画も大切です。 入居後に後悔しないため、老人ホームはしっかり比較検討して選びましょう。 老人ホームの選び方に関するよくある質問 老人ホームを選ぶときのポイントは何ですか? 必ず確認したいのは、「施設全体・スタッフの雰囲気」「費用の内訳」「介護・医療体制」「食事内容」「立地・周辺環境」「設備」です。 特に「施設全体・スタッフの雰囲気」は実際に見学や体験入居をしてみないとわからないので、気になる施設がある場合、まずは施設の見学からおこないましょう。 すぐに入居できる施設はありますか? 入居者の年齢や身体状況、予算によってすぐに入居できるかが決まります。ただし即日入居というのは現実的に難しく、書類の準備や入居の審査などが必要となるため約1カ月程度が最短です。 事前に入居に必要な書類を揃えておくことで早めの入居が可能となる場合もあるので、見学の際などは施設側にどんな書類が必要なのかを聞きましょう。 老人ホーム選びを助けてくれる窓口はありますか? 主に「民間の紹介センター」「ケアマネジャー」「地域包括支援センター」などが挙げられます。 特に民間の紹介センターは、老人ホームからの手数料で運営されているため、利用者側は無料で老人ホームを紹介してもらえるメリットがあります。また民間の紹介センターは、老人ホームの情報に関して網羅しているので広範囲の老人ホームを探すのにも便利です。 ▶「いい介護」で有料老人ホームを探してみる { "@context": "https://schema.org", "@type": "FAQPage", "mainEntity": [{ "@type": "Question", "name": "老人ホームを選ぶときのポイントは何ですか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "必ず確認したいのは、「施設全体・スタッフの雰囲気」「費用の内訳」「介護・医療体制」「食事内容」「立地・周辺環境」「設備」です。特に「施設全体・スタッフの雰囲気」は実際に見学や体験入居をしてみないとわからないので、気になる施設がある場合、まずは施設の見学からおこないましょう。" } },{ "@type": "Question", "name": "すぐに入居できる施設はありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "入居者の年齢や身体状況、予算によってすぐに入居できるかが決まります。ただし即日入居というのは現実的に難しく、書類の準備や入居の審査などが必要となるため約1カ月程度が最短です。事前に入居に必要な書類を揃えておくことで早めの入居が可能となる場合もあるので、見学の際などは施設側にどんな書類が必要なのかを聞きましょう。" } },{ "@type": "Question", "name": "老人ホーム選びを助けてくれる窓口はありますか?", "acceptedAnswer": { "@type": "Answer", "text": "主に「民間の紹介センター」「ケアマネジャー」「地域包括支援センター」などが挙げられます。特に民間の紹介センターは、老人ホームからの手数料で運営されているため、利用者側は無料で老人ホームを紹介してもらえるメリットがあります。また民間の紹介センターは、老人ホームの情報に関して網羅しているので広範囲の老人ホームを探すのにも便利です。" } }] }

介護の基礎知識

  • 老人ホームの種類
  • 老人ホームの費用
  • 老人ホームの選び方
  • 老人ホームでの暮らし
  • 介護保険制度とは
  • 在宅介護サービス
  • 認知症について
  • 介護の費用を考える
  • 介護のトラブル集

地域から老人ホームを探す

北海道・東北

  • 北海道(札幌市)
  • 青森
  • 岩手
  • 宮城(仙台市)
  • 秋田
  • 山形
  • 福島

関東

  • 東京
  • 神奈川(横浜市・川崎市・相模原市)
  • 埼玉(さいたま市)
  • 千葉(千葉市)
  • 茨城
  • 栃木
  • 群馬

北陸・甲信越

  • 新潟(新潟市)
  • 富山
  • 石川
  • 福井
  • 山梨
  • 長野

東海

  • 愛知(名古屋市)
  • 岐阜
  • 静岡(静岡市・浜松市)
  • 三重

近畿

  • 大阪(堺市・大阪市)
  • 滋賀
  • 京都(京都市)
  • 兵庫(神戸市)
  • 奈良
  • 和歌山

中国・四国

  • 鳥取
  • 島根
  • 岡山(岡山市)
  • 広島(広島市)
  • 山口
  • 徳島
  • 香川
  • 愛媛
  • 高知

九州・沖縄

  • 福岡(福岡市・北九州市)
  • 佐賀
  • 長崎
  • 熊本(熊本市)
  • 大分
  • 宮崎
  • 鹿児島
  • 沖縄

関連サービス

  • いい葬儀
  • いいお墓
  • いい仏壇
  • いい相続
  • いいお坊さん
  • ストーリー
  • いい不動産
  • いい保険

介護の基礎知識

  • 介護のトラブル集
  • 介護の費用を考える
  • 介護保険制度とは
  • 在宅介護サービス
  • 老人ホームでの暮らし
  • 老人ホームの種類
  • 老人ホームの費用
  • 老人ホームの選び方
  • 認知症について

Copyright © 2023 いい介護 All Rights Reserved.

WordPress Luxeritas Theme is provided by "Thought is free".

 PAGE TOP