北海道でおすすめの老人ホームランキング!費用相場や入居の流れも解説

北海道でおすすめの老人ホームランキング!費用相場や入居の流れも解説

更新日 2024/03/07

雄大な山や海など自然の恵みが豊かな北海道。観光地としても人気ですが、札幌市を中心と市街地は公共交通機関が整っているので、住む街としても人気があります。

そんな魅力的な北海道で老人ホームを探している方も多いでしょう。しかし、老人ホームとひとくちに言っても種類はさまざまなうえ、数が多いので迷ってしまいますよね。

そこで、今回は「いい介護」がおすすめの老人ホームをランキング形式でご紹介。費用や入居条件など、気になる項目についてもまとめているので、老人ホーム探しの参考にしてください。

北海道でおすすめの老人ホームランキング

ココファン発寒

費用

入居費用:
12~21.8万円
月額費用:
17.3~27.2万円

アクセス

JR函館本線「発寒」駅より徒歩6分

入居条件

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • 施設内に24時間体制でスタッフが常駐し、併設の訪問介護も利用可能です。体に合わせた訪問型のケアを利用できます。
  • 地域医療と連携した医療ケアで健康管理を実施。往診や緊急時対応も可能な環境になっているため、家族も安心です。
  • 発寒西公園をはじめとした緑豊かな公園や商業施設に囲まれて、豊かな暮らしができるのがこの施設の大きな特徴です。

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Gold Hills平岸

サービス付き高齢者向け住宅

Gold Hills平岸

費用

入居費用:
10.8~14.2万円
月額費用:
14.6~24.4万円

アクセス

市営地下鉄南北線「南平岸」駅より徒歩8分

入居条件

  • 自立
  • 要支援1
  • 要支援2
  • 要介護1
  • 要介護2
  • 要介護3
  • 要介護4
  • 要介護5
  • 認知症可
  • 生活保護応相談
  • 身元保証人応相談

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • 定期巡回・随時対応型訪問介護看護の事業所が併設。24時間いつでもホームヘルパー、看護師が対応できます。
  • リハビリデイサービスも併設し、専門知識を持つトレーナーによる効果の高いリハビリ・機能訓練に取り組めます。
  • 札幌市豊平区平岸一条の静かな住宅街に立地。徒歩圏内に「精進河畔公園」があり、晴れた日の散歩場所として活用できます。

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シェアコート西町

その他高齢者向け住宅

シェアコート西町

費用

入居費用:
0万円
月額費用:
9.2万円

アクセス

地下鉄「発寒南」駅より徒歩6分

入居条件

  • 自立
  • 要支援1
  • 要支援2
  • 要介護1
  • 要介護2
  • 要介護3
  • 要介護4
  • 要介護5
  • 認知症可
  • 生活保護応相談
  • 身元保証人応相談

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • 介護が必要でなくても安心して暮らせる”見守りアパート”。食事の提供・安否確認・生活相談サービスに特化した新しいかたちの住まいです。
  • 経済的な負担を軽減できるよう、地域最低水準の料金設定。入居のしやすさも魅力のひとつです。
  • 日々の生活やお出かけにも便利な場所に位置しており、利便性の良さも特長です。

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ノアガーデン モエレヒルズ

サービス付き高齢者向け住宅

ノアガーデン モエレヒルズ

費用

入居費用:
7.2万円
月額費用:
11.1万円

アクセス

中央バス「モエレ団地」バス停より徒歩5分

入居条件

  • 自立
  • 要支援1
  • 要支援2
  • 要介護1
  • 要介護2
  • 要介護3
  • 要介護4
  • 要介護5
  • 認知症可
  • 生活保護応相談
  • 身元保証人応相談

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • 札幌市東区の落ち着きのある住宅街に立地。すぐ近くには「中沼公園」をはじめ、広大な面積を持つ「モエレ公園」があります。
  • 定期巡回随時対応型訪問介護の事業所が併設。24時間体制で館内に介護スタッフが常駐しています。
  • 快適な生活空間を整備。居室は全室個室で、浴室には天然温泉の湯を使用しています。館内は安全性の高いバリアフリー設計です。

