江ノ島や辻堂海岸など、美しい海が魅力の藤沢市。サーフィンなどのマリンスポーツを楽しめる環境に魅了されている人も多くいます。
そんな魅力的な藤沢市で老人ホームを探している方はたくさんいるでしょう。しかし、ひとくちに老人ホームと言っても千差万別。どの施設が良いのか迷ってしまうこともありますよね。
そこで、「いい介護」がおすすめする老人ホームをランキング形式でご紹介。おすすめポイントもまとめましたので、ぜひ施設探しの参考にしてください。
小田急江ノ島線「藤沢本町駅」より徒歩6分(約430m)
介護付き有料老人ホーム
JR東海道本線・小田急江ノ島線「藤沢駅」より徒歩15分(約1,200m)
介護付き有料老人ホーム
小田急江ノ島線・相模鉄道いずみ野線・横浜市営地下鉄1号線「湘南台駅」よりいずれも徒歩10分(約740m)
小田急江ノ島線「長後駅」徒歩15分
江ノ島電鉄「柳小路」駅より徒歩10分
その他高齢者向け住宅
JR東海道線・湘南新宿ライン「辻堂」駅より徒歩8分
その他高齢者向け住宅
JR東海道線・湘南新宿ライン、小田急江ノ島線「藤沢」駅(南口)より徒歩4分
住宅型有料老人ホーム
●JR東海道本線「辻堂」駅より徒歩21分
●JR東海道本線「藤沢」駅より徒歩29分
サービス付き高齢者向け住宅
●東海道線「辻堂」駅北口2番乗り場より「湘南台駅西口行」バスで20分、「南原」バス停下車、徒歩5分
●「湘南台」駅よりバスで10分、下車徒歩6分
その他高齢者向け住宅
小田急江ノ島線・相鉄いずみ野線・横浜市営地下鉄ブルーライン「湘南台」駅より徒歩10分
施設種別 | 中央値 | 平均値 | ||
---|---|---|---|---|
入居一時金 | 月額費用 | 入居一時金 | 月額費用 | |
介護付き 有料老人ホーム |
711.3万円 | 30.4万円 | 839.2万円 | 33.2万円 |
住宅型 有料老人ホーム |
550.0万円 | 28.3万円 | 725.5万円 | 33.4万円 |
サービス付き 高齢者向け住宅 |
31.0万円 | 21.8万円 | 65.0万円 | 24.8万円 |
グループホーム | 20.0万円 | 17.2万円 | 19.3万円 | 17.5万円 |
藤沢市の主な公的な老人ホームは、特別養護老人ホームが17施設、介護老人保健施設が7施設あります。特別養護老人ホームと介護老人保健施設は、入所条件や入所可能期間が大きく異なります。
特別養護老人ホームは、要介護3以上の方が入れる施設で、入所期間に定めがありません。つまり、終身利用ができるので「終の棲家」として選ばれることの多い施設です。対して介護老人保健施設は、要介護3以上1以上の方が入居できる施設。しかし、3~6ヵ月で身体状況の審査がおこなわれ、入所継続の必要がないと判断されると退去をしなければいけません。
ちなみに、民間施設である有料老人ホームは藤沢市内に73施設。リハビリに力を入れている施設や、末期がんの方を中心に受け入れている施設など、さまざまなタイプの老人ホームがあります。
参考:「藤沢市内の介護保険施設一覧(2022/9/22時点)」(藤沢市)
参考:「湘南東圏域(藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町)」(神奈川県)
2020年10月時点で藤沢市の高齢者人口は10万7241人。高齢化率は24.5%となっており、同年の全国の高齢化率28.8%や神奈川県の25.1%よりは低い水準となっています。
しかし、藤沢市内でも高齢化には地域差が大きいのが実情です。最も高齢化が進んでいない湘南台地区は高齢化率が19.3%であるのに対し、最も高齢化が進んでいる湘南大庭地区は32.6%と10ポイント以上の開きがあります。
また、高齢者の人口が増えるのに伴って、認知症高齢者も増加。認知症高齢者の数は、2009年には6267人でしたが2020年には1万1341人と、2倍近くまで増えています。
こうした状況を受け、藤沢市では高齢者の生きがいづくりによる介護予防事業や、医療・介護の連携による在宅生活の推進などに取り組んでいます。
参考:「いきいき長寿プランふじさわ2023 第2章 高齢者を取り巻く状況」(藤沢市)
藤沢市は、高齢者の暮らしや介護をする人への支援をおこなっています。主には以下のような取り組みをしています。
60歳以上で市内の老人保健センターの利用カードを持っている方は、老人保健センターから発車している巡回送迎バスを利用できます。
