「うちの近くにはどんな老人ホームがあるんだろう」そう思って調べてみても、たくさん施設がありすぎて何が違うのかわからなくなりますよね。そこで、この記事ではさいたま市にあるおすすめの老人ホームをランキング形式で紹介します。
さいたま市は埼玉県の県庁所在地ということもあり、老人ホームの数は県内でも随一。お元気な方が多い施設から介護が必要な方が安心して暮らせる施設まで幅広くそろっているので、希望に近い施設がきっと見つかりますよ。
JR各線「大宮」駅東口より徒歩14分
埼玉新都市交通「鉄道博物館」駅より徒歩11分(約880m)、 JR東北本線「土呂」駅より徒歩14分(約1120m)。 東武アーバンパークライン(野田線)「大宮公園」駅より徒歩17分(約1400m)、
介護付き有料老人ホーム
JR京浜東北線・武蔵野線「南浦和」駅より徒歩3分
介護付き有料老人ホーム
JR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和」駅より徒歩10分
介護付き有料老人ホーム
JR武蔵野線 「東浦和」駅より徒歩3分
介護付き有料老人ホーム
JR川越線「指扇」駅より12分
介護付き有料老人ホーム
JR埼京線「与野本町」駅より徒歩7分
JR武蔵野線「東浦和」駅より徒歩8分
グループホーム
JR京浜東北線「浦和」駅または「南浦和」駅より国際興業バス乗車、「谷田小学校」バス停下車、徒歩5分
介護付き有料老人ホーム
JR京浜東北線・高崎線・東北本線「浦和駅」東口より徒歩5分
市区町村 | 中央値 | 平均値 | ||
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入居一時金 | 月額費用 | 入居一時金 | 月額費用 | |
さいたま市西区 | 22.7万円 | 19.1万円 | 78.8万円 | 18.9万円 |
さいたま市北区 | 50.0万円 | 19.1万円 | 175.3万円 | 20.3万円 |
さいたま市大宮区 | 93.6万円 | 20.2万円 | 267.1万円 | 22.9万円 |
さいたま市見沼区 | 32.3万円 | 18.3万円 | 264.3万円 | 20.0万円 |
さいたま市中央区 | 159.0万円 | 18.1万円 | 206.6万円 | 19.6万円 |
さいたま市桜区 | 63.0万円 | 19.2万円 | 269.6万円 | 22.9万円 |
さいたま市浦和区 | 342.0万円 | 26.5万円 | 885.5万円 | 28.7万円 |
さいたま市南区 | 269.1万円 | 26.5万円 | 839.5万円 | 33.4万円 |
さいたま市緑区 | 110.0万円 | 18.9万円 | 295.0万円 | 20.6万円 |
さいたま市岩槻区 | 36.0万円 | 18.2万円 | 227.6万円 | 21.1万円 |
さいたま市は2001年に浦和市、大宮市、与野市が合併して誕生しました。2005年には岩槻市も加わり、10の行政区を持つ政令指定都市となりました。
埼玉県の県庁所在地ということもあり、老人ホームの数も多く、バリエーションも豊か。例えば、アクティブシニアのためのサービス付き高齢者向け住宅もあれば、介護体制が充実して重介護度や認知症の方を手厚くケアしてくれる介護付き有料老人ホームもあります。
2023年12月時点のさいたま市の有料老人ホームの数は174施設で合計の定員は9604人、サービス付き高齢者向け住宅は97施設で合計の定員が3963人、グループホームは285施設で合計の定員1392人に上ります。
参考:「老人福祉施設等(養護、軽費、特別養護、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅)一覧」(さいたま市)
さいたま市の高齢者の人数は31万76人、高齢化率は23.21%(2023年9月時点)で過去最高になりました。そのうち100歳以上の高齢者は581人にのぼります。
さいたま市によると、高齢者人口は全国平均を超える速度で増加する見込み。市の65歳以上の高齢者の割合は2040年には30%を超えると考えられ、その後も2060年までは高齢者の割合が増えると推定しています。
参考:「さいたま市総合振興計画 基本計画」(さいたま市)
さいたま市では、独自の高齢者支援の取り組みをおこなっています。主なものとしては以下の取り組みがあります。
参考:「高齢者福祉サービス」(さいたま市)
さいたま市では、認知症情報共有パス「つながりゅう ささえ愛ノート」を発行しています。認知症情報共有パスとは認知症の方やその家族の生活を支援するため、医療機関や介護関係者などの情報共有をスムーズにすることを目的としたものです。
具体的には、認知症治療のための注意点や介護スタッフではわからないことや、医療スタッフではわかりにくい普段の生活スタイルなどをノートにまとめ、医療と介護の連携を強化するものです。
認知症の方本人や、その家族、担当ケアマネジャーなどに交付可能です。
参考:「認知症情報共有パス「つながりゅう ささえ愛ノート」を活用しましょう」(さいたま市)
「徘徊高齢者等探索サービス」は、認知症の影響で外出して自宅に戻ってこれなくなる高齢者の居場所を知らせる小型端末を貸し出すものです。30gに満たない小さな端末を高齢者が身につけることで、居場所がわからなくなったときにおおよその現在地を探せるようになります。
利用するには、「徘徊高齢者等探索サービス利用申請書」を役所の高齢介護課に提出する必要があります。また、利用には初回手数料が5500円、月々の使用料が340円必要です。
参考:「徘徊(はいかい)高齢者等探索サービス」(さいたま市)
さいたま市では、スマートフォンなどで読み取りできるQRコードが印刷されたシール(見守りシール)を交付しています。高齢者が身元不明者として保護された場合、発見者がQRコードを読み取ることで対象の高齢者の安否状態を家族などに自動メールで知らせます。
発見者と家族とのやり取りはインターネット上の伝言板でおこなうため、双方とも個人情報を記入する必要はありません。高齢者と発見者の現在地などの情報を入れ、その場に家族が迎えにいくだけのシンプルなつくりになっています。
