住み慣れた秋田市で老人ホームを探しているという方も多いでしょう。しかし、老人ホームについて少し調べただけでたくさんの施設があることがわかって混乱した方もいるかもしれません。
そこで、今回は秋田市の老人ホームをランキング形式でご紹介。気になる費用についてもまとめていますので、ぜひ施設探しの参考にしてください。
「秋田」駅より車で10分
●JR奥羽本線秋田駅から1.8km
●JR羽越本線羽後牛島駅から4.3km
●JR奥羽本線土崎駅から7km
介護付き有料老人ホーム
JR秋田駅より徒歩15分
グループホーム
JR「秋田」駅東口より車で約6分
介護付き有料老人ホーム
●JR羽越本線「羽後牛島駅」より徒歩12分
●JR奥羽本線・羽越本線・秋田新幹線「秋田」駅より車で約10分
介護付き有料老人ホーム
●「秋田南IIC」より車で約4分
●JR奥羽本線「四ツ小屋」駅より車で9分
介護付き有料老人ホーム
●「秋田」駅より車で約6分
●秋田中央ICより車で約10分
介護付き有料老人ホーム
JR「羽後牛島」駅より660m 徒歩約9分
市区町村 | 中央値 | 平均値 | ||
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入居一時金 | 月額費用 | 入居一時金 | 月額費用 | |
秋田市 | 34.3万円 | 14.7万円 | 113.0万円 | 15.0万円 |
秋田市には特別養護老人ホームが22施設あり、定員の合計は1289人です。対して、民間施設である有料老人ホームは32施設で合計の定員は969人、サービス付き高齢者向け住宅は29施設で定員787人となっています。
比較的に安価で利用できる特別養護老人ホームは、人気が高いため入所待機者が多数いる場合があります。そのため「今すぐに入所したい」と思っても。数ヵ月~数年待つ可能性があるので要注意です。
秋田市では特別養護老人ホームの入所待機者が多いことが課題となっています。対策として、2020年に1施設、80床を新設。すぐに待機者問題が解決するわけではありませんが、将来的なニーズを考慮しながら、今後も特別養護老人ホームの整備を進めていく方針です。
参考:「介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)」(秋田市)
参考:「有料老人ホーム」(秋田市)
参考:「サービス付き高齢者向け住宅」(秋田市)
2023年10月時点で秋田市の高齢者の人口は97174人、高齢化率は33.1%です。秋田市の高齢化率は、全国29.1%よりも4ポイント近く高い水準にあります。今後も高齢者が増えていくと想定されており、このような全国の高齢化率との開きは、今後も広がっていくと市は見込んでいます。
また、介護が必要な要支援・要介護認定を受けている高齢者の数も増加していくと見込まれています。2021年時点の要支援・要介護認定者の数は19818人。将来的には、介護施設への入居を検討する目安と言われる「要介護3」の認定を受けている高齢者が増加するという推計もされています。
参考:「第10次秋田市高齢者プラン 第3章 プラン策定の背景」(秋田市)
参考:「令和5年10月1日現在 秋田市年齢別・地区別人口」(秋田市)
秋田市では高齢者の生活や介護を支援するため、主に以下のような取り組みをしています。
「高齢者コインバス事業」は高齢者が市内を走るバスに1回100円で乗車できるサービスです。
利用するには、高齢者専用の「シニアアキカ」という交通ICカードを使います。シニアアキカを発行するには、市役所で「引換証」を受け取ってから秋田中央交通の窓口で手続きをする必要があります。
参考:「高齢者コインバス事業」(秋田市)
秋田市では、自力で屋根の雪下ろしがすることが難しい高齢者のみの世帯や障害者のみの世帯を対象に、屋根の雪下ろしの費用の一部を助成しています。
雪下ろしのみの場合は最大1万円、雪下ろしと下ろした雪の排雪をした場合は最大1万5000円の助成がおこなわれます。
助成を受ける場合は、作業開始前後の写真と代金の領収書などと合わせて所定の申請書の提出が必要です。
参考:「豪雪時の屋根の雪下ろし費用の助成」(秋田市)
後期高齢医療制度の加入者を対象に、はり・きゅう・マッサージ治療院を利用する際に使用できる「受療券」を最大15枚交付しています。
この券は1枚800円として利用できるもの。1日1回利用できます。
利用できるのは、秋田市指定の治療院のみです。
参考:「いきいき長寿はり・きゅう・マッサージ受療券を交付します」(秋田市)
秋田市では高齢者の生きがいづくりを目的に、元気な高齢者のボランティア活動を推進しています。
ボランティア活動の内容は、介護保険施設などでのレクリエーション支援や食事の配膳、児童館などでの児童の遊び相手、市立図書館での図書の整理、認知症カフェの受付や参加者の話し相手、といったものです。
ボランティア活動をするには、事前に秋田市社会福祉協議会でのボランティア登録が必要。定期的に開催している登録講習会に参加することでボランティア登録ができます。
参考:「介護支援ボランティア制度」(秋田市)
民間の老人ホームは、主に以下の4種類に分けられます。
介護付き有料老人ホームは、有料老人ホームのなかでも自治体から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている施設です。この指定を受けるためには、「介護が必要な入居者に対して介護スタッフと看護職員の数が3対1以上」などの介護体制に関する条件を満たす必要があります。
つまり、介護体制が特定施設入居者生活介護の指定を受けていない施設よりも充実していると言えます。
看取りまで対応している施設も多くあるため、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなるでしょう。
住宅型有料老人ホームには要介護度が軽度の方が多く入居している傾向があり、入居者が楽しめるレクリエーションやイベントを充実させている施設が多くあります。
また、住宅型有料老人ホームでは生活支援サービスが受けられます。具体的には、食事の提供、居室の掃除、洗濯、買い物代行、生活相談などです。
住宅型有料老人ホームに入居して介護サービスを利用したい場合は、外部介護事業者と契約する必要があります。もし、入居前から訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを利用している場合は、入居後も引き続き同じサービスを利用できます。
サービス付き高齢者向け住宅には、「一般型」「介護型」の2種類があります。
一般型では介護サービスを外部介護事業者と契約して利用します。食事はオプションとして必要な数だけ注文する形式です。キッチンが居室についていることも多く、自炊もできます。
介護型では介護サービスは施設が提供するサービスに含まれています。介護スタッフが24時間常駐していることもあり、頻繁に介護が必要な方も安心して暮らせる環境です。また、日中は看護師も常駐しているので健康管理を施設に任せられます。
グループホームは認知症の方のための施設です。ユニットごとに生活しており、1ユニット最大9名の少人数で生活します。
グループホームでは、料理や洗濯、掃除といった家事を入居者が協力しておこなうのが特徴。介護スタッフのサポートを受けながら一人ひとりができることをおこない、できるだけ身体能力や認知機能を維持させることを目的としています。
老人ホームに入居するまでには、以下の7つのステップがあります。
まず、地域や予算などの希望条件を整理してリストアップしておきましょう。希望条件をまとめておくと、老人ホームの情報集めがスムーズに進みます。
納得いく入居先を見つけた方は、最低3件以上の施設を比較しています。まずは気になる老人ホームの資料を取り寄せて、見学の申し込みをしてみましょう。
どんな施設が合っているのかわからない場合、気軽に「いい介護」にご相談ください。老人ホームに精通した入居相談員が希望を伺ったうえで、複数の施設をご紹介します。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。