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シルバーコート手稲

住宅型有料老人ホーム

シルバーコート手稲

費用

入居費用:
0万円
月額費用:
9.2万円

アクセス

JR「手稲」駅よりJRバス乗車、「手稲曙通」バス停下車、徒歩7分

入居条件

  • 自立
  • 要支援1
  • 要支援2
  • 要介護1
  • 要介護2
  • 要介護3
  • 要介護4
  • 要介護5
  • 認知症可
  • 生活保護応相談
  • 身元保証人応相談

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • スタッフは24時間常駐し、安否確認や緊急対応をおこなってくれます。自由度が高いのも大きな魅力です。
  • 手の届きやすい価格設定も魅力のひとつです。日常生活で介助が必要な方は訪問介護サービスを利用することもできます。
  • 居室がすべて個室タイプなのも特長。プライバシーが確保された空間の中で思い思いの時間を過ごせます。

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高齢者・障害者向け フロンティア14

住宅型有料老人ホーム

高齢者・障害者向け フロンティア14

費用

入居費用:
8.7万円
月額費用:
9.2万円

アクセス

地下鉄南北線「北12条」駅より徒歩4分

入居条件

  • 自立
  • 要支援1
  • 要支援2
  • 要介護1
  • 要介護2
  • 要介護3
  • 要介護4
  • 要介護5
  • 認知症可
  • 生活保護応相談
  • 身元保証人応相談

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • 1日3回の食事提供や訪問ヘルパーによる家事代行、訪問医療による診療など、体の状態と希望に合わせた支援を利用し、自由なシニアライフを楽しめます。
  • 介護スタッフが24時間体制でご利用者を見守り、適切な支援やサービスを提供しています。切れ目ない見守りがあるので安心して過ごせます。
  • 自然豊かな環境と暮らしに便利な街並みが融合した、札幌市北区に位置しています。 お買い物や散策に便利で、ご高齢の方に申し分ない環境と言えるでしょう。

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シルバーコート江別

住宅型有料老人ホーム

シルバーコート江別

費用

入居費用:
0万円
月額費用:
8.7万円

アクセス

JR「高砂」駅より徒歩17分

入居条件

  • 自立
  • 要支援1
  • 要支援2
  • 要介護1
  • 要介護2
  • 要介護3
  • 要介護4
  • 要介護5
  • 認知症可
  • 生活保護応相談
  • 身元保証人応相談

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • 利用料金が安いです。毎月の基本費用は、家賃、管理費、食費、光熱費の合計で8万7,100円。10万円以下です。
  • 自立・要支援・要介護のどなたでも入居可能です。医療ケアが必要な方は、医師による訪問診療設けられます。
  • 45室ある居室はすべてが個室です。1階と2階の行き来がしやすいようにエレベーターを完備。館内は全館バリアフリー設計です。

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SOMPOケア ラヴィーレレジデンス旭ヶ丘

住宅型有料老人ホーム

SOMPOケア ラヴィーレレジデンス旭ヶ丘

費用

入居費用:
0~830万円
月額費用:
14.7~34万円

アクセス

札幌市電西線14条停より徒歩9分(約700m)

入居条件

  • 自立
  • 要支援1
  • 要支援2
  • 要介護1
  • 要介護2
  • 要介護3
  • 要介護4
  • 要介護5
  • 認知症可
  • 生活保護応相談
  • 身元保証人応相談

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • 駅から徒歩約9分。周辺にはコンビニやドラッグストアがあり、便利に暮らすことができます。
  • 24時間体制で看護師が常勤。ご入居者様の健康管理や医療的なサポートを行っています。
  • 理学療法士、言語聴覚士が配置されています。ご入居者様の機能維持のため、リハビリに力を入れた施設です。

