老人ホームは何歳から入れる?入居のタイミング、施設探しの流れも解説

老人ホームは何歳から入れる?入居のタイミング、施設探しの流れも解説

更新日 2024/04/02

老後のことを考えたときに、老人ホームに入居することを検討する人も多いでしょう。もしかしたら「老人ホームは何歳から入れるの?」「何歳くらいの人が入居しているの?」と考えている人もいるかもしれません。

そこで今回は、年齢やタイミングなど、老人ホームへの入居について解説。入居に際して不安を感じている人はぜひ参考にしてください。

老人ホームは何歳から入れる?

老人ホームの多くは、入居条件を「60歳以上」もしくは「65歳以上」としています。

介護度が高い人が入居する傾向のある介護付き有料老人ホームは、「65歳以上」と設定していることが多く、サービス付き高齢者向け住宅などの比較的自立度の高い人が入る傾向のある施設では「60歳以上」と入居時の年齢を定めていることが多いです。

ただ、実際には年齢以外にも認知症の状態や医療行為の有無なども入居条件として設定されていることがほとんどなので、入居を考える際には確認しましょう。

60歳未満でも入居できる特定疾病とは?

基本的には60歳以上の人が入る老人ホームですが、介護保険制度で定められた16の「特定疾病」の人は、要介護認定を受けることで60歳未満でも入居可能です。

特定疾病を持つ人は、疾病が原因で要介護状態になった場合のみ介護保険が適用され、介護サービスの利用や老人ホームへの入居ができます。

16の特定疾病

  1. がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)
  2. 関節リウマチ
  3. 筋萎縮性側索硬化症
  4. 後縦靱帯骨化症
  5. 骨折を伴う骨粗鬆症
  6. 初老期における認知症
  7. 進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
  8. 脊髄小脳変性症
  9. 脊柱管狭窄症
  10. 早老症
  11. 多系統萎縮症
  12. 糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
  13. 脳血管疾患
  14. 閉塞性動脈硬化症
  15. 慢性閉塞性肺疾患
  16. 両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

出典:「特定疾病の選定基準の考え方」(厚生労働省)

老人ホームに入る平均年齢は?

老人ホームに入るのは80代であることが多いです。ただ、施設の種類によって入居者の年齢には多少のばらつきがあります。

野村総合研究所の調査によると、各施設の入居者の平均年齢は、介護付き有料老人ホームで87.1歳、住宅型有料老人ホームで84.0歳、サービス付き高齢者向け住宅で84.1歳です。なかでも介護付き有料老人ホームの7割以上は、平均年齢が86歳を超えているそうです。

参考:「高齢者向け住まいにおける運営実態の多様化に関する実態調査研究」(株式会社野村総合研究所)

老人ホームに入居するタイミングは?

「◯歳になったら入居する」と決めるよりも、心身の衰えを感じたり将来のことを考えて老人ホームに入居するのがおすすめです。では、具体的にどういった状況になったら老人ホームの入居を検討すると良いのでしょうか。

介護量が多くなったら

実際には、年齢よりも、介護が必要な頻度や量が多くなって在宅介護が難しくなったときに老人ホームの入居を検討するケースがほとんどです。

特に、在宅介護を続けることで、介護が必要な人の安全が守れなかったり健康を維持できなくなったり、介護をする人の生活や健康に影響が出ることを理由に施設に入居することが多いです。

例えば、以下のような状態になったら老人ホームへの入居を検討することをおすすめします。

  • 自宅の中を自力で歩けなくなった
  • 火の不始末が増えた
  • 薬の飲み間違い・飲み忘れが増えた
  • 介護の負担が大きいため介護をする人が体調を崩してしまう
  • 在宅介護を続けるために仕事を辞める、減らす必要がある

介護度が「要介護3」になったら

要介護3というのは、特別養護老人ホームの入居の条件のひとつ。特別養護老人ホームは費用が安価なうえに終身利用ができる施設で検討がしやすいため、施設入居のタイミングを見極める基準にしても良いでしょう。

