田中 達也さんの
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大学卒業後、カンボジアに移住。NGOスタッフとして現地の子どもたちに日本語を教える。帰国後、2年にわたりグループホームの職員として認知症介護に従事した後に独立。現在はフリーライターとして、介護業界や海外観光などに関わる記事を執筆している。保有資格:介護職員初任者研修修了、日本語教師養成講座修了。
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飲むだけで栄養補給!?スッキリ飲みやすく「たんぱく質」が摂取できる

2023年11月30日、ネスレ・ヘルスサイエンスカンパニーは、プロテインを気軽に補給できる栄養補助飲料「アイソカルクリア」の新商品「アイソカルクリア リフレッシュ(すっきりジンジャー風味)」を発売しました。 担当者は「多くの方が飲みやすいと感じられるように、テイストを工夫した」と述べています。 「アイソカルクリア」の特徴 ネスレ・ヘルスサイエンスカンパニーが手がける「アイソカルクリア」シリーズは、1本飲むだけで200kcalと10gのホエイプロテイン(たんぱく質)を補給できるのが大きな特徴。たんぱく質とエネルギーを気軽に摂取できるため、医療・介護現場でも広く用いられているといいます。 また、アイソカルクリアには次のような特徴もあります。 脂肪ゼロ 少しずつ飲めるキャップ付きパックを採用 飲みやすく工夫されたテイスト(ピーチ風味、レモンティー風味、すっきりジンジャー風味) ホエイプロテインの効用 ところで、アイソカルクリアに含まれる「ホエイプロテイン」とは、具体的にどのような成分なのでしょうか? ホエイプロテインとは、牛乳に含まれる水溶性のたんぱく質のこと。コロンビア大学の人間科学部に所属するジェーン・タング氏の研究によると、ホエイプロテインは大豆プロテインやカゼインなどのほかのたんぱく質よりも、素早く体内に吸収されることが明らかになっています。 また、アメリカ乳製品輸出協会が提出したレポートによると、ホエイプロテインは大豆プロテインや小麦プロテインなど、ほかのプロテインに比べてBCAAと呼ばれる必須アミノ酸の割合が高く、栄養価が優れていることも示されています。 年を重ねるにつれて、食欲が減退する人も少なくありません。しかし、健やかな毎日を維持するためにはたんぱく質の補給が不可欠です。今回紹介した「アイソカルクリア」なら、食欲がなくても気軽にたんぱく質が補給できるため、食欲がない人は食事の補助として試してみても良さそうですね。
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「家族信託」知っている人は2割!?認知症が原因の口座凍結を防ごう

家族信託サービス「おやとこ」を運営しているトリニティ・テクノロジー株式会社は、中年男女を対象に「資産凍結と家族信託に関する意識調査」を実施。その結果、家族信託について「きちんと理解している」と回答した人は全体の2割程度だったことがわかりました。 家族信託とは 口座名義人が認知症になると、意思能力を喪失したとみなされ、口座が凍結する可能性があります。それを防ぐ公的な制度が「家族信託」です。 家族信託の制度を使うと、認知症などが原因で、自分の意思を伝えたり財産の管理をしたりすることが難しくなったときに備えて、あらかじめ家族に財産の管理をおこなう権利を与えられるのです。 中年男女に対して家族信託に関する調査を実施 今回、トリニティ・テクノロジーは45~65歳の男女約1000人を対象に、資産凍結と家族信託に関する調査を実施しました。 今回の調査は、以下の概要でおこなわれました。 調査期間:2023年10月5日〜10月12日 対象:親が存命の45〜65歳の男女 有効回答数:1064人 調査方法:インターネットリサーチ 家族信託についてきちんと知っている人は少数 アンケートでは、「どの程度家族信託について知っているか」と質問。すると、「制度を理解している」と回答した人はわずか21%だったことが明らかになりました。ちなみに「聞いたことはあるがどんな制度かは知らない」と回答した人は52%、「今まで聞いたことがない」と回答した人は26.2%でした。 次に「(認知症などで判断力の衰えた人のサポートをする)『成年後見制度』についてどの程度知っているか」と尋ねました。すると、「制度を理解している」と回答した人は32.2%に留まったことが判明。過半数の人は「聞いたことはあるがどんな制度かは知らない」「今まで聞いたことがない」と回答していたことがわかりました。 最後に「認知症による資産凍結のリスクについて親と話したことはあるか」と尋ねたところ、「話したことはある」と回答した人は41.5%だったことが判明。一方、「話したことはない」と回答した人は57.5%でした。 人間だれしも年齢を重ねるにつれて衰えていくもの。親が元気なうちに大切なお金のことについて、話し合う機会を設けておきたいですね。
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動画を見ればリハビリの方法がわかる!?100種類の中から選択可能