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SOMPOケア ラヴィーレレジデンス豊平

住宅型有料老人ホーム

SOMPOケア ラヴィーレレジデンス豊平

費用

入居費用:
0~1180万円
月額費用:
12.4~57.8万円

アクセス

札幌市営地下鉄 東西線「菊水」駅より徒歩9分(約700m)

入居条件

  • 自立
  • 要支援1
  • 要支援2
  • 要介護1
  • 要介護2
  • 要介護3
  • 要介護4
  • 要介護5
  • 認知症可
  • 生活保護応相談
  • 身元保証人応相談

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • 駅から徒歩約9分。豊平川の川沿いに立地しており、施設からは開放的な眺望を楽しむことができます。
  • 医療と介護の連携がスムーズ!建物の1階部分には内科や歯科のクリニック、デイサービスがあります。
  • ご入居者様の機能維持に注力。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を配置している施設です。

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SOMPOケア ラヴィーレレジデンス北大前

住宅型有料老人ホーム

SOMPOケア ラヴィーレレジデンス北大前

費用

入居費用:
0~1200万円
月額費用:
12.7~58.2万円

アクセス

地下鉄「北24条」駅より徒歩5分

入居条件

  • 自立
  • 要支援1
  • 要支援2
  • 要介護1
  • 要介護2
  • 要介護3
  • 要介護4
  • 要介護5
  • 認知症可
  • 生活保護応相談
  • 身元保証人応相談

設備・人員体制

  • 24時間介護
  • 日中看護師配置
  • 24時間看護師配置
  • 手厚い介護体制
  • デイサービス併設
  • 看取り・ターミナルケア
  • 介護食対応
  • 療法食対応

ポイント

  • 駅から徒歩約5分のアクセスの良い立地。近隣の北海道大学では、豊かな自然を感じながら散策できます。
  • 24時間体制で看護師が常勤。ご入居者様の健康管理や医療的なサポートを行っています。
  • 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が配置されています。ご入居者様の機能維持のため、リハビリに力を入れた施設です。

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北海道の老人ホームの費用相場

施設種別 中央値 平均値
入居一時金 月額費用 入居一時金 月額費用
介護付き
有料老人ホーム
470.0万円 20.6万円 608.8万円 25.5万円
住宅型
有料老人ホーム
142.3万円 15.7万円 381.3万円 18.7万円
サービス付き
高齢者向け住宅
17.6万円 17.4万円 24.3万円 20.4万円
グループホーム 10.0万円 12.8万円 11.2万円 12.2万円

それぞれの老人ホームの特徴

民間の老人ホームは、主に以下の4種類に分けられます。

介護付き有料老人ホーム

介護付き有料老人ホームは、有料老人ホームのなかでも自治体から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている施設です。この指定を受けるためには、「介護が必要な入居者に対して介護スタッフと看護職員の数が3対1以上」などの介護体制に関する条件を満たす必要があります。

つまり、介護体制が特定施設入居者生活介護の指定を受けていない施設よりも充実していると言えます。

看取りまで対応している施設も多くあるため、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなるでしょう。

住宅型有料老人ホーム

住宅型有料老人ホームには要介護度が軽度の方が多く入居している傾向があり、入居者が楽しめるレクリエーションやイベントを充実させている施設が多くあります。

また、住宅型有料老人ホームでは生活支援サービスが受けられます。具体的には、食事の提供、居室の掃除、洗濯、買い物代行、生活相談などです。

住宅型有料老人ホームに入居して介護サービスを利用したい場合は、外部介護事業者と契約する必要があります。もし、入居前から訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを利用している場合は、入居後も引き続き同じサービスを利用できます。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅には、「一般型」「介護型」の2種類があります。

一般型では介護サービスを外部介護事業者と契約して利用します。食事はオプションとして必要な数だけ注文する形式です。キッチンが居室についていることも多く、自炊もできます。

介護型では介護サービスは施設が提供するサービスに含まれています。介護スタッフが24時間常駐していることもあり、頻繁に介護が必要な方も安心して暮らせる環境です。また、日中は看護師も常駐しているので健康管理を施設に任せられます。