このバスは、市内3ヵ所の老人福祉センターから公共交通機関がないなどの交通の不便な地域を中心に巡回しています。
利用するには、老人福祉センターの利用カードが必要です。そのため、老人福祉センターで利用登録をする必要があります。
参考:「湘南すまいるバス(高齢者福祉バス)」(藤沢市)
寝たきりの高齢者を対象に、「藤沢市福祉タクシー利用券(距離制運賃用)」を交付しています。これは病院の通院などの際に利用できるもので、1回の乗車につき2400円分まで使えます。利用券の超過分は自己負担となります。
この券は1ヵ月3600円分、年間最大4万3200円分が交付されます。
利用するには、所定の申請書に記入のうえ、市役所の高齢者支援課もしくは市民センター窓口に提出する必要があります。
参考:「福祉タクシー利用券について(旧みどりのタクシー券)」(藤沢市)
おむつを日常的に利用している高齢者を対象に、紙パンツや尿パッドの支給をおこなっています。藤沢市指定の商品のなかから必要なものを注文すると、毎月1回、自宅まで配送されます。
料金は、4000円以下の場合は注文金額の1割のみ。4000円以上の場合は超過した分は全額自己負担となります。
申込は、所定の申請書と紙おむつの注文書を在宅福祉サービスセンターもしくは市民センターで提出することで完了します。
参考:「大人用紙おむつの支給(紙おむつ支給事業)について」(藤沢市)
民間の老人ホームは、主に以下の4種類に分けられます。
介護付き有料老人ホームは、有料老人ホームのなかでも自治体から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている施設です。この指定を受けるためには、「介護が必要な入居者に対して介護スタッフと看護職員の数が3対1以上」などの介護体制に関する条件を満たす必要があります。
つまり、介護体制が特定施設入居者生活介護の指定を受けていない施設よりも充実していると言えます。
看取りまで対応している施設も多くあるため、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなるでしょう。
住宅型有料老人ホームには要介護度が軽度の方が多く入居している傾向があり、入居者が楽しめるレクリエーションやイベントを充実させている施設が多くあります。
また、住宅型有料老人ホームでは生活支援サービスが受けられます。具体的には、食事の提供、居室の掃除、洗濯、買い物代行、生活相談などです。
住宅型有料老人ホームに入居して介護サービスを利用したい場合は、外部介護事業者と契約する必要があります。もし、入居前から訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを利用している場合は、入居後も引き続き同じサービスを利用できます。
サービス付き高齢者向け住宅には、「一般型」「介護型」の2種類があります。
一般型では介護サービスを外部介護事業者と契約して利用します。食事はオプションとして必要な数だけ注文する形式です。キッチンが居室についていることも多く、自炊もできます。
介護型では介護サービスは施設が提供するサービスに含まれています。介護スタッフが24時間常駐していることもあり、頻繁に介護が必要な方も安心して暮らせる環境です。また、日中は看護師も常駐しているので健康管理を施設に任せられます。
グループホームは認知症の方のための施設です。ユニットごとに生活しており、1ユニット最大9名の少人数で生活します。
グループホームでは、料理や洗濯、掃除といった家事を入居者が協力しておこなうのが特徴。介護スタッフのサポートを受けながら一人ひとりができることをおこない、できるだけ身体能力や認知機能を維持させることを目的としています。
老人ホームに入居するまでには、以下の7つのステップがあります。
まず、地域や予算などの希望条件を整理してリストアップしておきましょう。希望条件をまとめておくと、老人ホームの情報集めがスムーズに進みます。
納得いく入居先を見つけた方は、最低3件以上の施設を比較しています。まずは気になる老人ホームの資料を取り寄せて、見学の申し込みをしてみましょう。
どんな施設が合っているのかわからない場合、気軽に「いい介護」にご相談ください。老人ホームに精通した入居相談員が希望を伺ったうえで、複数の施設をご紹介します。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。