このたび、デイサービス向け介護ソフトの開発・発売を手がける株式会社Rehub for JAPANは、リハビリ専門職が監修した100本の動画コンテンツをリリースしたことを公表しました。 動画コンテンツは、介護記録ソフト「Rehub Cloud」を使用することで利用可能。個人の機能訓練はもちろんのこと、集団リハビリに対応したコンテンツも複数用意しているといいます。 介護ソフト「Rehub Cloud」とは? そもそも、「Rehub Cloud」とはどのようなソフトなのでしょうか? Rehub Cloudは、デイサービス向けに開発された介護ソフトで、送迎などのサービス記録や介護記録を入力・保存可能。また、理学療法士などのリハビリ専門職以外でも適切なリハビリを提供できるように、利用者一人ひとりの身体機能に最適なリハビリプランも提案できるといいます。 Rehub Cloudの具体的な特徴は以下のとおりです。 送迎やバイタル、入浴、食事など幅広い介護サービスを記録可能 毎日のバイタルや機能訓練、申し送りの内容を業務日誌として保存可能 音声入力にも対応しているため、タブレット操作が苦手な人 利用者一人ひとりの課題に合わせて、ソフトがリハビリプランを提案 100本の動画コンテンツを公開 今回、Rehub for JAPANは、カラオケ配信サービスJOYSOUNDを手がける株式会社エクシングと連携し、リハビリに役立つ100本の動画コンテンツを製作、公開したことを明らかにしました。 公開された動画コンテンツはリハビリ専門職が監修したもので、個別の機能訓練から集団リハビリまで対応可能。 また、個別の機能訓練で使用する際は、Rehub Cloudに登録されている利用者一人ひとりのリハビリプログラムに合わせて、動画の内容を選択できるそうです。 担当者は「今後、動画コンテンツ以外でも、共催セミナーなど両社の強みを生かした取り組みを実践していく」としています。 デイサービスの中には、理学療法士などリハビリ専門職が常駐していないこともあります。今回紹介した動画コンテンツなら、利用者それぞれの身体能力に合わせたリハビリの方法を動画で視聴できるため、専門職がいなくても最適なリハビリを受けられそうですね。 参考:「Rehub Cloud」
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利用中の介護施設が倒産!?過去最低の利益率がスタッフの離職を招く?