グループホーム

グループホームは認知症の方のための施設です。ユニットごとに生活しており、1ユニット最大9名の少人数で生活します。

グループホームでは、料理や洗濯、掃除といった家事を入居者が協力しておこなうのが特徴。介護スタッフのサポートを受けながら一人ひとりができることをおこない、できるだけ身体能力や認知機能を維持させることを目的としています。

入居までの流れ

老人ホームに入居するまでには、以下の7つのステップがあります。

  1. 希望条件を決める
  2. 老人ホームの情報を収集する
  3. 老人ホームを見学する
  4. 仮申し込みをする
  5. 各種の書類を提出する
  6. 本人との面談
  7. 契約・入居

まず、地域や予算などの希望条件を整理してリストアップしておきましょう。希望条件をまとめておくと、老人ホームの情報集めがスムーズに進みます。

納得いく入居先を見つけた方は、最低3件以上の施設を比較しています。まずは気になる老人ホームの資料を取り寄せて、見学の申し込みをしてみましょう。

どんな施設が合っているのかわからない場合、気軽に「いい介護」にご相談ください。老人ホームに精通した入居相談員が希望を伺ったうえで、複数の施設をご紹介します。

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皆さまのお話をお伺いします。

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介護付き有料老人ホームとは│提供されるサービス・費用・入居条件などを解説

介護付き有料老人ホームは、介護スタッフが24時間常駐している介護施設。介護サービスや身の回りの世話を受けられます。 この記事では、介護付き有料老人ホームの種類及び入居のための条件や必要な費用、サービス内容などを詳しく説明しています。 https://youtu.be/oK_me_rA0MY 介護付き有料老人ホームの特徴 介護付き有料老人ホームとは、有料老人ホームのうち、都道府県または市町村から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設です。24時間介護スタッフが常駐し、介護や生活支援などは施設の職員により提供されます。 主に民間企業が運営しているため、サービスの内容や料金は施設ごとに異なります。また、入居基準も施設により異なり、自立している方から介護が必要な方まで幅広く受け入れている施設も。選択肢が幅広いため、自分に合った施設を選ぶことができます。 看取りまで対応している施設も多数あり、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなります。 全体の概要をまとめるとこのようになります。 費用相場 入居時費用 0~数千万円 月額利用料 15~30万円 入居条件 要介護度 自立~要介護5※1 認知症 対応可 看取り 対応可 入居のしやすさ ◯ ※施設の種類によって異なります。 特定施設入居者生活介護とは 特定施設入居者生活介護は、厚生労働省の定めた基準を満たす施設で受けられる介護保険サービスです。ケアマネジャーが作成したケアプランに基づき提供される食事や入浴・排泄など介助のほか、生活支援、機能回復のためのリハビリなどもおこなわれます。指定を受けてこのサービスを提供する施設は、一般的に「特定施設」の略称で呼ばれています。 介護付き有料老人ホームの種類と入居基準 介護付き有料老人ホームには「介護専用型」「混合型」「健康型」の3種類があり、それぞれ入居条件が異なります。 介護度 ...

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グループホームとは|入居条件や費用、入居時に気をつけたいポイントを解説

