2022年7月、フィッシング詐欺で頻繁に騙られているサービスのランキングが公開されました。
そのランキング1位はクレジットカード会社「三菱UFJニコス」。これは、前月と変わっていません。
しかし、東日本旅客鉄道が運営しておりインターネット上での指定券予約サービス及び旅の情報などを提供する「えきねっと」、そして百貨店である「三越伊勢丹」を騙る詐欺が急増しています。
フィッシングサイトとは、実在する金融や企業などを装った電子メールを送りつけ、偽のサイトに誘導し、金品を得るためにクレジットカードの情報や銀行口座を騙し取る手口です。身に覚えのない高額な請求をされるケースもあり、最近は信憑性を高めるために企業アイコンを用いるなど、詐欺サイトは日々巧妙になっています。
歴史は長く確認された中で最も古いフィッシング詐欺は2003年にアメリカで、日本では2004年であり、インターネット普及開始期が終わり、いわゆる定額常時接続普及開始期に生まれてきたことから、まだ多くの人が知識を得られていないころに発展したと考察することができます。
また、フィッシングサイトのカテゴリ別構成比では、クレジットカードや金融関係が上昇傾向にありました。
フィッシング詐欺につながるオンライン決済は、インターネットを介して商品の支払いやサービス代金を受け取れる便利なサービスです。
「三越伊勢丹」は、コロナ禍の中で外出をせずにショッピングを楽しむ利用者が増えた事で狙われてしまった可能性があり、「えきねっと」も秋の行楽シーズンに向けて利用者が増えるため、フィッシング詐欺サイトも増えていると予測できます。
こうしたフィッシング詐欺は利用する人が対策をする事で被害を抑えられる事ができるので、正しい情報を持ち、常に詐欺の可能性について考える必要があるでしょう。
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