東京都心へのアクセスも良い川崎市。沿岸部は製鉄や自動車などの工場が立ち並ぶ工業地帯としても知られています。
そんな川崎市で老人ホームを探している方のなかには、「たくさん施設があって選べない!」と頭を抱えている方もいるかもしれません。
そこで、今回は「いい介護」がおすすめする老人ホームを厳選。気になる費用やアクセスなどについてもまとめていますので、ぜひ施設探しの参考にしてください。
東急電鉄田園都市線「宮崎台」駅より徒歩約6分
JR「武蔵小杉」駅、または「武蔵中原」駅より東急バス(系統:鷺02、杉06、杉09)乗車、「能満寺」下車、徒歩約4分(約300m)
介護付き有料老人ホーム
●東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅より徒歩12分
●東急田園都市線「梶が谷」駅より徒歩11分
住宅型有料老人ホーム
小田急小田原線・多摩線「新百合ヶ丘駅」より徒歩9分(約660m)
住宅型有料老人ホーム
東急田園都市線「たまプラーザ駅」より徒歩12分(約990m)
介護付き有料老人ホーム
JR南武線「中野島駅」より徒歩3分(約210m)
介護付き有料老人ホーム
東急田園都市線「鷺沼駅」より徒歩5分(約390m)
介護付き有料老人ホーム
東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩6分(約460m)
住宅型有料老人ホーム
小田急小田原線「生田駅」より徒歩6分(約480m)
介護付き有料老人ホーム
●小田急小田原線「百合ヶ丘」駅北口より徒歩4分(約320m)
●小田急小田原線「新百合ヶ丘」駅北口より徒歩11分(約880m)
市区町村 | 中央値 | 平均値 | ||
---|---|---|---|---|
入居一時金 | 月額費用 | 入居一時金 | 月額費用 | |
川崎市川崎区 | 300.0万円 | 23.5万円 | 413.6万円 | 25.2万円 |
川崎市幸区 | 50.0万円 | 23.0万円 | 323.5万円 | 23.3万円 |
川崎市中原区 | 687.0万円 | 27.5万円 | 1,036.9万円 | 34.9万円 |
川崎市高津区 | 730.0万円 | 26.4万円 | 853.0万円 | 30.3万円 |
川崎市多摩区 | 542.5万円 | 23.8万円 | 618.8万円 | 27.2万円 |
川崎市宮前区 | 480.0万円 | 24.1万円 | 1,714.7万円 | 29.1万円 |
川崎市麻生区 | 500.0万円 | 26.1万円 | 656.1万円 | 30.9万円 |
川崎市の特別養護老人ホームは59施設、定員の合計は5281人です。川崎市では2019年から特別養護老人ホームの入所申込手続きを一元化。川崎市老人福祉施設事業協会に必要書類を送るだけで申込みが完結します。申込書類に施設名を記入する欄が複数あるので、1度で複数施設の申込みが完了します。
民間の老人ホームである有料老人ホームは205施設、サービス付き高齢者向け住宅は48施設。この数からもわかる通り、川崎市は民間施設が集中しているエリアで、選択の幅がかなり広いと言えます。さまざまなタイプの施設があるので、どのような施設を希望しているかをはっきりさせてから施設探しをするのがおすすめです。
参考:「特別養護老人ホーム一覧」(川崎市)
2022年10月時点で、川崎市の高齢者数は31万5728人、高齢化率は20.5%です。全国の高齢化率29.1%と比べるとかなり低い水準にあることがわかります。
しかし、2019年には75歳以上の後期高齢者の数が前期高齢者の数を上回っており、今後も高齢者の割合は増えていく予想です。
こうしたことをふまえて川崎市では、ニーズ増加を見越して介護サービスの基盤の整備を推進。特に在宅介護サービスの需要増加が想定されることから、在宅介護サービスの充実を目指しています。加えて、高齢者が地域とつながりを持ち続けられるような仕組みづくりを進めています。
参考:「第8期 川崎市高齢者保険福祉計画・介護保険事業計画 かわさきいきいき長寿プラン」(川崎市)
川崎市では、高齢者や介護をする人を支援する取り組みをおこなっています。主な事業は以下のとおりです
「いこい元気広場事業」とは、65歳以上の市民を対象とした無料の健康づくり・介護予防プログラムです。
市内48ヵ所にある「いこいの家」などの市営施設で週1回開催されています。プログラム内容は、転倒予防の体操や健康づくりに関する講話など。座ったままできる体操や脳トレなどをおこなっています。