認知症の方の介護は大変です。「そろそろ施設への入居を検討しよう」と思っても、認知症の症状があると、入居を断られてしまうのではと心配もあるでしょう。 グループホームは認知症高齢者のための介護施設です。住み慣れた地域で暮らし続けられる地域密着型サービスであり、正式な名称を「認知症対応型共同生活介護」といいます。 こちらの記事では、グループホームについて解説します。また、グループホームで受けられるサービスや費用、施設選びのポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。 https://youtu.be/EofVO7MRRDM この記事を読めばこれがわかる! グループホームの詳細がわかる! グループホームを選ぶ際のポイントがわかる! グループホームへ入居する際の注意点がわかる! グループホームとは グループホームとは、認知症高齢者のための介護施設です。専門知識と技術をもったスタッフの援助を受けて、要支援以上の認知症高齢者が少人数で共同生活をおくります。 「ユニット」といわれる少人数のグループで生活し、入居者はそれぞれ家事などの役割分担をします。 調理や食事の支度、掃除や洗濯など入居者の能力に合った家事をして自分らしく共同生活を過ごすところが、ほかの介護施設や老人ホームとは異なるポイントです。 グループホームの目的は、認知症高齢者が安定した生活を現実化させること。そのために、ほかの利用者やスタッフと協力して生活に必要な家事を行うことで認知症症状の進行を防ぎ、できるだけ能力を維持するのです。 グループホームは少人数「ユニット」で生活 グループホームでは「ユニット」と呼ばれるグループごとに区切って共同生活を送るのが決まり。1ユニットにつき5人から9人、原則1施設につき原則2ユニットまでと制限されています。 少人数に制限する理由は、心穏やかに安定して過ごしやすい環境を整えるため。環境変化が少なく、同じグループメンバーで協力して共同生活することは、認知症の進行を防ぐことに繋がります。 認知症の方にとって新しく出会う人、新しく覚えることが難しいので、入居者やスタッフの入れ替わりが頻繁にある施設では認知症の高齢者は心が落ち着かず、ストレスを感じ生活しづらくなってしまいます。その結果、認知症症状を悪化させるだけでなく、共同生活を送る上でトラブルを起こすきっかけとなります。 慣れ親しんだ場所を離れて新しい生活をするのは認知症の方には特に心配が尽きないもの。その心配を軽減するため、より家庭にできるだけ近づけ、安心して暮らせるようにしています。 グループホームの入居条件 グループホームに入居できるのは医師から「認知症」と診断を受けている方で、一定の条件にあてはまる方に限ります。 原則65歳以上でかつ要支援2以上の認定を受けている方 医師から認知症の診断を受けている方 心身とも集団生活を送ることに支障のない方 グループホームと同一の市町村に住民票がある方 「心身とも集団生活を送ることに支障のない」という判断基準は施設によって異なります。入居を希望している施設がある場合には、施設のスタッフに相談しましょう。 また、生活保護を受けていてもグループホームに入ることは基本的には可能です。しかし、「生活保護法の指定を受けている施設に限られる」などの条件があるので、実際の入居に関しては、行政の生活支援担当窓口やケースワーカーに相談してみましょう。 グループホームから退去を迫られることもある!? グループホームを追い出される、つまり「強制退去」となることは可能性としてゼロではありません。一般的に、施設側は入居者がグループホームでの生活を続けられるように最大限の努力をします。それでも難しい場合は、本人やその家族へ退去を勧告します。「暴言や暴力などの迷惑行為が著しい場合」「継続的に医療が必要になった場合」「自傷行為が頻発する場合」etc。共同生活が難しくなった場合には追い出されてしまうこともあるのです グループホームで受けられるサービス グループホームで受けられるサービスは主に以下です。 生活支援 認知症ケア 医療体制 看取り それぞれ詳しく見てみましょう。 生活支援 グループホームでは以下の生活面でのサービスを受けられます。 食事提供 :◎ 生活相談 :◎ 食事介助 :◎ 排泄介助 :◎ 入浴介助 :◎ 掃除・洗濯:◯ リハビリ :△ レクリエーション:◎ 認知症を発症すると何もできなくなってしまうわけではなく、日常生活を送るだけなら問題がないことも多いです。 グループホームには認知症ケア専門スタッフが常駐しています。認知症進行を遅らせる目的で、入居者が専門スタッフの支援を受けながら入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこないます。 