ちなみに要介護3とは、基本的に一人で生活できず、常に介助が必要な状態のこと。車椅子を利用していたり、入浴や排泄の介助が必要です。こうした状態のため、一般的には要介護3になったら在宅介護は難しいとされています。

そのため、老人ホームに入居するタイミングとして要介護3になったときを目安とするのも良いでしょう。

老後の展望に合わせて

老後をどう過ごしたいかによって、老人ホームに入居するタイミングは大きく異なります。

「できるだけ自宅で過ごしたい」という場合は、在宅介護の限界を感じたときに入居検討を始めるのが良いでしょう。対して「元気なうちに入居して悠々自適な生活をしたい」という場合は、60代や70代前半の元気なときに入居検討を始めて早めに老人ホームに入居するのが良いでしょう。

元気なうちから老人ホームに入居するときの注意点

元気なときに老人ホームに入居すれば、急な体調不良や万が一のときでも安心。しかし、施設選びには注意が必要です。

元気なうちから終身利用できる老人ホームを選択すると、介護が必要な人や認知症の人と一緒に生活する可能性も。介護が必要な人が多い施設の場合、イベントやレクリエーションが物足りなく感じることもあるでしょう。老人ホームに入ったことでストレスを感じる場面が増えるかもしれません。

また、そうした身体・生活レベルのズレにストレスを感じて部屋にこもりがちになり、入居してから気力や身体機能が低下するおそれもあります。

そのため、元気なうちから老人ホームに入居する場合は、以下の点に注意して施設探しをしましょう。

  • 身体状況が近い人が多いか
  • 外出やイベントが充実しているか
  • 元気な入居者と介護が必要な入居者のフロアを分けているか

老人ホーム探しは早め早めに

老人ホームを探すのは、なるべく早めに始めるのがおすすめです。「自宅での生活はもう難しい」と感じてから一から老人ホーム探しを始めると、以下のような問題が起こる可能性があります。

  • すぐに入居したいのに、希望施設に空室がない
  • 介護に忙しくて施設探しの時間がない
  • 認知症で適切な判断ができない
  • 体力が低下して見学に行けない

施設探しは、各施設の情報を集めて希望条件に当てはまる施設の中から複数の施設を見学して比較検討したり、必要な書類を取り寄せたりと、さまざまな手間と時間がかかります。

希望する施設に入居するには、情報集めから入居までに2ヵ月~半年はかかると考えましょう。最短でも1ヵ月はかかるので、早め早めの行動をしましょう。

老人ホーム探しの流れは?

老人ホームに入居するまでには、大まかに以下の7つのステップがあり、大半はこの流れにそって入居が進みます。

老人ホーム入居までの流れ基本の7ステップ

老人ホーム探しのチェックポイント

老人ホームを探すときに、ぜひ確認しておきたいポイントがあります。後悔のない老人ホーム選びのために、施設の情報集めや見学の際には以下の点に注目して探してください。

  • 施設全体・スタッフの雰囲気
  • 費用の内訳
  • 介護・医療体制
  • 食事内容
  • 立地・周辺環境
  • 設備
  • 入居後に思い描く生活ができるか

よくある質問

老人ホームには何歳から入居できますか?

原則としては60~65歳から入居できます。ただし、介護保険制度で定められている16の特定疾病を持つ人は60歳未満でも介護保険が適用されるため、老人ホームに入居可能です。

老人ホームに入っているのは何歳くらいの人が多いですか?

老人ホームの種類で入居者の平均年齢が異なります。平均年齢は、介護付き有料老人ホームで87.1歳、住宅型有料老人ホームで84.0歳、サービス付き高齢者向け住宅で84.1歳となっています。

介護度が高い人が多い施設ほど、平均年齢も上がる傾向があります。

比較的若いうちから老人ホームに入居すると問題がありますか?

老人ホームの一般的な入居者の年齢よりも若いときに入居すると、他の入居者と心身の状態にギャップを感じて、ストレスを感じる可能性があります。また、レクリエーションやイベントが物足りなく感じるかもしれません。

その結果、老人ホームでの暮らしがつまらなく感じて自室にこもることが多くなり、心身機能が低下するおそれがあります。

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