2023年11月10日、厚生労働省は介護施設の経営状況を調べた調査結果を公開。それによると、訪問系・通所系・施設系を合わせたすべてのサービス形態における利益率(収支差率)の平均が2.4%であることが判明。この数字は、介護保険制度が始まった2000年以降で最悪の水準です。 サービスの利益が上がらなければ、給与を上げることも当然難しくなります。給与が上がらなければ人材も定着せず業務が回らなくなり、介護サービスの運営自体が続けられなくなるかもしれません。 こうした状況を変えるためには、来年度に控える介護報酬改定で大幅な改善策を打ち出すことが重要です。 本記事では、介護報酬改定が目前に迫る中、介護施設が現在立たされている状況について考えていきます。 介護サービスの利益率が過去最低に!? 11月10日、厚生労働省は介護施設の経営状況を調べた調査結果を公表。2021年度における、全サービス平均の利益率は前年度より0.4ポイント低い2.4%であることが明らかになりました。これは、新型コロナウイルス感染症が流行した2020年度と並んで、過去最悪の水準であると言えます。 2021年度2022年度増減全サービス平均2.8%2.4%-0.4%特別養護老人ホーム1.2%-1.0%-2.6%介護老人保健施設1.5%-1.1%-2.6%訪問介護5.8%7.8%2.0%デイサービス0.7%1.5%0.8%ショートステイ3.2%2.6%-0.6% 特に経営状況が大きく悪化していたのが、特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保健施設(老健)などの施設系サービス。特養の利益率は前年度より2.2ポイント低いマイナス1%、老健の収支差率は前年度より2.6ポイント低い1.1%でした。 施設系サービスは24時間365日運営しているため、光熱費などの物価高騰の影響を特に大きく受けたと考えられます。 利益率が低いから人材不足に? 経済産業省がおこなった「企業活動基本調査」によると、製造業や小売業などの主要産業における2021年度の利益率は4.3%であることが判明。介護業界平均の同年度の利益率はわずか2.4%であることを踏まえると、いかに介護領域の利益率が低いかがわかります。 利益率を上げようとしても、その源泉となる介護報酬は国が定める基準によって算定されるため、簡単に上げられないのが実情。利益が少なければ、当然職員の給与も上がりにくくなります。 2021年度におこなわれた介護労働安定センターの調査によると、介護職全体の平均給与は約370万円であることが判明。国税庁が発表した、2021年における全職種の平均給与が458万円であることを考えると、かなり低い水準であると言わざるを得ません。 また、介護労働安定センターの調査では、全国8500ヵ所以上の介護施設のうち、およそ25%の施設が「人数・質ともに職員を確保できていない」と回答したこともわかりました。 賃金をはじめとした労働条件に改善の見込みがなければ、今以上に人手不足に陥る可能性も十分にあります。こうした状況を変えるためにも、来年度の介護報酬改定で抜本的な改善策を打ち出していく必要があるのです。 介護を”受けたくても受けられない”日本に? 昨今の物価高騰がこのまま続けば、さらに多くの介護事業所が資金難に陥るでしょう。事業所の資金が枯渇すれば、人材に還元することもできず、さらなる人材不足に見舞われる可能性もあります。 資金も足りない、人員も足りないという状況が続けば、やがて介護事業が大幅に縮小したり介護事業所そのものが倒産したりする可能性も。東京商工リサーチの2022年の調査では、介護施設の倒産件数が過去最多の143件に上ったことがわかっています。 事業所の倒産によって介護施設が閉鎖すれば、施設で介護サービスを利用していた人にも多大な影響をもたらすでしょう。新たに介護サービスを受けられる施設を探そうとしても、遠隔地などの場合、介護施設そのものが近くにない可能性も考えられるのです。 日本全国どこに住んでいても、高齢者が適切な介護サービスを受けられる社会をつくるためには、介護事業所が利益を上げられる仕組み作りを早急にしていく必要がありそうです。
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生活を楽しむと認知症になりにくい!?ストレスと上手く向き合おう

新たな研究で、生活を楽しんでいる意識が高い人は、そうでない人に比べて認知症の発症リスクが低い可能性が示されました。 この研究は、順天堂大学大学院の研究グループによっておこなわれ、その研究結果は「The journals of gerontology」という学術誌に掲載されています。 今回の研究に至った背景 近年、人生の目的など人生全般におけるポジティブな心理的機能を指す「心理的ウェルビーイング」という概念が注目されています。 これまで、心理的ウェルビーイングとさまざまな慢性疾患との関連性を報告した研究はされてきましたが、認知症との関連性はまだほとんど検討されていない状況でした。 そこで今回、研究グループは中年期の男女を対象にした調査データをもとに、「生活を楽しんでいる意識」と認知症との関連性を調べることにしたのです。 生活を楽しんでいる人の方が認知症のリスクが下がる 研究グループは、1990年時点で秋田県横手、長野県佐久、茨城県水戸、高知県中央東、沖縄県中部の5保健所(呼称2019年現在)管内に住んでいた約3万9000人を対象におこなわれた調査データをもとに、「生活を楽しんでいる意識」と認知症との関連性を調べました。 研究グループが調査データを解析したところ、生活を楽しんでいる意識が高い人は、生活を楽しんでいる意識が低い人よりも、認知症の発症リスクが32%低いことが判明。また、生活を楽しんでいる意識が中程度の人も、意識が低い人より25%認知症リスクが低いことが明らかになりました。 さらに、自覚的ストレスが与える影響についても調べるため、対象者を「自覚的ストレスが少ない、もしくはふつう」と回答したグループと「自覚的ストレスが多い」と回答したグループにわけて分析。その結果、「自覚的ストレスが少ない、もしくはふつう」と回答したグループでは、生活を楽しんでいる意識がある人ほど認知症リスクが低いことがわかりました。 以上の研究結果を踏まえ、研究グループは「本成果は、ストレスをうまくコントロールしながら生活を楽しんでいる意識を持つことが、認知症の発症予防に重要だということを強調するものだ。ただし、認知症を予防するための具体的な行動を特定するためには、さらなる研究が必要だ」と述べています。 「今の生活に楽しみがない」という要介護認定を受けている高齢者には、レクリエーションがよくおこなわれているデイサービスを利用するというのもひとつの選択肢。ケアマネジャーに相談してみても良いかもしれませんね。
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冬の体調不良の原因は「冷え」!?女性は半数以上が悩んでいると回答