食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで、そして洗濯をして干すといった作業や掃除も、スタッフの介助を受けながら日常生活を送ります。 グループホームでは、入居者の能力(残存能力)に合った家事を役割分担して自分たち自身でおこなうことになります。 例えば、食事の準備として買い出しから調理、配膳、後片付けまで。また、そして洗濯をして、干すまで…など。そのために必要な支援を、認知症ケアに長けた専門スタッフから受けられるのが、グループホームの大きな特徴です。 グループホームは日中の時間帯は要介護入居者3人に対して1人以上のスタッフを配置する「3:1」基準が設けられています。施設規模によっては、付き添いやリハビリなどの個別対応が難しいので、入居を検討する際は施設に確認しましょう。 認知症ケア 施設内レクリエーションやリハビリのほかに、地域の方との交流を図るための活動の一環として地域のお祭りに参加や協力をしたり、地域の人と一緒に公園掃除などの活動を行う施設も増えてきました。 グループホームとして積み上げてきた認知症ケアの経験という強みを活かし、地域に向けた情報発信などのさまざまな活動が広がっています。 地域の方と交流する「認知症サロン」などを開催して施設外に居場所を作ったり、啓発活動として認知症サポーター養成講座を開いたりするなど、地域の人々との交流に重きを置くところが増えています。 顔の見える関係づくりをすることで地域の人に認知症について理解を深めてもらったり、在宅介護の認知症高齢者への相談支援につなげたり。 こうした活動は認知症ケアの拠点であるグループホームの社会的な価値の向上や、人とのつながりを通じて入所者の暮らしを豊かにする効果が期待できます。 医療体制 グループホームの入居条件として「身体症状が安定し集団生活を送ることに支障のない方」と定義しているように、施設に認知症高齢者専門スタッフは常駐していますが、看護師が常駐していたり、医療体制が整っているところはまだまだ少ないです。 しかし近年、高齢化が進む社会の中で、グループホームの入居者の状況も変わってきています。 現在は看護師の配置が義務付けられていないので、医療ケアが必要な人は入居が厳しい可能性があります。訪問看護ステーションと密に連携したり、提携した医療機関が施設が増えたりもしているので、医療体制について気になることがあれば、施設に直接問い合わせてみましょう。 看取り 超高齢社会でグループホームの入所者も高齢化が進み、「看取りサービス」の需要が増えてきました。 すべてのグループホームで看取りサービス対応しているわけではないので、体制が整っていないグループホームの多くは、医療ケアが必要な場合、提携医療施設や介護施設へ移ってもらう方針を採っています。 介護・医療体制の充実度は施設によってさまざまです。介護保険法の改正が2009年に行われ、看取りサービスに対応できるグループホームには「看取り介護加算」として介護サービスの追加料金を受け取れるようになりました。 看取りサービスに対応しているグループホームは昨今の状況を受け増加傾向にあります。パンフレットに「看取り介護加算」の金額が表記されているかがひとつの手がかりになります。 グループホームの設備 グループホームは一見、普通の民家のようで、家庭に近い雰囲気が特徴ですが、立地にも施設基準が設けられています。 施設内設備としては、ユニットごとに食堂、キッチン、共同リビング、トイレ、洗面設備、浴室、スプリンクラーなどの消防設備など入居者に必要な設備があり、異なるユニットとの共有は認められていません。 入居者の方がリラックスして生活できるように、一居室あたりの最低面積基準も設けられています。このようにグループホーム設立にあたっては一定の基準をクリアする必要があります。 立地 病院や入居型施設の敷地外に位置している利用者の家族や地域住民と交流ができる場所にある 定員 定員は5人以上9人以下1つの事業所に2つの共同生活住居を設けることもできる(ユニットは2つまで) 居室 1居室の定員は原則1人面積は収納設備等を除いて7.43㎡(約4.5帖)以上 共有設備 居室に近接して相互交流ができるリビングや食堂などの設備を設けること台所、トイレ、洗面、浴室は9名を上限とする生活単位(ユニット)毎に区分して配置 グループホームの費用 グループホーム入居を検討する際に必要なのが初期費用と月額費用です。 ここからは、グループホームの入居に必要な費用と、「初期費用」「月額費用」それぞれの内容について詳しく解説していきます。 ...

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