対象者は65歳以上の高齢者。ただし医師から運動が制限されている人や要介護1以上の認定を受けている人は参加できません。
参考:「いこい元気広場事業」(川崎市)
高齢者外出支援乗車事業は、70歳以上の高齢者が路線バスに優待乗車できる取り組み。高齢者の社会参加を促進し、福祉の増進を図ることを目的としています。
利用するには、事前にICカードの番号を「高齢者特別乗車証」として登録する必要があります。ただしスマートフォンやクレジットカードと一体になっているICカードやバスの定期券は登録できません。登録されたICカードを用いることで、大人料金のおおむね半額でバスに乗車できます。
参考:「高齢者外出支援乗車事業」(川崎市)
65歳以上の高齢者を対象に、「かわさき福寿手帳」を交付しています。この手帳は介護保険制度や生活の相談窓口などの情報をまとめているものです。そのほかにも、高齢者が利用できる制度や公共施設、優待を受けられる施設などについても記載されています。
また、優待施設で利用できる優待券も掲載されており、高齢者の生活を総合的に支援する手帳となっています。
参考:「かわさき福寿手帳の交付」(川崎市)
紙おむつ等介護用品の給付事業は、要介護高齢者やその家族の負担を軽減するための支援制度です。
対象者は、要介護認定が要介護3以上の高齢者で、かつ紙おむつを必要とする方。医療機関や施設に入院・入所している方は対象外です。
月5000円を上限として紙おむつやおむつカバー、防水シーツ、使い捨て手袋、消臭剤などが給付されます。上限を超える額については利用者負担となります。
参考:「紙おむつ等介護用品の給付」(川崎市)
民間の老人ホームは、主に以下の4種類に分けられます。
介護付き有料老人ホームは、有料老人ホームのなかでも自治体から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている施設です。この指定を受けるためには、「介護が必要な入居者に対して介護スタッフと看護職員の数が3対1以上」などの介護体制に関する条件を満たす必要があります。
つまり、介護体制が特定施設入居者生活介護の指定を受けていない施設よりも充実していると言えます。
看取りまで対応している施設も多くあるため、「終の棲家(ついのすみか)」を選ぶうえでも選択肢のひとつとなるでしょう。
住宅型有料老人ホームには要介護度が軽度の方が多く入居している傾向があり、入居者が楽しめるレクリエーションやイベントを充実させている施設が多くあります。
また、住宅型有料老人ホームでは生活支援サービスが受けられます。具体的には、食事の提供、居室の掃除、洗濯、買い物代行、生活相談などです。
住宅型有料老人ホームに入居して介護サービスを利用したい場合は、外部介護事業者と契約する必要があります。もし、入居前から訪問介護やデイサービスなどの介護サービスを利用している場合は、入居後も引き続き同じサービスを利用できます。
サービス付き高齢者向け住宅には、「一般型」「介護型」の2種類があります。
一般型では介護サービスを外部介護事業者と契約して利用します。食事はオプションとして必要な数だけ注文する形式です。キッチンが居室についていることも多く、自炊もできます。
介護型では介護サービスは施設が提供するサービスに含まれています。介護スタッフが24時間常駐していることもあり、頻繁に介護が必要な方も安心して暮らせる環境です。また、日中は看護師も常駐しているので健康管理を施設に任せられます。
グループホームは認知症の方のための施設です。ユニットごとに生活しており、1ユニット最大9名の少人数で生活します。
グループホームでは、料理や洗濯、掃除といった家事を入居者が協力しておこなうのが特徴。介護スタッフのサポートを受けながら一人ひとりができることをおこない、できるだけ身体能力や認知機能を維持させることを目的としています。
老人ホームに入居するまでには、以下の7つのステップがあります。
まず、地域や予算などの希望条件を整理してリストアップしておきましょう。希望条件をまとめておくと、老人ホームの情報集めがスムーズに進みます。
納得いく入居先を見つけた方は、最低3件以上の施設を比較しています。まずは気になる老人ホームの資料を取り寄せて、見学の申し込みをしてみましょう。
どんな施設が合っているのかわからない場合、気軽に「いい介護」にご相談ください。老人ホームに精通した入居相談員が希望を伺ったうえで、複数の施設をご紹介します。
介護施設への入居について、地域に特化した専門相談員が電話・WEB・対面などさまざまな方法でアドバイス。東証プライム上場の鎌倉新書の100%子会社である株式会社エイジプラスが運営する信頼のサービスです。