給湯機器などの製造や販売をおこなっているリンナイ株式会社は、全国2350人の男女を対象に、冷えやヒートショックに関する意識調査を実施。その結果、女性の半数以上が冷えの症状に悩まされていることが明らかになりました。 女性の半数以上が「冷え」の症状あり リンナイは2023年9月24日~10月4日の期間中、全国に住む20~60代の男女2350人を対象に、冷えやヒートショックに関する意識調査を実施しました アンケートでは、まず冬の時期に多い体の不調について質問。すると、44%の人が「冷え」に悩んでいると回答したことが判明。特に、女性では59%と半数以上の人が冷えの症状に悩まされていることがわかりました。 ほかにも、肩こりや便秘・下痢、気分の落ち込みなどに悩まされていると回答した人も一定数みられました。 以上の結果について、今回の調査を監修した東京都市大学教授の早坂信哉氏は「冷えは運動不足や筋肉量の低下、食事寮の低下などで熱の生産量が減少すると起こりやすくなる。特に女性は、男性よりも筋肉量が少ないため、より冷えに悩まされる人が多い傾向にある。寒いときこそ、しっかり食べて運動することが大切だ」と指摘しています。 特に高齢者はヒートショックにも注意 冷えを改善するためには、入浴も有効。ただ、冬場に入浴する際は「ヒートショック」に気を付ける必要があります。 ヒートショックとは、急激な温度差によって引き起こされた血圧の乱高下が原因で、失神や脳卒中などの症状が起こること。特に高齢者は循環器や自律神経の機能が低下しているため、ヒートショックが起こりやすいとされています。 今回のアンケートでは、ヒートショックの認知度も調査しました。その結果、「ヒートショックについて、よく(ある程度)知っている」と回答した人が全体の65%に上ったことが判明。一方で、「名前だけ知っている」と回答した人が25%、「まったく知らない」と回答した人が10%いたことも明らかになりました。 温度差が5度以上あればヒートショックは起こりうると言われています。ヒートショックを予防するためには、脱衣所では小型のヒーターを使用するなど、温度差を少なくする工夫が大切ですね。
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食事の準備が介護のストレス!?介護の中で負担を感じるときは?

朝日新聞社が運営するサイト「なかまぁる」のサブブランド「project50s」は、花王株式会社と共同で介護に関するアンケート調査を実施。その結果、食事の準備や洗濯がストレスに感じている人が多い傾向にあることがわかりました。 家族の介護をしている人を対象にアンケートを実施 今回、朝日新聞社は花王とともに家族の介護をしている人を対象に、介護生活に関するアンケートを実施しました。その概要は以下のとおりです。 調査期間:2023年7月7日~8月20日 対象:家族の介護や生活のサポートをしている配偶者や子世代 回答者数:627人 調査方法:ウェブ上でのアンケート また、アンケート回答者のうち、要介護1~5の人の家族は344人、要支援1~2または要介護認定を受けていない人の家族は283人だったといいます。 洗濯や食事の準備がストレスである人多数 2023年11月6日、朝日新聞社はアンケートの結果を公表しました。 アンケートの中で、「親や親族の生活サポート・介護をする際にストレスを感じていることは何か」と尋ねたところ、「食事の準備」と回答した人が最多であることが判明。また、「洗濯」や「通院の付き添い」といった回答も多数を占めました。 次に、「介護の洗濯」に限定して感じているストレスについて尋ねると、「洗濯物のにおい」や「洗濯前の汚れの処理」がストレスに感じている人が、特に多いことが明らかになりました。 最近では、さまざまな企業や自治体が配食サービスを展開しています。毎日頑張って食事づくりをしても、介護をしている人自身が体を壊してしまっては元も子もありません。無理のない範囲で介護を続けていくためにも、食事の準備が負担に感じている人は、一度利用を考えてみても良いかもしれませんね。
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「認知症の妻」と「心臓病を患う夫」。生と死がテーマの映画が公開