利用申請のあとは、高齢者1人あたり、洗濯可能な耐洗ラベル20枚、暗闇で光る蓄光シール10枚が交付されます。衣類やぼうし、杖、カバンなどに貼って利用できます。
参考:「さいたま市認知症高齢者等見守りシール事業」(さいたま市)
要介護度3~5の高齢者のなかで排泄に介助が必要な方を対象に、月1回紙おむつ、尿とりパッド、おしりふき、使い捨て手袋を支給する制度です。
市からは「紙おむつ等支給利用券」を年間最大12枚が支給されます。利用券を利用する際は、商品カタログのなかから商品を選んで直接事業者に注文し、商品受け取り時に利用券と引き換える流れです。
1ヵ月6000円を上限額として支給を受けられます。上限額を超えた場合は、自己負担となります。
参考:「重度要介護高齢者紙おむつ等支給事業」(さいたま市)
「重度要介護高齢者等寝具乾燥事業」は、自宅で寝具の乾燥が難しい高齢者向けのサービスです。委託業者が訪問し、無料で寝具の丸洗いまたは乾燥を月1回までおこないます。
対象は65歳以上で寝具を干したりすることが難しく、要介護3以上の方です。
参考:「重度要介護高齢者紙おむつ等支給事業」(さいたま市)
「重度要介護高齢者訪問理・美容サービス事業」は、外出が難しい高齢者への訪問理・美容サービスです。さいたま市が「訪問理・美容券」を交付し、理髪やひげ剃りなどを4回まで無料で利用できます。
対象となるのは市内65歳以上で、理・美容店への通院が難しい方。かつ要介護度3~5の認定を受けている必要があります。高齢介護課に申請することで利用できます。
参考:「重度要介護高齢者訪問理・美容サービス事業のご案内」(さいたま市)
「ひとり暮らし高齢者安否確認事業」は一人暮らしの高齢者向けの安否確認・相談サービスです。専門スタッフが電話やFAXで連絡し、安否確認や生活上の相談などに応じてくれます。
電話を持っていない方や生活保護受給者には市が固定電話を貸与。固定電話の基本料金は市が負担し、通話料は自己負担になります。
対象となるのは65歳以上の一人暮らしの高齢者で、費用は無料です。毎月2回、利用者が希望した曜日と時間帯(午前8時30分~午後5時まで)にサービスを提供しています。利用するには高齢介護課に申請する必要があります。
参考:「ひとり暮らし高齢者安否確認事業」(さいたま市)
「さいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス事業」は、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯向けに週5回まで夕食の宅配をおこなうサービスです。
宅配は週5回まで利用可能。食事の宅配だけでなく安否確認、健康管理を孤独感解消を目的としています。1食あたりの費用は400円です。
対象となるのは65歳以上の一人暮らしの高齢者、高齢者のみの世帯。そのなかでも自炊や買い物が難しく、家族からの食事提供が受けられない方が利用できます。利用するときは、地域の社会福祉協議会に申し込みが必要です。
参考:「さいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス事業」(さいたま市)
民間の老人ホームは、主に以下の4種類に分けられます。
介護付き有料老人ホームは、有料老人ホームのなかでも自治体から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている施設です。この指定を受けるためには、「介護が必要な入居者に対して介護スタッフと看護職員の数が3対1以上」などの介護体制に関する条件を満たす必要があります。
つまり、介護体制が特定施設入居者生活介護の指定を受けていない施設よりも充実していると言えます。
看取りまで対応している施設も多くあるため、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなるでしょう。
住宅型有料老人ホームには要介護度が軽度の方が多く入居している傾向があり、入居者が楽しめるレクリエーションやイベントを充実させている施設が多くあります。
また、住宅型有料老人ホームでは生活支援サービスが受けられます。具体的には、食事の提供、居室の掃除、洗濯、買い物代行、生活相談などです。
住宅型有料老人ホームに入居して介護サービスを利用したい場合は、外部介護事業者と契約する必要があります。もし、入居前から訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを利用している場合は、入居後も引き続き同じサービスを利用できます。
サービス付き高齢者向け住宅には、「一般型」「介護型」の2種類があります。
一般型では介護サービスを外部介護事業者と契約して利用します。食事はオプションとして必要な数だけ注文する形式です。キッチンが居室についていることも多く、自炊もできます。
介護型では介護サービスは施設が提供するサービスに含まれています。介護スタッフが24時間常駐していることもあり、頻繁に介護が必要な方も安心して暮らせる環境です。また、日中は看護師も常駐しているので健康管理を施設に任せられます。
グループホームは認知症の方のための施設です。ユニットごとに生活しており、1ユニット最大9名の少人数で生活します。
グループホームでは、料理や洗濯、掃除といった家事を入居者が協力しておこなうのが特徴。介護スタッフのサポートを受けながら一人ひとりができることをおこない、できるだけ身体能力や認知機能を維持させることを目的としています。
老人ホームに入居するまでには、以下の7つのステップがあります。
まず、地域や予算などの希望条件を整理してリストアップしておきましょう。希望条件をまとめておくと、老人ホームの情報集めがスムーズに進みます。
納得いく入居先を見つけた方は、最低3件以上の施設を比較しています。まずは気になる老人ホームの資料を取り寄せて、見学の申し込みをしてみましょう。
どんな施設が合っているのかわからない場合、気軽に「いい介護」にご相談ください。老人ホームに精通した入居相談員が希望を伺ったうえで、複数の施設をご紹介します。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。