「CLIMAX クライマックス」などで知られるアルゼンチンの映画監督ギャスパー・ノエ氏が今回、認知症をテーマにした最新作「VOLTEX ヴォルテックス」を製作しました。日本では12月8日より全国の映画館で公開予定だといいます。 「病」と「死」をテーマにした最新作がリリース アルゼンチンの映画監督ギャスパー・ノエ氏が創り上げた、「病」と「死」をテーマにした最新作「VOLTEX ヴォルテックス」が、2023年12月8日より全国の映画館で公開されることが明らかになりました。 主演は、「サスペリア」などさまざまなホラー映画を世に送り出してきた巨匠、ダリオ・アルジェントで、心臓病を患い、余命いくばくもない夫を演じます。 また、フランソワーズ・ルブランが演じる妻も認知症を患っていて、残り少ない命。「VOLTEX ヴォルテックス」では、画面を二つに分割するスプリットスクリーンによって、老夫婦の「人生最期の日々」がそれぞれの視点から描かれていきます。 さらに、病や不測の出来事、家族との不和が老夫婦二人を襲い、やがて死んでいくといいます。 死までの過程を冷徹に描く 二人は元々、仲むつまじい老夫婦でした。しかし、妻の認知症が進行してからは一転、意思疎通すら難しくなり、息子ともあまりうまくいっていないようなシーンが映し出されます。 多くの映画では、死にゆく命だったとしても、支えてくれる家族や友人がいるなど希望が持てるシーンが描写されることもありますが、「VOLTEX ヴォルテックス」はそんなわずかな「救い」すらなく、老夫婦がそれぞれ歩む死までの道のりが淡々と描かれていきます。 このたび、「VOLTEX ヴォルテックス」の場面写真と30秒の予告編が解禁されました。ベッドの上で心臓発作を起こし苦しむ夫の横にいながら、認知症の妻は「うるさい」とばかりに布団をかぶるだけ…。二人の人生は、どのような結末を迎えるのでしょうか?
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人種によって認知症リスクが違う!?南アジア人は発症リスクが高い!?

新たな研究で、南アジア人は白人や黒人に比べて認知症の発症リスクが高い可能性が示されました。この研究はカレッジ・ロンドン大学によっておこなわれ、その研究結果はPLos Oneという科学誌に掲載されています。 80万人以上の高齢者を対象に調査を実施 今回、研究グループはイギリスの大規模医療データに登録された人のうち、86万5674人の65歳以上の高齢者を対象に調査をおこないました。 具体的には、高血圧や肥満、糖尿病、睡眠障害、血中濃度が低い方が認知症のリスクが高まるとされるHLDコレステロールの値といった、危険因子が認知症の発症リスクがどの程度影響を及ぼすのかについて、白人・黒人・南アジア人と人種ごとに調査を実施したといいます。 また追跡期間中に、対象者のうち14万9228人が認知症を発症したことが明らかになりました。 南アジア人はほかの人種よりも認知症リスクが高い 研究グループが白人・黒人・南アジア人と各人種ごとに認知症の発症リスクを統計的に解析した結果、南アジア人はほかの人種よりも高血圧や肥満、HLD低値、睡眠障害が白人よりも大きな認知症の発症リスクにつながる可能性が示されました。 また、黒人は高血圧が白人よりも認知症の発症リスクにつながることがわかりました。 以上の結果を受けて、今回の研究をリードしたカレッジ・ロンドン大学のナーヒード・ムカダム氏は「大規模サンプルを用いて、危険因子が認知症の発症に及ぼす影響を人種ごとに比較検証した研究は今回が初めてだ。今後は南アジア人や黒人などの民族マイノリティーにターゲットを絞った認知症予防の取り組みが必要になるだろう」と指摘しています。 今回の研究はイギリス国内の状況を調べたものであるため、日本人にも同じ仮説が当てはまるかはわかりません。 しかし、高血圧や肥満、睡眠障害などの生活習慣病が認知症につながることは多くの研究で明らかになっているのは事実。日々を健康に過ごすためにも、毎日の生活習慣を見直していきたいですね。 参考:「南アジア人、黒人と白人の民族性と認知症に対する潜在的に修正可能な危険因子の影響:英国の電子医療記録に関する研究」

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介護付き有料老人ホームとは│提供されるサービス・費用・入居条件などを解説

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